Gallery SHIMADA メールマガジン 1072 号

□■□2015年3月
Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE
  Info―1072号         
         トンネルを越えると美しい雪景色

1 蝙蝠日記    大切な予感
2 展覧会案内  梅田恭子『白道ノ下』         
         石井誠・木下晋「生と死を凝視して」  
         会場風景、見どころ、などスタッフがご案内
3 今日の言葉 天地にわれひとりゐて たつごとき

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蝙蝠日記  
3月5日。仙台空港着
多賀城市文化センターでの加川広重「雪に包まれる被災地」を背景に
「かたりつぎ」(朗読・竹下景子さん)の公演に立ち会ってきました。
竹下さんが神戸での朗読の会を始められて東北へと繋がって15回。
その全てに立ちあわせていただきました。
そして1月17日にKIITOでの加川プロジェクトではゆっくりとお話を
お聞きすることが出来ました。
▲6日は新潟へ入りしました。
漠然と宮城と新潟は近いと思っていたのですが、仙台から大宮へ出て、上越新幹線で
新潟へ3時間を超える旅でした。
近いと思ったのは福島の隣県だからですが越後山脈が隔てているのですね。
でもトンネルを越えると美しい雪景色。
新潟では珍しい晴天に恵まれました。
「新潟絵屋」で4月2日から10日まで石井一男展が開催され
新潟の作家、蓮池ももさんが7月にギャラリー島田で開催します。
新潟訪問記は次号で書きます。
とても大切な出会いだった予感がしています。

新潟空港からの帰路はANAのプロペラ機。おもいがけずバタバタしました。
重い荷物を抱えてギャラリーへ着いたのが17:00.18:00からトークサロン、19:30
から交流会。
山口県から菊川画廊さん、熊本からなかお画廊さん。作家は埼玉、東京、大阪から
とても大切なものを抱いて、この場に引き寄せられるように集いました。
お客さまもなぜか遠方の方が多いように感じます。
■■■展覧会から
3月7日に始まっています1F梅田恭子展とB1F 「生と死を凝視して」石井誠さんと木
下晋さんの二人展。
初日の18時からはオープニングトークと交流の時間が持たれました。
雨の中、多くの方にご参加いただき、そして、梅田恭子さん、石井誠さんのパートナー井
川朋子さん、木下晋さんの巡り合わせの不思議を、それぞれのお話をお聞きしつつ、感じ
る時間となりました。

鉛筆、墨、ドローイングと銅版という表現手法も、大胆、精緻、寡黙といった表現言語も
まったく異なる三人の作家が奇しくも此処に引き寄せられるようにここに同じ場を得た。
共通するのは「命をみつめて」いること。それも凝視するように。初めて邂逅するこの場
で魂の深い呟きに耳を澄ませ、目を凝らして下さい。

皆さん、異口同音に「とてもいい展覧会ですね」と伝えてくださいます。
いただいた感想に
3人の作品は、それぞれに「対するもの」を問うているのですね…見ようと
しなければ見えないですし、聞こうとしなければ聞こえないのですから。
とありました。
耳を澄ませ、目を凝らして下さい

梅田恭子 『白道ノ下』- ドローイングと銅版画
ギャラリー島田Deux 1F
2年と4ヶ月ぶり、3回目の展覧会です。
林淳子から
案内状は、二種類作成しました。絵が同じ3号サイズで、タイトルは「吐糸 ひ」と「吐
糸 ふ」。
並べると、まるで糸電話で語りあっているように、つながってみえてきます。
梅田さんの作品タイトルは、それぞれの作品に寄り添うようにそっと置かれた言葉のよう
で、絵とともにとても響くものがあるのでどうぞ一緒にご覧ください。
今回は、パネルにキャンバスのドローイングの作品、銅版画、モノタイプ(一点もの)の
版画、竹紙に刷られた版画作品、約40点が
展示されています。埼玉から来られている梅田さんは会期中在廊されています。残すとこ
ろあと4日になりましたが、
是非お出会いください。

いつものように、壁にはルーペが用意されています。顕微鏡を覗き込むように、絵をみる
というのも梅田さんの世界ですね。
みる人と作品の距離が近づいて、絵の中の小さな声も聴こえてきますように。
http://gallery-shimada.com/?p=2611

島田容子ブログと会場風景です
http://gallery-shimada.com/blog/?p=5342

梅田恭子さんのHP http://umedakyoko.com
1F deux 3/7(土)〜12(木)  12:00〜19:00
*火曜日は 〜18:00、最終日は 〜16:00

石井誠・木下晋「生と死を凝視して」 > 3/7(土)〜 3/18(水)
墨と鉛筆だけで表現する極限の生死。石井誠は自らの先天性筋ジストロフィーと闘い
ながら全霊を込めて「生死」を墨で大書した。木下晋は瞽女・小林ハルやハンセン病・
桜井哲夫の生死水際の姿を鉛筆で描いた。その二人がフランスへ招かれ旅立つことと
なった。しかし2014年11月11日に石井さんは彼岸へ旅立ち、フランス展はテロ問題
で先行きが見通せない事態となった。しかし、生と死の深淵を凝視した二人の作家を
魂が交錯したこの場で是非、ご覧いただきたく、企画いたしました。
http://gallery-shimada.com/?p=2632

島田容子によるサロンの報告とブログによる会場風景です。
是非、ご覧下さい。
http://gallery-shimada.com/blog/?p=5354
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今日の言葉
天地にわれひとりゐて たつごとき
このさびしさを きみはほほゑむ
法隆寺夢殿にて   秋艸道人(会津八一)
蝙蝠から
「にいがた文化の記憶館」で出会った言葉です。
石井一男さんの展覧会の打ち合わせて新潟入りしていました。
すぐに石井さんの「一人立つ」を思い、書きだしてきました。

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■発行元 ギャラリー島田・アートサポートセンター神戸