Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE   Info―1186号  2月19日

□■□2016年2月
Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE
  Info―1186号  2月19日  
 
1 蝙蝠日記  さながら実験劇場のように
2 展覧会案内  2月20日(土)から  是非、ご覧下さい。
   木下佳通代展 -「存在に対するメッセージ」から「存在そのものの創造」へ 
   奥田善巳展   
3 特別土曜サロン  「木下佳通代の仕事を改めて振り返る」 20日17:00から 
4 神戸ビエンナーレの「STOP & CHANGE」の現況(是非、お読み下さい)
5 今日の言葉 

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蝙蝠日記 さながら実験劇場のように
2016年の幕開けから充実した展覧会が続いています。
ギャラリー、アート・サポート・センター神戸、財団、それに「STOP & CHANGE」、
加川プロジェクトの記録集の作成、山本忠勝評論集の出版などを並行的に行なうのは
尋常なことではありません。
それぞれをチームのように有機体のように組み合わせながら同時進行をするのですから
さながら実験劇場のような体をなしています。
そしてそれらが若い人たち(学生さんを含む)が中心に担っていることも未来への可能性
を拓くものです。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                   ▲
クボタケシ展、松浦孝之展も評判がよく、今後の何かを生み出す確かな予感を得ました。
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展覧会案内
力を入れて準備をしてきました。是非、ご覧下さい。

木下佳通代展 -「存在に対するメッセージ」から「存在そのものの創造」へ 
木下佳通代(1939−94)の
本展の企画・構成は森下明彦(メディア・アーティスト、美術・音楽・パノラマ愛好家)
さんにお願いいたしました。
木下佳通代(1939―94年)の仕事を概観いたします。
その意図や作品については下記をどうぞ
http://gallery-shimada.com/?p=3545
会場風景は下記から
http://gallery-shimada.com/blog/?p=6240

奥田善巳展 
木下佳通代のパートナーであった奥田善巳(1931〜2011)の大作を中心に
概観いたします。
その意図や作品については下記をどうぞ
http://gallery-shimada.com/?p=3540
会場風景は下記から
http://gallery-shimada.com/blog/?p=6233
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特別土曜サロン 第306回
2月20日(土)17:00〜 [無料・要予約、空席あり]
「木下佳通代の仕事を改めて振り返る」
講師:森下明彦(メディア・アーティスト、美術・音楽・パノラマ愛好家)
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神戸ビエンナーレ「STOP & CHANGE」について
18日に神戸市の2016年度予算案について発表があり、今朝の神戸新聞に報じられて
いました。
市のHPに文化芸術に関しても触れられていることを確認しました。
http://www.city.kobe.lg.jp/information/about/financial/yosan/28shuyousesaku.pdf 「神戸港開港150年記念アートプロジェクト(仮称)の開催準備(新規)」とあります。
神戸新聞からの連絡では、間違いないようです。
神戸ビエンナーレは次回は開催されないことになったようで「STOP & CHANGE」の目的
は果されたようです。
とりあえずホットしています。
当初から取材を受け、今回もコメントを求められましたがお断りをしています。当事者の
皆さんの気持ちを考えると語ることにためらいがありますし、今後のことは私が語ること
ではなく、多くの皆さんの叡智を集めるところから始めねばなりません。
この活動については、きちっと纏めてお話しをし、記録しておかねばなりません。
お願い
皆さんが取り組んでくださっている署名については、とても貴重なものです。
ともかく2月29日まで進めていただいて「神戸ビエンナーレを考える会」本部(署名簿に
記載)またはギャラリー島田までお届け下さい。
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今日の言葉
人生は森の中の一日

何もないところに、
木を一本、わたしは植えた
それが世界のはじまりだった。

次の日、きみがやってきて、
そばに、もう一本の木を植えた。
木が二本。木は林になった。

三日目、わたしたちは、
さらに、もう一本の木を植えた。
木が三本。林は森になった。

森の木がおおきくなると、
おおきくなったのは、
沈黙だった。

沈黙は、
森を充たす
空気のことばだ。

森のなかでは、
すべてがことばだ。
ことばでないものはなかった。

冷気も、湿気も、
きのこも、泥も、落葉も、
蟻も、ぜんぶ、森のことばだ。

ゴジュウカラも、アトリも。
ツッツツー、トゥイー、
チュッチュビ、チリチリチー、

羽の音、鳥の影も。
森の木は石ゴケをあつめ、
降りしきる雨をあつめ、

夜の濃い闇をあつめて、
森全体を、蜜のような
きれいな沈黙でいっぱいにする。

東の空がわずかに明けると、
大気が静かに透きとおってくる。
朝の光が遠くまでひろがってゆく。

木々の影がしっかりとしてくる。
草のかげの虫。花々のにおい。
蜂のブンブン。石の上のトカゲ。

森には、何一つ、
余分なものがない。
何一つ、むだなものがない。

人生も、おなじだ。
何一つ、余分なものがない。
むだなものがない。

やがて、とある日、
黙って森をでてゆくもののように、
わたしたちは逝くだろう。

わたしたちが死んで、
私たちの森の木が
天を突くほど、大きくなったら、

大きくなった木の下で会おう。
わたしは新鮮な苺をもってゆく。
きみは悲しみをもたずにきてくれ。

そのとき、ふりかえって
人生は森の中の一日のようだったと
言えたら、わたしはうれしい。
長田 弘  全詩集から 「詩ふたつ」 p547 

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