月別アーカイブ: 2017年11月

■□■□ 2017年11月 Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1382号 11月27日

■□■□ 2017年11月
Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1382号 11月27日

          食物と戦争と記憶 ―パンと野イチゴ

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1 蝙蝠日記
  不思議な循環

2 展覧会案内 
  とても賑わっています。

3 神戸塾 火曜サロン
  「食物と戦争と記憶 ―パンと野イチゴ」 山崎佳代子さんをお迎えして

4 今日の言葉  
  繰り返しのない一人一人の運命は、民族や国で括ることのできない、
  宝石のような輝きだ。
 
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1 蝙蝠日記  不思議な循環
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昨年7月に三つ目のギャラリー島田、Troisをオープンしました。
TroisはCollectionをご覧いただくところなのですが、今回、初めて個展を
開催、全部で三つの展覧会を開催するという無謀なことになりました。
でも、とてもいい感じです。
是非、お運びください。

石井一男展は、毎日、新しい作品も加えて展示替えし、ご覧いただきます。

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2 25日からはじまった三つの展覧会
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石井一男
須飼秀和
金井和歌子

それぞれが全く違う世界なのに、
来られたみなさんが、それぞれをゆったりと。

遠くから来られたかた、おなじみのかた。
長い時間を過ごされ、
二日間にわたってこられたかたも
三人の作品を買われたかたも。

それぞれ全く違うのに、
共通しているのは「誠実さ」でしょうか。

それはお客さまにおいても同じです。
みんなが明るく、ゆったりと豊かな時間を過ごされていて、
私たちもしあわせです。
須飼さんは掌品や小品がずらりと楽しく並んでいるのですが完売の勢いで
驚きました。
来年、6月、7月のBBプラザ美術館が楽しみです。
予告のDMを置いています。

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3 第332回神戸塾火曜サロン 「食物と戦争と記憶 ―パンと野イチゴ」
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第331回 神戸塾「父たちの戦争」はとてもいい内容で心に届くものでした。
今回は「食物と戦争と記憶 ―パンと野イチゴ」を山崎佳代子さんをお迎えし
てのサロンです。

ユーゴスラビア内戦で難民となった友たちが、食物を通して戦争を語った書
物、それが「パンと野イチゴ」(勁草書房近刊)です。どんなに厳しい時代に
も、救い、歓び、希望を探らなくてはならない。そして、私たちができる一
番小さなことは、多くの不正義を潜り抜けた人々の言葉に耳を傾けること…
…。
今、生まれつつあるこの書物を出発点として、戦争とはなにか、食物とはな
にか、家族とは、友とは、そして人生とは何かを話し合う時間を皆様ととも
にできたら幸せです。
バルカン半島の戦争の記憶に、私たちの父母たちの体験した戦争、そして神
戸や東北の大震災の記憶を織り込んだときに、どんな肌触りの布が織りあが
ることでしょうか。
(山崎佳代子)

日時:11月28日(火)18:30〜( 開場 18:00)
参加費:1000 円 [ 要予約 ]
お話:山崎佳代子(詩人・エッセイスト)
お相手:季村敏夫(詩人)
今年、最後となる、とびっきりの企画です。
ご予約、お急ぎください。
詳細は下記でどうぞ。
http://gallery-shimada.com/salon/?p=385

《山崎佳代子》
1956年生まれ、静岡市に育つ。北海道大学文学部露文科卒業後、1979年、サ
ラエボ大学に留学。1981年よりベオグラード在住、ベオグラード大学日本学
教授。2016年国際日本文化研究センター研究員。ユーゴスラビア内戦時に、
難民支援グループ『ズドラボ・ダ・ステ』に参加。主な著書に、『ベオグラ
ード日誌』(書肆山田)、『そこから青い闇がささやき』(河出書房新社)な
ど、詩集に『みをはやみ』(書肆山田)など、翻訳書にダニロ・キシュ『若
き日の哀しみ』など。2015年読売文学賞受賞。セルビア語詩集Olujin breg
により2015年ミリツァ・ストヤディノビッチ=スルプキニャ賞受賞。近刊に
食物から戦争を記憶する『パンと野イチゴ』(勁草書房)。

《季村敏夫》
1948年京都生まれ。神戸で育つ。古書店勤務の後、亡父経営のアルミ製品販
売に携わる。
2012年、現代詩花椿賞受賞。

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4 今日の言葉
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ドキュメンタリーやジャーナリズムではない。「語り」という「境の唄」だ。
現代のバルカン半島の口承文芸、セルビアのバラードはこうして記された。
報道や歴史研究からはみ出して行く言葉の美しさ、味や香り、色合いや肌触
り、重さと軽やかさを記録したかった。今、語り手の名前を見ていると、な
んと素晴らしい仲間たちに守られてきたことか、と改めて思う。繰り返され
る歴史のなかの、繰り返しのない一人一人の運命は、民族や国で括ることの
できない、宝石のような輝きだ。
(山崎佳代子)

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■□■□ 2017年11月 Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1381号 11月24日

■□■□ 2017年11月
Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1381号 11月24日  
             再び 槌音高く
           ことしはあと五つの展覧会

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1 蝙蝠日記   Kindred Spirit

2 展覧会案内  金井和歌子展
         須飼秀和展
         石井一男展

3 石井一男展についてのおしらせ(再送です)
 
