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■□■□2021年3月 Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1570号 3月25日

■□■□2021年3月
Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1570号 3月25日

            巨大画との再会

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1 蝙蝠日記   加川広重巨大絵画展の思い出

2 展覧会へのお誘い

         『加川広重展 3.11 夜が明けるまで』3/31(水)まで
         『フランス・ペルシュからの贈り物』 3/31(水)まで
          
3 サロンのご案内 加川広重展 関連サロン開催決定!

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1 蝙蝠日記
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加川広重巨大絵画展の思い出

加川さんの思いから
島田さんが是非、神戸でと言われ、様々に探されてもどこにもなかった。島
田さんとは1回しか会ったことがない。どんな人なのかどのくらい本気度が
あるのかわかんなかった。そこは前年8月にオープンしたばかり、配管が走
っていて図面ではわからない。ともかくやる。それが左右1センチの余裕も
ない壁と壁の間にピタリと収まった。神戸の震災にも耐えたKIITOで出来た
ことに不思議な偶然を感じた。
確信をもっていえるのは、絶対神戸だから実現したんだということです。

島田の思いから
2012年8月13日から17日まで5度目の東北入りをした。最後の日に仙台メディ
アテークで加川広重さんの「雪に包まれる被災地」と出会った。
震災は、この作家を選び、この作品を生んだのだと思いました。
この場、この時、この人、まさに一期一会の作品でした。
この記念碑的な作品を、神戸で展示したいと思いました。ほかの何処よりも
まず神戸で。
東北に心を寄せて支援続けている多くの人に、また心を残しながら足を踏み
入れることが出来ない人々のために、この絵と出合い、あたらしい繋がりや
、新しい視点を持てるために。
この巨大絵画は、単に、圧倒される。凄い、感動したということに終わるこ
となく、そこで何かが生まれ、なにかが変わらねばならないのです。それが
「繋ぐ」ということなのです。
KIITOという場を得、まさに、奇蹟のように絵が納まりました。

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2 展覧会紹介
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B1F unでは、加川広重さんの展覧会が始まっています。
3/21のトークイベントにお越しいただいた皆さま、誠にありがとうございま
した。
1F troisでは、引き続き「フランス・ペルシュからの贈り物」を開催中です。
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加川広重展 3.11 夜が明けるまで 3/31まで(水)B1F un にて
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展覧会情報はこちらからご覧ください。
http://gallery-shimada.com/?p=7240

◆関連サロンの開催が決定いたしました。詳細は次項のご案内をご覧くださ
い。

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〜「加川広重展 3.11 夜が明けるまで」関連企画〜
「加川広重 巨大絵画が繋ぐ東北と神戸」の記録
フランス・ペルシュからの贈り物 ―10年目の“11 / 3 / 11 FUKUSHIMA”
3/31(水)まで 1F trois にて
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展覧会情報はこちらからご覧ください。
http://gallery-shimada.com/?p=7243

スタッフブログはこちらからどうぞ。
http://gallery-shimada.com/blog/?p=10330

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3 サロンのご案内
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「加川広重展 3.11 夜が明けるまで」関連サロンとしてコンサートの開催
が決定いたしました。
いずれも、B1F un会場の加川さんの作品に囲まれた空間で開催いたします。

◆松岡万希さんによる歌
 3月27日(土)15:00〜
「邂逅2」「邂逅3」(作曲:高橋侑子 作詞:和合亮一)

◆伊藤ルミさんによるピアノ演奏
 3月28日(日)15:00〜
 リスト:ダンテを読んで、ソナタ風幻想曲 ほか

◆藤田佳代舞踊研究所によるパフォーマンス
 3月29日(月)15:00〜

◆吉岡美恵子さんによるフルート演奏
 3月30日(火)15:00〜
 福島和夫:独奏フルートのための<冥>
「荒城の月」「アメイジング グレイス」ほか

各20分ほどを予定しております。<予約優先制・無料>

ご参加を希望の方はinfo@gallery-shimada.comまでお名前・ご連絡先・参加
希望人数をお知らせください。

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■□■□2021年3月 Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1569号 3月16日

