月別アーカイブ: 2020年10月

■□■□2020年10月 Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1556号 10月23日

■□■□2020年10月
Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1556号 10月23日

        エネルギー溢れる二つの展覧会

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1 蝙蝠日記   魂同士の激突として

2 展覧会案内  南輝子展「ROY ―CWRATONE2」
         藤飯千尋展「最後の砦」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
==================================
1 蝙蝠日記  魂同士の激突として
==================================
ROY-CWRATONEは古くからタイに伝わる精霊流し。
南輝子のROY-CWRATONEは悲劇を語り伝え、蘇り、言葉、音を越え、眠ら
んとするわれを覚醒し、なお眠らせない。
パンデミックの今、長く長く抱きしめあってきた二つの魂と再会する。
南輝子展会場にて開催される板橋文夫の全身入魂が心を鷲掴みするピアノコ
ンサート。
障害で音程を失った我耳は板橋の全身全霊の打鍵をどう受け止めるのか。
耳ではなく魂同士の激突として。
まさにそれはどのような結晶体として現出するのか。
深い深い永遠の中、生まれる奇跡に巡り合えることを確信している。

(南輝子展によせて)

==================================
2 展覧会案内
==================================
10/24(土)より、エネルギー溢れる二つの展覧会が始まります!
――――――――――――――――――――――――――――――――――
南輝子展「ROY ―CWRATONE2」  10/24(土)〜 11/4(水) B1 un
――――――――――――――――――――――――――――――――――
星の修羅 地の修羅 流せさやながせ命の修羅の夜の湯浴みよ

今年2020年は阪神淡路大震災25回忌です。
25年前、ジャズピアニスト板橋文夫は神戸の震災支援に駆けつけてくれまし
た。
そして精霊流しの曲「ロイクラトーン」を弾いてくれました。
ここから神戸と板橋さんとの絆が生まれ、ギャラリー島田や松方ホールでの
鎮魂追悼コンサートへ、岩岡町祈りのコンサートへ繋がっていきました。
地球全体がコロナに病むいま、あらためておもう。
苦しい時辛い時、人にとって音楽や美術や詩歌は、何ものにもかえがたい慰
めであり喜びであると。

南輝子

展覧会の紹介ページをこちらからどうぞ
http://gallery-shimada.com/?p=6979

*初日15:00〜17:00頃までは展覧会会場にて板橋文夫コンサートを開催いた
しますので、作品をご覧いただくことができません。
また、14:00頃から会場設営を行いますので、初日は11:00〜14:00の間にご
覧いただくことをお勧めいたします。どうぞご了承下さいませ。

――――――――――――――――――――――――――――――――――
藤飯千尋展「最後の砦」 10/24(土)〜 11/4(水) 1F trois
――――――――――――――――――――――――――――――――――
人の痛みや悲しみに触れると、それを描かねばと思う。
そのことを世に知らせねばと思う。
私たちは今、歴史の転換期にいるのかもしれない。
社会の暗部、人間性の本質が曝け出されてゆく。
「最後の砦」、私達にとって本当に大事なもの、
それを守ることができますように。

藤飯千尋

ギャラリー島田でデビューしたころのことはよく覚えている。
純粋に怒りまくっていた。それは世の中の不条理について。
それは表現の純粋さでもあり正すものではなかった。
でも、それではなにも変わらないことに苦しんだことが視野を広げた。
そしていまパンデミックに世界がある。
そして浅はかな人知を超えた新しい世界に否応なく直面する私たち。
藤飯は今こそ表現者として語るべきものと出会った。
それがどれほど苦難な道であろうとも、宇宙に放たれる閃光は今の標として
あることは確かである。

島田誠

展覧会の紹介ページをこちらからどうぞ
http://gallery-shimada.com/?p=6981

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■□■□2020年10月 Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1555号 10月20日

■□■□2020年10月
Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1555号 10月20日

             秋晴れの空に
           連日にぎわっています

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1 蝙蝠日記  コロナ禍を超えて 静かな熱狂

2 展覧会案内  沢村澄子展「花」 明日21日(水) 16時まで
         きたむらさとし展  明日21日(水) 16時まで

3 オンライン・ミュージアム

4 弓張美季ピアノリサイタル ご優待
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
==================================
1 蝙蝠日記  コロナ禍を超えて 静かな熱狂
==================================
2020年は1月の木下晋展に始まりました。
長い長い木下さんとの交流の一つのゴールがこの危機の渦中であることが象
徴することに慄然とします。