4 今日の言葉  
意見は一種の批判から成ることがある。
しかし批判は愛からも生まれ得るのだ。
他人には見えない何かが見えるということが重要だ。
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1 蝙蝠日記 Kindred Spirit
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みなさん、ありがとうございます。こんなに頻繁に、時代とずれた、文字情
報の硬い通信を読んでいただいて。
このMail Magazineは何よりも展覧会やサロンの情報をお伝えするために発
信しています。
蝙蝠日記は前座なのです。

自分の人生を、今、を賭けて、ギャラリー島田での展覧会に挑んでくださる
作家の皆さんが、「売れる」「売れない」を越えて、「ここでやってよかっ
た」と実感していただくことを、一番、大切にしています。

月に五つの展覧会。その予告と始まり。二つのサロン。スタッフも作家さん
も、そのために心を尽くして準備をします。(それはHPやBlogとして発信)

最近、うれしいことに、このメルマガへの応答をいただき、うれしく、励ま
されます。

昨年10月「武満徹へのオマージュ」展をやらせていただいたカナダ在住の斉
藤祝子さんからお手紙をいただきました。(帰国中ですが)。
その最後に「Kindred Spirit」という言葉がぴったりします。
とありました。

終えたばかりの植田真さんもTALAさんも満面の笑顔でスタッフたちとお別れ
でした。  

そして 新しく三つの展覧会が始まります。
ことしはあと五つの展覧会となりました。

勤労感謝の日は、撤収と設置。夜、遅くまで展示作業が続いていました。

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2 展覧会が始まります
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金井和歌子展「逃げも隠れもいたします」 11/25(土)〜12/6日(水)
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幼い頃、寝室の座敷で、松の木の彫られた「欄間」を飽かず眺めていました。
金井さんの言葉です。なるほど。これですね。
http://gallery-shimada.com/?p=4938
「心にいつも、はみだしものが生きる数センチを」

いつもユニークな作品を楽しませてくださっています。
会場風景をご覧ください。
http://gallery-shimada.com/blog/?p=7519

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須飼秀和展 11月25日(土)〜11月30日(木)
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ギャラリー島田Troisを使ってのはじめての個展です。

今回の個展は、手のひらサイズの作品をメインに、少し軽やかに
絵を身近に感じてもらいたいという気持ちで考えました。
楽しい空間を作りたいと思いますので、遊びに来てください。
須飼 秀和
http://gallery-shimada.com/?p=4930

Blogです。
http://gallery-shimada.com/blog/?p=7521

須飼秀和さんは来年、6月、7月にBBプラザ美術館での展覧会が開催されます。
とても楽しみです。
須飼秀和について詳しくは下記で石井一男と合わせて書いています。
http://gallery-shimada.com/?p=4930
「石井一男・須飼秀和」チラシ(PDF)をクリックしてください。

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石井一男展   11/25(土)〜12/6日(水)
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すでに、ウグイスさんが実況中継で報告させていただいた石井一男展がいよ
いよ開幕します。
今回は、ゆったりと展示させていただき、石井さんの新しい世界を感じてい
ただきたいと思います。
そしてゆったりと展示も会期中に変えていきますので、お運びください。

まずは展示作業から
石井さんも展示手伝い
http://gallery-shimada.com/blog/?p=7505

いつもよりもゆったり目の会場風景です。
いや、まだでした。
お楽しみに。

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3 石井一男展についてのおしらせ
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2017年11月25日(土)〜12月6日(水)
11:00-18:00 *最終日は17:00まで
会場 ギャラリー島田 B1F

―● 11月25日(土)、26日(日)の対応についてのご案内 ●―
【整理券】 9:30より整理券を配布いたします。
【入場について】 整理券をお持ちの方を10時頃より、番号順に随時ご案内
いたします。
*作品の鑑賞のみご希望の方は、整理券入場の時間帯ではなく、午後からの
フリー入場の時間帯がゆっくりご覧いただけると思いますのでお勧めいたし
ます。
【購入点数について】整理券入場の時間は、お一人様一点でお願いします。

11月27日(月)以降は通常通り11:00よりオープンいたします。

皆様へ
整理券についての対応はあくまで購入を希望される方がゆっくりと選んでい
ただけるように過去の経験からの対応です。

*初日以降も数点ずつ新作を展示していきますので、会期中、ご都合に合わ
せてのご来場をお待ちしています。

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4 今日の言葉
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私はしばしば、被写体を自分の見解に沿うように故意にねじ曲げていると非
難されてきた。ともあれ、写真家にとって生命とは無関心ではいられないテ
ーマである。意見は一種の批判から成ることがある。しかし批判は愛からも
生まれ得るのだ。他人には見えない何かが見えるということが重要だ。おそ
らくそれは希望の、もしくは悲哀の表情。また、写真を撮るのは常に自分に
対する瞬間的な反応なのである
(ロバート・フランク)

◆●◆
ロバート・フランクについてはまたふれたいと思っています

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■□■□ 2017年11月 Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1380号 11月22日

■□■□ 2017年11月
Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1380号 11月22日  
       「奇蹟の画家」と呼ばれて  石井一男展

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1 大切なお知らせ 営業時間変更

2 石井一男展についてのおしらせ

3 ウグイス日記 作品オーディション中継

4 蝙蝠日記  「奇蹟の画家」と呼ばれて
 
5 今日の言葉  
  ただ絵を描きたいと思った。生きる証としての絵であった。
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1 大切なお知らせ 営業時間変更
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2017年11月25(土)より、営業時間を 11:00〜18:00 に変更させていただき
ます。ご来廊の際はご注意くださいませ。
展覧会は、B1F 石井一男展、1F deux 金井和歌子展、1F trois 須飼秀和展
からの変更となります。
また、展覧会最終日は時間が異なりますので、ご確認ください。

