Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE   Info―1184号  2月6日  

□■□2016年2月
Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE
  Info―1184号  2月6日  
 伝説が伝説でなくなる日    
1 蝙蝠日記  でも伝説的な場に
2 展覧会案内 クボタケシ展  L’ame des poetes   今日から
        松浦孝之展   神々の言葉       今日から
3 サロン   日曜サロン クボタケシ+遊免寛子
2 「STOP & CHANGE」続々と。
3 今日の言葉  ほかでもない、あなたであり私たち自身

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蝙蝠日記 松浦孝之の仕事 
京都芸大在学中からスケールの大きい素晴らしい仕事を発表してき、その作品を蒐集して
きましたが、2011年を最後に連絡がとれなくなり、活動もしなくなり、心配してきました。
その後、2回の松浦孝之展を開催し、その都度、消息を呼びかけてきましたが「不明」。
これでは「伝説の人」になってしまうと、ギャラリーの全コレクションをご覧いただきな
がら松浦孝之の仕事の決定版としての展覧会を準備しました。
ところがです
展示作業中に「日常をアートに」の最終回に登場した雨森一彦さんからメールがあり、松
浦さんの消息が分かったのです。
昨夜、連絡がとれ、初日の今日、13:00ころに来られることになり、じつに16ぶりの
再会を果すこととなりました。

松浦孝之のこと
1997年京都芸大大学院卒。まだ在学中に京都市美術館で発表した[Debanagarai 神々の言葉
]に出会いすぐに購入。松浦が尊敬する32人へのオマージュでスケールの大きさとユニー
クな視点による表現への真摯な接近に注目してきた。
版画という技法を使いながら、複数芸術という概念を破棄して木版であろうが銅版であろ
うと原版そのものも刷られた作品と一緒に作品の一部として組込まれ、したがって世界に
一点しか存在しないものとなる潔さ。そしてそれが独特の技法、深い知識に裏付けられた
ユニークな構想力、職人的な完成度によるクオリティーは極めて高い。人間(植物)の生
命の瞬間(生と死の微妙な揺らぎをオカルトや宮澤賢治やエミリ・ブロンテを誘引因子と
して「知」いう上向きのベクトルではなく、「無意識」という下向きのベクトルに導かれる
ように隠喩に溢れ独創的、刺激的な宇宙感に魅了されずにおれない。
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2月6日(土)から17日まで 二つの重要で魅力的な展覧会がはじまります。
クボタケシ展  L’ame des poetes 
http://gallery-shimada.com/?p=3521
これは見ていただくしかないですね。
http://gallery-shimada.com/blog/?p=6204
▲「特別日曜サロン 第305回 2/7(日)15:00〜 [無料/要予約]
「インド滞在制作と新作について」
スライドトーク:クボタケシ
聞き手:遊免寛子(兵庫県立美術館学芸員)
二度のインド滞在を経て、ますます豊かなイメージを石に抱くクボタケシの新作展です。

松浦孝之展   神々の言葉
http://gallery-shimada.com/?p=3518
松浦孝之の代表的なシリーズ作品をご覧いただきます。
会場風景です
http://gallery-shimada.com/blog/?p=6216
1枚目の画像は「神々の言葉」 正面にエミリー・ブロンテ、ジョセフ・コーネル、宮沢賢
治などの刷られた作品、手前に上記を含む32名の肖像作品を手製の大画集にしたもの。
最後の画像2点は「貞操帯」シリーズが壁面に、それを版にした作品集とともに展示して
います。

今日13:00ころ16年ぶりに再会する松浦孝之さんが来られます。
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神戸ビエンナーレ「STOP & CHANGE」
海外からも続々と、この人もあの人も。そのラインナップを下記でご覧下さい。
http://sck.kobeart.net/advocate
「賛同者」とは「署名活動」を呼びかけてくださる方のことです。
ごご協力下さる方はどうぞ上記サイトからご連絡下さい。
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今日の言葉
・芸術家とは、その内的な感性の鋭さ故に政治に背を向けるのではない。内的
な繊細さが要求されてもいないときに外的な鈍感さを装う、きわめて政治的
な存在なのである。それはほかでもない、制度的に深く政治に加担する存在
だということだ。
混乱に対して共感を示さずにおくことの演じうる政治性に無自覚であるこ
との高度の政治的選択。(蓮實重彦『凡庸な芸術家の肖像』から)
蝙蝠から
 神戸の村的風土を嘆く声をずっと聞いてきました。
ならば、それを変えていくのは、ほかでもない、あなたであり私たち自身でな
ければならないですね。
 

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公益財団法人「神戸文化支援基金」(こぶし基金)は兵庫・神戸の文化の土壌を
豊かにする芸術活動に助成しています。
http://www.kobushi-kikin.com/
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