月別アーカイブ: 2018年9月

■□■□ 2018年9月 Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info― 号外 9月30日

■□■□ 2018年9月
Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―号外 9月30日

    
  @@@@@@@@@@ 号外 9月30日 @@@@@@@@@@@

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台風24号が接近しています。
ギャラリー島田は本日、休業させていただきます。

皆様におかれましても、くれぐれ、安全に御留意ください。
明日以降の御来廊をお待ちしています。
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■□■□2018年9月 Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1441号 9月29日

■□■□2018年9月
Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1441号 9月29日

           昨日に続いて 展覧会へのお誘い

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1 展覧会へのお誘い  東影智裕展
            住谷重光展

2 サロン  第348回神戸塾日曜サロン 東影智裕 自作を語る
        
3 今日の言葉   神様の目が、無限がひろがっている。
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1 展覧会へのお誘い
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東影智裕展  昨日の紹介に続いて
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作家の言葉から

作品自体は生きているわけではなく、死ぬこともなければ考えることもない
物質でしかありませんが、単なる物質的な存在ではなく、作品と正対する人
の意識に静かに働きかけ、生と死の狭間や境界、心や魂のような異質な存在
を感じる事の出来る作品を作りたいと考えています。

先ずは下記を
http://gallery-shimada.com/?p=5561

私との出会いは
2011年のルネッサンス・スクエア(姫路)での「大庭和昭・須飼秀和・東影
智裕 三人展」でした。須飼秀和に紹介され、、即座に、その夏の「ミニア
チュール神戸展vol.11 -Wish- 」招待。同じ年に「龍野アートプロジェクト
2011 刻の記憶 Arts and Memories」の【芸術監督】加須屋明子に見いだ
され招待され、以降、毎回。東影の作品は、「生」と「死」を切断された動
物の頭部に刻印すると共にインスタレーションとして場と響き合い、佇まな
いでおれない強度を持ちます。
それらの動物は優し気で、時に愛らしく感じさせますが、死と共存し、たん
なる死をこえた残虐さすら連想させます。

2017年に「五島記念文化財団 第27回五島記念文化賞」美術新人賞を受賞。
1年間の海外留学先を選んだのはポーランドのクラクフでした。
歴史に翻弄され占領、独立を繰り返し、ナチスのゲットーがあった地。
まさに東影智裕が自身のレーゾン・デートル(raison d’etre:存在根拠)
をかけて学ぶ場であったのです。

松浦友与によるブログです。
http://gallery-shimada.com/blog/?p=8040

小品ながら、出発点であった作品を含み
自分の作品を再確認し、次へと進む小さくて大きな展示(作家の言葉)とな
っています。

今朝、ここにインスタレーションとしての作品も展示される予定です。

お見逃しなく。

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住谷重光展
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作家の言葉です
2017年に、ラスコーの壁画展を見て、衝撃を受けました。
描く方法も、顔料や炭を、なすりつける、ひっかく、吹き付けるなど、今と
同じ行為ですし、数万年前から、すでに具象も抽象もありました。
絵画は進歩するものではなく、時代に応じて変化していく普遍性のあるもの
で、その本質はコミュニケーションだと思います。
私は樹木や海といったモティーフを通して、自然の流れに触れながら、音楽
を演奏する気持ちで描き続けています。

http://gallery-shimada.com/?p=5533

ラスコーと縄文
重松あゆみさんは「縄文」に倣い
住谷重光さんはラスコーに倣う
人が人としてあることの思いを馳せるこのごろです。

住谷重光は高校までを神戸で過ごし(御影高校―東京藝大)、現在は大磯に
住む。
なんどもギャラリー 島田に来られ、2年以上まえに本展を約束された。
会期中は全て会場に詰められる。

住谷の作品は端正である。
今回の大作(連作組作品)は大磯の海景を描き、それを丹念に白く塗り込ん
でいく作業を繰り返したものだという。
その前にたち私たちは封印され微かにみえる情景をたどる。その旅は例えば
私自身遠い記憶を引き出し、重ねる。

素描、水彩、平面、具象を経て、抽象化に至るプロセスにおいて揺ぎ無きも
のの導きをもち、それが佇まい、語り口眼差しにいたるまで貫くものを感じ
させる。

島田容子によるブログです。
http://gallery-shimada.com/blog/?p=8082
ここには写られていないが「白と黒」の平面が、そのことを語っていて雄弁
に伝えている。

是非、お運びください。

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2 サロンのお誘い
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第348回 神戸塾 日曜サロン
東影智裕 自作を語る

ゲスト:加須屋明子(京都市立芸術大学教授)
日時:10月7日(日) 17:00〜 

予約不要・無料

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3  今日の言葉
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丘の眺め

春が来てすぐそこに見える
淋しい丘のむこうになにがある?

