メールマガジン1005 Kobe Art Award.

□■□2014年8月
Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE
  Info―1005号
           Kobe Art Award.のこと  
             
1 蝙蝠日記  市民が市民を顕彰するということ
2 休廊のことなど
3 メルマガ1000号記念 感想文特集 その二
4 今日の言葉 
祈りと嗚咽(おえつ)のあいだの背中、詩の生まれる場所もそこだ
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■■蝙蝠日記  台風接近中です。お気をつけください。
第3回 Kobe Art Award.が決まりました。
こぶし基金(公益財団法人「神戸文化支援基金」)が2011年から始めた新しい取り組み
です。
従来の助成事業が具体的な「若々しく挑戦的な試み」というプロジェクト助成なのに対し
て、兵庫という土壌で継続的に優れた活動を続けてこられた個人・団体を顕彰するととも
にその継続的な活動に敬意を表し助成する制度です。
第3回Kobe Art Award.の受賞者のみなさま
大賞 貞松正一郎さま上村未香さま(貞松・浜田バレエ団)
優秀賞 森本アリさま(グッゲンハイム邸)
地域賞 神戸元町ミュージックウィーク実行委員会
地域賞 特定非営利活動法人兵庫県子ども文化振興協会
受賞理由、賞金(助成)・過去の受賞者などは下記をご覧下さい。
http://kobushi-kikin.com/kaa.html
◇贈呈式
 8月12日(火) 14:00〜  ギャラリー島田にて
 手づくりの簡素なセレモニーと交流会で祝いたいと思います。
 どなたでも参加できますが登録が必要です。
◇なぜAwardなのか
世の中、「賞」が乱発され、ハイパーインフレでいまや何の価値もない目眩(くら)まし
になっているように感じます。それは団体や組織の権威の誇示として暗黙の儀式と化して
います。
こぶし基金のAwardは、プロジェクトだけでなく「継続した活動」への敬意としての助成
と考えています。
◇「与える」「受ける」でないフラットな関係として
「こぶし基金」そのものが、兵庫・神戸の文化的土壌を豊かなものするために無名の市民
から託された寄付によっています。市民が市民を顕彰するわけですから、共に喜ぶ形で
ありたいと願っています。
このAwardだけではなく神戸には大先輩の市民が選ぶ今年24回目を迎える「ロドニー賞」
(神戸風月堂)があります。企業メセナなのですが運営はとてもユニークです。
「ロドニー賞」が24年ならば「こぶし基金」は22年になります。
 ともかくここでもコツコツコツコツですね。
■■ 休廊のことなど
8月16日〜19日は私にとっては10回目の東北入りですが、今回はスタッフの
島田容子を含む加川広重プロジェクトのメンバー5名で濃い旅となります。
ギャラリーの再開は8月23日の
松村光秀展 >8/23(土) ~ 9/3(水)
内藤伸彦展 ― ひびをおく ― > 8/23(土)~ 8/28(木)
■■■■感想文特集 その二

井上由紀子さんからいただきました。
1000号おめでとうございます。

さまざまな文化情報にとどまらず、作家さんの生き方そのものへの深いまなざしや共感、
政治、社会への鋭い切り口、平和を希求し、現在(いま)の社会を問い直す言葉が次々と
届きます。
ときにそれは爽やかなシャワーであったり、滝に打たれたかのように(実際には滝に打た
れた経験はありませんが)強く降りかかり、、ぼんやり時を過ごしている自分を反省させ
られることに。
東北支援、神戸文化支援基金の設立、加川広重プロジェクトなど、「アートの力」も示さ
れました。こんなにも絶えず送ってくださるギャラリー島田さんの継続の力と熱意に、敬
意と感謝です。ありがとうございます。これからもまた、ハンター坂を上って、作家さん
の素敵な作品や興味深いサロンにお邪魔するのを楽しみにしています。次は2000号、目
指してください。  

四方敦子さんからいただきました。
メールマガジン1000号達成おめでとうございます。
私が、読者になったのは、まだ日は浅く
はっきり覚えていませんが、2011年頃だったと思います。

