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■□■□ 2017年10月 Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info 1370号 10月30日

■□■□ 2017年10月
Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info 1370号 10月30日  
             神戸文化祭2017
        ナンデモナイヒオメデトウ×モノゴコロ     
   
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1 ウグイス日記  モノ、ココロ、まなざし 

2 展覧会案内  神戸文化祭 「モノゴゴロ展」  11/1(水)から
          
3 今日の言葉          
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1 ウグイス日記  モノ、ココロ、まなざし
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情報も、モノも溢れる今、生活に、時間に、命を吹き込むような本物を見つ
める眼差しを、持てているだろうか。
ギャラリーに勤めて、作品をご覧いただくことに立ち会っている私たち。
作品を見ること、見る、という眼差しに支えられている。

身近な「モノ」を立ち止まって見ることの先に、何かがあるんじゃないかと
いう期待を感じていただけると嬉しいです。どうぞ楽しんで見てください。 

今年も文化の日をはさんだ11/1(水)〜5日(日)まで開催される神戸文化祭
に参加します!

今年は参加する人(フラッガーと言われます)が100人を超えたとのこと。

チラシ、ガイド、map、読み物、その他、、、いろいろな要素満載で楽しめる
神戸文化祭新聞を片手に、ギャラリー島田はもちろん、いろいろな場所へ出か
けて行って、出会って楽しんでください。(新聞はギャラリーにあります!)

20箇所回ってスタンプを集めると、素敵なプレゼントと交換されるとのこと。
ギャラリー島田はプレゼント交換場所になっており、また神戸文化祭オリジ
ナルグッズ(素敵なフラッグブローチ)も設置会場なので、お見逃しなくで
す。

そしてギャラリー島田としては、下記の展覧会をただいま絶賛準備中です。
乞うご期待ください!

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2 展覧会案内
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神戸文化祭参加「モノゴコロ展」      11月1日(水)〜11月5日(日)
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神戸文化祭2度目の参加となる今回は、「モノ」の展覧会を開催します。
作り手の見えない「モノ」、作品とは言えない「モノ」を、ギャラリーに置
いたらどう見えるだろうかとという実験的展覧会です。
通常は作家さんの表現した作品を展示販売しているギャラリーですが、この
展覧会ではスタッフがそれぞれの目線で心にとまった「モノ」を選んで持っ
てきました。
そんな「モノ」を前に、皆さんとどう見えるか、楽しめればと思います。
素敵なもの、愛おしいもの、奇妙なもの、笑えるもの。モノを通して、モノ
を見るいろいろな眼差し=心に触れられる機会になればと思います。
「モノ」に込められた「ココロ」が伝わりますように。

●だれかのモノゴコロコーナー
だれかのモノゴコロとあなたのモノゴコロを交換しませんか?
きになるもの、きゅんとするもの、交換可能であれば、なんでもOK。
ちょっとだれかに届けたい、とっておきの「モノ」、お待ちしています。

神戸文化祭HP
http://kobebunkasai.club/2017/

facebookページ
https://www.facebook.com/神戸文化祭-726944560655972/

同時開催・・・こちらはモノではなく作家さんによる作品展です。
B1F 中島由夫展  10月28日(土)〜11月8日(水)
1F  高原秀平展  10月28日(土)〜11月2日(木)
   内田みき展  11月 4日(土)〜11月9日(木)

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3 今日の言葉
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美術が「美楽」になれば、現代美術と呼ばれるものも、お茶道具も、拾って
きたものも、皆バラバラで上下ナシ。そして遠くから眺めると、オヤ、バラ
バラの方が健全で、全体のバランスも良く見える。
上下関係の統一性を求める価値観は、どうしてもその中に、みんなで渡れば
怖くないという弱さと危うさがあるようだ。

坂田和實 「ひとりよがりのものさし」(新潮社)119p より

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■□■□ 2017年10月 Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1369号 10月28日

■□■□ 2017年10月
Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1369号 10月28日  
           Japanese Giant&Thunderbird      
   
