月別アーカイブ: 2017年12月

■□■□ 2017年12月 Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1387号 12月9日

■□■□ 2017年12月
Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1387号 12月9日
 
             MNAO ってなに? 

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1 蝙蝠日記  国立国際美術館のことです

2 展覧会案内  大竹茂夫展 「ヤドリネコの生活史」
         内海聖子展

3 こぶし基金から  特別助成について

4 今日の言葉  夢みつつ深く植えよ
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1 蝙蝠日記  国立国際美術館のことです
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でも国立国際美術館がMNAOとは知らなかった。
風邪をこじらせて閉じこもっていましたが、ようやく回復して国立国際美術
館へ行ってきました。
これがともかく興味深く14:00くらいからあっという間に閉館時間に
この三つの展覧会がある意味で時代とアートの問題意識を重なり合わせて、
私自身に意識を響き合い、貫かれながら彷徨いました。
面白い。
でも見ている人が少ない。もったいない。
見てきた人とは興奮してしゃべりあいましたが。

◎福岡道雄展 つくらない彫刻家
 http://www.nmao.go.jp/exhibition/2017/fukuoka.html

◎態度が形になるとき 安斎重男による日本の70年代美術
 http://www.nmao.go.jp/exhibition/2017/anzai.html

◎B1Fの情報コーナーでは… 藤本由紀夫による メディア―四次元の読書
 http://www.nmao.go.jp/info/facility.html

いずれも12月24日までです。

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2 展覧会案内
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2017年 の最後の展覧会が始まります。

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大竹茂夫展「ヤドリネコの生活史」  12/9(土)〜20(水)
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今年は久しぶりに病院の世話になったこともあり、旅行や遠征は見合わせた。
その代わりというわけではないが、近所の裏山やアトリエの庭など身近なと
ころでいろいろな生き物を観察する機会があった。
ほんの一坪ほどの小さな庭に種類の違う3本の木が生えているのだが、
それぞれの葉裏をめくってみると別々の種類のコナジラミが付いていた。
他にもヤマブキの葉がハマキ状に巻かれているので周りを調べると、オトシ
ブミが見つかったり、
宇宙怪獣を思わせるシャチホコガの幼虫がいたりで、出かけなくても観察の
材料には事欠かなかった。
ということで今回も生き物、特にその生活史をテーマに発表していこうと思
う。
大竹茂夫

会場風景をご覧ください。
http://gallery-shimada.com/?p=5032

展示作業とスタッフのコメントです。
http://gallery-shimada.com/blog/

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内海聖子展  12/9(土)〜20(水)
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なぜか大竹茂夫さんと同じ時期の多い内海さん。久しぶりです。

気を凝視していると、小さな印が見え隠れすることがある。
印をめがけて空中に鋏を入れると、スパッと透明な切れ目ができる。
こわごわ中を覗いてみる。・・・真っ黒だ。
が、しばらくすると目が慣れてきて、何かが動いているのが分かるようにな
る。
こちらの世界に平行して、切れ目の向こうに別の世界が静かに存在している、
ということだ。
中に入ってみよう。まずは、物置に懐中電灯を取りに行く・・・。
時々、こんな想像を巡らせることがあります。仄暗い静かな世界を探検して
みたい。
このたびの作品の多くは、そんな空想を含んでいます。
どうぞ、ゆっくりとご高覧ください。
内海聖子

会場風景をご覧ください。
http://gallery-shimada.com/?p=5035

展示作業とスタッフのコメントです。
http://gallery-shimada.com/blog/?p=7536

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3 こぶし基金より
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25周年記念特別助成の応募締切は12月15日です。お急ぎください。
http://kobushi-kikin.com/support.html

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4 今日の言葉
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夢見つつ深く植えよ
(メイ・サートン「夢見つつ深く植えよ」みすず書房/1996年)

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■□■□ 2017年12月 Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1386号 12月7日

■□■□ 2017年12月
Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1386号 12月7日

            歳末恒例 討ち入り!?