2月 黒川伸輝・金子善明・永田耕衣・藤崎孝敏 
3月4月5月は延期・中断
   上村亮太・桑畑佳主巳
6月 オンラインストア・緊急支援
7月 未来圏から!
8月 友定聖雄
9月 大森翠・小谷泰子・松原政祐
10月 田鎖幹夫・沢村澄子・きたむらさとし・南輝子・藤飯千尋

と続きます。
それにしても存続を危ぶまれる経営危機とコロナ危機を反転させつつある力
は何処にあるのでしょうか。
個性的なスタッフ達がチームをなし、作家とともに、時代の転換期にあたり、
何より、伝えるべきものに専心する潔さが伝わってくるのです。

==================================
2 展覧会案内 
==================================
――――――――――――――――――――――――――――――――――
沢村澄子展「花」
10/21(水)まで B1F unにて
――――――――――――――――――――――――――――――――――
会場にて沢村さんが現場制作された、巨大な般若心経の作品を屋外に展示中
です。
安藤建築を活かして上空に架けられた作品が、
晴れた日は青空越しに透き通り、雨の日は雨粒の輝きや水滴の落下する様子
も見所です。

展覧会情報はこちらからご覧ください
http://gallery-shimada.com/?p=6975

スタッフブログをどうぞご覧ください
http://gallery-shimada.com/blog/?p=9944

――――――――――――――――――――――――――――――――――
きたむらさとし展 
10/21(水)まで 1F deux & troisにて
――――――――――――――――――――――――――――――――――
きたむらさんの世界が、絵本の部屋と絵画の部屋それぞれに展開されていま
す。
タイミングによっては、きたむらさんの手作りの紙芝居もお楽しみいただけ
ます。
アイデア豊かな仕掛けをぜひご覧ください。

展覧会情報はこちらからご覧ください
http://gallery-shimada.com/?p=6977

スタッフブログをどうぞご覧ください
http://gallery-shimada.com/blog/?p=9968

==================================
3 ギャラリー島田 オンライン・ミュージアム
==================================
きたむらさとし展は、オンラインでも近日公開予定です。
オンライン・ミュージアムでは、きたむらさんのトークを交えながら会場を
巡る映像も。さらに、展示中の作品をオンラインでもお求めいただけます。
URLは公開次第、HPやメールマガジンにてお知らせいたします。

オンライン・ミュージアムはこちら
https://www.galleryshimada-museum.com/

==================================
4 弓張美季ピアノリサイタル ご優待
==================================
画廊通信10月号のエッセイ「パンデミックの時代に」ご寄稿いただいた、弓
張美季さんのリサイタルが開催されます。

<MIKI YUMIHARI PIANO RECITAL 2020>
2020年11月1日(日)14:15開場 15:00開演
神戸新聞松方ホールにて
前売3000円 当日3500円

*当メルマガを御覧になられた方は、ご優待 2000円で販売いたします。
 ギャラリー島田の窓口までお声かけください。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■□■□2020年10月 Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1554号 10月11日

■□■□2020年10月
Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1554号 10月11日

            書と絵本の世界

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1 蝙蝠日記  

2 展覧会案内  沢村澄子展「花」 B1F un
         きたむらさとし展  1F deux & trois

3 今日の言葉  倚りかからず
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
==================================
1 蝙蝠日記   
==================================
点鬼簿を挙げはじめて、すぐに気が付いた、私に必要なのは我懺悔簿ではな
いかと。
音楽という趣味的人生を離れてからは、いつも闘っていた気がする。社会と
も地域とも作家とも。それもノーガードで。
名を記そうとすれば、その深淵にたじろぐ。闘ってきた人は力なき人にあら
ず。
だからこその行為にしても、天上では、謝らねばと思うが懺悔録のページは
すぐ尽きてしまった。
昔から「ギャラリーしまった」と言われてきた意味が分かった。
(2020.9.30)

==================================
2 展覧会案内
==================================
10/10(土)より、二つの展覧会が三会場で始まりました。
どちらも、丸二日間かけての展示作業。渾身の展覧会です。
1Fでは絵本の世界、B1Fでは書の世界。ぜひお楽しみください。

――――――――――――――――――――――――――――――――――
沢村澄子展「花」 10/10(土)〜10/21(水)まで B1 unにて
――――――――――――――――――――――――――――――――――
まだ春の頃、ことごとくイベントが中止になり行き場を失った花々が、花屋
さんから届きました。
桜、カーネーション、フリージア、薔薇、チューリップ、ストック、菊…。
花束ではなく組み合わせもなく、各々が新聞紙にくるまれて、両手にも抱え
きれないほど。
花たちはわずかにくたびれており、それでも、その下に鮮烈なイノチがハッ
キリと見えて、やはり美しかった。わたしは花に癒され、花に励ましてもら
いました。
その日から思うのですが、書は、花ではないのですか。
沢村澄子

展覧会の紹介ページをこちらからどうぞ
http://gallery-shimada.com/?p=6975

*会場にて白ペンキで制作された般若心経の作品「空 Heart Sutra」
― ando&shimada ver. (ギャラリー島田の安藤建築の空に架ける作品!)
は、台風が過ぎるのを待って、本日空に展示予定です!