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1 蝙蝠日記   スウェーデンから中島由夫を迎えて

2 展覧会案内  中島由夫展  今日から
         高原秀平展   今日から

3 第330回 神戸塾 土曜サロン  本日17:00から
    中島由夫展Thunderbird 2017 記念講演とトーク
    「アンビートからウベボダまで:中島由夫の60年代」 

4 今日の言葉 忘却への抵抗であり、記憶への意志である         
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1 蝙蝠日記  みんな狂っているかもしれない
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連日、展覧会の撤収、展示が遅くまで続き、お休みも作業が。
多くの方が手伝い、槌音が響き、梯子が出動し、ギャラリー というよりや
はり、現場の趣き。

この日のために命を削る作家さんの真剣さにスタッフもインターンさんもそ
れを受けて立つ。

そして構築された展示。是非、見ていただきたいです。

BF1では世界的な再評価が始まっているYOSHIO NAKAJIMA Thunderbirdが登場
します。Thunderbirdとは雷鳴を轟かす不死身の怪鳥。
  
ギャラリー島田DeuxではEmergingArtists seriesの第4弾、高原秀平「雨景山
水」がはじまります。

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2 展覧会案内
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「中島由夫展 Thunderbird 2017」  10月28日(土)〜11月8日(水)
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国際的な評価が高まっている中島由夫をスウェーデンからお迎えして。
そして60年代の日本での前衛を疾風のように駆け抜けた怪鳥を、研究、評価
し、「中島由夫シンドローム」と名付けた嶋田美子(アーティスト・美学研
究)さんをお招きしてのサロンも今夕です。

1985年にはじめて展覧会を開催、共に歩んできました。その足跡をご覧くだ
さい。
「今」を苦闘する多くの作家にとってもこの破天荒さから学ぶものは多いと
思うのです。

海外でJapanese GiantともThunderbirdとも呼ばれている中島由夫さん。真
偽定かでない山のようなエピソードと脈絡なく届く膨大な資料と格闘するの
が歴代スタッフの仕事となった。そして日本では初めての「中島由夫画集」
「YOSHIO NAKAJIMA DOCUMENT」などを刊行し、中島由夫研究の基礎を作った。
そして速射砲のように放たれる冗談のような話が、真実で、より以上の世界
が広がっていることが研究によって続々と証明されてきている。そんな壮大
なスケールを楽しんでいただきたい。

今回は、解き放たれたように明るい作品が並びました。
http://gallery-shimada.com/?p=4802

中島さんは島田の2才上。でも変わらず情熱的で饒舌。
展示を指揮する中島さん。
http://gallery-shimada.com/blog/?p=7443

「中島由夫の歩み」と「中島由夫とギャラリーの歩み」を詳細に比較したフ
ライヤーをご覧ください。
(このblogの最後「チラシはこちら」をクリックしてください)

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「高原秀平展 雨景山水」 10/28(土)〜11/2(木)
――――――――――――――――――――――――――――――――――
EmergingArtists seriesの第4弾です。
Emerging(抬頭する)に相応しい作家が続くこのシリーズですが、また楽し
みな作家が登場します。
深く、スケールの大きな視点から現代という時代を油絵で描く日本画「雨景
山水」。
様々に技法を駆使しながらも、全体として見事に構成された空間が迫力をも
って迫っています。
洋画受容の歴史と日本画との相克。そして現代に生きる表現者としての在り
方。

高原秀平の言葉と会場風景です。
http://gallery-shimada.com/?p=4806

展示作業風景です。日をまたがって、二日かかりになりました。
http://gallery-shimada.com/blog/?p=7453

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3 第330回 神戸塾 土曜サロン  本日17:00から
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中島由夫展Thunderbird2017   記念講演とトーク
「アンビートからウベボダまで:中島由夫の60年代」
ゲスト:嶋田美子(アーティスト・美学研究)、中島由夫(アーティスト)
2017年10月28日(土)17:00〜
参加費:1,000円 ※ご予約ください

