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■□■□ 2018年5月 Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1415号 5月31日

■□■□ 2018年5月
Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1415号 5月31日

        志の縁をつないで そして未来へ

多額の遺贈を受けて

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1 蝙蝠日記 基金設立25周年と記念誌「志の縁をつないで」の刊行

2 記念誌のお渡しと遺贈についてのお話し 6月3日(日)

3 メモリアルブックサロン第4回は中止いたします

4 今日の言葉 私はお墓まいりに来てほしくない
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1 蝙蝠日記
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1990年5月28日、40才という若さで亡くなられた亀井純子さんから託されたこ
とが基金として成長し、兵庫・神戸の文化的土壌を静かに潤してきました。
それから25年。
今また一人の女性から託されたこと。
志水克子さんの島田への遺贈6千万円が亀井純子さんの命日に財団へ寄付され
ました。

これで25年の基金の歴史において、いただいた寄付の累計が1億5千万円とな
りました。

このことを含めて記念誌では、

はじめに
基金のあゆみ
基金のしくみ
基金のはたらき
基金とわたし
助成の記録
そして未来へ
資料編

寄稿や記録画像を豊富に交えながら、私たちが託されたこと、それを成そうと
した歩み、これからなそうとしていることなどを、心を込めて作りました。
25.5cm×18cm  118P です。
発行日も同じく5月28日です。

下記の日程で
記念誌をお渡しいたします。
適宜、志水克子さんからの遺贈の奇跡的な経緯を含めて、
島田誠がお話しいたします。

ご寄付をいただいた皆様
助成や顕彰を受けられた皆様
是非、お読みいただきたいと思います。

ご興味をもたれ、これから基金に協力を考えて下さるかたも、
お越しくだされば幸いです。

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2 記念誌のお渡しと遺贈についてのお話し
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6月3日(日) 16:30−18:00 ギャラリー 島田trois(1階)
時間中に適宜、お越しください。
予約不要。記念誌は無料でお渡しいたします。

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3 サロン中止のお知らせ
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ご好評いただいております、メモリアルブックサロン、
第四回 Memorial Book Slaon 6月3日(日)14:00〜
は、中止いたします。ご了承くださいませ。

次回は 7月14日(土)14:00〜 を予定しております。
どうぞよろしくお願いいたします。

Memorial Bookとは。
ギャラリーで展覧会をされる作家に私たちがMemorial Bookと呼ぶものに絵を
描いていただくことを始めたのは1992年1月28日のことです。描いていただい
た絵は560点に上ります。
即興的であったり、本音や、別の面がでていたり、とても興味深いものです。
画像とともに、ギャラリーの歩みを旅します。
http://gallery-shimada.com/blog/?m=201802

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4 今日の言葉
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「私はお墓まいりに来てほしくない。
 自分がきらいだから。ただ思いだしてもらえればよい」

「死は、死んでいく本人の問題であるよりも、
 むしろ残された人の問題である」

(亀井純子さんの若き日の日記から)

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■□■□ 2018年5月 Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1414号 5月26日

■□■□ 2018年5月
Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1414号 5月26日
         
             辿り着いたところ

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1 蝙蝠日記  辿り着いたところ

2 展覧会へのお誘い  奥田善巳展 5月26日(土)〜6月5日(火)
            森本秀樹展 5月26日(土)〜6月5日(火)  

3 5月29日(火)の営業についてのお知らせ
  森本秀樹展については通常通りご覧いただけますが、奥田善巳展は公益
  財団法人「神戸文化支援基金」の関係行事のためにご覧いただけません。
  ご了承、お願いいたします。

4 今日の言葉  リューマチや心意気のみルノワール
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1 蝙蝠日記   辿り着いたところ
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当財団が25周年を迎へました。
その詳細な記念誌を発行いたします。
そして市民メセナとしては多額の遺贈を受け、新しい段階へと進むことに
なりました。5月29日(火)は 奥田善巳展はお休みさせていただき下記の
報告会を開催いたします。