■□■□2021年3月
Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1569号 3月16日

    加川広重展、まもなく開催

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1 蝙蝠日記   

2 展覧会へのお誘いとサロンのご案内

         加川広重展
         「加川広重 巨大絵画が繋ぐ東北と神戸」の記録
         フランス・ペルシュからの贈り物
         震災の街、厄災の今
          

3 オンライン・ストア、ミュージアムのお知らせ

4 イベントのお知らせ

5 今日の言葉 
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1 蝙蝠日記
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2011年4月17日

阪神大震災からの復興支援活動に目途をたて『災害対策全書』(公益財団
法人ひょうご震災記念21世紀研究機構)に「芸術文化による復興支援策」
を発表しました(2011年7月発行)。
ギャラリー島田で、「東北の支援に私達はどのように向かうのか」をミー
ティングし、多くの皆さんに励まされ、その足で島田陽と大阪から夜行バ
スで仙台へ。
「東北のことは、東北の皆さんが決める」その上、出来ることはなにか…。
そこから深く東北の芸術文化支援に関わることになりました。

   わが美しき故郷よ…
   がまんつよく、しんぼうつよく…
   恥ずかしがりやで
   決して自分のことを多くは語らぬ人々よ
   かならずひとのことを心配し、なぐさめを口にする人々よ
       横山美由紀(シンガーソングライター)

仙台メディアテークで出会った加川広重さんの巨大絵画「雪に包まれる被
災地」。
これをなんとしても神戸で展示したいと考え、2013年、デザイン・クリエ
イティブセンター神戸(KIITO)で第1回目の「加川広重 巨大絵画が繋ぐ
東北と神戸」が実現しました。以来、2014年「南三陸の黄金」、2015年
「フクシマ」とプロジェクトは続くことになります。

当初は昨年開催する予定で進めていた加川広重展ですが、新型コロナウィ
ルスのために延期を余儀なくされ、震災から10年目のこの3月にご覧いた
だくことになりました。
加川広重展「3.11 夜が明けるまで」まもなくです。 

(加川広重展の詳細は下記紹介欄をご覧ください。)

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2 展覧会紹介
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今月は震災をめぐる展覧会を開催中です。
東北から、神戸から、フランス・ペルシュから…様々な視点から、過去
の震災を振り返り、また、この今の厄災を考えます。

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加川広重展 3.11 夜が明けるまで 3/ 20(土)− 3/31(水)B1F un にて
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展覧会情報はこちらからご覧ください。
http://gallery-shimada.com/?p=7240

〜関連サロン〜
◆3月21日(日)15:00〜 加川広重:巨大絵画を語る
聞き手:島田容子(巨大絵画プロジェクト神戸担当スタッフ)
<要予約・無料>

空席がございます。
ご参加を希望の方はinfo@gallery-shimada.comまでお名前・ご連絡先・参加
希望人数をお知らせください。

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※※明日までの開催です!※※
震災の街、厄災の今 ―ギャラリー島田コレクションより
3/17(水)まで B1F un にて
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展覧会情報はこちらからご覧ください。
http://gallery-shimada.com/?p=7246

スタッフブログはこちらからどうぞ。
http://gallery-shimada.com/blog/?p=10332

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「加川広重 巨大絵画が繋ぐ東北と神戸」の記録
フランス・ペルシュからの贈り物 ―10年目の“11 / 3 / 11 FUKUSHIMA”
3/31(水)まで 1F trois にて
――――――――――――――――――――――――――――――――――
展覧会情報はこちらからご覧ください。
http://gallery-shimada.com/?p=7243

スタッフブログはこちらからどうぞ。
http://gallery-shimada.com/blog/?p=10330

※3/18(木)・19(金)は展示作業日につき、展示はご覧いただけません。

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3 オンライン・ストア、ミュージアムのお知らせ
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ギャラリー島田オンライン・ストア
https://gallery-shimada.stores.jp/

◆ギャラリー島田セレクション vol.2 奥田善巳 公開中!