近年、中島由夫が切り開いてきた前衛の地平が歴史的に検証され、シンドロ
ーム(症候群)という絶妙な名を与えられて高く評価され始めている。
1984年の出会いから中島由夫という幻の怪鳥が吐き出す破天荒な雷鳴の正体
に私たちも絶えず挑み1994年に「YOSHIO NAKAJIMADOCUMENT 1940-1994」を
刊行した。
その研究の先端に立つ嶋田美子さんをお迎えして「正体見たり」の時を持て
ることは、この上なく刺激的で楽しみです。

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4 今日の言葉
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「嶋田美子の作品は忘却への抵抗であり、記憶への意志である」
「ジェンダー〜記憶の淵より」 笠原美智子

嶋田美子について。
素晴らしいARTISTです。この機会に是非、お出会い下さい。
https://www.kyoto-seika.ac.jp/fleur/past/1999/simada/tenzi.html

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Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1368号 10月23日

■□■□ 2017年10月
Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1368号 10月23日

      停電と避難勧告
          
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1 蝙蝠日記      久しぶりの晴れ間に心は晴れない

2 展覧会へのお誘い  見逃して欲しくない
           Rouge brut 小幡正雄展 25日(水)まで
           コウノ真理展 26日(木)まで
3 今日の言葉  有権者はもっと怒らなきゃいけないんですよ

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1 蝙蝠日記  心は晴れず 暗闇に取り残されて

  勿論、それは国政選挙の結果のことですが
  昨夜、私の住む北野町は夜半から未明まで停電に見舞われました。
  ふて寝の私は知らなかったのですが
  起きると、こんなメールが入っていました。
 「神戸市中央区に避難勧告が出ているけど大丈夫?
  今、サウジアラビアのリヤドにいます」
長男の島田剛からでした。

  低い投票率で選ばれた政権。そこに未来を委ねてしまうからくり。
  「この国からの避難勧告」を海外から教えられた気がしました。
  
  全てが反面教師に教わっているような気味の悪さですね。

 
2 展覧会案内  Rouge brut 小幡正雄展
コウノ真理展
        どちらも是非、見ていただきたい展覧会です。お運びください。
今日の言葉
小選挙区制がその派閥政治を壊し、風頼みで選挙結果が左右され、本来政治家の資質のな
い人が当選しては問題を起こす繰り返し。揚げ句の果てに5年前まで政権政党だった野党
第1党が、たった一日で消滅するマンガみたいなこと、まともな国では起きませんよ。
行政府の長である首相が自分を立法府の長と平気で間違えたり、捜査機関も裁判所も政府
にベッタリのこの国は、そもそも三権分立が機能していない。
有権者はもっと怒らなきゃいけないんですよ。
高村薫 AERA 10月23日号 の最後のところから。

全文は下記から
https://dot.asahi.com/aera/2017101900057.html?page=2
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■□■□ 2017年10月 Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1367号 10月21日

■□■□ 2017年10月
Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1367号 10月21日  
              降り続く涙雨       
   
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1 蝙蝠日記   私たちには選ぶ責任がある

2 展覧会へのお誘い コウノ真理展が始まりました

3 今日の言葉  国民を絶望の淵に追いやっても責任は転嫁する
 
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1 蝙蝠日記  嘆き、諦めるよりも。
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ほとんど晴れることがなく
しとしとと、あるいは激しく降り続いています。
心なしか、街も沈んでいるように感じます。
私たちの心のうちにも雨が降り続いています。

それでも生きねばなりません。
人は人として。
発言し、行動し、そして、自らの生き方をかけて投票せねばなりません。

嘆き、諦めるよりも。

行きましょう。生きましょう。

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2 展覧会案内
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コウノ真理展   10月21日(土)〜10月26日(木)  1Fdeux
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制作をする上で意識するのは作品を展示する空間です。その空間には制約が
あり不自由さを感じる反面、そこに新しい表現につながるヒントがあるよう
に思います。
空間から感じる何かを手がかりに、微妙な心の振動を簡潔なカタチと方法で
表現したいと思います。
新しく開けた世界をもとめ不思議な感覚を感じて頂けたら幸いです。
コウノ真理