すこし低まり、またほんのすこし登る、
そのあたりで、思いなしか窪んでいるような。

まるい肩のあたり、ゆったりした腰のあたりに
白雲がまつわる丘もあるが、

こっちの丘のシルエットはもっとすっきりしていて、
高いところにあるぶどう畑の縁の

支柱が青くなっていたり。ガラスの破片が
きらきらして、太陽がいっぱいにかがやいて。

そのうしろには、だれもいない砂浜の海みたいに、
神様の目が、無限がひろがっている。

(『ウンベルト・サバ詩集』須賀敦子訳 より)

住谷重光の海景に触発されて選びました。

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■□■□ 2018年9月 Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1437号 9月28日

■□■□ 2018年9月
Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1437号 9月28日

           海に向かって旅立つ

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1 蝙蝠日記  想定外が当たり前に

2 展覧会へのお誘い

3 「おしりあい」になりませんか?

4 プリンストンでの講義

5 今日の言葉  海に向かって旅立つ人
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1 蝙蝠日記   いつもいつも想定外で
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ギャラリー島田には、un deux troisという三つのギャラリーがあります。
新しいtroisは蝙蝠の棲で私の隠居みたいにゆっくりするつもりでしたが、
いまやここもフル稼働となり、私は休む間もなくなりました。

何よりも真剣に挑む作家に皆さんに出来うる限りにおいて応えたいと願い、
それに相応しくありたいという思いが私たちを奮い起こして下さっています。
そしてお運びいただく皆様。
いつも見通しの甘い私を支え続けてくれるのはスタッフたちです。
書店、ギャラリーは勿論 、財団においてもそうです。

そんな私で、よくここまで続けてこられたものです。
感謝の言葉をいくら重ねてもたりないです。

あとで展示作業風景をみていただきますが
三つもあれば、撤収作業、展示作業の繰り返しでいつも多くの方が関わって
いて工事現場の如き風景が延々と続き、子供さんを預けたスタッフも大車輪
です。
その一人の林淳子と、暮れなずむなかで煌々と明るいギャラリーを外から見
ながら
「こんなギャラリー はどこにもないだろうね」
「ない、ない」

今、少し、頑張るか!

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2  展覧会へのお誘い
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河合美和展
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誠実に、そして絶え間なく抽象と具象の狭間を見据えながら自身の新しい世
界を切り開いてきた河合美和の到達した地点をご覧いただきます。
まずは下記をご覧下さい。

http://gallery-shimada.com/?p=5529

DMにある作品(「2018 AUG 1」 M80)がY字の樹木にも見える奧にこもれびの
森に見える織りなす諧調をなし、微かに紫が薫っている。緊張した空間と、
そこに身を置く歓びが伝わってきます。
河合美和の挑戦し鬩ぎあう誠実な魂が私に浸透するように入ってくる。

1995年から1998年ころの大きな渦巻が象徴するエネルギーに溢れる画風を、
2000年頃からの森を象徴する垂直の美しい色面、それを打ち消すような横の
ストライプ。 主題と否定を繰り返しながらの森や光や風の景色はいはば
自画像とも感じます。
丹波篠山・まちなみアートフェスティバルでは河原町妻入商屋群で毎回異な
る町屋や蔵でサイトスペシフィックな展示に挑戦し、2012年12月25日には改
装前のKIITO(デザインクリエイティブセンター神戸)で壁画を制作し一日だ
け公開することにも挑みました。

今回はさらにいままでこだわってきたの油絵具の質感を離れ、薄塗りの色面
とし、樹木のようでもあり道のようでもあり、手の指のようでもある、V字、
Y字が現れた。
別れなのか 閉じていくのか・・・・
それは無意識のうちにある「岐路」とも思えたりもします。
横尾忠則の「Y字路」シリーズを思い起こすまでもなく、私自身の意識とも
共振しています。

