Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE   Info―1152号

□■□2015年10月
Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE
  Info―1152号
      
         せわしない読書       
              
1 蝙蝠日記 読書週間か・・
2 展覧会案内  松原政祐個展―生きているものたちへの讃歌  明日から
         根垣睦子個展                明日から
3 火曜サロン 300回記念 秋の古典サロンシリーズ 2015
        林宗一郎  「能」
4 ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団・四人のフルーティストの饗宴
5 もう一つの蝙蝠日記 
2 今日の言葉      ええ、偏っていますが、何か

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蝙蝠日記  知らなかった
読書週間が始まっていたことを。
知り合いの教授が「読書三昧ですね」と訪ねてきた。いいぇいいぇ私のは隙間読書です。
朝の夜のベッド。書斎での調べ物。気に入りのカフェでの30分。移動の車中。
そうそう眠れぬ夜の二度寝の前。
細切れ、並行、途中放置など。
付箋、線引き、PCへの記録保存などとせわしないことです。

トンカ書店で「本と本屋とわたしの話し」を求めたことを書きました。
素敵な冊子で、撫でるように大切に読みました。
最新号No9を読んでいて「ほんのこぼれ話」、草ひばりのうた、に目がとまりました。
立原道造の「のちのおもいに」のことです。

夢はいつもかへつて行つた 山の麓のさびしい村に 
水引草に風が立ち 
草ひばりのうたひやまない 
しづまりかへつた午さがりの林道を 
私も若き日に暗唱していた美しくも感傷的な詩です。
宮井京子さんは、この「草ひばり」についての思い違いについて書かれているのですが
私も「草雲雀」という鳥の歌声だろうと信じきって(というよりもなにも考えず)いましたが 
クサヒバリは蚊ほどの大きさしかないコオロギだが、その虫の奏でる「なんとも言えぬ甘
く繊細な音楽」が珍重され、右のような極小の籠に入れたものが売られていたという」
(文春新書「書評家<狐>の読書遺産」から)
「本と本屋とわたしの話し」は発行人が宮井京子さん
〒580-0016  大阪府松原市上田4丁目3−19−207
トンカ書店でお求めいただけると思います。
http://www.tonkabooks.com/
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画廊通信に書いている蝙蝠日記の最新版「ふりかえってみれば」は下記でお読みいただけます。
亡くなられた伊勢田史郎さんのことを書いています。
http://gallery-shimada.com/koumori/?p=493
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松原政祐個展―生きているものたちへの讃歌  明日から
謙虚な中に傲慢を見る。流されるままに生き描いて来たのが実感であるが、
普遍的な真理を少しでも描けたであろうかと考える。  松原政祐
作家の言葉の全文は下記で
http://gallery-shimada.com/?p=3319
会場風景は下記で
http://gallery-shimada.com/blog/?p=5973
根垣睦子個展                明日から
日本人の持つ「侘び(わび)」「寂(さび)」の心を、シルバーポイントという西洋の古典
技法によって様式化し、空間の緊張と弛緩を目ざしています。
見えているものが真実ではなく、実の世界より虚の世界にリアリティを感じている私は、
虚の世界で遊ぶことで癒され、実の日常へ戻ります。  根垣睦子
作家の言葉全文と島田の言葉は下記で
http://gallery-shimada.com/?p=3323
会場風景は下記で
http://gallery-shimada.com/blog/?p=5965

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神戸塾サロンが300回を迎えました。
2000年に始まり今回が300回を数えることになりました。延べ1万人が参加された
ことになります。
300回記念を「秋の古典サロンシリーズ 2015」と銘打って「菓子」「能」「講談」を
公益財団法人有斐斎弘道館 (ゆうひさい・こうどうかん)に協力いただいて開催します。
第2回は人気の観世流能楽師、林宗一郎氏による「能」です。
11月12日(木) 19:00から  (火曜ではありません、ご注意下さい)
http://gallery-shimada.com/salon/?p=261
会費:一般2,000円(ASK会員1,500円)  定員30名
昨年は4回にわたる「能」をすべて満席のなかで語り、演じてくださいました。
ご予約お急ぎ下さい。
ギャラリーで能? 不思議ですね。昨年の第1回の会場風景をご覧下さい。
http://gallery-shimada.com/blog/?p=5052

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ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団・四人のフルーティストの饗宴
神戸国際スルートコンクールが結んだ縁で実現した夢のようなコンサートが
実現しました。
四人のフルーティストたちの神戸への想いと企画した「神戸国際フルートコンクールの存続を希む会」の熱い志を満席で応えたいと思います。 11月10日(火)18:30開演 ¥2500 (当日¥3000)
東灘区民センターうはらホール
詳細は下記をご覧下さい。
http://www.kobe-bunka.jp/new/concertgebouw20151110/
ご予約、お急ぎ下さい。(当日、受付わたし可)

■■今日の言葉
民主主義の要諦は多様性にある。
一人一人、望むままの生き方が保障されるのは、それぞれが違っていてよい、
違っているからこそよいという価値観が保たれていなければならない。
それにはまず自らは多様なうちの一人でいることだ。
 だから空気など読まない、忖度しない。おもねらない。孤立を恐れず、むしろ誇る。
偏っているという批判に「ええ、偏っていますが、何か」と答える。
そして私が偏っていることが、結果的に、あなたが誰かを偏っていると
批判する権利を守ることになるんですよと言い添える。
 他の誰のものでもない自らの言葉で絶えず論を興し、そうして民主主義を体現する存在として新聞はありたい。
      神奈川新聞 論説委員 石橋学 2015年10月16日 からの部分