□■□2016年9月 Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE   Info―1245号    9月2日

□■□2016年9月

Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE
  Info―1245号    9月2日

  六輔 永(なが)のお別れ会
       その二     
1 蝙蝠日記   心くばり

2 展覧会案内  松村光秀の世界の新しい発見 鳥獣擬我 (企画:樋口ヒロユキ)
         明日からです。是非、お運びください。
3 土曜サロン:9月3日(土) 樋口ヒロユキ氏による「松村芸術の魅力」
         画像を交えての作品分析、樋口さんの語りの魅力をどうぞ
4 展覧会案内  竹永貴美子展 明日から
5 今日の言葉  
電波のとどく先に行って話を聞き、人々の言葉を届ける仕事をしてください

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■■蝙蝠日記 心くばり

 新聞報道によるとお別れ会に参列されたかたは1100人。ただ最初に斎場に招き入れられた
のは500人くらいでしょうか。何らかの形で招かれる必要があり、幸い、その内の一人でした。
でも主会場ではなく第2会場(TVモニター)の真ん前に座れ、一部始終を体全体で受け止めて
きました。

 開式10分前に永さんの次女麻理(親族代表)が第2会場に来られ「皆さんがこうした場所
におられることを申し訳なく思います。でも父はあちら(主会場)の方たちより、ずっとこち
らにおられる方の方に心を寄せ、大切に思う人でした」と笑顔で挨拶されたのでした。

 式ではどなたもメディアで存じ上げているかたが、それぞれの思いをそれぞれの振る舞いに
込めて語られました。
 「パーキンソン病のキーパーソン」リハビリで「上を向いて歩こう」を歌わされたエピソー
ドなど、ご本人から聞いた言葉も多く、その連想が聞いているみんなを包み込み永さんがそこ
におられ、飾られた写真そのもののように微笑んでおられる、そんな気がしました。

 麻理さんの心配りで思いだしたことがあります。
阪神大震災のあと、私たちは神戸空港の計画に反対し、「大事なことはみんなで決めよう」と
「住民投票」を要求する活動をしていました。
永さんも賛同され様々に協力してくださいました。
ある、一日、
まるまる一日、神戸市内、各所で永さんを囲む会を行脚するように回っていただきましたが
「どこで昼食、どこで休憩」と説明すると「そんなことは一切不要です」「みなさんのために
きました。目いっぱい、私を使ってください」と言われ、帰りの新幹線にお送りするまで、休
憩を取られることはありませんでした。

永さんのことを様々に思い出し、資料を見ていたら、私たちの「木を植える人たちの会」が発
行した「WAVE117緊急別冊 神戸空港・住民投票をどう考える」(編集長:渡邊仁)という
ブックレットが出てきました。表紙は長新太さん。その巻頭は「大切なことはみんなで決めよ
う」と私が書き、名だたる方たち186人の異論な激論が載っていました。

ここでお伝えしたいことは、まったく忘れていて、今回、読みなおしてハットしたことです。
黒柳徹子さんからの文が、寄せられているのです。
しかも、そうとう長い文でした。
神戸空港のことをよく知らないことを詫びながらユニセフの仕事で難民のキャンプなどに行っ
て感じて来られたことにふれながら、
結びには
私が神戸の皆さんを心配し本当に悲しい思いをしていらっしゃる人が、今も沢山いらっしゃる
ことを知っていますし、いつも心を心を痛めていると、お伝えしたくて書きました。(略)
皆さん元気を出して素敵な皆さんの神戸を作ってください。こころから、お祈りしています。
(1998年9月)

お別れ会での黒柳さんの永さんへの言葉も予定の5分を超え16分40秒。
ユーモアを交えながらですが、心に深く届くもので黒柳徹子という全存在が永さんとの深い
友情とともに伝わり心が揺さぶられました。

そして、私たちのいわば社会運動系と見られがちな活動にもためらわず誠実に応じられる姿
は、まさに人と成りを伝えていて、そのことを忘れていた自分を恥じました。
(続く)
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松村光秀 鳥獣擬我 (企画:樋口ヒロユキ)
いよいよ開幕です。
展覧会については下記で
http://gallery-shimada.com/?p=3906
スタッフブログは下記で
展示作業風景を
http://gallery-shimada.com/blog/?p=6595
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土曜サロン:9月3日(土) 樋口ヒロユキ氏による「松村芸術の魅力」
作品画像を交えて、今まで及びもつかなかった松村芸術の深層に迫ります。
選びぬいて構成された鳥獣擬我。
作家の表現の根底にあるものを鳥獣を切り口に語ってくださいます。

松村先生の娘さんである本島志奈子さんも来られますので、さらに、その背景にある真相に
も迫れるかもしれません。

17:00から。
無料ですが、会場準備のため、メールか電話(Faxも同じ)でご一報をお願いいたします。
MAIL info@gallery-shimada.com
電話   078−262-8058
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竹永貴美子展  3日(土)から
竹永貴美子の2回目の個展です。
作家の言葉を下記でお読みください。
作家としての成長の証をご覧ください。
http://gallery-shimada.com/?p=3900
展示風景です。
http://gallery-shimada.com/blog/?p=6608

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「電波のとどく先に行って話を聞き、人々の言葉を届ける仕事をしてください」
宮本常一(民俗学者)
永さんが放送の仕事に入るときに伝えたことば。
「ぼくはその約束を守り、ラジオだけでなく、活字にもしてきた」(永)
永六輔「伝言」(岩波新書) かきおき または あとがき から
蝙蝠から
永さんはテレビの世界でも作詞の世界でも寵児となった。
お別れ会でも、これもか、これもかと懐かしい曲が流れた。
でも、みずからその世界を離れ、宮本さんの伝言を原点としてきた。

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公益財団法人「神戸文化支援基金」(こぶし基金)は兵庫・神戸の文化の土壌を
豊かにする芸術活動に助成しています。
http://www.kobushi-kikin.com/
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