昨日、まさにその空間を創造するための長い作業が続きました。
きれいで、不思議で、完成したのは夜ですから幻想的でもあります。
http://gallery-shimada.com/?p=4798

その舞台裏ですが。
http://gallery-shimada.com/blog/?p=7436

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3 今日の言葉
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行動派を自称する政治家は、過ちを犯して国民を絶望の淵に追いやっても責
任は転嫁する。
対外紛争のために国債を発行してはならない。
借款によって戦争を起こす気安さ、また権力者に生来そなわった戦争好き。
この二つが結びつくとき、永遠の平和にとって最大の障害となる。

「永遠の平和のために」カント 池内紀・訳(綜合社) P26 

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■□■□ 2017年10月 Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1366号 10月19日

■□■□ 2017年10月
Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1366号 10月19日  
          小幡正雄の国際的な評価について       
   
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1 蝙蝠日記  小幡正雄の国際的な評価について

2 展覧会へのお誘い

3 今日の言葉  平穏な終の棲家で、吐き出すように描き続けた小幡の思い
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1 蝙蝠日記  小幡正雄の国際的な評価について 
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Rouge brut
小幡正雄はArt MarketというよりもOutsider Artの世界でのMuseumやPublic
なGalleryなどで高い評価を受けています。

1995年に東山嘉事さんに見いだされ、1998年の兵庫県立美術館での「アート
ナウ98」を皮切りに国内外で紹介。

Brut Collectionとして世界最大のスイス・ローザンヌのMuseum。
ローザンヌでの「ジャポン(日本)展」はオーストリア・ウィーンの巡回、
2010年にはパリで、そして日本国内7会場で巡回しました。
ボーダレス・アート・ギャラリーNO・MA(滋賀県)、兵庫県立美術館、滋賀
県立美術館などでCollectionされたり展示されたりしてきました。

ギャラリー島田での小幡正雄展は、それにArt Marketとしての評価を与える
挑戦です。
小幡さんが暮らした「ひふみ園」に残された作品は、上記のようにPublic 
Collectionに収まったあと、法的に管理され、その中から服部正さんと私
が選びぬいた作品で構成しています。

ここで展示されている小幡作品が、これからのArt Marketの基礎となり、作
品が限られているだけに、高騰していくことが予想されます。

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2 展覧会案内
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Rouge brut 小幡正雄展    10月25日(水)まで
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注目のアウトサイダーアート小幡正雄展。
ギャラリーで開催されるものとしてはもっとも大きな規模で、かつ作品の
qualityも高いものが揃っています。

会場風景をご覧ください。
http://gallery-shimada.com/?p=4761

資料も整えていますので、この機会に是非、ご覧ください。

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Pen2展      10月19日(木)まで
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今日が最終日。16:00までです。
お運びください。
http://gallery-shimada.com/?p=4765

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3 今日の言葉
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小幡の作品には、孤独で厳しい前半生を歩んできた彼の憧れや願い、恐れや
怒りが凝縮されている。平穏な終の棲家で、吐き出すように描き続けた小幡
の思いの丈を受け止めたい。
服部正(甲南大学)

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■□■□ 2017年10月 Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1365号 10月16日

■□■□ 2017年10月
Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1365号 10月16日  
             体幹を鍛える       
   
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1 蝙蝠日記   感謝の思いに浸っています
 
2 展覧会へのお誘い  新 Rouge brut 小幡正雄展の魅力
            新 Pen2展  Pen2の挑戦

3 第329回 神戸塾 火曜サロン「小幡正雄さんのこと」
         いよいよ明日です。

4 今日の言葉  
  芸術のユートピアを目指し、翼を未来へ拡げる活動を応援します。
 
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1 蝙蝠日記  杖をはなれて
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このごろ「島田さん、お元気そう。杖をついていない」と言われます。
そうなんです。
体幹を鍛えているのです。毎日。
しっかり腰にベルトを巻いて。
トレーナーの指示に従って。
腰を落として。
10Kgを持ち上げたり、下ろしたり。
どなたがトレーナー?
迪と言います。
朝の散歩の都度
私の前に回って「抱っこ」をねだるので。
何回も、何回も。 

