■□■□ 2017年6月 Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1327号 6月10日

■□■□ 2017年6月
Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1327号 6月10日 
 
           次はどこへ? 精神科ですね  

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1 蝙蝠日記  
      
2 展覧会案内
  「ギャラリー島田コレクション 現代美術家たちのドローイング 」
  「里井純子展」

3 今日の言葉
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1 蝙蝠日記
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音楽が歪んで聴こえる。
何ということだ。
いろいろ検査を受けた。
最後は脳神経科でMRIを。
1989年7月27日、脳脊髄の手術を受けた。
幸い再びの命をいただいた。
その恩人の先生を訪ねた。
先生は満面の笑みで「島田さん、脳はとてもきれいですよ」

では、次はどこで検査をうけましょうか? と聞く。

「精神科ですね」
これは冗談。
でも、いまの日本の状況はあまりに異常で、気が変になりそうです。
そう思いませんか?

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2 展覧会案内 
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「ギャラリー島田コレクション 現代美術家たちのドローイング 」
6/10(土)〜6/21(水) B1F
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ギャラリー島田コレクションによる、奥田善巳を中心とした現代美術家たち
のドローイング展です。
重要な作品が並びました。
http://gallery-shimada.com/?p=4500

緊張感のある、そして端正な空間です。
奥田さんは初めてご覧いただく初期のドローイングも。
1968、1973、1974、1977などのペン、墨、コラージュ、油彩などのドローイ
ング。
松谷武判、元永定正、黄鋭、堀尾貞治、上村亮太、梅田恭子などの印象的な
作品が・・

スタッフブログから
http://gallery-shimada.com/blog/?p=7168
貴重なアーカイブでもあります。

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「里井純子展」6/10(土)〜6/21(水) 1F deux
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2012年の初個展から5年ぶりの個展です。前回のオイルパステルで塗りこめら
れた花の連作は、華麗とは遠い陰影を宿し、ひたむきに押し殺した声を発し
ているように見えた。
そして今回。
「あそびましょ」は無邪気ではない。囁くこえが空、地、森、海、人々へと
木霊し、次第に宇宙へと美しくもまた哀切に交響する。

会場風景です。
http://gallery-shimada.com/?p=4480

展示作業風景から
http://gallery-shimada.com/blog/

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3 今日の言葉
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絵画を今の美術(コンテンポラリー)に位置づけるとするならば、自分と他
者を分けて世界をみようとする固定的な視線への拒否、つまりは「わかりに
くさ」、そして映像的ではない「それがここにある」生々しさ、過去でも未
来でもなく、「今ここにそれを見る」という生々しさが意味を持ってくると
思われる。(中井浩史) 
ギャラリー 301 中井浩史展 資料から  6月11日まで
http://www.gallery301.jp/

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