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2 石井一男展についてのおしらせ
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2017年11月25日(土)〜12月6日(水)
11:00-18:00 *最終日は17:00まで
会場 ギャラリー島田 B1F

―● 11月25日(土)、26日(日)の対応についてのご案内 ●―
【整理券】 9:30より整理券を配布いたします。
【入場について】 整理券をお持ちの方を10時頃より、番号順に随時ご案内
いたします。
*作品の鑑賞のみご希望の方は、整理券入場の時間帯ではなく、午後からの
フリー入場の時間帯がゆっくりご覧いただけると思いますのでお勧めいたし
ます。
【購入点数について】整理券入場の時間は、お一人様一点でお願いします。

11月27日(月)以降は通常通り11:00よりオープンいたします。

皆様へ
整理券についての対応はあくまで購入を希望される方がゆっくりと選んでい
ただけるように過去の経験からの対応です。

*初日以降も数点ずつ新作を展示していきますので、会期中、ご都合に合わ
せてのご来場をお待ちしています。

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3 ウグイス日記  作品オーディション中継 ―石井一男展にむけて
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数日前、石井一男さんが大きな紙袋3つ分くらい、一年の間に描いた作品を
持ってこられ、展覧会に出品する作品を選ぶ作業をしました。その後は、コ
ウモリ最終チェック→額屋さんにバトンタッチします。

今までに、石井さんの作品はたくさん見せていただいてきて、私なりにこれ
は出したい(見てほしい)というメガネがよりクリアになってきているので
はないかしらと、思っています。
限られた時間の中で、選んでいかなくてはいけないけれど、一つ一つの作品
世界もさることながら、展覧会全体としてのバランス、そして、多くの方の
手に渡って大事にされてほしいという思いなど、色々な視点から、頭の中フ
ル稼働で、でもある意味感覚的に選んでいきました。

石井さんは、どちらかというと、その作業をアシストしてくれ、あまりこれ
を出したいとか、ご本人の気持ちははっきりと言われません。
私が選ぶのを黙って見守ってくださっています。
でも、時々、作品を手に取りながら、どれか出したい作品ありますか?とか
雰囲気が似ている作品は、どちらにしますか?とか私から石井さんにおたず
ねしてみると、石井さんの表情やうーんと唸る間合いから感じることがあっ
て、それで判断していったりもしました。
終わったときに、私が思わず、「あー疲れた、もう今日はこれで精一杯」
と言うと、笑って、「あー大変やったね、お疲れ様でした」と冗談まじりに
言ってくださいました。

今回も「女神」を多数だす予定ですが、今までの女神の空気感は引き継がれ
つつ、女神のバリエーション(色や構図など)ある意味、多彩になってきて
いると思います。
そして今回は、「花」も多数描かれています。その他、ひとり立つ、動物、
教会、風景などあわせてご覧いただく予定です。
まもなく始まります。オーディションで勝ち抜いた作品たちをどうぞ見にき
てください。

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4 蝙蝠日記
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ウグイス・オーディションで選ばれた作品を翌日、コウモリが多少、予備作
品と入れ替えながら出品作品を選定。全作品の写真撮影をインターンさんが
終え、額屋さんが数か月前から製作していた石井額にセット。23日、勤労感
謝の日に心を込めての展示作業を行います。

「奇蹟の画家」と呼ばれて
呼んだのも、呼ばれたのも私ではありません。石井さんがそう呼ばれること
には戸惑いがありました。
しかし、今、「奇蹟」と呼ぶに相応しいと思えるのです。
そのことを下記でお読み下さい。
最後のところに 石井一男展、須飼秀和展 チラシPDF とあります。
http://gallery-shimada.com/?p=4927

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5 今日の言葉
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長い空白を経て、深海でじっと真珠を抱き続けてきたアコヤ貝が海面へゆっ
くりと浮上してきたというべきか、男はようやく絵筆へと向かったのである。
画家になりたいと思ったのではない。
発表したいと思ったのでもない。ただ絵を描きたいと思った。
生きる証としての絵であった。
素直に、無心に、
自分の内にあるものを見つめてそれを描けばいい。

(後藤正治「奇蹟の画家」より)

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■□■□ 2017年11月 Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1379号 11月21日

■□■□ 2017年11月
Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1379号 11月21日  
      異文化交流と<まちなか=住まい>文化の可能性
   
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1 蝙蝠日記   神戸のジレンマを越えて

2 11・27 神戸 シンポジウム
異文化交流と<まちなか=住まい>文化の可能性

3 今日の言葉  まちを面白くする。
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1 蝙蝠日記   今日もいい天気ですね
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東の空にから降り注ぐ陽の光が海を輝かせる。行き交う船も高いビルもシル
エットとなり、深い沈黙の中にある。陽は街を見下ろし佇む私を暖める。
船影が時の移ろいを知らせ、ゆったりと陽は昇る。

体調と計りあいながら、強く促されて下記のシンポジウムに出ます。
その理由も下記に書いています。

関心をお持ちの方は、ご参加下さい。

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2 11・27 神戸 シンポジウム
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異文化交流と<まちなか=住まい>文化の可能性
〜計画都市・神戸のジレンマを越えて〜
オランダ・デルフト工科大学教授(都市計画史・比較都市計画論)のカロ―
ラ・ハインさんを迎えて NPО法人西山夘三記念すまい・まちづくり文庫
が主催するものです。
『神戸百年の大計と未来』(晃洋書房)の問題提起を受けて、ジレンマを越
える「文化の可能性」を語れというつよい要請を受けて名を連ねました。
刺激的なものになればいいのですが。
(長くなりますので末尾の「資料」で詳細をお知らせいまします)

