Gallery SHIMADA メールマガジン 1103 号

□■□2015年6月
Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE
  Info―1103号        
           復讐の女神
1 蝙蝠日記  吸引 と反撥
2 展覧会案内 伊津野雄二の仕事展
        「現代生け花・美術」展
3 「フランティシェック・ノボトニー 無伴奏ヴァイオリン名曲の夕べNo.2」
  6月23日(火)  18:00から
4 「ノボトニー&伊藤ルミ デュオ2015」ご優待情報
5 今日の言葉  戦争よりこの世に立派なことはない
 
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蝙蝠日記 復讐の女神
チェコの名ヴァイオリニスト フランティシェク・ノボトニーさんに よる無伴奏ヴァイオ
リン名曲の夕べの第2回 です。
今回は大変に興味深いプログラムをご用意いただきました。
古典から現代に至る三人の作曲家によるものですか、それぞれが際立った個性とともに
繋がりをもち、生々しい共感と反撥かまた全体を通してフランティシェクの世界を創造
するプログラムになっています。

最初に演奏されるのは
テレマンの幻想曲:Fantasie No1 と No7
テレマンはヘンデルと親友であり、また4才 年下の J.S バッハとも親しく、バッハ の
次男エマヌエルの代父でもありました。 共 に無伴奏ヴァイオリンのための曲を残してい
ますか、その性格は対照的ともいえ、崇高で襟を正して聴くバッハと、リラックスして聴
ける テレマンという感はありますが生涯で何千曲という作品を残したテレマンは単なる
ポップスとは違います。
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次はバッハの無伴奏ソナタ全3曲中、唯一の長調で、第2楽章のフーガは354小
節からなる長大なものです。「来りたまえ、創造主なる聖霊よ」が主題となってい
ます。
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最後にイザイのソナ タ No2.
イザイ(1958−1931) はバッハの無伴奏パルティータ No.3 を 強烈に意識したソナタ
を 書き、その断章とグレゴリア聖歌の怒りの日の 主題が繰り返し現われます。
第1楽 章 妄執   Obsession
第2楽 章 憂鬱   Melincoria
第3楽 章 影たちの踊り  Danse des ombres
第4楽 章 復讐の女神たち Les fries
それにしても凄いタイトルですし、その曲も迫力に満ちています。
このプログラムはいわば バッハを強力な磁場 として、吸引と反撥といった劇的構成と
なっているように感じます。 
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前回の「無伴奏の夕べ」も、普段は端正な演奏で知られるノボトニーさんがヤン・ノヴァ
ーク(1921-1984)の無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ・ソリス・フィディプス (孤独
な巡礼者)で魂を揺さぶるような演奏を聴かせてくれました。
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フランティシェク・ノボトニーさんは「こぶし基金」の前身である公益信託「亀井純子基
金」が1992年に発足した記念式典で演奏してくださいました。それ以来の友です。
無伴奏ではありませんが、端正な演奏でyoutubeでも人気のカッチーニのアベマリアをお
聴き下さい。
https://www.youtube.com/watch?v=AtBXaVJwx68
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伊津野雄二さんの美しい世界に包まれての無伴奏 ヴァイオリン名曲の夕べ。
是非、お楽しみ下さい。
6月23日(火)18:00 (開場17:30)会費:\3,000   (ASK 会員\2,000)
http://gallery-shimada.com/salon/?p=227
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「ノボトニー&伊藤ルミ デュオ2015  Into deep eternity」
 6月27日(土) 14:00開演 神戸新聞松方ホール
 ベートーベン:ヴァイオリンソナタ 第7番「アレキサンダー」
 イトウユミ:かもめ幻想曲(改定版・初演)
グリーク:ヴァイオリンソナタ第3番   他
18回目の日本ツアーです。詳細は下記で
http://www.rumi-itoh-pianism.com/concert_j/150627_kobe_1.pdf プログラムなどは下記で
http://www.rumi-itoh-pianism.com/concert_j/150625_sumida_2.pdf
「こぶし基金」の理事でもある伊藤ルミさんは3・11の東北大震災以降でのコンサート
 から「アーツエイド東北」への寄付を続けておられ今までに累計120万円となります。
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ご優待 27日(土)のコンサートにご優待いたします。 ¥4000を¥3000で 20名様
もっとご優待いたします。
23日(火)の「無伴奏」と両方に行かれる方は ¥7000を¥4500で。    20名様
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「現代生け花・美術」展 6/17まで
華道壮風会 会主 松井禾風によるグループが思い切った展示をされました。
http://gallery-shimada.com/?p=2894
会場風景は下記です。そのユニークさを容子(やすこ)ブログでどうぞ。
http://gallery-shimada.com/blog/?p=5638
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今日の言葉
そして、戦争が考えるところによると、
戦争よりこの世に立派なことはないのだ。
戦争より健全な行動はなく、
軍隊よりあかるい生活はなく、
また戦死より名誉なことはない。
子供よ。まことにうれしいじゃないか。
互いにこの戦争に生まれあわせたことは。

十九の子供も
五十の父親も
おなじおしきせをきて
同じ軍歌をうたって。

蝙蝠から
金子光晴全集 第2巻が 詩 2
ここに金子光晴のレジスタンとしての詩、「鮫」「落下傘」「蛾」
「女たちへのエレジー」が納められている。
上の言葉は「蛾」の最後のフレーズ。
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公益財団法人「神戸文化支援基金」(こぶし基金)は兵庫・神戸の文化の土壌を
豊かにする芸術活動に助成しています。
http://www.kobushi-kikin.com/
本基金へのご寄付は、公益財団法人への寄付として寄付控除の対象となります。
・みなと銀行 北野坂支店 普 1656831 公益財団法人神戸文化支援基金
・郵便振替口座:公益財団法人 神戸文化支援基金 00950-0-322393
 他行から振込みの場合は店番 099 当座 0322393