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1 やすこ日記 もう師走

2 展覧会案内(番外編) ゴトウ千香子《歌舞伎仮名手本忠臣蔵版画展》

3 蝙蝠日記  モーツァルトが聴こえる

4 今日の言葉 「草木国土悉皆成仏」の思想
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1 やすこ日記
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早いもので、もう師走。。
今年も濃厚な展覧会と毎週毎月お出会いし開催してきました。
石井さん、須飼さん、金井さんの展覧会を終え、いよいよ今年最後の展覧会
が準備されると同時に、京都は御所の西側に位置します有斐斎弘道館では、
討ち入りの準備が整っております!…というのは冗談、、とも言えないかも
しれません。
恒例となっている「講談×茶会」では赤穂浪士達が登場したこともあったと
か。浪士達直筆署名のずらりならんだ屏風が待ち構えていたり…毎年趣向が
凝らされていて、ここは江戸時代なのか、と錯覚するほど。
もちろん、弘道館ですから、どの企画も学問的な裏付けがベースとなってい
るので、とても刺激的です。
弘道館についてはこちらをご覧ください。
https://kodo-kan.com/aboutus/

さて、その有斐斎弘道館の歳末恒例忠臣蔵企画に、ゴトウ千香子さんの忠臣
蔵シリーズでご縁が実り、2014年より弘道館とギャラリー島田の共催企画と
して開催をつづけてきました。

ゴトウさんの忠臣蔵シリーズはギャラリー島田では、2013年にご覧いただき
ましたが、全部で89点もある作品の中から展示できたのはほんの十数点。す
べての作品を見たい!そしてより多くの見ていただきたい!との思いで、弘
道館のアートスペースにて毎年テーマにそって十数点ずつ構成し展示してい
ます。

日本人が永く愛してきた忠臣蔵という作品を通して、現代の日本人が忘れか
けている何かを思いおこすことができるのではないか…江戸時代の庶民が熱
狂した歌舞伎芝居の世界を楽しむことでみえてくる世界があるように思いま
す。

ゴトウさんの展示は15日までですが、同時期17日まで、弘道館の1階では、東
日本大震災の関連企画展が開催されています。
ギャラリー島田も加川広重プロジェクトでご縁がありました赤坂憲雄(福島
県立博物館館長)さんとのご縁によるものだそうです。
https://kodo-kan.com/events/katarigatakimono/

また、弘道館のクリスマス茶会では毎年石井一男さんの女神が登場していま
す。誰でもご参加可能だそうですよ。

少しずつご縁がつながって、素敵な活動を応援し、私たちも続けていけたら
いいな、と思います。

京都にお住まいの方もそうでない方も、ぜひお立ち寄りくださいませ。

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2 展覧会案内(番外編)
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《ゴトウ千香子「歌舞伎仮名手本忠臣蔵」版画展》
期間:2017年12月2日(土)〜2017年12月15日(金) *水曜休館
時間:10:00〜17:00
入館料: 500円
会場 :有斐斎弘道館2階アートスペース
( 〒602-8006 京都市上京区上長者町通新町東入ル元土御門町524-1)

http://gallery-shimada.com/blog/?p=7525
https://kodo-kan.com/events/gotouchikako2017/

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3 蝙蝠日記
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一昨日からモーツァルトがずっと聴こえている。
体の中で共鳴しながら。
今日は、朝からクラリネット五重奏とクラリネット協奏曲だ。
高校一年生までクラリネットを吹いていた。
叔父が日本を代表するクラリネット奏者、北爪利世。

なにか希望が生まれてきたようだ。

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4 今日の言葉
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このような時代に、生きとし生けるものすべてと共存する哲学が、人類の哲
学の根本にならなければならない、と強く思います。その人類哲学こそが
「草木国土悉皆成仏」の思想です。生きとし生けるものの命の世界を尊重す
る思想が蘇らないと、人類の末永い存続は不可能だと考えるのです。
(梅原猛 「人類哲学序説」岩波新書P73 から)

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■□■□ 2017年12月 Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1385号 12月5日

■□■□ 2017年12月
Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1385号 12月5日
 
         モーツァルトが聴こえてくる喜び

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1 蝙蝠日記  私たちと、ともにあるお二人の 

2 展覧会から 明日まで

3 今日の言葉
  私は無愛想で、頑固でしばしば戦闘的にもみえたろうと思う。
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1 蝙蝠日記  今日は特別な日
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私たちと、ともにあるお二人が亡くなられました。

モーツァルト   1791年12月5日
加藤周一さん   2008年12月5日(午後2時)

私は神戸モーツァルトクラブの創設からモーツァルトと同じ35年を関わって
きました。
敬愛する加藤周一さんの本が机の眼の前にずらりと並んでいます。
(その半分くらいしか読んでいませんが)
 
