いよいよ秋のサロンシリーズが開幕いたしました!
開演二時間前の17時すぎ、演台と、笑福亭呂鶴一門のみなさまが到着され、
スタッフ皆で、ギャラリーを”寄席”へと転換してゆきました。
普段は展示台に使っている台を3つ組み合わせ、演台に昇るための階段へ変身させ、
普段は絵を飾るためのイーゼルには、”めくり”(出演者名をかいた札)をかけ、
そしていつものように壁を回転させ、客席を並べ、、、あっという間に早変わり。
準備の整った会場で、
展示している絵画作品達をじっくり見てまわられ、そして、
腕組みをして難しい顏をされながら演台を見つめる呂鶴さん。。。
落語を鑑賞するのは約10年ぶりの私。わくわく。
お囃子が鳴りはじめ、会場はいっきに賑やかで楽しげな空気に。
トップバッターは呂好さん。

さりげなく始まった小話にみな騙され、大爆笑。
演目は「動物園」。虎の皮をかぶって虎になりすますことになった男のお話。
全身を使ったコミカルでダイナミックな動きと、分かり易いストーリーが、とても楽しかったです!
そして、呂竹さん。

演目は「京の茶漬け」。
大阪言葉と京言葉の違いがなんだか新鮮で、文化の違いが肌で感じられました。
お茶漬けをすする場面では、つい、お腹がすいてきてしまいましたー!
そしてそして、呂鶴さん。

登場するや貫禄がにじみでて、会場は濃厚な空気に。
演目は「天王寺詣り」。
次々と登場する人物たちのリズミカルな会話に合わせ、呂鶴さんのお顔が七変化!
終盤に向かって、たたみかけるように繰り広げられる時事ネタにも驚きました!
物語についてゆくのに精一杯で、自分の教養の無さにちょっと悔しさを覚えもしました。。
演者と客との知性のキャッチボールでもあるのかな、と。
会場は高揚したまま、おひらきとなり、
みな、笑顔で家路につきました。
さて、ここで、お知らせ。
笑福亭呂鶴 独演会
日時:2013年11月24日(日) 13時開演
場所:淀屋橋朝日生命ホールにて
会費:3500円(前売:3000円)
問合せ:松竹芸能 tel 06-7898-9010
みなさま、お誘いあわせの上、楽しんできてくださいませ!
笑いはデトックスです!!(呂竹さん談)
(や)