Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE   Info―1191号  3月10日

□■□2016年3月
Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE
  Info―1191号  3月10日  
       Everyday Design Everyday
       
1  蝙蝠日記  日常の設計の日常
2 今日の言葉  永遠に追いつけない自らの背中を探して

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蝙蝠日記  お任せ
島田陽の「日常の設計の日常 Everyday Design Everyday」が、昨日 LIXIL出版
から現代建築家コンセプトシリーズ22 として発売されました。(1800円+税)
英文併記 159P。
島田陽は次男。タトアーキテクツを主宰しています。

親である私の知らない姿をユニークな巻末のプロフィールで知りました。
私は彼の設計による「北野町の住居2」(2008)に住んでいるのですが、クライアントとし
ての要望はゼロ。すべてお任せでした。住み手の世界も作り手の空間でまた拓かれていく。
ちなみに私は気に入りの寿司屋でもいつも「お任せ」で親父の薀蓄を聞くこともせず、ひ
とり黙々派なのです。
今、ギャラリー島田の中心であり、タトアーキテクツ(島田陽建築設計事務所)で設計を
手がける島田容子(陽のパートナー)の出産を間近に「北野町の住居2」の改装が始まっ
ていて私の寝室もリビングも兼ねて生まれ変わろうとしている。別置きされていた美術関
連の書を集めることとオーディオをここに集めることだけを要望し、あとはお任せである。
いつのまにか、私の住居と陽の住居、それに建築事務所の三つの場が住み分けることとな
った。

「これまでとこれからのあいだで」
建築をつくるということは、建築の歴史の「これまで」と「これから」のあいだ、敷地の
「これまで」と「これから」の「あいだ」を考えることが重要で、そのことによってなに
を引き継ぎ、改変していくべきなのか、意識的になれるのではないかと思う。 (P2)

そういう柔軟なアプローチで手掛けた住居は、どれも作品といえるユニークさでふんだん
に紹介される写真が楽しい。と言っても私はこの本で初めて陽の仕事を知ったのですが。

とりわけ面白いのはオーストラリアのブリスベンに昨年、完成した「ハミルトンの住居」
に関する記述です。なぜブリスベンのクライアント、スティーブ・ミノンは島田陽を発見
したのか。そして現地のローカルアーキテクツのポール・ホットストンはこの風変わりな
住居をパートナーとして、どのように受け止め、完成させたのか。それぞれの言葉が陽の
言葉と響き合ってとても美しく、温かい。このプロジェクトを呼んだのはネットで見た「六
甲の住居」だという。(P36-41)

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本に出ている写真には、ギャラリーの作家さんのアートが随所に登場しております…
伊津野雄二
植松永次
寺井陽子
金井和歌子
須浜智子
稲富淳輔
東端哉子
Omult Venzer
林星江

昨日、アマゾンで発売になり、すぐ売り切れとの情報もありますが。書店店頭は
12日でしょうか。
ギャラリー島田では今日から販売いたします。
http://www.amazon.co.jp/gp/aw/d/4864800219
一番確実なのはここかもしれませんね。
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今日の言葉
How to meet yourself あとがきにかえて  から
自らの背中を追い続けて無限に続く廊下。永遠に追いつけない自らの背中を探してぐるぐ
ると廻り続けるというプロジェクト「How to meet yourself」(元町高架下2011)
願わくば、このこれまでとこれからのあいだで続く運動が出口のない堂々巡りではなく、
上昇を伴う螺旋運動であればよいの」だけれど。日常の設計の日常(P150)
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公益財団法人「神戸文化支援基金」(こぶし基金)は兵庫・神戸の文化の土壌を
豊かにする芸術活動に助成しています。
http://www.kobushi-kikin.com/
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