■□■□ 2018年5月 Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1414号 5月26日

■□■□ 2018年5月
Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1414号 5月26日
         
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1 蝙蝠日記  辿り着いたところ

2 展覧会へのお誘い  奥田善巳展 5月26日(土)〜6月5日(火)
            森本秀樹展 5月26日(土)〜6月5日(火)  

3 5月29日(火)の営業についてのお知らせ
  森本秀樹展については通常通りご覧いただけますが、奥田善巳展は公益
  財団法人「神戸文化支援基金」の関係行事のためにご覧いただけません。
  ご了承、お願いいたします。

4 今日の言葉  リューマチや心意気のみルノワール
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1 蝙蝠日記   辿り着いたところ
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当財団が25周年を迎へました。
その詳細な記念誌を発行いたします。
そして市民メセナとしては多額の遺贈を受け、新しい段階へと進むことに
なりました。5月29日(火)は 奥田善巳展はお休みさせていただき下記の
報告会を開催いたします。

恐縮ながら、報告会は満席となりお聞きいただくことは叶いません。
お許しください。

@@@@ 基金設立25周年と記念誌「志の縁をつないで」の刊行 @@@@
          遺贈を受け「そして未来へ」
 
1990年5月28日、40才という若さで亡くなられた亀井純子さんから託されたこ
とが基金として成長し兵庫・神戸の文化的土壌を静かに潤してきました。
それから25年。今また一人の女性から託されたこと。
それはさらに大きく未来へと踏み出すことを迫るものです。

こぶし基金の「今まで」と「これから」

私たちは新しい段階へと進め、「市民社会」を構築する試みへと挑みたいと
思っています。

>>>記念誌刊行と「そして未来へ」の報告会
(主催:公益財団法人「神戸文化支援基金」)
2018年5月29日(火) 14:00−15:00 ギャラリー島田 B1F 

改めてご報告させていただきます。 

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2 展覧会へのお誘い
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奥田善巳展   5月26日(土)〜6月5日(火)
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奥田は1963年の読売アンデパンダン展デビュー後、河口龍夫ら9名で美術家
集団「グループ【位】」を結成し、ネオ・ダダやミニマリズム、抽象表現主
義の流を汲みながら多くの現代作家へ強い影響を与えました。
今回は70年代のドローイング、墨による作品などと、80年以降の単色線描に
よる多彩な作品をご覧いただきます。
単色でありながらも表情豊かに感じられる作品からは、冷静さと力強さが同
居した奥深い知性を感じさせます。

展示作業風景
http://gallery-shimada.com/blog/?p=7779

展覧会紹介と会場風景
http://gallery-shimada.com/?p=5307

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「森本秀樹展」 5月26日(土)〜6月5日(火)
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4年ぶり5回目の個展です。描かれているのは故郷・宇和島ですが、何処にで
も、誰にでもある確かな記憶を染色し、脱色し、風雪に晒し淡いようで深い
絵肌でどこか非現実めいた狭間へと誘います。懐かしさに包まれた記憶、風
景、刻がモノローグとなって囁きかけ、消された形や色が私たちの記憶の微
睡のうちに蘇って来るようです。今を生きる日々に思いがいつも帰っていく
場。私たちはその旅の同行者となるのです。

展示作業風景 スタッフMの報告です
http://gallery-shimada.com/blog/?p=7786

展覧会紹介と会場風景
http://gallery-shimada.com/?p=5310

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4 今日の言葉
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長生きはせぬと言われて八十の春  

凍る墓詣でピと鳴く鳥やよし  

リューマチや心意気のみルノワール 

男在り夜中に独り餅を焼く
                     

(奥田善巳の亡くなる直前の句)

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