是非ともお運びください。

林淳子によるブログ

http://gallery-shimada.com/blog/?p=8023

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東影智裕展
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1年間、五島記念文化財団の助成でポーランドに滞在し3月末に帰国された東
影智裕さん。
2012年、‘14、‘16年と個展を開催、留学を挟んでの40周年記念展への招待
展。奇しくも本人も40才。

自分の作品を再確認し、次へと進む小さくて大きな展示。
作家からのメッセージです。

展覧会情報は下記で

http://gallery-shimada.com/?p=5561

松浦友与によるブログです。
滅多に見れない展示作業風景は下記で。

http://gallery-shimada.com/blog/?p=8040

展覧会の紹介は次号でも紹介いたします。

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3 「おしりあい」になりませんか?
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メルマガで書くようなことではありませんが、
今日の朝日新聞の「天声人語」から。
「フーム、においますね」
と「お尻」すなわちトイレ一色でした。

戦場のように忙しかった昨日ですが、ギャラリーのトイレを改装しました。

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4 お知らせまで
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ギャラリーのデザインや大きな展覧会の実施に、欠かせない協力者であるの
がTato Architects(島田陽建築設計事務所)です。この頃、海外にもよく
行っているようです。

プリンストン大で10月1日 pm6:00~ 講演をするようです。
本人のFace Bookで知りました。

場所:プリンストン大 School of Architecture Betts Auditorium
プリンストン大で11月9日まで開催中の展覧会「44 Low-resolution Houses」
に作品が展示されているので、住宅の設計で最近考えていることを話します。
詳細は http://soa.princeton.edu/content/lecture-series%3A-yo-shimada

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5 今日の言葉  海に向かって旅立つ人
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人間には三種類ある
1 死んでいる人間
2 死んではいないけれど、ただ生きている人間
3 海に向かって旅立つ人

新井満氏の講演から (25年前のメモから)
原典はプラトンとあります。

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■こぶし基金より
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公益財団法人「神戸文化支援基金」(こぶし基金)は兵庫・神戸の文化の土
壌を豊かにする芸術活動に助成しています。
本基金へのご寄付は、公益財団法人への寄付として寄付控除の対象となりま
す。

・銀行口座:
 みなと銀行 北野坂支店 普 1656831 公益財団法人神戸文化支援基金
・郵便振替口座:
 公益財団法人 神戸文化支援基金 00950-0-322393
 他行から振込みの場合は店番 099 当座 0322393

銀行からのご寄付の場合は必ず、お名前、ご住所等をメール・FAX等でお知
らせ下さい。
MAIL kobushi-nakai@gallery-shimada.com (事務局中井)
FAX 078-262-8058
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blog http://kobushi-kikin.com/blog/

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■□■□2018年9月 Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1439号 9月22日

■□■□2018年9月
Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1439号 9月22日

           見慣れたもの 混沌が伝えるもの

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現代陶芸の旗手のお二人

1 展覧会へのお誘い
    重松あゆみ展 「JOMONの面影」
    http://gallery-shimada.com/?p=5520

   須浜智子展 今日から
    見慣れたはずのものに
    http://gallery-shimada.com/?p=5526

    須浜智子 展示風景からのレポート
    http://gallery-shimada.com/blog/?p=8010

2 サロンへのお誘い
  本日のサロン  9月22日(土)15:00から  予約不要 無料
  重松あゆみ、スライドを交え大変好評だった「JOMONの面影」 を
  須浜智子、自作を語る
  そしてクロストークをお楽しみください
  会場:ギャラリー島田 BF1

3 今日の言葉               
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3 今日の言葉 「黙りあい」
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現代人が失いかけているのは「話し合い」などではなくて、
むしろ「黙りあい」だ。

(寺山修司)
 

8月10日 鷲田清一 折々のことば  から
ネットの世界が出現するはるか前の発言である。

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■□■□2018年9月 Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1438号 9月15日