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3 今日の言葉
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まちを面白くする。
「女・余所者・馬鹿者・若者」

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●資料
11・27 神戸 シンポジウム 異文化交流と<まちなか=住まい>文化の可能性
〜計画都市・神戸のジレンマを越えて〜

オランダ・デルフト工科大学教授(都市計画史・比較都市計画論)のカロ―
ラ・ハインさんが京都のNPО法人西山夘三記念すまい・まちづくり文庫の
招聘で来日するのを機会に、神戸のまちづくり関係者と交流したいとの要望
を受けたことです。
シンポジウムは、岩崎信彦さん(神戸大学名誉教授・社会学)をコーディネ
ーターに、カローラ・ハインさん、島田誠さん(ギャラリー島田主宰)、野
崎隆一さん(遊空間工房代表)、日比野純一さん(たかとりコミュニティセ
ンター、FMわいわい代表理事)、そして広原盛明さん(京都府立大学名誉
教授・まちづくり論)のパネリスト5人で行います。

(主催者から)
『神戸百年の大計と未来』(晃洋書房)で神戸のまちづくりのあり方につい
て問題提起しました。
シンポジウムは、表題の「異文化交流とまちなか文化の可能性」がメインテ
ーマですが、サブタイトルの「計画都市・神戸のジレンマを超えて」にもあ
るように多彩な展開が可能です。会場ではパネリストの発言に止まらず、参
加者を交えての活発な議論を期待しています。神戸のまちづくりに関心のあ
る市民のみなさんやまちづくり関係者、行政の方々の積極的な参加をお待ち
しています。

主催:NPО法人西山夘三記念すまい・まちづくり文庫
協賛:兵庫県震災復興研究センター

1.日時
2017年11月27日(月)、開場13時、開会13時30分〜16時30分

2.場所
神戸市立新長田勤労市民センター3階講習室(2)
神戸市長田区若松町5−5−1(JR新長田駅下車南側すぐ)
 
電話 078−643−2431
参加費 無料

資料の準備のためご出席いただけるかたは下記へご連絡下さい。

兵庫県震災復興研究センター
653-0041 神戸市長田区久保町7丁目4番10号
http://goo.gl/maps/J5UFe
電話:078(691)4593
FAX:078(691)5985
携帯:090−5658−5242
Eメール:td02-hrq@kh.rim.or.jp

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訂正版 Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1378号 11月18日

■□■□ 2017年11月
Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1378号 11月18日           訂正版です

          はい PAUSE
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1 蝙蝠日記   はい PAUSE

2 展覧会案内  植田真展 「かぜのなかでおどる木 」 公開制作を行っています
        TALA’S POP ART 2017  11月18日(土)から
3 アート・サポート・センター神戸から  ご招待のおしらせ
神戸塾 火曜サロン 山崎佳代子さんをお迎えして 「食物と戦争と記憶―パンと野イチゴ」 
4今日の言葉 無数の小さな力が結び合うとき、なにかを変えることが出来る。
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1 蝙蝠日記  はい PAUSE
みなさんが感じておられることですが過猶不及 (かゆうふきゅう) 。
「過ぎたるは及ばざるがごとし」
スタッフから「自宅休養勧告」が出ました。
まあ数日のことですが。

これもなかなかいいですね。
日頃、なかなか見られない展覧会図録が資料、普段はまず開かない本など。
混線している頭を解きほぐすことなど。
==================================
2 展覧会へのお誘い
植田真展 「かぜのなかでおどる木 」  公開制作を
live painting & music“on the playground, in the wind.”は好評で多く皆さんの 前で、ほぼ完成。翌日も手を入れられた大作が正面に飾られています。
こんどはもう一点、公開制作が始まりました。時間は決まっていませんが、
お楽しみに来場ください。
植田真のlive paintingも下記でご覧いただけます。
http://gallery-shimada.com/?p=4891

「TALA’S POP ART 2017」
 が今日から始まります。
おなじみとはいえ、異色のアーティストですね。
存在そのものがPOP ARTです。
POPでSURな作品が小さな幸せのダンスをTALALLA,TALALLAと踊っています。
よく見ればTALAさんではないですか。ようこそ・・・・ご一緒にSTEPを!!!
TALAさんが、いたいた。
http://gallery-shimada.com/blog/

オウ!
これは楽しそうですね。
http://gallery-shimada.com/?p=4897
TALAさんも毎日、幸せのダンスを踊っています。かな?
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3 アート・サポート・センター神戸から 神戸塾火曜サロンへのお誘い

第332 回 神戸塾 火曜サロン 「食物と戦争と記憶ーパンと野イチゴ」
日時:11月 28日(火) 18:30( 開場 18:00)
参加費:1000 円 [ 要予約 ]
お話:山崎佳代子(詩人・エッセイスト)
お相手:季村敏夫(詩人)
今年、最後となる、とびっきりの企画です。
詳細は下記でどうぞ。
http://gallery-shimada.com/salon/?p=385
満席が予想されますので、早めにご予約ください。
@@@@
サロン中止とコンサートご招待のおしらせ
ミハル・カニュカ&伊藤ルミ スーパーデュオ2017へのご招待