=====

感謝の思いに浸っています。
13日(金)
公益財団法人神戸文化支援基金の25th Anniversary Nightが北野ガーデンで
80余名の方に集っていただき楽しく、暖かく開催することが出来ました。
亀井純子さんを振り返りながら25年の歩みをそれぞれに語っていただき、後
半は場をIFに移して、美しいお庭を背景に石田香織さん(「きょうの日は、
さようなら」の著者 )の朗読と神戸アバンギャルズ・トリニティーの歌。
これがなかなかよかったですね。
フィナーレを飾ったのが「こぶし基金合唱団+」で蝙蝠男爵こと島田が指揮。
最後は参加者全員で「ふるさと」を、気持ちよく歌いました。
「こぶし基金合唱団+」は評議員、理事、事務局メンバーの16名が歌いまし
たが、プリマドンナ、ピアニスト、音大出、合唱を今でも、以前はという人。
人前で歌ったことないというメンバーも含めて、こんな合唱が出来るとは…

2時間を超える交流でしたが、
ご参加いただいた方からは、是非、ご感想などをお寄せ下さい。
kobushi-nakai@gallery-shimada.com(事務局・中井)まで。

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2 展覧会案内
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Rouge brut 小幡正雄展     10月14日(土)〜10月25日(水)
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注目のアウトサイダーアート小幡正雄展が始まりました。
ギャラリー で開催されるものとしてはもっとも大きな規模で、かつ
作品のqualityも高いものが揃っています。

会場風景をご覧ください。
http://gallery-shimada.com/?p=4761

小幡正雄の世界へ包まれますね。
作品によって両面に描かれているものもあります。
(写真でご覧いただけます)
資料も整えていますので、この機会に是非、ご覧ください。

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Pen2展      10月14日(土)〜10月19日(木)
――――――――――――――――――――――――――――――――――
ぐるぐるぐるぐる。。気持ちが駆け巡る。。
弾かれては戻り、弾かれては戻り、またスタートを切っている。
あられもないかも知れないが、これからも心は生きていく。。
Pen2

先ずは会場風景をご覧ください。
http://gallery-shimada.com/?p=4765

写真 下段右から二つ目の作品。凄い迫力ですね。
(激賞されていました。だれから?。作家に聞いて下さい。)
DMの作品もいいですね。
迷い迷ってきたPen2の道が見えてきました。

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3  神戸塾 火曜サロン
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第329回 神戸塾 火曜サロン「小幡正雄さんのこと」
日時:2017年10月17日(火)18:30
参加無料
ゲスト:服部正(甲南大学)、山崎美和(ひふみ園)
進行:島田誠
本展覧会のコーディネーターである服部正さん、そして小幡さんのそばで生
活を支援してこられた、ひふみ園の山崎美和さんをゲストにお招きし、みな
さまに小幡正雄の世界を、より深く味わっていただくトークを開催します。

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5 今日の言葉
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兵庫県下で芸術家たちが芸術のユートピアを目指し、翼を未来へ拡げる活動
を応援します。

公益財団法人「神戸文化支援基金」から
25周年記念特別助成と通常助成の二つの助成(合計300万円)を実施します。
詳細は下記でご覧ください。
http://kobushi-kikin.com/support.html

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■□■□ 2017年10月 Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1364号 10月13日

■□■□ 2017年10月
Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1364号 10月13日

          竣工まじかの工事現場のよう
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1 蝙蝠日記      多くの人が入り混じって

2 展覧会へのお誘い  Rouge brut 小幡正雄展の魅力
           Pen2展  Pen2の挑戦

3 第329回 神戸塾 火曜サロン「小幡正雄さんのこと」

4 今日の言葉
  should begin by looking inwardー
  by examining his own attitude toward the possibilities of peace…”

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1 蝙蝠日記
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現場からの架空実況中継

