月別アーカイブ: 2020年8月

■□■□2020年8月 Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1548号 8月30日

■□■□2020年8月
Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1548号 8月30日

       ギャラリー島田2020年下半期スタート!

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1 蝙蝠日記

2 展覧会案内  鴨居玲と神戸 ―没後35年 特別資料展
         Glass Works 友定聖雄展

3 演奏会へのお誘い
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
==================================
1 蝙蝠日記
==================================
窪島誠一郎さんの「信濃デッサン館」(※)を初めて訪れたのは1992年のこ
と。その後、ご自身も出征の経験のある画家 野見山暁治さんと戦没画学生
の絵の収集を始められ、97年には戦没画学生慰霊美術館「無言館」を開館さ
れました。

それに先立つ1995年、あの阪神淡路大震災の年、窪島さんたちの集めた戦没
画学生の絵の展覧会は、実は、ギャラリー島田の前身である海文堂ギャラリ
ーで初めて開催されています。「50年目の戦場」と言われた神戸で始めたい
と窪島さんが願われたことによります。

翌96年には神戸風月堂の山本芳樹さんの尽力で実行委員会が作られ、「兵庫
県復興支援会館」でも展覧会が開かれました。

(※)現「KAITA EPITAPH 残照館」

前号のメールマガジンでもお知らせしましたが、その「無言館」の収蔵作品
を公開する「無言館 遺された絵画からのメッセージ」が神戸ゆかりの美
術館で開催されます。兵庫県出身の戦没画学生た
ちの作品も含め、常設展示されていない約130点の作品が展示されます。

会場:神戸ゆかりの美術館(六甲アイランド)
会期:9月12日(土)〜 11月29日(日)
入場料:1000円

この展覧会にギャラリー島田より100名の方をご招待します。
8月31日(月)よりB1受付で差し上げますので、どうぞお申し付けください。
(お一人様2枚まで 郵送不可)

==================================
2 展覧会案内
==================================
1か月に渡る特別企画展「未来圏から!」を終え、2つの新しい展覧会が始
まりました。

――――――――――――――――――――――――――――――――――
鴨居玲と神戸 ―没後35年 特別資料展
9/9(水)まで B1 unにて
――――――――――――――――――――――――――――――――――
没後35年となる鴨居玲。
直筆の手紙やパレットなど、貴重な資料を公開しています。
また作家の親友であり、自死の発見者でもあった岩島雅彦さんの200号の大作
「芸人の一家」もご覧いただきます。

http://gallery-shimada.com/?p=6938

――――――――――――――――――――――――――――――――――
Glass Works 友定聖雄展  9/8(火)まで 1F troisにて
――――――――――――――――――――――――――――――――――
4年ぶり3度目の個展となる友定聖雄さん。深いグリーンを帯びたガラスの世
界はさらに神秘性を増して。
会場風景と、島田誠の「友定硝子世界」への思いをご覧ください。

http://gallery-shimada.com/?p=6910

==================================
3 演奏会へのお誘い
==================================
2019年度のKOBE ART AWARD 優秀賞を受賞したヴァイオリニストのマウロ・
イウラートさんが、イタリア支援チャリティーコンサートを開催します。
ピアニストのジュゼッペ・マリオッティさんとのUniDuo(ウニドゥオ)での
演奏です。

Con l’Italia nel Cuore イタリア・ネル・クオーレ
〜チャリティーコンサート for イタリア〜

【日時】9月27日(日)2回公演
A公演 11:45開場・12:30開演
B公演 15:15開場・16:00開演

【会場】神戸新聞松方ホール

【料金】各公演1,500円

ギャラリー島田でもチケットを販売しています。スタッフまでお尋ねくださ
い。

コンサート詳細はハルモニアKOBE事務局(TEL & FAX 078-767-1694)まで。

※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※

一部の方に、当メールマガジンの前号(8月19日配信1547号)が届かなかっ
たおそれがあります。受信されていない方は「アーカイブ」上でご覧くだ
さい(http://gallery-shimada.com/mailmagazine/?p=657)。

※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■□■□2020年8月 Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1547号 8月19日

■□■□2020年8月
Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1547号 8月19日
 
         未来圏から! 実展示は本日最終日
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1 蝙蝠日記

2 展覧会のご案内  未来圏から! 実展示は本日19日16時まで

3 オンライン・ストア  ギャラリー島田セレクションvol.1

4 コロナ禍における芸術関係者アンケート

5 今日の言葉
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
==================================
1 蝙蝠日記
==================================
窪島誠一郎さんが私に盛んに言う。
生き残るための免許書の更新を忘れないで、もう一年生き延びよう。

実は窪島さんは太平洋戦争が始まった昭和16年11月に東中野で生まれた。

私はいえば、翌年の17年11月14日。神戸東須磨で生まれている。
そして新潟の親戚のところに疎開している。
窪島さんと違い、私はヘイヘイボンボンの育ちだけど、
ともかくあと1年なんとしても生き延びねば!!!