――――――――――――――――――――――――――――――――――
きたむらさとし展 10/10(土)〜10/21(水)まで 1F deux & troisにて
――――――――――――――――――――――――――――――――――
ひとりの男の子が、ためたお小遣いをにぎりしめてマーケットに行きます。
生まれて初めての買い物。マーケットにはたくさんのお店があって、男の子
はなにを買おうか迷うばかり・・・その時、事件が!という展開の新刊絵本
『スマイルショップ』(岩波書店、10月刊行予定)をはじめ、絵本の原画と
ともに絵画、立体の近作を展示します。
長年イギリスで絵本作家として活動してきましたが、2009年に帰国、そして
2018年に神戸に移住しました。その後、わずかな間に驚くほどたくさんの興
味深い人々の知己をえました。なかでもギャラリー島田の島田誠さんと知り
合えたのは、この上ない幸運でした。今回、この地で初めての個展を開くこ
とになり、私の神戸時代の新しい一節が始まりました。
きたむらさとし

展覧会の紹介ページはこちらからどうぞ
http://gallery-shimada.com/?p=6977

==================================
3 今日の言葉
==================================
倚りかからず

もはや
できあいの思想には倚りかかりたくない
もはや
できあいの宗教には倚りかかりたくない
もはや
できあいの学問には倚りかかりたくない
もはや
いかなる権威にも倚りかかりたくはない
ながく生きて
心底学んだのはそれくらい
じぶんの耳目
じぶんの二本足のみで立っていて
なに不都合のことやある
倚りかかるとすれば
それは
椅子の背もたれだけ

「清冽 詩人茨木のり子の肖像」後藤正治 より

※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※

一部の方に、当メールマガジンの前号(10月7日配信1553号)が届かなかっ
たおそれがあります。受信されていない方は「アーカイブ」上でご覧くだ
さい(http://gallery-shimada.com/mailmagazine/?p=664)。

※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■□■□2020年8月 Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1553号 10月7日

■□■□2020年8月
Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1553号 10月7日

            二つの詩を並べて
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1 蝙蝠日記   二つの詩を並べて

2 展覧会案内  松原政祐展 B1F  本日10/7(水)最終日 16時まで
         田鎖幹夫展 1F trois 明日10/8(木)まで
       
3 「無言館 遺された絵画からのメッセージ」 ご招待

4 今日の言葉
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
==================================
1 蝙蝠日記   二つの詩を並べて
==================================

奇妙な果実(Strange Fruit:訳詞)

南部の木は、奇妙な実を付ける
葉は血を流れ、根には血が滴る
黒い体は南部の風に揺れる
奇妙な果実がポプラの木々に垂れている

勇敢な南部(the gallant south)ののどかな風景、
膨らんだ眼と歪んだ口、
マグノリア(モクレン)の香りは甘くて新鮮
すると、突然に肉の焼ける臭い

カラスに啄ばまれる果実がここにある
雨に曝され、風に煽られ
日差しに腐り、木々に落ちる
奇妙で惨めな作物がここにある。

次の詩は偶然、長田弘全詩集を見ていて発見した。

吊るされたひとに
森の向こうの空地で 
鉛を嚥みくだす惨劇がおわる 
あまりにも薄明な朝
一人に市民が吊るされた
絞首台
の真新しい木の香り
が乾いてゆく
ほんのひとしずく赤く
こぼすことさえ拒否した血は
悶絶をこらえ
べったりと霧を抉って
紫黒い死の斑を滲ませる
それでもまだ揺れている
のはその瞬間まで生きていた
その証のためだ
屍が揺れているのか
世界が揺れるのか
黙りこくる
残された
石造の家々の上で
おお ぶるぶると揺れている
揺れているのは
あなただ
垂れた脚が
ぶあつい地球の中心へ
なお降りてゆこうとするので
たしかにひき裂かれているあなただ
足元で夥しく草の花が萎え
涸れた空へあなたを吊るす
張りつめた一本の綱
あなたの顎を 眼を
朝をはげしくひきつらせてあるもの
それは何
吊るされたひと
ぼくにとってあなたとはいったい何
ぼくの誕生をすばやく刺しつづけるあなたは
午前は傷のようにぼくの前にひらき
証明の昼も また夢も
ぼくは未だ持たぬ

