Gallery SHIMADA メールマガジン 1064号

□■□2015年2月
Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE
  Info―1064号
           蝙蝠は寝とれ!

1 蝙蝠日記   お休み
2 明子日記   まきこまれてなんぼ
3 展覧会案内  ギャラリーコレクションによる「物語を紡ぐ」
         二つのギャラリーにユニークな作家たちが大集合
4 今日の言葉 「国民の質がその国の政治の質を決定する」

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蝙蝠日記
前回に続いておやすみです。
そのほうがいい!!
蝙蝠は寝とれ!
■■
明子日記
無事に会期を終えました。
なかなか思うようにことが運ばず、事務局の機能としては足りないことだらけでした。
なんとか取り繕ってオープンし、準備不足で慌ただしく出演者を迎え、
ご挨拶もできないままお別れし、また次の準備に走り・・・
こんな事務局に、みなさん優しい言葉をかけて下さり、助けて下さいました。

今回のスタッフは、誰一人違った人だったらまわせなかったと思います。
司会をお願いしたアナウンサーさんには、台本もない、呼び込み方も決まっていない状態
から打合せまでお任せしました。音響スタッフには設備の手配からステージの設置など大
道具さんの役までしてもらいました。機械系統が弱い事務局の代わりにプロジェクターの
設営をして頂いた神戸市役所の職員さん。映画監督が納得するまで何時間いえ何日にもわ
たってお付き合い頂きました。
お一人お一人紹介したいエピソードがたくさんあふれています。

このプロジェクトは「巻き込まれてなんぼ」と私は思っています。
外側から見るのと、関わっている人が内側からの視線はやはり違います。
ボランティアさんたちも日に日に変わっていかれる様子が見えました。
お一人お一人が「やらねばならない」という大きな何かに取りつかれていたのかもしれま
せん。

阪神淡路大震災20周年。
20年前、私は高校生でした。大阪に住んでいたので震度5の体験だけですみました。
はじめの揺れで父は末っ子である私を抱きかかえにきました。きっとどの家庭でも起こっ
た家の中の様子ですね。神戸の友人のお家でも同じことがおきました。
少しの場所の違いで友人のお父様は妹さんを抱えたまま亡くなったそうです。
ほんの少しの位置の違いで、我が家にも起こりえたことなのだと思います。
「私は亡くなった父の保険金で大学を出してもらったのだ」と前だけを向いてがむしゃら
に走り続けてきた友人ですが、20年たってようやくまわりも見えはじめたのか彼氏ができ
たと報告がありました。私もまわりの友人たちも彼女へは震災の話はしません。
もう忘れさせてあげたいです。泣いたりせずに普通に祝ってあげたい。『待ったかいあっ
てええ人捕まえたな!!』って。

忘れている日常、忘れさせてあげたい気持ち、忘れられない記憶、忘れさせてはいけない
現実。
自分の中でもまだまだ整理はできませんが、今回たくさんの「東北と神戸」と「東北と東
北」そして「次世代の神戸と神戸」ができました。
一緒にゆっくり考えていければと思います。

リアリティを持って次代へ伝えていけるのは私たちの世代が最後かもしれない。
そして、阪神淡路大震災後、世の建物を変え、街を変え、今の常識を作ってきたのは
20年前の私たち世代なのだと思います。
次は私たちがフクシマと向き合っていかなければいけません。
島田さんをはじめ、実行委員のみなさんが繋いで下さった「志縁」を大切にし、
仲間とともに東日本大震災のその後と向き合っていきたいと思います。

1年半ほど前、ソファでころんとしていた時にかかってきた1本の電話。
「中井さん、今お仕事してないよね!1月5日から17日まで空いてる?
手伝って欲しいプロジェクトがあるんだけど。」
あの時はまさかこんなことになるとは思いもしませんでした(笑)が、
「巻き込まれてよかった」と感謝しています。  
中井明子

中井さんは前回と今回の「加川広重巨大絵画プロジェクト」の事務局を取りまとめてくださり、
島田容子との最強コンビで多くの困難を乗り切って下さいました。

laborやworkではない「やるべきこと」と思える「仕事」に燃えたチームを誇りに思い、未来への
希望を感じました。
■■■■展覧会案内■■■■■■
「物語を紡ぐ」ギャラリー島田コレクションから 2月7日(土)〜2月18日(水)
昨日も終日、設営に追われていて、HPの更新や会場風景の撮影などが出来ていません。
「色が伝えるもの」−現代美術編は、来られる方は多くはなかったのですが、ゆっくりと
お話しが出来、お求めいただいた方はほとんどギャラリー関係だったのが意外でもあり、
うれしくもありました。

今回は作品も作家の生き方もミステリアスであったり壮絶であったり異端であったり
私との深い関りをもった作家の作品をご紹介します。
ギャラリー島田Deuxでは「異端美術舗―蝙蝠亭日乗」として「物語を紡ぐ」作家を
蝙蝠亭主との会話を愉しみながら(お値段交渉も)ごゆっくりお過ごしください。

高野卯港・松村光秀・岩井博石・藤崎孝敏・大竹茂夫・福島清・横尾忠則・武内ヒロクニ
木下晋・忠田愛・西村宣造・中西勝・岡野耕三(遺作)などなど
初めての公開
石井一男さんの20号
西村功さんの30号の優品2点 
■■今日の言葉 
「世の中に悪が栄えるのは、我々がノーという勇気を持たないためである」
「国民の質がその国の政治の質を決定する」
イギリスの作家、サミュエル・スマイルズ

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豊にする芸術活動に助成しています。
http://www.kobushi-kikin.com/
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■発行元 ギャラリー島田・アートサポートセンター神戸