□■□2015年12月 Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE   Info―1167号  2015年12月7日

□■□2015年12月
Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE
  Info―1167号  2015年12月7日
      
         人間古今東西平等
             
1 蝙蝠日記  神戸ビエンナーレのこと 
2 石井一男さん、須飼秀和さん 
3 山田晃稔・迪子さん帰国
3 神戸塾 古典サロン 第3回12月10日(木) 講談 講師:旭堂南青   
3 今日の言葉  それぞれすることあり

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蝙蝠日記  「考察」の公開
私が10月10日から11月23日の間に、6回にわたって書いてきた神戸ビエンナーレは、
恐ろしい沈黙で迎えられたと書きましたが、直後から応答が続き、それが賛否はともかく
ムーブメントへと拡がろうとしているようです。
私は断続的な連載による論点を整理しその上で今後にも触れた「考察」を纏めました。
皆さんが関心をもって議論し、他人事としないことがなにより大切なことです。
よって公開は、その流を尊重して行ないたいと思います。

「2015神戸ビエンナーレからの考察」(A4 9ページ)
 公開日時は未定ですがお読みいただける方はご連絡下さい。
 MAIL info@gallery-shimada.com
■展覧会案内
石井さん、須飼さんの展覧も残り二日(9日17:00)となりました。
石井さんはデビューから23年、須飼さんは11年。この二人がずっと仲がいいのも不思議です
けど。うれしいです。
石井さんとはいろいろ話し合ってきました。女神をこえた新しい表現を探し、模索してきました。
苦しい時もありました。今回は「あかり」や「仏頭」や不思議な人物像など新しい世界がなべて
好評であったことがうれしいです。
最終日9日にはその新しい石井さんの世界を中心に展示をしてみましょう。
(スタッフには無断で言っています。ごめんなさい)、

須飼秀和さんは新しくミニフレーム作品が追加されています。
まだお求めいただける作品もございます。
是非、お楽しみ下さい。

神戸塾 古典サロン 第3回12月10日(木) 講談 講師:旭堂南青
コーディネーター・進行: 濱崎加奈子の解説を交えて
琳派400年と講談ってどんな関係なの?
講談って聴いたことないわ! そもそも講談って??
どうも俵屋宗達と関係が???
旭堂南青さんは若手のバリバリ好男子、いや講談師です。
本格的に高座を組んでの講談をお楽しみ下さい。
19:00 〜 20:30 (開場18:30)   定員30名 ・予約お急ぎ下さい。
会費:一般2,000円(ASK会員1,500円)
チラシは下記でごらんになれます。
http://gallery-shimada.com/salon/wp-content/uploads/2015/10/古典サロン15.pdf ■■■■
今日の言葉
人間古今東西平等 チョボチョボなれど それぞれすることあり それをやるべし  
小田実
蝙蝠から
この言葉は1997年12月7日(今日)に色紙に書かれたものです。
山村雅治 YAMAMURA SALON REVIEW VOL.53 から小田さんの言葉を引用します。
かってスーザン・ソンダク(1933−2004)がコソボ空爆への武力行使を支持し、「正義の戦
争はある」としたとき、小田実は「絶対悪である戦争に。正義の戦争などない」と真っ向
から反論しました。暴力は連鎖するからです。報復攻撃は避けられずあり、片方の息がと
だえるまで暴力が繰り返されるのが戦争の本質です。原爆で息の根を止められた日本は日
本国憲法を得て、戦争をしない別の道を歩んできて、70年間戦争をしないで生きてきまし
た。
小田実の著作は繰り返し、何度でも読まれるべきです。
  

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