Gallery SHIMADA メールマガジン 1096 号

□■□2015年5月
Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE
  Info―1096号        
          円山川公苑美術館へ

1 蝙蝠日記    普遍、不死となった
2 展覧会案内   森井宏青展         今日から
          山縣寛子展「蔵書島案内」 今日から
3 堀文子[一所不住・旅]  不在ではなく不住(ふじゅう)ですね。 6月7日まで。 
4 ネパール災害支援  6月8日にカトマンズ市内で「鎮魂と追悼のライブ」
5 今日の言葉  作品とは まさに生きること

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蝙蝠日記  命と引き換えに紡ぎ出された作品
昨日、昨年亡くなられた石井誠さんの展覧会に行ってきました。
円山川公苑美術館は城崎温泉駅からバスで10分ほど。大変美しい自然に囲まれた美術館です。
http://www.maruyamagawa.com/
すでに行かれた皆さんから「素晴らしかった」という感想が届き、ABCTVとNHK
日曜美術館でも紹介されました。
外は夏の日差しで緑が耀き、爽やかな風のなか円山川では15人くらいの小学生が漕ぐ
カッターが2艘、のどかに流れていました。
館内はきっとした緊張感に包まれ、たった一人で1時間ほど、石井さんの作品と語り合い、
石井さんを想ったのでした。
会場入り口では大作「樹」(岡本太郎現代芸術賞入選2011年)が迎え、主展示室に入ると
正面が「再生」右手に「魂」左手に「生は生たりえるか」(第7回手島右卿賞受賞作品)
の大作に囲まれます。
そして奥の展示室へは、石井さんが「土」から連想される生きとし生けるものたちへ
の壮大なエネルギーは私の心から離れないと語っていた「土」で繋がっていきます。
命と引き換えに紡ぎ出された作品は石井さんの病との闘いによって尊いのではなく、自らへの問いかけの厳しさと、到達した天地(あめつち)であり宇宙(こすも)としての作品によって普遍、不死となったのだと感じ、ながく佇んできました。 昨年2月のギャラリー島田での展覧会です。
http://gallery-shimada.com/?p=1469
その時の展示作業をご覧下さい。
「生は生たりえるか」、そして床に拡げられているのが「樹」です。
http://gallery-shimada.com/blog/?p=4361
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森井宏青展         5/30(土)〜6/10(水)
山縣寛子展「蔵書島案内」 5/30(土)〜6/10(水)
今日からはじまる二つの展覧会は、実はご夫妻です。作家としては全く別の個性を
持ち、別々に活動されているのですが、私が上下同時開催をお願いしました。

森井さんの紹介と作家の言葉は下記でご覧下さい。
http://gallery-shimada.com/?p=2873
「愚かしく救いよう無い『人』」の姿を象徴的に描こうと思いました。失ったものを忘
れた人たちの姿です」という言葉が印象的です。
森井さんの作品は大な物語を伝えるものです。読みに来て下さい。そしてまた、お二
人の物語でもあるようです。興味深いですね。

山縣寛子展「蔵書島案内」
山縣さんは初登場です。「蔵書島」とは! いいですね。
山縣さんの本への偏愛、いいですね。その言葉です。
http://gallery-shimada.com/?p=2877


6月のギャラリー島田は「本」をテーマに次々と・・・
画廊通信の蝙蝠日記は「一冊の本を生きる」です。
http://gallery-shimada.com/koumori/?p=468
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私はCODE海外災害救助市民センターの理事を務めていた時期があります。
今回のネパール大地震も心痛み、CODEの募金活動にも参加したりもしました。
今回、村井雅清さんからの協力要請を受けて、カトマンズ在住の音楽家、井上想さんの
ネパール国内での活動をアート・サポート・センター神戸によって支援することにしまし
た。
▲CODEからです
ネパール大地震発生から1ヶ月を過ぎましたが、被災地では特に山間部に点在する被災村
では、雨・風を凌ぐことすらままならない地域が多くあります。カトマンズ市内は少しず
つ平常を取り戻しつつある一方、労働者が大量に移動しているような現象もおき、「まる
で日本の正月のようだ?」と閑散としている地域も見られるとレポートが現地の音楽家か
ら入っています。
 さて、その音楽家井上想さんが、この6月8日にカトマンズ市内で「鎮魂と追悼のライ
ブ」をされます。また、このライブが終われば、被災村々を巡回し、ライブ活動を続けま
す。CODEのスタッフが現地入りしたときに、井上さんに案内をしてもらったり、ネパー
ルでのキーパーソンを紹介して頂いたりと随分助けて貰いました。
下記 Face Bookにそのチラシが掲載されています。
https://www.facebook.com/NGO.CODE?fref=nf
巡回ツアー全体予算25万円のうち10万円を支援いたします。
井上想さんはギャラリー島田にも何度か来られたインド音楽奏者で、画家・高濱浩子さん
の友人でもあります。
http://www.cap-kobe.com/club_q2/2012/04/19200806.html
カトマンズでの活動は下記で
https://www.facebook.com/pages/Dhrupad-Caravan/550674431721557?fref=ts 井上想さんを通じてのネパール志縁をまた呼びかけさせていただきます。

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今日の言葉
まさに生きること、命の燃焼そのもの、体外放出されたエネルギーの魂に他な
らない。そっと静かに祈られた願いと生きてきた結晶、何よりも純粋なもの、
自画像であり、遺書である。
石井誠さんの言葉から「作品とは」

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豊にする芸術活動に助成しています。
http://www.kobushi-kikin.com/
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■発行元 ギャラリー島田・アートサポートセンター神戸