Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE   Info―1139号

□■□2015年9月
Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE
  Info―1139号
          ほほえみのあしあと 
1 蝙蝠日記  だれにも ないしょ 
2 展覧会案内  花井正子展― 虚
3 今日の言葉  こころはほほえみのあしあとをさがす

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蝙蝠日記 せかいがどんなにふたしかなものか
世間はほとんどはたらかずにすぎていく。
シルバーウィークという聞きなれない言葉。
私は変らずの日々が続く。

「パウル・クレー」が県美で始まった。「だれにも ないしょ」
そうクレーの秘密めいた、開けても開けても簡単には見えてこない世界をパズルを
解くように見せる。110点。
遺作のひとつ「死の天使」を見ても相反するものが謎めいて不気味だ。
ないしょだからこそ聞き耳を立てずにおれない。
また行こう。
http://www.artm.pref.hyogo.jp/exhibition/t_1509/index.html
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ご招待 クレー展   3名様

神戸アート・マルシェ(メリケンパーク・オリエンタルホテル)にも行ってきました。
http://www.art-marche.jp/2015/
出展している画廊さんも作家さんの知っている方が多いので毎回欠かさず見ています。
毎年、工夫をされておられることはよく分かります。
でも、お疲れ様ですという言葉しかないです。
ホテルの部屋を使うというのが、どこまで行っても限界ですから。
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正井花子展― 虚
名古屋の作家で、初登場の花井正子さん。
一切の俗を拒否し、暗く張り詰めた「景」
画家もギャラリーも。どれだけ見に来て下さるかと心配していました。
氾濫するイベントに埋もれるのではないかと・・・・
でも杞憂でした。
花井さんの画家宣言をし沈黙を自らに課した、その前の様々な表現を知る人や
若い人たちが多く訪ねて下さっています。
是非、お運び下さい。
http://gallery-shimada.com/?p=3202

落日の緋色 は 赤イ ビー玉 を  奥歯 で ガリリ・と 噛み砕 イタ  色

・・・灼 けた 広い往 還   に ヒトガ  イナイ・・・なつかしい・・
この先 に  発電所 と  鉄塔 が  ある

絶対に 取り返し ガ つかない・・・深 い 奈落・・・の(感覚) をヒト は 
本能的 に わかっ て いて・・・どう か まっとう に生きたい・・と ねがう

・・・夕立 が あがった なに か さびし い なつか しい かんじ

・・・夜の 闇 の 気がとおく なりそう な なまめ かしさ が
無防備 な  心 を  乱す

・・・曖昧 な 記憶・・・若いころ の 母や 祖母や  父の 顔・・・とうの 昔
の・・・さびしい 光・・・いとなみ の かな しみ と 平穏

・・・町に ただよう この 突き放し 感・・・は

・・・太古に・・・人の心根に・・・自然の荒い抱擁に・・・静脈を流れる血の赤に
夜の空をうねる大河に・・・歴史に・・・母のいとなみに・・・静寂・・・に
・・・・・対する 幼い さびしい なつかしさ

・・・臨海 の こんな 人工の光 を 虚 と いうが  虚 ハ 実は ホント
ウ・・・非日常 を ふらりふらり 往来して ノーリに 浮かぶ こと は・・・
ドンナコ トモ すべて  虚 で ホントウ
・・・さざなみ  そういう旅・・・彼岸・・・狂・・・恍惚・・・彼岸
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今日の言葉
谷川俊太郎 彼女は吠え 僕たちは遊ぶ 
みちはどこへつうじているのか
こどもたちはまだここしかしらない
すなぼこりをあげてとっくみあっている

ははおやはもうしっている
せかいがどんなにふたしかなものか
うたはつかのまのなぐさめ

あおぞらにうかぶくもはすぐにきえる
にんげんはせんそうをするいきもの
ながされたちはだいちにかえる

たちがれたきにことりがとまる
せんのみちにまよいながら
こころはほほえみのあしあとをさがす
蝙蝠から
1928年の同名のクレーの作品に谷川が詩をなした。
このクレーの犬(ははおや)が今回のクレー展のカタログの表紙に、戯れる仔犬は裏表紙
に使われている。
このセンスは凄い。

この展覧会には「だれにも ないしょ」とサブタイトルが
ついているがドイツ語では「Spuren des Lachelns」(aの上に・・)
すなわち「ほほえみのあしあと」
 

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