Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE   Info―1209号  5月9日

□■□2016年5月
Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE
  Info―1209号  5月9日

       村上隆の五百羅漢と宗達の風神雷神図   

1 蝙蝠日記  宗達の隠された秘密に迫る学術ミステリー
2 展覧会案内  今週末からの展覧会予告
         古田恵美子展     14日から
         坂の上の作家たち展  14日から 
3 神戸塾、火曜サロン 『風神雷神図屏風』の雷神はなぜ白いのか
          5月10日(火) 聴き逃せませんよ。予約お急ぎ下さい。
4 今日の言葉  「おもい」を、言葉でもって書き留めること

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■■蝙蝠日記
宗達といえば宮廷御用の裕福な階級に属する法橋絵師として傑作を連発した、と思われて
きましたが、そうではなかった。宗達としての画家活動は4年間でしかなかった。

巨大な五百羅漢や奇想、多作を連発する村上隆の源流に俵屋宗達がいる。(島田仮説)

宗達は「六原ノ絵かき」と呼ばれ東山の六波羅蜜寺あたりの葬送の地、鳥辺野(とりべの)
あたりに小さな絵屋「俵屋」を営んでいた。

その宗達が角倉素庵と親交し、その追善のために「風神雷神図」を書いた。
では雷神はなぜ白いのか。

従来の学説を覆していく林 進さんの本書は専門的学術書でありながら推理小説のごとく
に面白い。

第311回神戸塾 火曜サロン
林 進「日本文化 私の最新講義 『風神雷神図屏風』の雷神はなぜ白いのか」
5月10日(火) 19:00から  無料ですが予約が必要です。お急ぎ下さい。
お話しの基となるご本は下記です。
http://www.bunkamura.co.jp/bookshop/topics/post_27.html

林 進(略歴)
2000年文学博士 (神戸大学)。1971年大和文華館学芸員、2002年神戸大学大学院客員教授
を経て、現在、関西大学・大手前大学非常勤講師。(専攻)
▲特別価格で
会場で 林さんの著作(サロンのタイトルになっています)の販売を行ないます。
■■展覧会案内
14日(土)から新しい展覧会がはじまります。
古田恵美子展  5月14日―25日
私と絵 
ずうっと前に「お母さんの料理の中で、あるもの整理が一番美味しい」娘が言った。
絵も同じ。私の中で熟して出てきたことが表われる。無理しない。描いて、描いて、絵が
もういいと言うまで描く。何日も置いておく。
絵が呼ぶと又描く。描きかけの絵が何枚もあることになる。1年がかり2 年がかりの
絵もある。厚くなり重たくなる。ここ2 年程は1 日3 時間位時間がとれる。
集中する。
12 時には寝ようとしてる。夢中になり描いていて美しい朝焼けをみた日もあった。翌日が
辛かった。同居中の母は規則正しい。
慣れるのに時間がかかった。それでも描ける事が嬉しい。 古田恵美子
5月14日(土)17:00 作家トークと対談 ゲスト:御子柴大三 進行:島田誠

山本忠勝美術評論集「坂の上の作家たち」(ギャラリー島田刊)刊行記念展
5月14日―25日 ギャラリー島田Deux
評論集で取上げられた作家の作品による展覧会です。
5月21日(土)15:00から
山本忠勝さんをお招きして(予定)、その評論について話し合いましょう。
■■
今日の言葉
本書を執筆しながら、宗達画の多義性、重層性の隙間から人間宗達の真実の姿をすこし垣
間見た気がした。(略)
美術史の研究とは、絵をつうじて、故人(絵師)が伝えようとした「おもい」を、言葉で
もって書き留めることではないか、と思った。
林進さんの本書へのあとがきから。
蝙蝠から
この執筆に関る重要資料と林さんは古美術商で出会う。でも大和文華館でも高くて購入に
至らない。そのとき林の友人であり師である信多純一(大阪大学名誉教授)が購入し林さんに自由に研究するように計らった。宗達と素庵、信多と林。その美しい交遊がこの本の バックボーンにある。

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