Gallery SHIMADA メールマガジン 1112号

□■□2015年7月
Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE
  Info―1112号
         魂を揺さぶられるひと時 

1 蝙蝠日記   こぶし基金について
2 展覧会案内  蓮池もも展        
         中西勝先生を偲んで    
3 アジール島田 第3回 物語を紡ぐ
4 今日の言葉  小刻みに震える動き
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蝙蝠日記  こぶし基金について
公益財団法人「神戸文化支援基金」(こぶし基金)は1992年に誕生した公益信託「亀井純
子基金」を源として発展してきました。例のない市民の皆様の寄付で、兵庫県下の意欲的、
挑戦的な藝術文化活動を支援してきました。
詳細は下記をご覧下さい。
http://kobushi-kikin.com/

財団設立以来、お世話になってきた事務局(認定NPO法人市民活動センター神戸)との
事務委託契約を6月末で解消し、事業目的にそった、より簡素な理想的な運営体制を目指
して本部内(ギャラリー島田)に事務局を置き、常時、資料を公開できるようにいたしま
す。
例年、お願いしていました寄付のお願いは新しい体制の準備のために行なってきませんでしたが本年、9月に再開する準備をすすめています。 「こぶし基金」は市民が地域の藝術文化活動の土壌を豊かにする類のない市民メセナです。
ご支援をお願いいたします。
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改正のためのおもなポイント。
1 従来のアート・サポート・センター神戸を通じての支援のお願いをやめ、完全に切り
離して行なう。
2 従来、こぶし基金が行なってきた東北志縁はアート・サポート・センター神戸を通じて行なう。(定款との関係です)
3 業務を簡素化し、事務管理費を極限まできりつめる。
こうしたことは、文化支援財団としての運営モデルをつくりたいと願ってのことです。
ご理解、ご支援をよろしくお願いいたします。
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蓮池もも展 新しい才能の発見です。お見逃しなく。
会場風景は下記で
http://gallery-shimada.com/blog/?p=5707       
中西勝先生を偲んで 
5月22日に亡くなられた中西勝先生を偲んで、1950年代、60年代のメキシコ、モロッコ
など世界を旅していた時代の作品を中心にご覧いただいています。16日までです。
会場風景は下記で
http://gallery-shimada.com/blog/?p=5707
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アジール島田学校  第3回 物語を紡ぐ
7月1日(金)19:30から  旧居留地 gallery4にて
詳細は下記で(予約制)
http://nonogallery.com/gallery_liveevent.html
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今日の言葉
震災後2回目となる2012年福島県合唱コンクールに、何と、たった1校、この地域から、
南相馬市の「南相馬市立小高(おだか)中学校」が参加していたのである。20人ほどの混声
合唱で、演奏曲はアメリカの現代作曲家ストループの「エレミヤの哀歌」であった。
   おお、すべての道行くものよ、立ち止まって見て見なさい
   私の苦しみに似た苦しみがあるかどうかを
   神よ、憐れみ給え、そして心に憶えたまえ
この情感豊かなテキストを、彼らは、ある時は激情と共に、またある部分は嘆願するかの
ごとく、全身全霊で歌いあげた。彼らがこの舞台に来るまでに、どれだけ多くの苦難や葛
藤があったか、想像するに難くない。聞けば小高中学校は、現在仮校舎での授業で、計画
的避難区域の域内の元の校舎に戻れる予定はなく、学区の住民も、ほとんど元の住まいに
は戻れないそうである。肉親を亡くした生徒や避難生活で離散した友人も多いことだろう。
それでも僅かずつ声を合わせて歌う時間を作り、目標に向かって手をたずさえて今日を迎
えた彼らの演奏。それだけでも本当に貴重なものだが、歌われた作品が上述のようなテキ
ストを持つものであったことが、印象をより強いものにした。
「凄かった」とか「感動した」というような言葉がどれも当てはまることのない、今まで
に聴いたことのないような心持ちになった。もちろん選曲の趣旨は彼ら全員に浸透してい
て、そのことが明確に発信された極めて訴求力のある音楽だった。恐らく彼らもこの曲に
思いを託することで、励まされたり、慰められたりしているのだと言うことさえ、誇り高
く歌う彼らの姿からはっきりと拝察できた。先生の指揮の、音を保つ際の小刻みに震える
動きからは、この瞬間に賭ける強い意志が伝わってきた。
静謐のうちに終えられた演奏に、タリススコラーズが歌うタリスの同名の作品に勝るとも
劣らない、魂を揺さぶられるひと時に出会ったことを確信したのである。
本山秀毅(このコンクールの審査員)
蝙蝠から
この数回の「今日の言葉」の紹介は、今日を書くためでした。
私も長く合唱指揮者を務めてきたので、この「エレミア」を指揮する先生の小刻みに震え
る動きが痛いほどに完全に同化し共感することが出来ます。
残念ながらこの時の演奏ではありませんが。これもとてもいいです。
郡山市立安積中学校合唱団 2012年8月5日、仙台市 東京エレクトロンホール宮城にて
開催された「こどもの音楽再生基金 Presents School Music Revival Live 2012」の模様 https://www.youtube.com/watch?v=2i4TyATdlys
お聴き下さい。
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公益財団法人「神戸文化支援基金」(こぶし基金)は兵庫・神戸の文化の土壌を
豊かにする芸術活動に助成しています。

http://www.kobushi-kikin.com/
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・みなと銀行 北野坂支店 普 1656831 公益財団法人神戸文化支援基金
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