数か月前になりますが、バッハの無伴奏チェロ組曲から近代、現代に至る無伴奏チェロ
の名曲を聴くという恒例のサロンをチェコのチェリスト、ミハル・カニュカ「無伴奏チェ
ロの夕べ」として11月21日に開催することをお伝えしていました。
残念ながらカニュカさんの来日予定の関係で、今年は開催できなくなりました。
お詫びとして
ミハル・カニュカ&伊藤ルミ スーパーデュオ2017(結成20周年記念コンサート)
11月25日(土) 15:00開演 神戸新聞松方ホール に 10名様をご招待いたします。
ラフマニノフ:チェロソナタ OP19 を中心としたプログラムです。詳細は下記を
http://www.rumi-itoh-pianism.com/con_j.htm
ギャラリー の休みの関係で、お申し込みは24日(金)までに下記のアドレスのみとし、
お名前と必要枚数を明記して下さい。チケットは当日、14:15から会場受付でお渡しさせ
ていただきます。
koomori@mxv.mesh.ne.jp
ご招待の確認メールを差し上げます。
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2 今日の言葉
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 多くの人々がニューヨークの9月11日やフクシマの3月11日を記憶する。
だがまだ記憶に刻まれるべき日付は無数にある。コゾボ、イアン、イラクをはじめ、記憶
されないだけではなく語ることさえ許されぬ悲劇の日々が、次々と世界史に書き込まれて
いく。
 しかし国や言葉を越えて、心を開き合える仲間にめぐり合うことは、なんという喜びだ
ろうか。
人と人との巡りあい、繋がりこそが、目に見えない小さな力、しかし、それだからこそ内
なる世界を少しずつ変える力になるのではないだろうか。この小さな力さえあれば、様々
な土地に刻まれた記憶の豊かさに触れ、命の重さの等しさを感じ取り、素全の力の深さを
確かめ合うことが出来る。生活というささえかな営みに潜む、無数の小さな力が結び合う
とき、なにかを変えることが出来る。  終りにー「小さな言葉」という小窓から  
山崎佳代子  ベオグラード日誌 P226-227
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■□■□ 2017年11月 Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1378号 11月18日

■□■□ 2017年11月
Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1378号 11月18日  
         はい PAUSE
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1 蝙蝠日記   はい PAUSE

2 展覧会案内  植田真展 「かぜのなかでおどる木 」 公開制作を行っています
        TALA’S POP ART 2017  11月18日(土)から
3 アート・サポート・センター神戸から  ご招待のおしらせ
神戸塾 火曜サロン 山崎佳代子さんをお迎えして 「食物と戦争と記憶——パンと野イチゴ」 
4今日の言葉 無数の小さな力が結び合うとき、なにかを変えることが出来る。
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1 蝙蝠日記  はい PAUSE
みなさんが感じておられることですが過猶不及 (かゆうふきゅう) 。
「過ぎたるは及ばざるがごとし」
スタッフから「自宅休養勧告」が出ました。
まあ数日のことですが。

これもなかなかいいですね。
日頃、なかなか見られない展覧会図録が資料、普段はまず開かない本など。
混線している頭を解きほぐすことなど。
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2 展覧会へのお誘い
植田真展 「かぜのなかでおどる木 」  公開制作を
live painting & music“on the playground, in the wind.”は好評で多く皆さんの 前で、ほぼ完成。翌日も手を入れられた大作が正面に飾られています。
こんどはもう一点、公開制作が始まりました。時間は決まっていませんが、お楽しみに
来場ください。
植田真のlive paintingも下記でご覧いただけます。
http://gallery-shimada.com/?p=4891

「TALA’S POP ART 2017」
 が今日から始まります。
おなじみとはいえ、異色のアーティストですね。
存在そのものがPOP ARTです。
POPでSURな作品が小さな幸せのダンスをTALALLA,TALALLAと踊っています。よく見ればTALAさんではないですか。ようこそ・・・・ご一緒にSTEPを!!! TALAさんが、いたいた。
http://gallery-shimada.com/blog/

オウ!
これは楽しそうですね。
http://gallery-shimada.com/?p=4897
TALAさんも毎日、幸せのダンスを踊っています。かな?
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3 アート・サポート・センター神戸から 神戸塾火曜サロンへのお誘い