    (ナチスのユダヤ人迫害の記録をみて)

長田弘 全詩集(みすず書房)の 
冒頭に置かれた詩「吊るされたひとに」

==================================
2 展覧会案内
==================================
――――――――――――――――――――――――――――――――――
松原政祐展ー生きるものたちへの讃歌ー   10/7(水)まで B1 unにて
――――――――――――――――――――――――――――――――――
気持ち良い、穏やかな秋の日差しの中、原田の森ギャラリーでの画業をふり
返る大作が並ぶ展覧会が無事終わり、同時期に開催した、ギャラリー島田で
の展覧会もいよいよ明日最終日を迎えます。
大作とともに、ポストカードや、小さな額装された作品もあります。
どうぞお見逃しなく、お待ちしております。

展覧会の紹介ページをこちらからどうぞ

http://gallery-shimada.com/?p=6921

スタッフブログはこちら

http://gallery-shimada.com/blog/?p=9930

――――――――――――――――――――――――――――――――――
田鎖幹夫展 /蜜蝋画とPainting    10/8(木)まで 1F troisにて
――――――――――――――――――――――――――――――――――
静かで穏やかな蜜蝋画がひそひそと語りかけてくるような、そんな気配が
心地よい空間になっています。
蜜蝋画にご興味を持たれた方は、書籍も販売しています。
資料とともに会場にてごゆっくりご覧ください。

展覧会の紹介ページはこちらからどうぞ

http://gallery-shimada.com/?p=6973

スタッフブログはこちら

http://gallery-shimada.com/blog/?p=9953

==================================
3 「無言館 遺された絵画からのメッセージ」 神戸ゆかりの美術館
==================================
兵庫県出身の戦没画学生たちの作品も含め、常設展示されていない約130点
の作品が展示されています。

会場:神戸ゆかりの美術館(六甲アイランド)
会期:開催中 ~11月29日(日)
入場料:1000円

この展覧会にギャラリー島田より100名の方をご招待、ということで、
残り少なくなってきましたが、まだございますので、ご希望の方是非どうぞ。
B1受付で差し上げますので、どうぞお申し付けください。
(お一人様2枚まで 郵送不可)

==================================
4 今日の言葉
==================================
いつの時代も酸鼻な歴史に彩られてきた。
どんなに拭いさろうとも私たち自身が様々に当時者であった。
今回のパンデミックの世界を生きることは、世界中が「天の差配」の元にあ
ることにおいて、正しく自身を問いなおし、生き直すこと。まさに私自身で
あるのです。

島田誠

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
——————-
■こぶし基金より
——————-
公益財団法人「神戸文化支援基金」(こぶし基金)は兵庫・神戸の文化の土
壌を豊かにする芸術活動に助成しています。
本基金へのご寄付は、公益財団法人への寄付として寄付控除の対象となりま
す。

・銀行口座:
 みなと銀行 北野坂支店 普 1656831 公益財団法人神戸文化支援基金
・郵便振替口座:
 公益財団法人 神戸文化支援基金 00950-0-322393
 他行から振込みの場合は店番 099 当座 0322393

銀行からのご寄付の場合は必ず、お名前、ご住所等をメール・FAX等でお知
らせ下さい。
MAIL kobushi-nakai@gallery-shimada.com (事務局中井)
FAX 078-262-8058
HP http://kobushi-kikin.com/
blog http://kobushi-kikin.com/blog/

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
メルマガの配信停止を希望される方は下記からお手続きください。
バックナンバーも下記でお読みいただけます。
メルマガ登録・解除フォーム http://gallery-shimada.com/mailmagazine/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
配信元・お問合せ: ギャラリー島田、アート・サポート・センター神戸
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
〒650-0003 神戸市中央区山本通2-4-24リランズゲートB1F・1F
TEL&FAX 078-262-8058
HP http://gallery-shimada.com
BLOG http://gallery-shimada.com/blog/
MAIL info@gallery-shimada.com