■□■□2018年9月
Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1438号 9月15日

           聴くということ

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1 蝙蝠日記 「JOMONの面影」

2 展覧会へのお誘い
  重松あゆみ展 「JOMONの面影」  本日15日から
松浦孝之展 疾走し失踪する謎の天才作家   本日15日から

3 サロンへのお誘い
  重松あゆみ展 関連サロン
  9月15日(土)15:00から 重松さんに聞く「何故縄文なのか」 島田誠
  9月22日(土)15:00から 重松あゆみと須浜智子「自作を語る」
いずれも無料、予約不要 会場 ギャラリー島田 BF1

4 今日の言葉               
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1 蝙蝠日記   聴くということ
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過ぎ去りしものは取り戻すことはできないが、これだけは取り戻したい。
それは私にとっては音楽を聴く耳だ。
いや、コミュニケーションすら難しくなっていきている。

電話が聞き取れない。
会議も難しい。
このことをgallery Information9月号の蝙蝠日記に書いた。
http://gallery-shimada.com/koumori/?p=619

様々なアドヴァイスをいただいた。
ありがたいことです。
諦めることなくトライしてみよう。

でも孤独であることは嫌ではない。むしろ好むところだ。
付き合いの悪い奴だ!
ごめんなさい。

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2 展覧会へのお誘い
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重松あゆみ展 「JOMONの面影」
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重松さんの個展は1993年に初めて手掛け、その「不快感のある快感」を秘め
た作品に見せられてきた。その2年後の震災で身近に置いていた作品が壊れ
たりもしたが、その独特の作品は現代陶芸の世界で異彩を放ち2016年は「陶
磁協会賞」今年は「京都美術文化賞」を受賞するなどTop Runnerである。
今回はJOMONの面影をテーマにさらに特異な世界を造形している。

作品について、その思想から技法に至るまで
スタッフ(S)がレポートしています。
http://gallery-shimada.com/blog/?p=7968

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松浦孝之展
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疾走し失踪する謎の天才作家
ギャラリー島田コレクションによる松浦孝之展ですが
作家と連絡がとれません。
でも技術的にも表現の深さにおいても天才的な才能を感じさせます。
でもその作家の正体としての「今」は杳として知れない。
???????????????????????????
9月15日から20日です。
お見逃しなく。
設営風景とともにスタッフ(M)がユニークな解説を
http://gallery-shimada.com/blog/?p=7978

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4  今日の言葉
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芸術は全人間的に生きることだ。
わたしは絵を書くだけの職人にはなりたくない。
だから民族学をやったんだ、わたしは職業分化にたいして反対だ。
わたしは画家にも彫刻家にもなりたくはなかった、ほんとうは思想家になり
たかった。(P2から)

岡本太郎 1952年2月、縄文土器に出会った衝撃を「四次元との対話―縄文土
器論」として『みづゑ』に発表

芸術はきれいであってはいけない。うまくあってはいけない。
心地よくあってはいけない。それが根本原則だ。

岡本太郎

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■□■□ 2018年9月 Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1437号 9月8日

■□■□ 2018年9月
Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1437号 9月8日

          アーティーチョークとレモン

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1 蝙蝠日記  堅牢と鮮烈

2 展覧会へのお誘い  日下部直起展 「イタリアの光跡」
            荒木きよこ展 「Four Seasons」

3 今日の言葉  まだ 生きてゆけそうな 気がするんだ
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1 蝙蝠日記   堅牢と鮮烈
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自然が地球的な危機をつたえている。
それは複合汚染であり
そのもとは人であり
それは私たちの今のありようだ。

私ももっと深く・・・
簡素に
もっと

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2  展覧会へのお誘い
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植物
そして食物に喩えれば
アーティーチョークとレモン
日下部直紀展は半ばを過ぎました。
アーティーチョークは日下部さんの作品に多く登場します。
形態からして堅牢。とても食用植物に見えませんが料理には大変な手間ひま
がかかり食べるところはごくわずかだが絶妙だそうです。
そして媚薬?
日下部さんの世界に通底している。

日下部直起展「イタリアの光跡」 は12日(水)まで
作家の言葉と会場風景は下記で
http://gallery-shimada.com/?p=5444

檸檬に喩えれば
口中に鮮烈に果汁が拡がり、瞳孔も目いっぱい拡がりしゃきっとする。
「酢っぱ!」といいながら幸せ。

荒木きよこ展「Four Seasons」 9/8(土)〜13日(木)がはじまりました。
摩耶山の麓、、、、、 木漏れ日からの季節風 〜
小鳥たちが、庭のジュンベリーの実を食べにやって来る
一番好きな初夏の朝。。。。
移ろう時と共に姿を変えるFour Seasonsの旋律が、真っ白なCanvasに鮮やか
な色を奏でてゆく。。。。。