奥田作品といえば黒の地に単色のストロークを重ねていくスタイルの油彩画
がよく知られていますが、オンライン・ストアでは、ドローイングの小品を
中心に「 ギャラリー島田セレクション vol.2 」として公開・販売中です。
西宮市大谷記念美術館では「没後10年 奥田善巳 ―ネガとポジ・空間と
平面―」(2021年2月20日〜3月21日)が引き続き開催されています。

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4 イベントのお知らせ
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島田誠による講演
「−地域文化創成− 地域とともに地域を拓く」
〜芦屋市立公民館主催 令和3年度春の公民館講座開講記念講演〜

日時:4月10日(土)14:00〜15:30
参加費:無料・申込制
※申し込み方法など詳細は、芦屋市立公民館 電話 0797-35-0700 まで
 お問い合わせください。

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5 今日の言葉
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世界がぜんたい幸福にならないうちは個人の幸福はあり得ない
自我の意識は個人から集団社会宇宙と次第に進化する
この方向は古い聖者の踏みまた教へた道ではないか
新たな時代は世界が一の意識になり生物となる方向にある
正しく強く生きるとは銀河系を自らの中に意識してこれに応じて行くこと
である
われらは世界のまことの幸福を索ねよう 求道すでに道である

  宮沢賢治「農民芸術概論綱要」より

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■□■□2021年3月 Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1568号 3月2日

■□■□2021年3月
Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1568号 3月2日

    黒川紳輝展、奥田善巳・木下佳通代展 会期終了間近!

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1 蝙蝠日記   夜が明ける、夜は明ける

2 展覧会へのお誘いとサロンのご案内

         奥田善巳・木下佳通代展
         黒川紳輝展
         加川広重展
         「加川広重 巨大絵画が繋ぐ東北と神戸」の記録
         フランス・ペルシュからの贈り物
         震災の街、厄災の今
          

3 オンライン・ストア、ミュージアムのお知らせ

4 イベントのお知らせ

5 今日の言葉  木下佳通代
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1 蝙蝠日記
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東日本大震災の直後、2011年4月に仙台入りし「アーツエイド東北」の設立
に関わりました。6度目の東北入りの時に仙台メディアテークでの加川広重
の「かさねがさねの思い」という展覧会にて震災後描かれた1作目「雪に包
まれる被災地」という作品に出会う。すぐに加川さんに是非、神戸で紹介し
たいと伝えた。なんの実現への見通しもないままに。

「加川広重 巨大絵画が繋ぐ東北と神戸」展は、東北の文化復興を支援する
市民活動をきっかけとして誕生した。東日本大震災は神戸の市民を再び目
覚めさせ、市民からの寄付を東北の文化復興に直接活用できる仕組みを作
ろうとした。

2013年「雪に包まれる被災地」、2014年「南三陸の黄金」、2015年「フク
シマ」がKIITO(デザイン・クリエィティブセンター神戸)で開催され、
巨大絵画の前でシンポジウム、コン サート、映画上映など多彩な関連プロ
グラムも同時に展開されました。

2015年「フクシマ」展は、神戸の震災から20年に重なって、福島の復興を
中心に東北の「今と明日へ」をテーマとした、開催となりました。この三
つの記録誌は、未曾有の記録としてあります。

2021年、今回は巨大絵画ではありませんが、ギャラリー島田の地下空間全
体を使って加川広重展「3.11 夜が明けるまで」を開催いたします。作品
とともに、資料展示も含めてみなさまと今を、明日を考える場にできれば
と思います。

(画廊通信3月号「蝙蝠日記」より抜粋。全文はこちらでお読みいただけ
ます→http://gallery-shimada.com/koumori/?p=727

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2 展覧会紹介
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会期終了間近です!
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コレクション+ シリーズNo.12
奥田善巳・木下佳通代展  3/3(水)まで B1F un にて
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展覧会情報はこちらからご覧ください。
http://gallery-shimada.com/?p=7188

スタッフ・ブログはこちらからどうぞ。
http://gallery-shimada.com/blog/?p=10300

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黒川紳輝展  3/3(水)まで 1F trois にて
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展覧会情報はこちらからご覧ください。
http://gallery-shimada.com/?p=7193

スタッフ・ブログはこちらからどうぞ。
http://gallery-shimada.com/blog/?p=10306