B1Fでは。
朝一番から11月の植田真展でのライブパフォーマンス会場構成や照明のチェ
ック。
12:00から小幡正雄の約60点の作品を選定、配置の決定から展示作業をコー
ディネー
トしてくださっている服部正さんの協力をいただいて慎重にすすめました。

B1F Backayardでは。
お手伝いに参じて下さった3名を交えてGallery InformationやDMなどを組み
合わせ発
送する作業に大わらわ。

Deuxでは。
「ガラス絵の小宇宙」の最終日。盛り上がりそして慌ただしく撤収。
待ちかねたように、次の「PEN2」さんの展示作業が始まりました。

Troisでは。
今日開催される公益財団法人神戸文化支援基金の25th Anniversary Night
の準備を事務局さんが奮闘。それぞれ預けたり、あやしたり。大変です。
私は4っの現場を渡り歩きながら指揮しているのか邪魔をしているのか???

ざっと数えて20名を超える人がそれぞれの部署で。遅くまで動いている人た
ちも。
なんていうことだろう。

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2 展覧会案内
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Rouge brut 小幡正雄展   10月14日(土)〜10月25日(水)
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この機会をお見逃しなく。
海外でも紹介されて高い評価を得ているアールブリュット(アウトサイダー
アート)の小幡正雄の作品、約60点をご覧いただきます。
多分、お求めいただくことの出来る展覧会で、これだけの規模で小幡正雄の
質の高い作品をご覧いただくことは、まずありえないと思います。

《私にとっての小幡正雄》
2012年の「赤鉛筆のアウトサイダー」(兵庫県立美術館)で小幡正雄と出会
った。その時は私が今回の展覧会を手がけるとは思ってもみませんでした。
実現へ至るには二つの要因がありました。
一つめは、尊敬してやまない東山嘉事さんが小幡正雄の才能を発見したこと
です。嘉事さんには展覧会、パフォーマンスなど様々にお世話になり、2006
年12月に72才亡くなられて、「追悼展〜不無不夢寿限無経偈〜」を開催。ギ
ャラリーのパティオにあったオートバイと人間が合体したオブジェ「共存の
哲学」が兵庫県立美術館に嫁入りし、「風刺とユーモア!カジさんのフムフ
ム・ワールドへようこそ」が2008年11月から4か月間、同館の小企画展とし
て開催されました。その仲人を務めて下さったのが服部正さんでした。
二つ目としては私のアウトサイダー・アートへの偏愛があります。それは美
術の世界で定義される病因や所属にまつわるものではなく、自立、固執、孤
立といった「異端」であることにすぎませんが、自らも因子として抱えてい
るからでしょう。
小幡正雄の存在もInsideとOutsideを行き来しながら、その作品は嘉事さん
の発見と服部さんの強い意志によってArtとしてRescueされようとしていま
す。そうした思いがこの場で結実してくれればうれしいです。    
島田 誠

東山嘉事「非共存の哲学」
今、ギャラリー島田の地下のパティオに小さなオートバイがあります。
また不愛想な私に成り代わり可愛い犬が「いらっしゃいませ」とお迎えして
います。
これも嘉事さんの作品です。
では
展覧会へとご案内しましょう。
http://gallery-shimada.com/?p=4761
末尾の本展のフライヤーもどうぞ。

展示作業風景をどうぞ。
http://gallery-shimada.com/blog/?p=7407

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Pen2展     10月14日(土)〜10月19日(木)
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ギャラリー島田ではおなじみになりました、Pen2さん。
どちらかといえばユーモラスな作品を描く作家だと評してきたが、その活動
の場を県外、海外へと広げながら、可愛いPenPenさんから激しいPenPenさ
んへと変わっていった。

惑う言葉
何度も同じ心を繰り返しながら生きている。。
行く人生にはいったい何が待ち受けるのだろう。。
幸せでもあり、不幸でもあり。
ぐるぐるぐるぐる。。気持ちが駆け巡る。。
弾かれては戻り、弾かれては戻り、またスタートを切っている。
あられもないかも知れないが、これからも心は生きていく。。
http://gallery-shimada.com/?p=4765

その惑いの先にこそ表現が生じる
http://gallery-shimada.com/blog/?p=7420

作家が直面した人生の危機とは?
それを吐き出すように挑んだ作品はどんなものか?