第332 回 神戸塾 火曜サロン 「食物と戦争と記憶–パンと野イチゴ」
日時:11月 28日(火) 18:30( 開場 18:00)
参加費:1000 円 [ 要予約 ]
お話:山崎佳代子(詩人・エッセイスト)
お相手:季村敏夫(詩人)
今年、最後となる、とびっきりの企画です。
詳細は下記でどうぞ。
http://gallery-shimada.com/salon/?p=385
満席が予想されますので、早めにご予約ください。
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サロン中止とコンサートご招待のおしらせ
ミハル・カニュカ&伊藤ルミ スーパーデュオ2017へのご招待
数か月も前になりますが、バッハの無伴奏チェロ組曲から近代、現代に至る無伴奏チェロの名曲を聴くという恒例のサロンをチェコのチェリスト、ミハル・カニュカ「無伴奏チェロの夕べ」として11月21日に開催することをお伝えしていました。 残念ながらカニュカさんの来日予定の関係で、今年は開催できなくなりました。
お詫びとして
ミハル・カニュカ&伊藤ルミ スーパーデュオ2017(結成20周年記念コンサート)
11月25日(土) 15:00開演 神戸新聞松方ホール に 10名様をご招待いたします。
ラフマニノフ:チェロソナタ OP19 を中心としたプログラムです。詳細は下記を
http://www.rumi-itoh-pianism.com/con_j.htm
ギャラリー の休みの関係で、お申し込みは24日(金)までに下記のアドレスのみとし、お名前と必要枚数を明記して下さい。チケットは当日、14:15から会場受付でお渡しさせていただきます。 koomori@mxv.mesh.ne.jp
ご招待の確認メールを差し上げます。
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2 今日の言葉
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 多くの人々がニューヨークの9月11日やフクシマの3月11日を記憶する。
だがまだ記憶に刻まれるべき日付は無数にある。コゾボ、イアン、イラクをはじめ、記憶されないだけではなく語ることさえ許されぬ悲劇の日々が、次々と世界史に書き込まれレいく。  しかし国や言葉を越えて、心を開き合える仲間にめぐり合うことは、なんという喜びだろうか。
人と人との巡りあい、繋がりこそが、目に見えない小さな力、しかし、それだからこそ内なる世界を少しずつ変える力になるのではないだろうか。この小さな力さえあれば、様々な土地に刻まれた記憶の豊かさに触れ、命の重さの等しさを感じ取り、素全の力の深さを確かめ合うことが出来る。生活というささえかな営みに潜む、無数の小さな力が結び合うとき、なにかを変えることが出来る。  終りにー「小さな言葉」という小窓から   山崎佳代子  ベオグラード日誌 P226-227

■□■□ 2017年11月 Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1377号 11月17日

■□■□ 2017年11月
Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1377号 11月17日  
      芸術のユートピアを目指し、翼を未来へと拡げる 
          そんな活動を応援しています

公益財団法人「神戸文化支援基金」(since1992)から
   
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1 蝙蝠日記  25周年を記念しての特別事業助成を募集しています。 

2 今日の言葉 
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1 蝙蝠日記  25年を迎えた「こぶし基金」から
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1992年に創設された公益信託「亀井純子基金」から、2011年に公益財団法人
「神戸文化支援基金」なるまで、市民メセナとして様々に挑戦し、拓いてき
た私たちの歩みは、そのままに、芸術のユートピアを目指し、翼を未来へと
拡げる活動ではないでしょうか。

●記念特別助成
毎年の通常活動助成(総額200万円)に加えて25周年記念特別助成(総額100
万円:50万円/件)を募集しています。
締め切りが12月15日(金)ですのでご注意下さい。
募集についての要綱 審査方法など、必ず知っておいていただくことがあり
ます。
下記のHPをご覧ください。
http://kobushi-kikin.com/support.html

●2018年度芸術文化活動事業(毎年の通常活動助成)の募集もはじまってい
ます。
2018年1月19日(金)が締め切りです。
こちらも上記HPをご覧ください。
 
1992年に100万円/年で始まった基金が現在では300万円/年(KOBE ART AWARD
を含む)となり、今年は上記、記念事業を含めて400万円の活動事業助成を
実施することが出来ることを、ご寄付いただいた皆様に心こころからの感謝
を捧げます。
(この他に東日本大震災での芸術文化活動への志縁が11,785,058円。今はア
ート・サポート・センター神戸が引き継いでいます)

先日は、10月13日(金)に「25th ANNIVERSARY NIGHT」として多くの皆さ
んとの楽しい交流会を持たせていただきました。
http://kobushi-kikin.com/blog/?p=169
その時に基金の新しいパンフレットを作成しました。
ギャラリー島田においています。ご自由にどうぞ。

記念年が終わる3月末には「25周年記念誌」を発行したいと思っています。

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2 今日の言葉
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お金ではなく「遺志(魂)を受け継ぐ」
(亀井純子さんからの1千万円を託されて)

公益信託「亀井純子基金」設立の物語です。
お読みいただければうれしいです。
http://kobushi-kikin.com/about03.html

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■□■□ 2017年11月 Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1376号 11月15日

■□■□ 2017年11月
Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1376号 11月15日  
        鮫ヶ浦水曜日郵便局へ手紙を書いてみませんか? 
   
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1 蝙蝠日記
水曜日、一日だけの誰かさんへの手紙

2 このごろのサロン 充実し、盛況で うれしいです。

3 展覧会案内  
「TALA’S POP ART 2017 」展
石井一男展 
須飼秀和展
金井和歌子展 

4 今日の言葉 
「わがねえす(死んでしまいます)よ、気をつけてごじぇすよ」   
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1 蝙蝠日記   今日は水曜日です
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あなたの水曜日を送ると誰かの水曜日が届きます。
鮫ヶ浦水曜日郵便局へ手紙を書いてみませんか?
そんな素敵なお誘いが舞い込みました。
http://artscape.jp/exhibition/art-flash-news/2017/10138694_20769.html

その水曜日一日だけの郵便局は宮城県東松島市に海に面してあります。
手掘りのトンネルを越えると太平洋が広がっています。
見知らぬ、たった一人の誰かに宛てて、自分の水曜日の物語を手紙に書く。
そして届くのは、誰かの水曜日の物語。それまでは知り合うこともなかった、
しかしこの同じ世界を、この同じ時代を、確かに生きている誰かからの消息
です。