■□■□2020年10月 Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1552号 10月2日

■□■□2020年10月
Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1552号 10月2日

          私の基調低音「バッソ・コンティヌオ」

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1 蝙蝠日記

2 展覧会案内  田鎖幹夫 展 /蜜蝋画とPainting
         松原政祐展 (原田の森ギャラリー)10月4日まで

3 きたむらさとし「悩みのるつぼ」挿絵原画 10月5日公開終了

4 板橋文夫 オープニング・コンサート 申し込みを締め切りました

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
==================================
1 蝙蝠日記  私の基調低音「バッソ・コンティヌオ」
==================================
静かに鳴り響くオルガンの響きに身を委ねるように生きてきた。
死を迎えるにあたって…いや、迎える前であっても、多額のお金を私どもの
基金に託すことの遺志を思うと厳粛な思いに改めて浸される。
亀井純子さん、西川千鶴子さん、島田悦子さん、川本昭男・やよいさん、志
水克子さん。
それは兵庫神戸文化を豊かであって欲しいという思いを託してのことでした。
その総額が152,448,081円となりました。(2020年3月末現在)
「芸術文化の支援」という基金の在り方に様々な干渉の手が伸びましたがそ
れを守りきっての今です。
芸術文化が社会の根底を成す必須のものであることは、確かであるがゆえに
多彩な支援策が用意されるのは必然です。
でも、その代替であったり補完であったりを、この小さな市民基金が担うこ
とは違っていると思うのです。

==================================
2 展覧会案内 
==================================
――――――――――――――――――――――――――――――――――
田鎖幹夫 展 /蜜蝋画とPainting
10/3(土)〜10/8(木) 1F troisにて
――――――――――――――――――――――――――――――――――
10月3日よりギャラリー島田初登場、田鎖幹夫さんの展覧会が始まります。
展覧会タイトルにもある「蜜蝋画」とはミツバチの巣からとれる蝋を用いた
画法です。

展覧会の紹介ページをどうぞご覧ください
http://gallery-shimada.com/?p=6973

「蜜蝋画の楽しみ / 作品集と技法入門」を出版しました、蜜蝋は偶然性の
あるartで、蜜蝋が素敵な作品を作ってくれます。様々な画材が使用でき、
様々な技法に応用が可能、簡単な道具で誰でも楽しむことができます。偶然
を使うことは、楽しくもあり、難しくもある、蜜蝋がやることに自分の身を
任せるような気持ちでやると蜜蝋画は楽しいです。人はもともと自然の一部、
抵抗するのではなく、目の前の自然に自分を任せていく、コロナ禍の日常で
すが、制作自体は自分の問題なので、続いています。蜜蝋画とキャンバスに
描いたpaintingの展示になります。

田鎖幹夫

◆会期に合わせて「ギャラリー島田 オンライン・ストア」でも田鎖さんの
作品を公開・販売いたします。
https://gallery-shimada.stores.jp/
オンライン・ストアではギャラリーに展示されていない作品も公開されます。
どうぞお楽しみに!

――――――――――――――――――――――――――――――――――
松原政祐 展  −生きるものたちへの讃歌−
10月7日(水)まで B1F unにて
――――――――――――――――――――――――――――――――――
ただいまギャラリー島田 un にて開催中。
「松原政祐 展 −生きるものたちへの讃歌−」。
多くのお客様にご覧いただいております。

展覧会の紹介ページをこちらからご覧ください
http://gallery-shimada.com/?p=6921

スタッフブログはこちらから
http://gallery-shimada.com/blog/?p=9930

◆原田の森ギャラリー(神戸市灘区)での「松原政祐展 生かされしものたち」
の最終日が10月4日(日)と迫っております。
広い会場に松原さんの大きな作品が並ぶさまは壮観です。松原さんのこれま
での画風の変遷をつぶさにたどることができます。
まだご覧になっていない方はどうぞお急ぎください。

==================================
3 ギャラリー島田 オンライン・ストア
==================================
<<きたむらさとし「悩みのるつぼ」挿絵原画  10月5日公開終了>>
ギャラリー島田 オンライン・ストアにて第一弾、第二弾と公開してまいり
ました、きたむらさとし「悩みのるつぼ」挿絵原画は、10月5日(月)をも
って公開を終了いたします。
気になる作品がございましたら、どうぞお急ぎください!

なお、新たに約40点の挿絵原画を、10月10日(土)〜21日(水)にギャラリ
ー島田で開催されます「きたむらさとし展」にて展示予定です。
ぜひご来廊くださいませ。

また本展はギャラリー島田のオンライン・ミュージアム
https://www.galleryshimada-museum.com)での公開も予定しております。

==================================
4 板橋文夫 オープニング・コンサート 申し込みを締め切りました
==================================
10月24日(土)に開催されるジャズ・ピアニスト 板橋文夫さんの南輝子展
オープニング・コンサートは定員に達したため、申し込み受け付けを終了い
たしました。
お申し込みいただいた皆さまはありがとうございました。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━