□■□2016年8月
Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE
Info―1239号 8月20 日
心新たに
1 蝙蝠日記 心新たに
2 展覧会案内 東影智裕展 Restore Point 復元ポイント 今日から
東影美紀子展 ふとした思い
3 今日の言葉 ポーランドへの不思議な道筋を感じて。
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■■蝙蝠日記 心新たに
夏休みを満喫したスタッフが元気な顔で揃いました。
6月、7月は壮絶な日々でした。
「加川広重記録集―フクシマ」の編集追い込み・完成・送付。
ギャラリー島田Troisの工事、ご披露や、それにまつわる倉庫の工事。
140名が参加する「Now the time to go」。
KOBE ART AWARDの贈呈式。
そして今日から新しい展覧会がはじまります。
心新たに。
ギャラリー島田 アート・サポート・センター神戸 公益財団法人「神戸文化支援基金」
この三つの柱をスタッフ 外部スタッフ インターンといったチームが有機的に連携しながら
COMONSを形成していきます。
スタッフにはそれぞれのDESKTOPのPC.そのほかにもNote PC。どこでもPC作業が出来
る環境になりました。それらは外部スタッフのPCともやりとりしながら。
(こうした環境整備は島田陽建築事務所が手伝ってくれました)
インターンさんもドイツからのマティーナさんは8月で卒業、新たにブルガリアやフランス系
の方を含め3名の方が加わりました。
■
東影智裕展 Restore Point 復元ポイント 8月20日(土)〜8月31日(水)B1F
東影智裕は若手造形作家として最も注目され、自身の世界を拡げ、それがまた確実に評価
されてきました。
2011年にミニアテュール神戸展に招待、そしてこの年に東影が本格的に認められることになる
龍野アートプロジェクトへと繋がっていく。
東影さんのギャラリー島田での2012の展覧会は
http://gallery-shimada.com/?p=762
東影さんの2014年の展覧会は
http://gallery-shimada.com/?p=2042
この年、姫路市立美術館での「郷土の作家たち展」に招待。
2016年
「五島記念文化財団 第27回五島記念文化賞」を受賞。海外留学先としてポーランドを選び、
夫妻で 来年、一年間の在外研修を行う予定。そして帰国展。
今、ここでは作品については語りません。
その衝撃は、やはり実際に見ていただくしかありません。
東影智裕のHPは下記
http://higashikage.info/higashikage-tomohiro-top/
今回の個展は今までの東影展に比して、大規模なものです。
まだブログでは設営風景しかご覧いただけませんが・・・
http://gallery-shimada.com/blog/?p=6563
■
東影美紀子 ふとした思い 8月20日(土)〜8月25日(木)1F deux
東影さんのパートナーで銅版画家。ギャラリー初登場です。誠実でユーモアを
含んだ美しい作品です。版画の技法ですが、今回は、すべて一点もの。
そして版画技法を発展させた作品も。
ポーランド研修を経ての展開が楽しみな作家です。6日間の展示です。
http://gallery-shimada.com/blog/?p=6576
■■ 今日の言葉
東影智裕さんによるエッセイ「美の散歩道」(画廊通信2016年8月号)から
昨年、姫路市立美術館の不動美里さん、神奈川県立近代美術館の李美那さんに推薦いただき、
今年の春、五島記念文化財団より、第27 回五島記念文化賞 美術新人賞を受賞し、来年3月
からポーランドに1年間研修に行く機会をいただきました。
少し前までは自分が海 外に行くなんて考えたこともなかったのですが、そんな僕がポーラン
ドを研修先に選んだのは、今思えば驚くほど自然に道筋ができて いたような気がします。
元々はポーランドがどこにあるかも知りませんでした。ポーランドを知るきっかけは、2011
年に、高校の先輩である、画家の須飼秀和さん、陶芸家の大庭和昭さんに誘っていただき、
地元姫路で初めて展示を行った際に、ポーランドの近、現代美術の研究者、加須屋明子 さん
にたまたま作品を見ていただき、芸術監督をされる龍野アートプロジェクトに参加させていた
だいたことがポーランドを知るきっかけになりました。
その後、ポーランドの作家、カントル研究会や東欧、中欧の現代美術などのシンポジウムで、
ポーランドについて興 味を持ち出していたところ、昨年の11月にワルシャワ大学日本語学科
で行われた、「日本学国際学会日本の文化と宗教における動物」 に参加し自作について発表
する機会与えていただき、ポーランドが初めてのヨーロッパ訪問になりました。
僕は東北の空気感に憧れて 、神社の軒先や橋の下で野宿をしながら東北をうろうろしたこと
があるのですが、ポーランドに訪れた際、東北と空気感が似ていると感 じました。
高校時代に平和記念資料館、原爆資料館、大久野島など、戦争遺産に触れる機会があったので
すが、ポーランドにも戦争の負の遺産があり、その場所に行く流れもあったのかも知れないと、
ポーランドへの不思議な道筋を感じています。
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公益財団法人「神戸文化支援基金」(こぶし基金)は兵庫・神戸の文化の土壌を
豊かにする芸術活動に助成しています。
http://www.kobushi-kikin.com/
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