会場風景をどうぞ
http://gallery-shimada.com/?p=5450

爽やかさと強さが共存する画面。
その魅力をスタッフ(H)がblogで伝えます。
http://gallery-shimada.com/blog/?p=7959

是非、お運びください。

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3 今日の言葉
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希望だけでできている
うつくしい星
というものが 何処かに
生れている
としたら
まだ 生きてゆけそうな
気がするんだ

(山本萠クレパス画カレンダー 2018年9月から)

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■□■□2018年9月 Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1436号 9月6日

■□■□2018年9月
Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1436号 9月6日

            志水克子さんを偲ぶ会

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1 蝙蝠日記   明日 ギャラリー島田で

2 今日の言葉  
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1 蝙蝠日記   「志水克子さんを偲ぶ会」のご案内
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志水克子さんと言ってもご存じない人がほとんどでしょう。
私が海文堂書店の社長を務めていた27年間、事務職として勤めて下さってい
ました。

私が辞したのが2000年。
志水さんが94才で亡くなられたのが2017年9月7日でした。

亡くなられて、思いがけず、私に遺贈が残され、公益財団法人「神戸文化支
援基金」へ寄付しました。

御葬儀はお身内の方がおられず、海文堂の仲間で執り行いました。

その後、遺品を整理していると、広い交友関係をお持ちだったことを初めて
知り、1周忌にあたる明日、7日(金)に 小さな「志水克子さんを偲ぶ会」
を持つことにいたしました。

志水さんが丁寧に作っておられた2010年の名簿でご案内させていただきまし
たが、その他にもお知り合いの方もいらっしゃると思います。

この機会に是非ともお別れをしていただきたいと思います。

志水さんが遺され財団へ寄付された多額の遺産についてもお話しいたします。

日時:2018年9月7日(金) 12:00〜16:00 (随時お越しください)
会場:ギャラリー島田 1F trois

会では、晩年の志水さんのご様子などを島田誠が随時お話しをさせていただ
きます。

平服でお気軽にお越しくださいませ。
一切のお心遣いは不要にお願いいたします。

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2  今日の言葉
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手押し車の若者

失われた愛をたしかめあうのも
いい、それぞれの受けた傷をいたわるのも。
だが、中にいるのが重荷だったら、
外にすべてを出せばいい。

窓を開け放て。人ごみにじぶんで
降りて行け。ちょっとしたことで、
うまくいく。いきものを見る、ゲームとか、
ブルー・ジーンズの、

手押車をおす若い労働者とか。
道を開けろと大声でどなり、
ちょっとでも下り坂とみると、
走るどころか、飛ぶ。

その時間、街にあふれる人びとは、
避けるけれども、黙ってなどいない。
そのうえを、がらがらと手押車の音と怒声が。
からだを揺すって、彼は歌う。

(ウンベルト・サバ詩集 (須賀敦子訳) P74-75)

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■□■□ 2018年9月 Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―号外 9月4日

■□■□ 2018年9月
Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―号外 9月4日

    
@@@@@@@@ 号外 9月4日  @@@@@@@@@@@

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台風21号が直撃する可能性があります。
本日は臨時休業とさせていただきます。
皆様におかれましても、十分にご注意ください。

尚、
台風一過で交通機関なども復旧した場合は営業を再開することもあります。
事前にお電話でご確認ください。

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■□■□ 2018年9月
Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1435号 9月2日

        「縄文」展へ行ってきました

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1 蝙蝠日記  いろんなことがありました

2 展覧会へのお誘い  日下部直起展 「イタリアの光跡」
            倉富泰子展 「HER」

3 今日の言葉  手押し車の若者 ウンベルト・サバ
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1 蝙蝠日記   「縄文」展
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東京国立博物館は長蛇の列でした。
この報告は次号で。

ギャラリー 枝香庵(銀座)での井上よう子展。昨日から。
その展示風景も見てきました。
よろしければお運びください。
https://echo-ann.jp/
井上さん、頑張っていますね。

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2  展覧会から展覧会へ
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