戦没画学生の絵画展に是非。お誘いあわせのうえ、お運びください。

◆特別展「無言館 遺された絵画からのメッセージ」

「無言館」(長野県)は戦没画学生の作品や愛用品を公開する、作家・窪島誠
一郎さんの私設美術館です。今回の神戸での展覧会では、常設されていない
作品や、兵庫県出身の戦没画学生の絵などを含む、戦没画学生の遺した作品
約100点と遺品類が展示されます。

会場:神戸ゆかりの美術館(六甲アイランド)
会期:9 月 12 日(土)〜 11 月 29 日(日)
入場料:1000円

ギャラリー島田より 100 名の方をご招待します!
8 月 31 日(月)より B1 受付にてご招待券を配布いたします。
お申し付けください。
(お一人様2枚まで 郵送不可)

==================================
2 展覧会のご案内  未来圏から! 19日(水)16時まで
==================================
2020年特別企画展「未来圏から!」は、
いよいよ本日19日16時までとなりました。

暑い中、上り坂をのぼってお越しいただきました皆様、
ありがとうございます。

展示替えをしている作家さんもちらほらございますので、
オンラインでリピート鑑賞していただくのもオススメです。

オンライン・ミュージアム「未来圏から!」は、
実展示終了後もしばらく公開することとなりましたので、ごゆっくりどうぞ

https://www.galleryshimada-museum.com/

なお、
20日(木)、21日(金)は作業日
22日(土)〜27日(木)夏季休廊
となります。ご了承くださいませ。

==================================
3 オンライン・ストアのご案内
==================================
「ギャラリー島田セレクション」シリーズをスタートいたします。
スタート特別編として、ギャラリー島田でも特にファンの多い4人の作家、
石井一男、井上よう子、上村亮太、須飼秀和 をご紹介。
遠方の方、初めての方にも、お手に入れやすい、飾りやすい、小さなサイズ
の描きおろし作品を中心に、計33作品を公開しています。
どうぞご覧ください。

https://gallery-shimada.stores.jp/

==================================
4 コロナ禍における芸術関係者アンケート
==================================
前号でお知らせいたしました、「新型コロナウイルスの影響下における兵庫
県内の芸術文化活動に関するアンケート調査」は、
回答期間を5日間延長することになったようです。
より的確なデータ分析を行うため、ぜひご協力をお願いいたします。

【回答期間】2020/8/3〜2020/8/21(当初から5日間延長)

【所要時間】15分程度

【回答フォーム】
―個人用
https://forms.gle/TSrTTZvbXzenibG47

―団体・事業所用
https://forms.gle/nRwqa1RgbqwT9v8Z7

【調査主体】神戸大学国際文化学研究科藤野研究室

==================================
5 今日の言葉
==================================
現代において女性が男性よりも優れた仕事を成しうるのは、男が、既に出来
上がった仕事の型になれて、形どおりの仕事をしているからで、女は、男の
陥りやすい専門性を突き抜けて、みづからの生活のもつ多面的な素人性から
新しい道を切り開くことが出来るからである。この意味で与謝野晶子は女性
が生活全体に及ぶ広い視野と、専門の垣の内にまだ囲いこまれていない、怖
れを知らぬ理性の開発を求めた。
理知と感情と意志。—与謝野晶子の政治思想

流れに抗して 鶴見俊輔 (編集グループSURE)あとがきP108から

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■□■□2020年8月 Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1546号 8月14日

■□■□2020年8月
Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1546号 8月14日
 
            コロナ禍の暑い夏
           お見舞い申し上げます
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1 蝙蝠日記  遺された絵画からのメッセージ ご招待します

2 こぶし基金より 緊急支援助成 その後

3 コロナ禍における芸術関係者へのアンケート ご協力のお願い
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
==================================
1 蝙蝠日記
==================================
前号で、「無言館 遺された絵画からのメッセージ」が9月12日から神戸ゆ
かりの美術館で始まることを書きました。

詳しくは、おって書きたいと思いますが、
画廊通信(information )9月号でも触れておりますので、どうぞ。
http://gallery-shimada.com/koumori/?p=703

この展覧会は、しっかり応援したいと思いますので、
ギャラリー島田より 100 名の方をご招待します。
8 月 31 日(月)より B1 受付にて配布いたしますので、お申し付けください。
(お一人様2枚まで 郵送不可)

◆特別展「無言館 遺された絵画からのメッセージ」

会場:神戸ゆかりの美術館(六甲アイランド)
会期:9 月 12 日(土)〜 11 月 29 日(日)

「無言館」(長野県)は戦没画学生の作品や愛用品を公開する、作家・窪島誠
一郎さんの私設美術館です。今回の神戸での展覧会では、常設されていない
作品や、兵庫県出身の戦没画学生の絵などを含む、戦没画学生の遺した作品
約100点と遺品類が展示されます。

==================================
2 こぶし基金より 緊急支援助成 その後
==================================
5月に実施した、緊急支援助成を通して、
助成先のみなさまからは、活動再開のご報告をいただいたり、
市民(市外、県外からもですが)のみなさまからは、いつも以上のご寄付を
いただいたり、と、
しっかりと志の輪が広がっていることを実感しております。
ありがとうございます。

