■□■□ 2017年12月 Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1388号 12月16日

■□■□ 2017年12月
Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1388号 12月16日
 
               滑稽新聞 
           今どきのジャーナリズム 

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1 蝙蝠日記   瓶は頭で割るものではない

2 展覧会案内  20日が最終日です。お見逃しなく。

3 ご招待情報  いろいとと取り揃えています

4 今日の言葉  迫害は勝利であると知り給へ
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1 蝙蝠日記
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トンカ書店さんから店に復帰された葉書が届いた。なんと凝った葉書だろう
と感心した。
滑稽新聞 明治四十年十月5日発行を復刻したような時代色、さすがトンカ
さん、店へ復帰しただけでこんな挨拶状をつくるかと思ったけど、気が付い
た。
絵葉書に私への言葉だけ手書きだった。と、いうことは?
滑稽新聞の宮武外骨が好きで、今時のジャーナリズムへの腹立ちから枕元に
置いて時に開いていた。(吉野孝雄「宮武外骨」河出書房新社)
でも寝入りばなに読む本ではない。
滑稽新聞 明治四十年十月5日ころの外骨を調べようと本を開くと、なんと
最後の奥扉にトンカ書店のシールが貼ってある、私がトンカ書店で買った証
であり、今回の、それを知ってその絵葉書を選んだとしたらトンカさん恐る
べし。
それにしてもマッチポンプのような最近の新聞にはうんざりする。気骨は何
処へいったのか。
相撲話しはもういい。
腹が立っても瓶は頭を割るものではない。
それで思いだしたのが村上三郎(具体GUTAI)さんの逸話「ビール瓶事件」
のことだ。

メタモルフォーゼというバーにあらゆる雑多な人があつまり熱気に満ちた、
そして時に青臭い芸術論が飛び交っていたという。
喧々諤々の議論が続いていた・・・その時突然!
「ガッチャーン」
あたりはシーンと静まり返りました。まさに水をうったように。
そしてみんなは、そそくさと帰っていき、あとに一人、一点を凝視して座っ
ている村上三郎がいて、くすっと笑った。
(「具体GUTAI ビターズ二滴半―村上三郎はかく語りきー」坂出達典/P41)

ビール瓶は頭で割るものではなく床で割るのが、まさにperformanceであり、
この場ではhappenningなのですな。

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2 展覧会案内  20(水)までです
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大竹茂夫展「ヤドリネコの生活史」  
http://gallery-shimada.com/?p=5032

内海聖子展
http://gallery-shimada.com/?p=5035

内海さん、本日より展示替えし、巨大チェスの作品を実際に触ってプレイし
ていただけるようになりました!
チェスをされる方もされない方も、大人も子どもも、プレイしにいらしてく
ださいね。
お相手は偶然、チェスを嗜まれる大竹茂夫さんがつとめてくださるかもしれ
ません!チェスとキノコと〇と・の奥深い世界へようこそ。

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3 ご招待情報 いろいろ
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20日、16:00でギャラリーは終わりますので、すべて入り口に置いています。
無くなっていたらごめんなさい。
兵庫県立美術館、横尾忠則現代美術館、神戸市立博物館、姫路市立美術館
神戸ゆかりの美術館、BBプラザ美術館、兵庫陶芸美術館、その他

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4 今日の言葉
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迫害は勝利であると知り給へ(中略)滑稽新聞は迫害を受ければ受けるだけ、
一社の勝利である。迫害を受けた志士の妻が離散せし如く、滑稽新聞を打ち
潰されて、小僧や下女までが泣いて里方へ帰る様になれば滑稽新聞社万歳で
ある。

これは滑稽新聞 三十八号から。
私がトンカさんから受け取ったのは百四拾八號から。

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