Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE   Info―1246号    9月4日

Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE
  Info―1246号    9月4日

  六輔 永(なが)のお別れ会
      最終回     
1 蝙蝠日記 借りを返さねばと心は焦る
2 今日の言葉  個に徹し、時に連帯も恐れず

登録、解除は下記から

メルマガ登録・解除フォーム(バックナンバーリンク)
http://gallery-shimada.com/mailmagazine/
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 
蝙蝠日記  今、記録しておかねば

赤坂BLITZで「永六輔を送りまSHOW」を終えて、坪谷令子さん、荒井きぬ枝さん、それに理論
社の岸井美恵子編集長を交えて落合恵子さんのクレヨンハウス(表参道)へ
そこの灰谷健次郎コーナーでご報告。この日、「SHOW」では小室等さんの歌と語りを聞いた
ので、思いがけなく、私が着ていた「ゆめ風」のTシャツの三人にお出会いできました。
そして、ここの自然食レストランで永さんに「献杯」を上げたのでした。

1244号の今日の言葉で紹介したように永さんと最初の出会いは佐本進先生を偲ぶ佐本メモリ
アル(1991年)でした。考えてみればそのころ永さんはまだ58才。
前号で書いた神戸空港にまつわる「大切なことはみんなで決めよう」の活動に協力して下さっ
た1998年のころが65才のころでした。

その年齢から9才を引いたのが当時の私ということです。

永さんのぶれない立ち位置には限りない敬意を覚え、我が身を粛然と振り返らせます。
もう一人の「心の師」である加藤周一さんも、神戸での「囲む会」に何回も運んでください
ました。なによりも自由であることを尊び、フラットな関係を大事にされる点において通じ
るところがあります。
その借りを返さねばと心は焦るのです。

「SHOW」に出ていらしたピーコさんがNHKの追悼番組で話した永さんの最も大切な「戦争
をしてはいけない」というくだりが削られていたのですね。
http://bylines.news.yahoo.co.jp/shinodahiroyuki/20160902-00061771/

神戸でもこんなことがありました。
神戸で石井好子さんたちのシャンソンリサイタル「パリ祭」が毎年、神戸文化ホールで開催さ
れていて永六輔さんが司会をされていたのですが「大切なことはみんなで決めよう」と一緒に
行動して下さっていた永さんが、その舞台で「みなさん、神戸空港なんていらないですよね」
と呼びかけると、客席から大きな拍手が湧き起こったそうです。
その後、神戸での「パリ祭」は立ち消えになりました。
「パリ祭」は市民が蜂起し王政を打倒した記念日のはずで「大切なことはみんなで決めよう」
はパリ祭の精神に最もふさわしいのですね。

永さんは私たちの「木を植える人の会」に協力して辛淑玉(しんすご)さんとの「女大学」
の愉快にして辛辣な対談を。(岩波新書654「夫と妻」P.35〜57に収録)

2003年には第1回の「NGO・NPOのファンドレージュングのための夜会ぼたんの会」の
ために灰谷健次郎さん、柳田邦男さんとともにの記念講演会(神戸新聞松方ホール)を。

2004年には永さんと坪谷さんの絵本『いのち』(理論社)の出版記念展(ギャラリー島田)で
灰谷さんと共にお話しを。

2008年には坪谷さんの個展「いのちはまるい」(ギャラリー島田)に際して、1月27日(日)
に小宮山量平(理論社創業)さんがギャラリー で「児童文学へのレクイエム、そして希望」を、
東亜ホール(トア・ロード中華会館7F)に場を移して永さんを囲んで趙博(シンガーソング
ライター)さん、真喜志好一(沖縄・建築家)さん坪谷さんと私がトークの会を行いました。

前回、ご紹介した市内、各所を一日回って下さったのは「点転トーク」と名づけていました。

このように何度も何度も市民の活動を応援して下さったのです。


長くて、読みづらいメルマガにうんざりされていることと思います。
もっと分かりやすい、楽しいメルマガがいいと、よく言われます。(昨日も言われた!)
最近では
財布を失くした と どこかで見たおっさんが が 好評でした。
今回も長くて、よくわからん話でごめんなさい。
でも、今、振り返って記録しておかねば、私の劣化し続ける記憶装置ではこうした事実が永久
に消えてしまうと恐れるのです。
事実、ネットの検索で出てこないことも多いのです。
そして
借りを返すことを皆さんと考えていきたいのです。

■■■
今日の言葉
「この羊は、しかし群れない。牧者にひたすら従うことをしなし。その眼はやさしいが鋭く、たちまちにし
て牧者の真贋を見分ける」 樋口陽一さんによる加藤周一「羊の歌」の帯への文。
「連帯を求めて孤立を恐れず」という言葉があったが、私の場合は「あくまで個に徹し、時に連帯も恐
れず」なんです。
樋口陽一「人生の贈りものー私の半生」 朝日新聞2016年6月9日夕刊から

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
公益財団法人「神戸文化支援基金」(こぶし基金)は兵庫・神戸の文化の土壌を
豊かにする芸術活動に助成しています。
http://www.kobushi-kikin.com/
本基金へのご寄付は、公益財団法人への寄付として寄付控除の対象となります。
・みなと銀行 北野坂支店 普 1656831 公益財団法人神戸文化支援基金
銀行からのご寄付の場合は必ず、お名前、ご住所などをメール・FAXなどでお知らせ
下さい。
・郵便振替口座:公益財団法人 神戸文化支援基金 00950-0-322393
 他行から振込みの場合は店番 099 当座 0322393
■発行元 ギャラリー島田・アートサポートセンター神戸
〒650−0003 神戸市中央区山本通2-4-24リランズゲートB1F・1F
TEL&FAX  078−262−8058
HP  http://gallery-shimada.com
MAIL info@gallery-shimada.commailto:info@gallery-shimada.com