役員、事務局メンバーは、勉強になった、励みになった、という気持ちが大
きく、また、より一層、繋ぎ手としての役割と責任を感じております。

先日は、緊急支援助成について、
毎日新聞の三輪記者が記事にしてくださいました。
8月8日夕刊です。すでにお読みいただいたかたもおられると思いますが、
ブログからお読みいただけますので、まだの方はぜひご覧ください。
http://kobushi-kikin.com/blog/?p=340

==================================
3 アンケートご協力のお願い 
==================================
また、神戸大学の藤野研究室が調査主体となっている、
「コロナ禍における兵庫県内の芸術関係者の方への影響についてのアンケー
ト」をお知らせいたします。

回答〆切が 8/16 と間近にせまっておりますが、
お時間ございましたら、ご協力いただけましたら、と思います。

**************

コロナ禍における兵庫県内の芸術関係者の方への影響を知り、これからの支
援や情報提供につなげていくためのアンケート調査です。

結果は集計し、8月31日に公益財団法人兵庫県芸術文化協会、公益財団法人神
戸市民文化振興財団等のWEBページにて公開いたします。

兵庫県内で、芸術文化に関わる人はどなたでも回答いただけますので、ぜひ
ご協力よろしくお願いいたします。

【回答期間】2020/8/3〜2020/8/16

【所要時間】15分程度

【回答フォーム】
―個人用  https://forms.gle/TSrTTZvbXzenibG47
―団体・事業所用  https://forms.gle/nRwqa1RgbqwT9v8Z7

【調査主体】神戸大学国際文化学研究科藤野研究室

【協力団体】
公益財団法人 兵庫県芸術文化協会 / 公益財団法人 神戸市民文化振興財団
公益財団法人 宝塚市文化財団 / 公益財団法人 明石文化国際創生財団
公益財団法人 尼崎市文化振興財団 / 西脇市文化・スポーツ振興財団
公益財団法人 川西市文化・スポーツ振興財団 / 豊岡市 / 丹波市(予定)
公益財団法人 神戸文化支援基金 / 神戸演劇観賞会 / 神戸中央おやこ劇場
神戸映画サークル協議会 / 神戸大アートマネジメント研究会

【問い合わせ】
神戸大学国際文化学研究科 藤野研究室 調査用メールアドレス
kobe.artresearch2020@gmail.com

**************

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■□■□2020年8月 Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1545号 8月3日

■□■□2020年8月
Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1545号 8月3日

           生きるための免許更新
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1 蝙蝠日記

2 展覧会のご案内

3 今日の言葉  事実は真実の敵だ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
==================================
1 蝙蝠日記  生きるための免許更新
==================================
「無言館 遺された絵画からのメッセージ」が9月12日から神戸ゆかりの美
術館で始まります。
無言館は、窪島誠一郎さんと野見山暁治さんが、戦没画学生の遺された絵を
蒐集され、1997年に開館しました。

昨日、このことで窪島さんと電話で話をしていて、お互い、長く生きてきた
けど、様々に不調を抱えている。

窪島さんとはまだご一緒する大きな仕事がある。
来年9月11日が画家松村光秀さんの没後10年になる。
沖縄佐喜眞美術館、窪島さんの残照館(旧信濃デッサン館)とギャラリー島
田の三館で、それぞれ違う作品と独自のコンセプトで一ヶ月間という稀有な
企画を計画しています。

窪島さんが今回の神戸ゆかりの美術館での展示のために9月11日に神戸にこ
られる。
そして来年の9月11日には・・・

窪島さん曰く
あと一年。何としても生き延びねば!
「生きるための免許更新を忘れないで!」

今回の展覧会はしっかり応援したいと思っています。

◆次回の蝙蝠日記では

戦没画学生の絵画蒐集のスタートは。
「50年目の戦場神戸」と言われた神戸で、海文堂ギャラリーで開催させてい
ただいたこと、そして風月堂さんのご支援などにも触れてみたいと思います。

==================================
2 展覧会のご案内  未来圏から!
==================================
2020年特別企画展「未来圏から!」

展覧会情報はこちら
http://gallery-shimada.com/?p=6860

オンライン・ミュージアムはこちら
https://www.galleryshimada-museum.com/
360度カメラによる会場風景もアップいたしました。

また、すでに売約済となった作家さんのなかには、2点目をご用意いただい
た方もおられ、実展示、オンライン共に展示替えを行っております。
リピートしてお楽しみいただければ嬉しいです。

==================================
3 今日の言葉
==================================
To dream the impossible dream
  決してかなえられぬ夢を見
To fight the unbeatable foe.・・・.  
  決して倒れぬ敵を向こうに回し・・・

「ラマンチャの男」から「インポシブル・ドリーム」

気分よき席で少々酔いがまわった深代が、深いバリトンの声質で、スリーコ
ーラスのすべてをうたった。

そして上着のポケットから万年筆を出してさらさらと書いた。

Facts are the enemy of truth
  事実は真実の敵だ

「天人 深代惇郎と新聞の時代」後藤正治  P285 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━