■□■□2018年10月 Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1445号 10月27日

■□■□2018年10月
Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1445号 10月27日

            還らざるものたちへ
         三つ、それぞれに 深く 伝える

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1 蝙蝠日記

2 展覧会へのお誘い

3 伊津野雄二さんを囲んでのひと時      

4 今日の言葉
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1 蝙蝠日記
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私の心の在り様を静かに支え続けてくれた伊津野雄二さんの作品
そして言葉は私の内に日々の通奏低音のように響き続けています。

厳しくも美しい時空が現出しました。

もう一つの松村光秀展。
「寂滅為楽」
生死の苦ある今に対して涅槃の境地であることを願う松村光秀の世界。
あらゆる苦難を背負っていきぬいた松村光秀。その天才的は表現力。
資料とともにゆっくりとご覧下さい。

そして現世の不条理に怒りを爆発させながら新しい表現に挑戦しつづける
藤飯千尋。

三つのギャラリーがそれぞれに、全く違う世界を問います。

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2 展覧会へのお誘い
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伊津野雄二展「還らざるものたちへ」
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流沙をこえ
海原を渉り
長き航海ののちに
帰還せるものたちへ
そして 花咲く野に
還らざりしものたちへ
(2018 夏 伊津野雄二)

なんという美しい時空でしょうか。
http://gallery-shimada.com/?p=5642

林淳子が展示作業を報告します。
http://gallery-shimada.com/blog/?p=8176

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松村光秀展「寂滅為楽」
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在日として京都に生まれ、両親の不和、母の自死。のちに幸せな家庭を持ち
ながら火事で我が子3人と妻を失う。1979年のことだった。
言葉にできないほど過酷な人生を支えたのはひたすら描くこと。そして天を
仰ぎ、煩悩は消え、悟りの境地に入る、すなわち寂滅為楽を願う日々でした。
松村は天才絵師です。
その歩みを「絵に生きる 絵を生きる ―5人の作家の力」のなかで「火が燃え
る」として書いた。
松村の筆力は藤田嗣治に負けづとも劣らない。そして宿命を背負いながら目
差しはいつも天に向けていたことを思うと、松村光秀を埋もれさせてはいけ
ないと私は歯噛みする。
島田誠
http://gallery-shimada.com/?p=5646

島田容子が展示作業を報告します。
ああでもない、こうでもない。
遅くまで作業が続きます。
会期中に貴重な資料も整えながら・・・
http://gallery-shimada.com/blog/?p=8177

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藤飯千尋展「最後の砦」
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次なるステップへ大きく踏み出した。
その覚悟を作家が語ります。
島田の言葉とともに、会場風景をご覧下さい。
http://gallery-shimada.com/?p=5649

新スタッフの山本貴士が展示作業を報告します。
http://gallery-shimada.com/blog/?p=8149

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3 伊津野雄二さんを囲んでのひと時
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27日(土)17:00から
予約不要です
伊津野さんの詩の朗読のひと時も持ちます

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4 今日の言葉
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あしたのために

見ることのない あしたのために

風は たねをはこび

見ることのない あしたのために

雨は大地をうるおす

さあ 友よ 手をかしておくれ

ぼくたちも また

この小さな庭をたがやし

たねをまこう

それは美しい 午後のために

そして見ることのない あしたのために

伊津野雄二

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