展覧会の情報や美術のことばかりでなく芸術全般、さらには社会の動きや政治的な
とまで幅広い内容に驚かされました。
時には、ご自分をさらけ出していらっしゃって「単なるギャラリーのオーナーの枠を
こえている!」と思いました。常に、正しいことを追い求めているよく仰っています
が、「ぶれる事がない」、その通りだと思いました。参考になることが多いです。

去る2月25日のサロン「加川プロジェクトの読み解き」で発言を求められ
私は冒頭、この様に話しました
「四方敦子です。昨年も、今年もそうですが、
島田さんのされることでしたら、とにかく寄付をしなければと思って、
本当に微々たるものでしたが、寄付をさせていただきました。」
ちょっと会場から笑いが起こりましたが、正直な気持ちを述べたまでです。
これは、それまでにメールマガジンを通して知った、島田さんのご意見やお考えに
賛同できることが多かったからに他なりません。
島田さんが、成し遂げようと思って取り組んでいらっしゃることは私も成し遂げたい事
で、少しでも協力したかったのです。度々発信されるメールマガジンを通して心動かさ
れる方はたくさんいらっしゃると思います。

時には、読んでいて辛いこともありました。
例えば、神戸ビエンナーレの質問状の件です。
相手方に回答の意思がないことはありありなのになぜそこまで執拗に追求されるのかし
ら?初めは痛々しいとさえ感じました。

しかし、島田さんは実は表面上の利害関係を云々しているのではないと気付いて、ハッと
させられました。
(この「質問書」が、明らかにした歪みについては、表現に関わる一人一人が行動や表明
することで変えていかねばならないことで、彼らの問題だけはなく「うちなる私」を含め
て私たち自身が変らねばならなく、変えていかなければならないのです。黙っていること
は加担していることにほかなりません。)
自分自身への戒めでもあり、全ての人への警鐘だと理解し、心に響きました。

ところで、メールマガジンとご本人とのギャップも感じています。
最初は、すごーく頭のかたい方で、人間的な面白みに欠ける人?と思って直接お話しする
ときは、非常に緊張したものです。冗談も言えない…みたいに。
でも実際の島田さんは、やさしく人当たりも良く、おしゃれで素敵な方でした。
メールマガジンでは、あれだけ「闘う人」なのに、それを露わにしない女性ファンが多い
のも(私もその一人ですが・・・)うなずけます。

メールマガジンの感想か島田さんご自身への感想か分からなくなりました。
ピントがずれたところで終わりにします。これからも、楽しみにしています。
■■今日の言葉
祈りと嗚咽(おえつ)のあいだの背中、詩の生まれる場所もそこだとぼくは受け止めた。
息災ということ、もっと近くの小さな背中からはなたれる息、その息をこれまでにないくらい吸う日々が続いていた。
季村敏夫「膝で歩く」(書肆山田)より
蝙蝠から
「ひょうご選書」(今朝の神戸新聞)に鈴木創士さんが書評を書いておられ、この言葉を
引用されていました。
私は季村さんの近くにいるので「背中」「息」のことがリアルに分かり、息苦しさを覚
えます。
季村さんの「詩の生まれる場所」は、「木端微塵」「ノビトミヒヨシマルの独言」「災厄と
身体」など、難解に見えるが、観念から彫琢された詩句ではなく、すべて身を晒し、吸い
込んだ息がまた吐かれる言葉に結晶したものといってもいい。
下記のブログを参考に
http://loggia52.exblog.jp/20929286/
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公益財団法人「神戸文化支援基金」(こぶし基金)は兵庫・神戸の文化の土壌を
豊にする芸術活動に助成しています。
http://www.kobushi-kikin.com/
本基金へのご寄付は、公益財団法人への寄付として寄付控除の対象となります。
・みなと銀行 北野坂支店 普 1656831 公益財団法人神戸文化支援基金
・郵便振替口座:公益財団法人 神戸文化支援基金 00950-0-322393
他行から振込みの場合は店番 099 当座 0322393
■発行元 ギャラリー島田・アートサポートセンター神戸
〒650-0003 神戸市中央区山本通2-4-24リランズゲートB1F・1F
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発行責任者 島田誠
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