■□■□ 2018年2月 Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1399号 2月10日

■□■□ 2018年2月
Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1399号 2月10日
 
         こんなに面白い展覧会もなかった

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1 蝙蝠日記  謎の神戸

2 展覧会へのお誘い  「旅の窓から2」

3 サロンのおしらせ  Memorial Bookで振り返るギャラリー島田の歩み

4 今日の言葉   新しいコラム 「旅にしあれば」
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1 蝙蝠日記  雪に埋もれた盛岡から
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40周年は沢村澄子展を津高和一展で幕を開けました。
岩手の盛岡から10日あまりの滞在。豪快かつ繊細。みんなを巻き込んで、沢
村さんは巻き込まれて??
お手紙に「現実は小説より奇なり」「夢のような神戸」でも、全ては謎のな
か。
要は Batman magic のようです。
私信でした。ごめんなさい。

そしてcollection展も大きな作品をそろえてご覧いただき、築山有城展が続
きました。
http://gallery-shimada.com/?p=5122  (開催中)

デビューした福島千佳さん。
4年間の助走を経て飛び出した「宇宙旅行」。
気持ちのこもった作品。大胆な空間構成、人柄も相まって連日多くの方が楽
しんでおられました。
そして驚くほど多くの作品が求められました。
これからです。

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2 展覧会へのお誘い
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40周年記念 こうもり鉄道でゆく「旅の窓から2」
ギャラリー島田コレクションによる40年   2/10(土)~28日(水)
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こんな展覧会です。
http://gallery-shimada.com/?p=5137

今回は、出発のターミナル駅(1月20日 〜31日)に続く駅です。それぞれの
停車駅(collection展)では今までもユニークな企画を作ってきたstaffが
art-chefとなりcollectionを素材として逸品をご用意(curation)いたしま
す。
「旅」「駅」として、なによりも郷愁を誘います。
art-chef、であり西村功先生がよく描かれた車掌さんはスタッフHです。
http://gallery-shimada.com/blog/?p=7618

窓の眺めが変わるように作品も変わるかもしれません。

  

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3 サロンのおしらせ
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Memorial Bookで振り返るギャラリー島田の歩み No.2
ギャラリーで展覧会をされた作家さん方が、個展の度に記念に残して下さて
いる記念の絵を今回映像にまとめました。
大変、好評でしたので、限られた人数で、シリーズ化していきます。
貴重な画像を見ながら、島田が40年を振り返り、お話させていただきます。
ご覧いただく画像は同じですが、島田の語りは即興です。
次回は2/24(土)14:00〜 25名様。
無料ですが、準備の都合、ご予約お願いいたします。
info@gallery-shimada.com

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4 今日の言葉   旅にしあれば
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40周年を記念してgallery informationに新しいコラム「旅にしあれば」を
スタートしました。


確か二〇〇六年秋だったと思う。ギャラリー島田に島田誠を訪ねた。近々オ
ープンする大学の文化講座にご協力いただけないかという頼み事であったが、
快く、応諾していただいた。さらに私が石井一男の絵に心ひかれて取材を重
ねていくなか で、島田との交流も深まった。
絵の目利きであることは無論のこと、広く文化全般への造詣深く、プロデュ
ース力に優れた人だった。その底に、氏の志が 潜んでいることが感じられ、
ちょっと得がたい人であることを知っていった。 石井が島田のもとを訪ねた
のは、たまたま、である。ギャラリーが発行しているインフォメーションを
読んで、このような人なら自分の絵を見てもらえるかもしれない……。
やがて石井の個展が開かれ、「女神像」は話題を呼んだ。 以降、個展は毎年
開かれ、石井は人気画家となっていく。拙著『奇蹟の画家』は、無名のまま
に埋もれていた画家と、そういう画家を発掘した島田の物語である。 ギャラ
リーがスタートして四十年。島田が見いだし、サポートしてきた画家は数多
い。氏の言葉に「絵の居場所」があるが、 この間、氏のプロデュース力に
よって居場所を得た絵は随分の数に上るだろうと思う。
プロデュースとは視えにくい仕事であるが、文化はすべて、プロデューサー
がいて世に現れる。島田にはこれから先も長く 長く頑張ってほしいと願う
が、世の習いとしていつか活動が止まるときがやってこよう。そのとき私た
ちは、氏の仕事の意味と 存在の大きさを、愕然とする思いで噛み締めること
になるだろう。

後藤正治(ノンフィクション作家)

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