Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE   Info―1190号  3月5日 

□■□2016年3月
Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE
  Info―1190号  3月5日  
      
        「新シク開イタ地」
1  蝙蝠日記  土砂とゴミ
2  展覧会案内 浮田要三展      今日から
         矢原繁長展 痕跡   今日から
3 今日の言葉 「やるっきゃない」と地元で立ち上がっている人に
         後押しをする

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蝙蝠日記  土砂とゴミ
二つのギャラリーで力の入った展覧会が続き、轍収し、次の展覧会を準備し、展示を
する。とてつもない作業を短時間でこなします。
奥田善巳展、木下佳通代展が終り、浮田要三展、矢原繁長展という重量級の展示作業
をメラニーさんに代わってベルリン自由大学から神戸大学へ留学中のLesniewska Martyna
(マティーナ)さんもインターンとして参加、総勢6人でやりました。

昨日は作品の大変な返却作業は猪子君に指揮してもらって、私は気になっていた、神戸で
「新シク開イタ地」展(神戸アートビレッジセンター)を見に行きました。
 丁寧に紹介が昨日の神戸新聞に堀井正純さんが書いておられました。
会場に約7トンの土砂を運び込んで「シンカイチ諸島」をつくり地下では海底火山を模し、今なお新しい陸地を開き続ける西之島と繋いでいくアイデアがユニークだ。 井上明彦さんが企画し、林正樹さんが担当した。
林さんが珍しく長い出張だなと思っていたら、鳩に「西之島」を見せに行ったらしい。
なんのことか皆さんには分からないですよね。その答えは展覧会場にあります。
明日までです。お運び下さい。
http://www.kavc.or.jp/art/eam/shin-kai-chi/
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土や砂を用いた先鋭的なアートとして「グループ<位>」が1966年に大阪の画廊の
発表が紹介されていますが、終了したばかりの奥田善巳さん、色鉛筆画家の武内ヒロクニ
さん。来年、ギャラリー島田で個展の中田誠さんなども「グループ<位>」のメンバー
ですね。

会場に土砂といえば、私には会場にゴミを積み上げた作家を連想せずにおれません。
1960年11月25日、パリのGalerie Iris Clertをゴミというより廃棄物で満杯にして
センセーションを巻き起こしたARMAN(アルマン)のことを思いました。のちにassemblage
(アセンブラージュ)の作家として名をなします。
http://www.armanstudio.com/
かれはニースの生まれでCESAR(セザール)と学校の同級生で仲良しでした。
私は25年ほど前にニースにGALERIE FELLEROで二人の作品を買い付けしたことがあり
その画廊のオーナーのFELLEROさんも同級生ということで、作品を送ってくださったとき
に、二人の立派な画集に、二人が私の名前とバイオリン(アルマン)と不死鳥(セザール)
の絵を扉ページに書いて下さったものを大切に家蔵しています。
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展覧会のご案内
浮田要三展      今日から
《きりん》(1948−1963)という子どものための詩と絵の雑誌の編集・発行に中心的に関り
その表紙絵に吉原治良をはじめとする「具体」の作家や前衛作家が登場、「具体」スピリッ
トこそ何ものにもとらわれることのない子どもたちの表現に原点がある。
浮田自身も1955年から1964年まで具体美術協会に参加。子どもたち、とりわけハンディ
キャッパーの嘘のない純粋さを共にしながら1997年に活動を再開した。その後の旺盛な制
作への転機は1998年の1年間のフィンランドでの滞在制作でした。ギャラリー島田では
2002、’07、’12年に個展を開催。‘13年に没するまで疾走した15年間を5年毎に紹介した。
DMの「鉛橋」は‘02の出品作。今回は遺作Work(7-103)も展示いたします。
http://gallery-shimada.com/?p=3575
海外でも評価が急騰しているのと生涯作品点数も限られているために販売出来る作品は多
くはありませんが、大作を中心として画業を振り返る充実した会場構成になっています。
http://gallery-shimada.com/blog/

矢原繁長展 痕跡   今日から
痕跡
砂礫から逃れられない 灌木は
水脈を探るため 移動する
午前2時 視線は対蹠点に向けられる
夢の中 夢の痕跡に気付くまで
矢原繁長

http://gallery-shimada.com/?p=3571

会場風景は下記でご覧下さい
http://gallery-shimada.com/blog/?p=6258
スタッフブログは島田容子が書いていましたが、いよいよ出産が迫ってきて、今回は
猪子大地の「うりぼうブログ」になっています。
これから末尾に(Y)とか(I)とかを記すことにしましょう。
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今日の言葉
「阪神」の時は、発生直後に「復興に10年かかる」と言われながら、ハード面は3年程度
で一定の目処がたった。だが東北では5年になる今も、大きな問題を抱えたままだ。加え
て、NGOやNPOが活躍し、市民社会を支える制度(特定非営利活動促進法など)が誕
生するきっかけにもなった「阪神」後に対し、「東北」後の日本は、新しい制度や潮流を生
み、メッセージを発信できているのだろうか。それどころか原発が次々と再稼働し、復興
の名の下に巨大防潮堤や、首都圏では東京五輪に向けた公共事業が進む。被災地の人たち
が主体的に立ち上がる時に必要な「燃える心」を与えることができていない。
 支援する側の自己満足ではなく、「やるっきゃない」と地元で立ち上がっている人に市民
も企業も国も共感とお金を寄せ自立による復興の後押しをすることが大切だ。このことを
忘れずにいたい。
蝙蝠から
毎日新聞「東日本大震災から5年  関西から ブンカのミカタ」に3月3日夕刊で私の
インタビューを岸桂子さんが纏められました。上記は、その最後のところです。

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公益財団法人「神戸文化支援基金」(こぶし基金)は兵庫・神戸の文化の土壌を
豊かにする芸術活動に助成しています。
http://www.kobushi-kikin.com/
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