恐縮ながら、報告会は満席となりお聞きいただくことは叶いません。
お許しください。

@@@@ 基金設立25周年と記念誌「志の縁をつないで」の刊行 @@@@
          遺贈を受け「そして未来へ」
 
1990年5月28日、40才という若さで亡くなられた亀井純子さんから託されたこ
とが基金として成長し兵庫・神戸の文化的土壌を静かに潤してきました。
それから25年。今また一人の女性から託されたこと。
それはさらに大きく未来へと踏み出すことを迫るものです。

こぶし基金の「今まで」と「これから」

私たちは新しい段階へと進め、「市民社会」を構築する試みへと挑みたいと
思っています。

>>>記念誌刊行と「そして未来へ」の報告会
(主催:公益財団法人「神戸文化支援基金」)
2018年5月29日(火) 14:00−15:00 ギャラリー島田 B1F 

改めてご報告させていただきます。 

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2 展覧会へのお誘い
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奥田善巳展   5月26日(土)〜6月5日(火)
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奥田は1963年の読売アンデパンダン展デビュー後、河口龍夫ら9名で美術家
集団「グループ【位】」を結成し、ネオ・ダダやミニマリズム、抽象表現主
義の流を汲みながら多くの現代作家へ強い影響を与えました。
今回は70年代のドローイング、墨による作品などと、80年以降の単色線描に
よる多彩な作品をご覧いただきます。
単色でありながらも表情豊かに感じられる作品からは、冷静さと力強さが同
居した奥深い知性を感じさせます。

展示作業風景
http://gallery-shimada.com/blog/?p=7779

展覧会紹介と会場風景
http://gallery-shimada.com/?p=5307

――――――――――――――――――――――――――――――――――
「森本秀樹展」 5月26日(土)〜6月5日(火)
――――――――――――――――――――――――――――――――――
4年ぶり5回目の個展です。描かれているのは故郷・宇和島ですが、何処にで
も、誰にでもある確かな記憶を染色し、脱色し、風雪に晒し淡いようで深い
絵肌でどこか非現実めいた狭間へと誘います。懐かしさに包まれた記憶、風
景、刻がモノローグとなって囁きかけ、消された形や色が私たちの記憶の微
睡のうちに蘇って来るようです。今を生きる日々に思いがいつも帰っていく
場。私たちはその旅の同行者となるのです。

展示作業風景 スタッフMの報告です
http://gallery-shimada.com/blog/?p=7786

展覧会紹介と会場風景
http://gallery-shimada.com/?p=5310

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4 今日の言葉
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長生きはせぬと言われて八十の春  

凍る墓詣でピと鳴く鳥やよし  

リューマチや心意気のみルノワール 

男在り夜中に独り餅を焼く
                     

(奥田善巳の亡くなる直前の句)

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■□■□ 2018年5月 Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1413号 5月16日

■□■□ 2018年5月
Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1413号 5月16日
         
          「さんかくとてん」「△と、」

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1 蝙蝠日記  「現代家族によるパフォーマンス」 本日 18:00から
         交流会も・・・お楽しみください

2 展覧会へのお誘い  △と、  

3 今日の言葉  よい絵はその周囲をよい匂いで染める。
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1 蝙蝠日記
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「具体」のヨシダミノルと言えば伝説的な存在。それは作品は勿論、生き方、
振る舞いにいたるまでドキモを抜かれるほどです。

「さんかくとてん」の関連企画として「現代家族によるパフォーマンス」を
開催します。
大変、好評をいただいている展覧会の風景は下記をご覧下さい。
http://gallery-shimada.com/blog/?p=7757

その「△と、」関連企画
第342回 水曜サロン「現代家族によるパフォーマンス」
本日 5月16日(水)18:00〜

現代家族… とは
2001年ヨシダミノル、荒木みどり、吉田省念、吉田朝麻による家族で構成す
るパフォーマンスグループとして活動開始。ヨシダミノル没後(2010年)もポ
エトリーや即興演奏、音響実験等でアプローチを行っています。
さてさて、この「△と、」の空間とコラボレーションしてのパフォーマンス。

ワクワク 楽しみです。

現代家族については下記をどうぞ
http://cas.or.jp/2013/ARAKI_YOSHIDA/index.html

どうぞ、早めに展示をお楽しみいただき、みなさんも巻き込まれて下さい。

そして交流を楽しんでください。(ポトラック大歓迎です)