昨年の今日は
私の大切にしてやまないお二人に思いを馳せ、聴き、読む、心静かな一日で
ありますように と書きました。
でも、今年は耳の不調で音楽を聴くことが出来ません。(音程が狂って聴こ
える)
10月13日の「こぶし基金」の25周年の交流会で合唱の指揮をしたのですが、
その 時に歌って下さったプリマドンナ永井和子先生が、嘆く私を「ベート
ーベンは耳が聞こえなくても、頭の中では完璧な音楽が鳴っていて第九の指
揮をしたのです」と強く励ましたのでした。
今朝、朝まだきの神戸の街を眺めながらモーツァルトのことを思っていたら、
なんと、狂うこともない瑞々しいモーツァルトが聴こえてきたのです。
それらは記憶のなかにある断片なのですが、音楽が失われたわけではない、
と、心が震えました。
私の日々を豊かにしてくれているお二人にありがとうと伝えながら過ごす日
でありたい。

そういえば今日はスェーデンで中島由夫さんが77才の誕生日を迎えられまし
たね。
おめでとうございます。
 

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2 展覧会から
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好評いただいている二つの展覧会、明日(6日)までとなりました。
石井一男展は 6日 17:00まで
金井和歌子展 6日 16:00まで
お見逃しなく、お運びください。
  

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3 今日の言葉
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私は無愛想で、頑固でしばしば戦闘的にもみえたろうと思う。みずからその
ことを知らなくはなかったが、他人の思惑はあまり気にならなかった。
住むということは、そこで経験が蓄積され、相互に干渉して、あるときには
過去の経験が現在の経験を強め、あるときには現在の経験が長く忘れられて
いて過去の経験を浮かびあがらせ、そういう過程の全体が具体的な持続とし
て感じられるということだ。
人種優劣の議論のほとんどすべては、要するに論者の知識の不足を示すにす
ぎない。しかし不幸は、知識の不足が、しばしば歴史を動かしてきたという
ことである。  
加藤周一(続 羊の歌から)

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■□■□ 2017年12月 Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1384号 12月2日

■□■□ 2017年12月
Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1384号 12月2日
 
            やわらかな光を浴びて

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1 蝙蝠日記   読む眼差し

2 ご招待と贈呈

3 今日の言葉  新品アーティストにとって常識は敵である。
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1 蝙蝠日記  読む眼差し
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こころ騒ぐことの多い日々ですが、おおむね23時ころには就寝
朝、5時前後に、目覚める。
これが体内リズムです。
新聞は、おおむね、朝日は4時ころ、神戸は4時半ころにとどく。
いままではベッドに横になって読んでいましたが
最近は神戸から和歌山まで見えるリビングのソファーに座って読む。
なぜなら、目の前にかぶさるように読む新聞は息苦しく、時に腹ただしく
精神をむしばむような気すらする。
まだ灯火が星々のように光る瀬戸内の佇まいを眺めながら読むと、どうでも
いいことは紙面よりも遠くに目を遊ばせる。
残念なことは迪ちゃんのことを思って、
薪ストーブを使っていないことだけど。

石井一男さんの展覧会がはじまって一週間がすぎました。
そして毎日、少しずつ展示作品を変えてきました。
振り返ってみると、最初の展示から25点ほどは変わっています。
もう一度、お訪ねください。
ゆったりと新しい歩みへと向かう石井さんとお出会い下さい。

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2 ご招待と贈呈
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◎ご招待いたします

姫路市立美術館
類まれなポスター芸術の世界を開拓した「永井一正 ポスター展」 10名様
https://www.city.himeji.lg.jp/art/

神戸ゆかりの美術館 神戸港コレクションーよみがえった戦後風景  10名様
http://www.city.kobe.lg.jp/culture/culture/institution/yukarimuseum/index.html

横尾忠則現代美術館 横尾忠則 HANGA JUNGLE  2名様
http://www.ytmoca.jp/

BBプラザ美術館 神戸からの時空「アートの旅人たち」  10名様
http://bbpmuseum.jp/

奈良県立美術館 日本の写実 そっくりの魔力
http://www.pref.nara.jp/dd.aspx?menuid=11842

◎贈呈いたします

西村功初期デッサン集(風来舎) 47P   3冊
Osaka Civil Conference of Art 大阪新美術館特集  28P   5冊
塩屋借景 (シオヤプロジェクト)  125P   3冊
加川広重 巨大絵画が繋ぐ東北と神戸2014 南三陸の黄金 90P  2冊 
加川広重 巨大絵画が繋ぐ東北と神戸2015 フクシマ 225P  3冊

