月別アーカイブ: 2022年1月

■□■□2022年1月 Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1595号 1月29日

■□■□2022年1月
Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1595号 1月29日

       堀尾貞治展・津高和一展 2月1日(火)まで
       藤飯千尋展・岩井博石展 2月5日(土)から

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新型コロナウィルスの感染拡大に伴い、営業日・営業時間が変更になる
場合がございます。
ご来廊の際はお電話でお問い合わせください。
電話番号 078-262-8058(11:00〜18:00)
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1 蝙蝠日記

2 展覧会へのお誘い 堀尾貞治・津高和一展

3 坪田昌之さんと小林公さんのトーク映像を公開中

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1 蝙蝠日記
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阪神淡路大震災から27年

津高和一さんのこと

ギャラリーの用件でイギリス在住のフェルナンド・モンテスさんを訪ねた
帰途。
ソウル経由で神戸の震災を知り、大阪空港で対岸の神戸が燃え盛るのを見
た。
翌日、西宮から徒歩で神戸に向かった。その西宮で津高先生ご夫妻がお亡
くなりになられたことは知る由もなかった。
前月の20日ころに奥さまからのお電話で津高邸にお伺いして作品を求めた。
ご夫妻に促されてのことでした。
その作品が今回のDMに使われている作品「響」です。私が購入することを
決めて、それからサイン・日付を入れられたと思います。
私にとってのこの作品は絶筆であり、遺言であるように受け止めています。

■□■□2022年1月 Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1594号 1月14日

■□■□2022年1月
Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1594号 1月14日

            堀尾貞治・津高和一展 開催中

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1 展覧会へのお誘い 堀尾貞治・津高和一展

2 オンライン・ストアよりお知らせ

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1 展覧会へのお誘い
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堀尾貞治・津高和一展(コレクション+ シリーズNo.13 & No.14)
1/8(土)〜2/1(火) B1F un・1F deux&trois
※19日、26日は休廊となります。
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1月8日より、堀尾貞治さんと津高和一さんの展覧会を3会場にて開催中です。
今回は、地下会場についてご紹介いたします。

     

存在感を放つ津高さんの大作(100号)を含め、島田旧知の三木谷様からお
かりした貴重な作品と、堀尾家からおかりしたこれまた貴重な神戸の震災風
景のコラージュ作品や、四角連動の和紙の大きな作品をコンクリートの柱に
展示しています。

堀尾さんは生前、コンクリートを飲み込むような展示をされていたことを思
い、今回も柱に展示するよう考えました。

島田コレクションの津高さんの、震災直前に制作された墨の作品「響」や、
少し剝落のある古い作品も、時間の経過を感じさせる作品と思い、あわせて
展示しています。

会場に入ってすぐ右手にある作品は、津高さんの自画像的な抽象作品とお聞
きした記憶があります。troisの会場にも、入って右手の壁に銅版画による自
画像作品がありますので、ぜひ見比べてみてください。

     

堀尾さんもご参加されていた「対話」展というグループ展にて、パフォーマ
ンスで残してくださった作品も2点あります。(1F troisに展示)「対話」と
いうキーワードも今回のお二人の展示とリンクするように思います(津高さ
んと堀尾さん、または観客と作品、観客同士)。

堀尾さんの「あたりまえのこと」、そして 「四角連動」も津高さんの言葉や
作品とつながりました。 津高さんも、四角形が特徴的な作品を多く残されて
いて、地下のカウンター後ろの壁に展示中のリトグラフ作品を配置してみま
した。

資料や、販売物(堀尾貞治「下町記憶絵」「日めくりカレンダー」)もこの
機会なら手に 取ってみていただける貴重なものなので、 ぜひゆっくりご高
覧ください。

展覧会情報はこちらからどうぞ。
堀尾貞治展 http://gallery-shimada.com/?p=7747
津高和一展 http://gallery-shimada.com/?p=7750

スタッフブログはこちらからどうぞ。
http://gallery-shimada.com/blog/?p=10980

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2 オンライン・ストアよりお知らせ
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12月より公開中の植田真さんの小品や2022年のカレンダーは、1月16日(日)
をもって公開を終了予定です。この機会にぜひご覧ください。
https://gallery-shimada.stores.jp/?category_id=6188e19a72eb4613d03cd13d

また、オンライン公開終了後もギャラリーの地下カウンターにて、植田さん
や、井上よう子さん、須飼秀和さんのカレンダーも販売しております。お越し
の際はぜひご覧ください。

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■□■□2022年1月 Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1593号 1月8日

■□■□2022年1月
Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1593号 1月8日

   堀尾貞治・津高和一展 本日1月8日よりはじまりました!
   2022年もギャラリー島田をよろしくお願いいたします。

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1 展覧会へのお誘い 堀尾貞治・津高和一展

2 今日の言葉

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1 展覧会へのお誘い
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堀尾貞治・津高和一展(コレクション+ シリーズNo.13 & No.14)
1/8(土)〜2/1(火) B1F un・1F deux&trois
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本日1月8日より、堀尾貞治さんと津高和一さんの展覧会がはじまりました。
当初は展示室を分けてお二人別々の展覧会とする予定でしたが、それを変更
し、今回は堀尾さんと津高さんの作品を並べて展示するというユニークな形
で開催しています。
まったく違ったアプローチのお二人ですが、おのおのの世界を際立たせながら
も作品としては深く響きあうものがあり、自由な空気感の中でそれぞれの作品
が改めてとても新鮮に見えてくる展示です。

堀尾貞治さんは2018年に逝去されてからもますますその評価を高め、現在も
各地で頻繁に展覧会が開催されています。
今回、ご家族から貴重な作品をお借りし、大変充実した展示となりました。

1995年1月17日、震災で亡くなった津高和一さんを思い、これまでもこの時
期にコレクション展を重ねてきました。
今展覧会のために、島田旧知の故 三木谷良一さんの所蔵作品から力強い存在
感を放つ大作をお借りすることができました。

ギャラリー島田3つの展示室すべてを使った展覧会です。ぜひご覧ください。

展覧会情報はこちらからどうぞ。
堀尾貞治展 http://gallery-shimada.com/?p=7747
津高和一展 http://gallery-shimada.com/?p=7750

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2 今日の言葉
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私の前方の美しい光景よ、どうか私を歩ませてください
私の後ろの美しい光景よ、どうか私を歩ませてください
私の上方の美しい光景よ、どうか私を歩ませてください
私の下方の美しい光景よ、どうか私を歩ませてください
私を取り囲むすべての美しい光景よ、どうか私を歩ませてください

山本萠『沈黙の・・・深い声』(産心社、2005年)
p.28 インディアンの言葉より

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