この不思議な郵便局の局長(管理人)さんが芹沢高志(KITTOセンター長)
さんなのです。

私は東日本大震災(2011・3・11)から毎年、東北へ行ってきました。

交通機関が途絶したままの震災5ヶ月後の8月。仙台から仙石線で塩竃へ行き、
そこから船で松島へ。石巻まではまだ不通のため代替バスで「矢本」へ、そ
こから石巻線で石巻へ入りました。そのあいだ、嘘のように穏やかな海がた
だ茫洋と広がっていました。
次に松島を通ったのは、その2年後のやはり8月でした。
巨大絵画が繋ぐ東北と神戸(加川プロジェクト)の準備のために杉浦健(関
西学院HSC事務局長=当時)さんに運転してもらい、三日がかりで仙台―松
島―石巻―南三陸―釜石―大槌と太平洋を眺めながら旅をしました。
私の思いはいつも東北に、私の眼差しはその海に向いています。

鮫ヶ浦水曜日郵便局というプラットフォームの建設、そして維持のために皆
さんの志縁を必要としています。(クラウドファンディング)です。
https://samegaura-wed-post.jp/
これも大切な東北への眼差しであり、ネットやFaceBookとは違うリアルな手
触りです。
それぞれの志縁を繋いでいきましょう。

今、この文を書きながら、とても穏やかで幸せな気配に包まれています。
どうか、みなさんもプラットフォームにたってみませんか?

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2 このごろのサロンやパフォーマンス 充実しています。
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中島由夫は、終日、ざわざわ。
植田真さんのlive painting & music“on the playground, in the wind.” は60名をこえて、私は行ったことはないですが、ディスコ(disco)のよう
でした。

そして昨日のこと
第331回 神戸塾 火曜サロン 鼎談「父たちの戦争」を開催しました。
お話:
南輝子(歌人・画家) ジャカルタで虐殺された父を追う。
玉川侑香(いちばぎゃらりぃ侑香・詩人)アンボンで造船に携わる。
所薫子(アートスペースかおる・エッセイスト)中国大陸・台湾の帰還兵の
画家

私が20年以上お付き合いしている皆さんが、時を同じくして「父を戦争」
を追い様々な形で世に問うた。
その父の在り様がそれぞれに全く違う。
とても意味のある企画で、ここでしか実現できない、いや、ここで語られる
意義があるものでした。
30名を超えるみなさんが、また発言も活発で深いものでした。

(昨日、ばたばたとして、いろいろとお忘れ物があるようです。11:30以降
に心当たりのある方は、お問合せ下さい。078−262−8058)

「そして、私たちができる一番小さなことは、多くの不正義を潜りぬけた人
々の言葉に耳を傾けること・・・・」
この言葉は次回のサロンにお招きする山崎佳代子さんのもの。

第332回 神戸塾 火曜サロン 「食物と戦争と記憶 ―パンと野イチゴ」
[日時] 11月 28日(火) 18:30〜 ( 開場 18:00)
[お話] 山崎佳代子(詩人・エッセイスト)
[お相手] 季村敏夫(詩人)
[参加費] 1000 円 [ 要予約 ]

ベオグラードから山崎佳代子さんをお迎えします。
ご予約、お急ぎください。
詳細は下記をご覧ください。
http://gallery-shimada.com/salon/?p=385

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3 展覧会案内
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「TALA’S POP ART 2017 」展 11月18日から
http://gallery-shimada.com/?p=4897

石井一男展  11月25日から
http://gallery-shimada.com/?p=4927

須飼秀和展  11月25日から
http://gallery-shimada.com/?p=4930

金井和歌子展 11月25日から
http://gallery-shimada.com/?p=4938

と続きます。

どの展覧会もお待たせのものです。
ご予定下さい。

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4 今日の言葉
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「わがねえす(死んでしまいます)よ、気をつけてごじぇすよ」
ざしきぼっこの声が聞こえた。

無理をしないように気をつけないと。
「ざしきぼっこと俺(おんず)」阿伊染徳美(SURE)より

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■□■□ 2017年11月 Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1375号 11月13日

■□■□ 2017年11月
Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1375号 11月13日  
         父たちの戦争 食物と戦争と記憶
   
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1 蝙蝠日記   充実したサロンが続きます

2 展覧会の予告  

3 今日の言葉  静けさを両手に受け止めることが、今までにないほど、
         大切なときが、やってきた。    
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1 蝙蝠日記   充実したサロンが続きます
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昨日のこと
植田真展「かぜのなかでおどる木 」
live painting & music“on the playground, in the wind.”
子供さんたちを含めて60名の皆さんが正面にかけられた巨大カンバスに植田
さんの自作曲“on the playground, in the wind.”が響きわたる中、二時間
をゆうに超えるlive paintingに魅了されました。
この作品は会期中もご覧いただけます。
植田さんの自然や生きとし生けるものへの思い、とりわけ幼きもの、弱きも
のへの眼差しが確たる物として地にありそこから、しなやかな木としてある
ことがひしひしと伝わってきました。
お運びください。

明日のこと
第331回 神戸塾 火曜サロン 鼎談「父たちの戦争」です。
[日時] 11月14日(火) 18:30〜 ( 開場 18:00) 
[お話]
 南輝子(歌人・画家) ジャカルタで虐殺された父を追う。
 玉川侑香(いちばぎゃらりぃ侑香・詩人)アンボンで造船に携わる。
 所薫子(アートスペースかおる・エッセイスト)中国大陸・台湾の帰還兵。
[会費] 500円 (18歳以下 無料)
ご予約お待ちしています。
詳細は下記で。
http://gallery-shimada.com/salon/?p=381

11月 28日(火)のこと
第332回 神戸塾 火曜サロン 「食物と戦争と記憶 ―パンと野イチゴ」
[日時] 11月 28日(火) 18:30〜 ( 開場 18:00)
[お話] 山崎佳代子(詩人・エッセイスト)
[お相手] 季村敏夫(詩人)
[参加費] 1000 円 [ 要予約 ]