いずれもギャラリー 島田での受け渡しにかぎります。

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3 今日の言葉
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絵描きに限らず芸術家は、いつも何かいままでになかったものがつくれない
かと模索し続けている。それはまず「常識」というもんと戦わねばならない。
(中略)新品アーティストにとって常識は敵である。未知なる自分の世界を
ひらくためには、常識を超えなければならない。それには勇気がいる」
(猪熊弦一郎「私の履歴書」から)

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■□■□ 2017年12月 Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1383号 12月1日

■□■□ 2017年12月
Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1383号 12月1日
 
            12月になりましたね
       出会いは繊細な力によって織り上げられていく

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1 蝙蝠日記   小さな声

2 今日の言葉  血まみれの童話から 
  仲間たちは列をくみ 同じ時を登っていった とこしえのすみかへ
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1 蝙蝠日記
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11月25日(土) 石井一男展が始まりました。
ギャラリー島田では26回目となります。
こうありたいと考えた展覧会の形が出来てきたように思います。
相変わらず多くの方にお求めいただいて、驚きます。
須飼秀和展は昨日、終わりましたが、ほとんどの作品がお客様の元へ。
金井和歌子展も陶の秀逸な造形による子どものユーモラスな姿が楽しませて
くれています。

11月27日(月)
異文化交流と<まちなか=住まい>文化の可能性
〜計画都市・神戸のジレンマを越えて〜
3時間にわたるシンポジウムはなかなか刺激的でした。 
ゲストのカロ―ラ・ハインさんはオランダ・デルフト工科大学教授。
デルフトといえばフェルメール、そしてゴッホ。私はそこから
神戸の文化の話に入りました。

11月28日(火)
ベオグラードから山崎佳代子さんをお迎えしてのサロン。
11月の二つのサロンが戦争をテーマにしたものでした。
「父たちの戦争」では南輝子(歌人・画家)さん、玉川侑香(詩人)
所薫子(アートスペースかおる)さんが、それぞれ全く違う在り様での父た
ちの戦争を語りあい、とてもいい会でした。

そして山崎さんの「食物と戦争と記憶 ―パンと野イチゴ」は季村敏夫さん
とそして来られていた扉野良人(京都・徳正寺)さんにも並んでいただき、
バルカン半島の戦争の記憶に、私たちの父母たちの体験した戦争、そして神
戸や東北の大震災の記憶を織り込んだ、ひそやかな、美しい時を過ごしまし
た。
このサロンは、石井一男さんの絵に囲まれていました。
ここにも、語りかける小さな声があります。

山崎さんからのお便り(メール)の中の言葉にありました。

石井一男様の絵画に出会うことができたことも、なによりの収獲でした。
聖なるもの、清らかなものは宗教を越えてある、宗教につうじてあると深く
思ってきましたが石井一男の世界は、それをまさに語りかけてくれます。
   

そして 12月
私たちの戦場が始まります。
こんなにも多くの作品をお届けしなければなりません。
そして、2018年の40周年に向けての、気の遠くなるような準備が待っていま
す。
 

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2 今日の言葉
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血まみれの童話―デサンカ・マクシモビッチ

それはある農民たちの国のこと
山がちのバルカンで
苦しめられて死んだ
生徒の一隊が
ひとひのうちに

同じ年にみんなが生まれ
同じ学校の日々が流れ
同じ式に
いっしょに招かれ
同じ種痘をみんなうけ
同じ日にみんな死んだ

それはある農民たちの国のこと
山がちのバルカンで
苦しめられて死んだ
生徒の一隊が
ひとひのうちに

死の瞬間の
五十五分前
教室の机にむかって
小さな一隊が
同じ難しい問題を
解いていた「旅人が
歩いていけばどれだけ・・・」
などと

みんなのあたまは
同じ数字でいっぱいで
ランドセルのノートには
無数の五点や二点が
意味もなく並んでいた

同じ夢と
同じ秘密に
祖国への愛や恋心を束ね
ポケットのなかに握りしめて
そしてだれもが思った
ずっと
これからもずっと
青い空の下を駆けていくんだと
この世の問題をみんな
解きおわるまで

それはある農民たちの国のこと
山がちのバルカンで
いさぎよく死んだ
生徒の一隊が
ひとひのうちに

少年たちは列をくみ
手をつなぎ
そしてさいごの授業から
処刑場へしずかに向かった
死など何でもないかのように
仲間たちは列をくみ
同じ時を登っていった
とこしえのすみかへ

(山崎佳代子「ベオグラード日誌」P57-61)

サロンで朗読されました。

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