Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE   Info―1168号  2015年12月11日

□■□2015年12月
Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE
  Info―1168号  2015年12月11日
      
        イギリスから、フランスから 
         今年、最後の二つの展覧会   

1 蝙蝠日記  社会も変 気候の変 人間も変
2 山田晃稔展 “光” と哀しみ“影”が移ろう刻
12日(土) オープニング
3 ゴトウ千香子展  ブリテンに夢中
4 今日の言葉  ぼくは平和のうちだけで自由になれる
    ブリテンのオペラ「オーウェン・ウィングレイブ」
    第2幕 第1場より

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蝙蝠日記  
今日は突風あり、快晴あり、雨あり、事故あり。
変な一日でした。
風は強かったですが
私の風邪はおさまる気配です。
その私が台風の目になったりして・・・

前回のメルマガの「今日の言葉」は小田実さんの言葉でした。
私は加藤周一さんを尊敬していて加藤周一MLに参加して学ばせていただいています。
そのMLで「小田実さんと平和を考えるつどいー『輝け憲法九条』」(2006/6/11)の講演の
音声がUPされるにあたって主宰される方が私の名前をあげて、このメールマガジンで
小田さんを書いているのに鼓舞されて、と書かれているのに驚きました。
加藤さんのファンにとっては貴重な資料が次々と提供されていて見逃せません。
http://www.freeml.com/kshu
そこで面白い記事に出会いました。加藤さんが食事のあとに皿洗いを進んでされるという話です。
加藤さんは食器を洗うためのHTDWメソッドを発明されたのです。
私も食器洗いも洗濯も苦になりませんが、加藤メソッドを参考にします。
すなわち“ハイ・テンペラチャー・ディッシュ・ウォッシャー” 熱いお湯でお皿を洗う。
電化された台所では当たり前のことですが。これは随分、昔の「サンデー毎日」に小宮悦子さんと
対談された中に出ていることを教わりました。
こういう加藤さんのお話のヒューモアは身近にたくさん聞かせていただきました。
私の豆腐ずきも、加藤さんがしきりに安価で美味しく栄養のある日本食としてしばしば語られる
かれですが、加藤さんと親しかったドナルド・キーンさんも「しあわせ食堂」では「冷や奴」でした。

今から小田さんの講演を聴きます。
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山田晃稔展
フランスから2年ぶりにお迎えします。
明日12日(土)17:00から山田晃稔・迪子ご夫妻と交流の場をもちます。
作品のこと、フランスでの加川プロジェクトのこと、テロのことなど・・・
展覧会は下記です。作家の言葉とともにどうぞ。
http://gallery-shimada.com/?p=3417
不思議な静謐感を湛えている。抜けるような蒼い空、時代を経た建物が広場に陰を落とし、
鎮まり返った午睡の時を「輪回し」の少女が駆ける、その足音が、微かに木霊し白日夢で
ないことを知る。建物に囲まれた広場や道には密やかな喜び“光” と哀しみ“影”が移ろ
う刻とともにあった。
ここに流れている刻は流れるか流れぬかの悠久に繋がる時である。フランスでの長い歳月
は、過剰なもの、余剰なものを流し、人そのもののありようへとゆったりと降りていく日々
の積み重ねであり、その眼差しと魂はゆったりと天へと昇っていく。
それは時空に身を置き、晒されたからこその美しさであり、かけがえのない輝きである。
素敵な山田さんの世界を島田容子がご案内しています。
http://gallery-shimada.com/blog/?p=6080

12日(土) 17:00から山田晃稔・迪子ご夫妻の久しぶりの帰国ですのでオープニングのような簡
素なパーティーを行ないます。
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ゴトウ千香子展  ブリテンに夢中
「このオペラをきいてほしい」
エイズで亡くなった友人が残した1本のテープ。それはベンジャミン・ブリテンのオペ
ラ「ピーター・グライムズ」。
いつか生で聴いてみたいと待ち望んだ2012年秋。新国立劇場の上演に出かけ、客席か
ら立ち上がれない程のショックを受け制作をはじめた。
同オペラが舞台となったイギリス東海岸の海辺で上演されると聞き、2013年6月、ブ
リテン音楽の本拠地オールドバラ音楽祭を訪れた。
同年12月、作品のコピーをみたオールドバラ音楽祭から、レジデンスとして招待した
い旨のオファーが入った。
2014年6月、まさかの招待作家として当地で個展。2015年6月、再び「オーウェン・
ウィングレイヴ」をテーマに企画展を開催してもらう。(ゴトウ)
物語を生きる人、ゴトウ千香子。
歌舞伎、義太夫、バッハ、バルトークの世界を一途に追い、ベンジャミン・ブリテ
ンへの魂を抱く。
音を描き、物語を描くのではない。自らを音となり、響き、自らの思想を物語とし
て生きる。                           島田 誠
http://gallery-shimada.com/?p=3421
ゴトウ千香子の強い拘りの世界へのご案内は島田容子がご案内しています。
http://gallery-shimada.com/blog/?p=6071

■■■今日の言葉
ぼくは平和のうちに
自分の姿を見つけた
ぼく自身を見つけた
平和のうちに
人々と共に喜び
それでも一人で歩んでいた

このバランスが
崩れないように守ろう
なぜなら平和は
怠惰なものではなくたえず
監視しているものだから
平和はおとなしく
他人のいうことをきくのではなく
探っている

平和は弱くない
目も眩むような高空で
自分の体重を支えている鳥の
翼のように強いものだ

ああ あなた方は人を脅し
傲慢で 貪欲で 不寛容で
自分勝手な道徳と
けちくさい勝利を自慢するが
平和はあなた方の戦争では
かなえられない

平和は混乱もしていないし
感傷的でも 怯えてもいない

平和は積極的で情熱的で
身を捧げるー戦争そのものよりも

ぼくは平和のうちだけで自由になれる

ブリテンのオペラ「オーウェン・ウィングレイブ」  第2幕 第1場より

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