ベオグラードから山崎佳代子さんをお迎えします。
ご予約、お急ぎください。
詳細は下記をご覧ください。
http://gallery-shimada.com/salon/?p=385

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2 展覧会の予告
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このあと
「TALA’S POP ART 2017 」展 11月18日から
石井一男展  11月25日から
須飼秀和展  11月25日から
金井和歌子展 11月25日から
と続きます。

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3 今日の言葉
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静けさを両手に受け止めることが、今までにないほど、大切なときが、やっ
てきた。黒い岩肌を伝う水の音、山鳥の囀り、森を吹きわたる風、栗鼠の呼
吸、月の運行、胡桃のように大粒な星の光、そして海、子供、男と女……。
その言葉ひとつひとつに胸をひらくことが大切なときが、還ってきた。ます
ます精巧な武器や機械に人間が囲まれてしまった今、という時代だからこそ。
詩とは、静かな光に身を捧げること。そうでしょう?
(山崎佳代子)

今日の言葉は、11月のギャラリー島田の展覧会、サロンを通しての思いを伝
えるものです。

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■□■□ 2017年11月 Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1374号 11月10日

■□■□ 2017年11月
Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1374号 11月10日

          on the playground, in the wind

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1 蝙蝠日記
  ゴッホ 最期の手紙

2 展覧会案内
  植田真展「かぜのなかでおどる木 」
   live painting & music“on the playground, in the wind.”
  根津太一展
  
3 今日の言葉  
  君はぼくが知るかぎり、そこいらの画商ではない。
  しかし、きみはどうしようというのか?
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1 蝙蝠日記  ゴッホ 最期の手紙
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私の生き方の通奏低音となったゴッホの投函されなかった手紙。
風邪に取り憑かれ、耳の不調にも悩まされながら、これだけは見逃すわけに
いきません。
映画「ゴッホ 最期の手紙」を見てきました。

私にとっては見なかった方がよかったです。
ゴッホのうねるような人工的に処理された色面も気持ちがわるい。
いまさら犯人捜しでもありません。

私にとってのゴッホ最期の手紙は「今日の言葉」なのです。

帰宅。
カズオ・イシグロ「日の名残り」読了。

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2 展覧会案内
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植田真展「かぜのなかでおどる木 」  11/11(土)〜22(水)   B1F
――――――――――――――――――――――――――――――――――
風のことを描く

風がふいて やわらかい枝をゆらす
かわいた葉がちりちりとうごいて 飛ぶ
木がゆったりとスローモーションのようにおどる
森全体が波うつようにゆれて 山が鳴る
風がふいて 形ある線は 溶けて色彩になる
絵の中に入り込み 塗り重ねる
ずっと音楽はなりひびき ときおり 原風景と重なる
その反復のなかで 色彩は姿を変えていく

植田真

http://gallery-shimada.com/?p=4891
会場:B1F
会期:11月11日(土)〜22日(水) 12:00-19:00
※火曜日は18:00、最終日は17:00まで

展示作業風景です。
http://gallery-shimada.com/blog/?p=7478

◇植田真展オープニングイベント◇
live painting & music
“on the playground, in the wind.”
paint. 植田真、DJ. Mark(Cake Stand)
日時:2017年11月12日(日)17:30〜19:00
参加費:1,000円(ご予約ください)

DJにMark(Cake Stand)を迎え、植田真のsilentsea名義でレコーディングし
た曲とライブペインティングのイベントを行います。音楽と絵との掛け合い
からなる即興性を楽しんでいただけるとうれしいです。

※イベント当日はB1Fの観覧を17時までとさせていただきます。17時半から
はご予約のお客さまのみご入場いただけます。ご来廊の際はご注意ください。
※満席のため、これからのお申込みは補助席となる可能性があります。
(要問合せ)

――――――――――――――――――――――――――――――――――
「根津太一展 」 11/11(土)〜16(木)   1F deux
――――――――――――――――――――――――――――――――――
層の重なりの中に、時間と空間、歴史、そして安定感と美を感じる。積み重
なった絵具の層から、言葉を超えたモノ(心象風景)が鑑賞者に響鳴しなにか
懐しいものや、和む風景などが伝わると幸いです。自然との繋がりの深層を、
絵画表現する。
根津太一

見えない糸でつながる命
http://gallery-shimada.com/?p=4894

会場:1Fdeux
会期:11月11日(土)〜16日(木)12:00-19:00
※火曜日は18:00、最終日は16:00まで

スタッフブログ 展示作業風景です。
http://gallery-shimada.com/blog/?p=7490

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3 今日の言葉
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「ぼくがぜひ君にいっておく必要があると思う。すくなくとも一番大切なこ
とだからだ。死んだ芸術家の絵を扱う画商と生きた芸術家の絵を扱う画商と
のあいだに、こんなにもいま理不尽な違いがあるのだから。とまれ、ぼくの
絵に対して、ぼくは自分の生命をかけ、ぼくの理性は、そのために半ば壊れ
てしまった ――それもいい ――しかし、君はぼくが知るかぎり、そこいら
の画商ではない。君は現実に人間に対する愛をもって行動し、方針を決めう
るとぼくは思う。しかし、きみはどうしようというのか?」

この言葉が私の心に突き刺さっているのです。
詳細は「不愛想な蝙蝠」(風来舎)の「ゴッホを巡って」P46-56に書いていま
す。
(絶版となっていますが貸出いたします)

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