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2 展覧会へのお誘い
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「△と、」              5月12日(土)−23日(水) 全館
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この展覧会は、「さんかくとてん」と言います。さんかくは中辻悦子さん、
元永紅子さん、川嶋守彦さん、この三人の点がつながり、 線で結ばれた形
です。わたしたちは、それぞれにご縁あって、様々な結びの形の中にいるこ
とと思いますが、この「△と、」という展は、その一つの見える証のように
思います。

まずは展示作業風景をご覧ください。

様々なはじめての工夫が随所に。
中辻悦子、元永紅子、川嶋守彦、
それぞれの際立つ個性が見慣れたギャラリー空間を新しい発見に誘います。
スタッフHがご案内します。
http://gallery-shimada.com/?p=5304

それぞれの空間が完成しました。
http://gallery-shimada.com/blog/?p=7757

私たちにとって見慣れた空間が魔笛(不思議な笛)に導かれるように新しい
驚きの連続でした。
是非、是非お運びいただき、ディテールまで目を凝らせてください。

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3 今日の言葉
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よい絵はその周囲をよい匂いで染める。
よい画は絶えずよい匂いを発散する。
よい匂い、それは人間の魂の匂いだ。
人間の美しい魂の匂い、それが人類の持つ最高の宝である。

長谷川燐二郎「絵画について」 
「画家の詩、詩人の絵」(青幻舎) 扉から

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■□■□ 2018年5月 Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1412号 5月11日

■□■□ 2018年5月
Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1412号 5月11日
         
           新しい空間創造に挑む

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1 蝙蝠日記  幕が下り 幕があがり

2 展覧会へのお誘い   △と、  

3 サロンへのお誘い
  第342回 水曜サロン「現代家族によるパフォーマンス」

4 今日の言葉  表現することで如何に生きるかを模索しつづける
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1 蝙蝠日記
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上村亮太の『ビクニーズ』 不思議な世界でしたね。
とりわけ上村さんのシュールなパフォーマンスには皆さん大満足でした。

その幕が下りました。

明日、幕が上がると、

「△と、」これまた不思議?
この展覧会は、「さんかくとてん」と言います。
昨日は三つのギャラリーを使っての展示作業でした。これも今まで体験した
ことのない作業が続きました。それは「お誘い」でご覧ください。

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2 展覧会へのお誘い
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「△と、」              5月12日(土)−23日(水) 全館
――――――――――――――――――――――――――――――――――
この展覧会は、「さんかくとてん」と言います。さんかくは中辻悦子さん、
元永紅子さん、川嶋守彦さん、この三人の点がつながり、 線で結ばれた形
です。わたしたちは、それぞれにご縁あって、様々な結びの形の中にいるこ
とと思いますが、この「△と、」という展は、その一つの見える証のように
思います。

まずは展示作業風景をご覧ください。

様々なはじめての工夫が随所に。
中辻悦子、元永紅子、川嶋守彦、
それぞれの際立つ個性が見慣れたギャラリー空間を新しい発見に誘います。
スタッフHがご案内します。
http://gallery-shimada.com/?p=5304

それぞれの空間が完成しました。
http://gallery-shimada.com/blog/?p=7757

私たちにとって見慣れた空間が魔笛(不思議な笛)に導かれるように新しい
驚きの連続でした。
是非、是非お運びいただき、ディテールまで目を凝らせてください。

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3 サロンへのお誘い
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「△と、」関連企画
第342回 水曜サロン「現代家族によるパフォーマンス」
日時:5月16日(水)18:00〜
料金:無料・予約不要

現代家族…
2001年ヨシダミノル、荒木みどり、吉田省念、吉田朝麻による家族で構成す
るパフォーマンスグループとして活動開始。ヨシダミノル没後(2010年)もポ
エトリーや即興演奏、音響実験等でアプローチを行う。

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4 今日の言葉
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自分を見つめる

自分とは何か、と問う。
60兆の細胞が創った造形物。
ひとのかたち。

思考するかたち。
表現するかたち。

命が機能を支えているのか。
機能が命を支えているのか。

表現することで
如何に生きるかを模索しつづける。

            中辻悦子

(現代美術自由な表現展 Vol.3 から)

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