「羅生門」上映とトーク
講師:伊良子序(いらこ・はじめ)氏(作家、NPO神戸100年映画祭顧問)

5月16日(火) 18:30 (開場18:00)〜 21:00
参加費:¥1,000/ASK会員および、NPO神戸100年映画祭会員¥500
主催:アート・サポート・センター神戸、NPO神戸100年映画祭

世界の映画の黄金時代と言われるのは、第二次大戦後の約十五年間。当然、技術的にはアナログの時代である。映画人は情熱を結集し、創意工夫を重ねて、戦争によって露呈した人間の本性の描写、社会描写に打ち込んだ。現在、映画製作の土台はデジタル技術に移行し、表現の可能性が格段に広がった。にもかかわらず、映画は訴える力を大きく後退させてしまった。なぜか?アナログ時代の傑作中の傑作で、世界に日本映画とクロサワの存在を知らしめた「羅生門」の映画作りを見直すことで、総合アートとしての映画におけるアナログ、デジタルの特質とその境界線について考えてみたい。

「羅生門」(1950年 大映)ベネチア映画祭グランプリ 88分
原作・芥川龍之介 監督・黒澤明 撮影・宮川一夫 脚本・黒澤明、橋本忍 音楽・早坂文雄 出演・三船敏郎、森雅之、京マチ子、志村喬、千秋実