小幡展 Pen2ともまだ会場風景としてはご覧いただけませんが、明日14日
(土)からですので「予告篇」としてお伝えいたします。

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3 神戸塾 火曜サロン
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■第329回 神戸塾 火曜サロン「小幡正雄さんのこと」
日時:2017年10月17日(火)18:30
参加無料
ゲスト:服部正(甲南大学)、山崎美和(ひふみ園)
進行:島田誠
本展覧会のコーディネーターである服部正さん、そして小幡さんのそばで生
活を支援してこられた、ひふみ園の山崎美和さんをゲストにお招きし、みな
さまに小幡正雄の世界を、より深く味わっていただくトークを開催します。

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4 今日の言葉
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“Every thoughtful citizen who despairs of war and wishes to bring peace,” President Kennedy said, “should begin by looking inward ー by examining his own attitude toward the possibilities of peace…” “Is not peace, in the last analysis, basically a matter of human rightsーthe right to live out our lives without fear of devastation ーthe right to breathe air as nature provided it ーthe right of future generations to a healthy existence?”
ケネディー大統領のアメリカン大学卒業式でのスピーチから(1963年)

「戦争に絶望し、平和をもたらすことを望む思慮深い市民は誰でも、まず内
面を見ることから始めるべきだ―平和の可能性への自らの態度を調べること
を……」
「平和とは、基本的に、荒廃の恐怖を感じることなく生活できる権利、自然
の空気をそのまま呼吸する権利、将来の世代まで健全に存続する権利といっ
た、人権に関する問題ではないか」

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■□■□ 2017年10月 Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1363号 10月12日

■□■□ 2017年10月
Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1363号 10月12日

             Rouge brut
            赤のアウトサイダー 
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1 蝙蝠日記  いよいよ始まります 小幡正雄展

2 展覧会へのお誘い  小幡正雄展
            Pen2展

3 第329回 神戸塾 火曜サロン「小幡正雄さんのこと」

4 25th Anniversary Night  公益財団法人神戸文化支援基金
    明日18:00 開宴です。(ご予約の方 お忘れなく)
5 今日の言葉  
    わたしたちは、他人の不幸によってではなく、
    他人の幸福によって、生きたいのです
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1 蝙蝠日記
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長く暖めてきた二つの渾身の展覧会が続きます。
10月14日から始まる「Rouge brut 小幡正雄展」と
10月28日から始まる「中島由夫展」です。
小幡のRouge brutとはRougeの赤とart brutの brut(生の)を意味します。
「中島由夫Thunderbird2017」は、1985年に中島さんと出会い、展覧会を重ね
画集やDocumentを刊行し、様々にこの巨人を紹介してきました。2010年ころ
から中島由夫の評価がうねりのように高まってきました。
これから続々と発信いたします。

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2 展覧会案内
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――――――――――――――――――――――――――――――――――
Rouge brut 小幡正雄展    10月14日(土)〜10月25日(水)
――――――――――――――――――――――――――――――――――
小幡正雄(1943〜2010)は、50歳の頃に絵を描き始めた。生活していた神
戸の福祉事業所で、ダンボールを集めては好みの大きさに切って、夜な夜な
絵を描いていた。描かれるのは、家族の情景や結婚式、バスや列車、戦車や
軍艦、そして手に入れたいと願っている楽器や嗜好品だ。
小幡の作品には、孤独で厳しい前半生を歩んできた彼の憧れや願い、恐れや
怒りが凝縮されている。平穏な終の棲家で、吐き出すように描き続けた小幡
の思いの丈を受け止めたい。
服部正(甲南大学)

まずは下記をご覧ください。
http://gallery-shimada.com/?p=4761
上記ページの末尾で本展のフライヤーをご覧いただけます。

――――――――――――――――――――――――――――――――――
Pen2展     10月14日(土)〜10月19日(木)
――――――――――――――――――――――――――――――――――
ギャラリー島田ではおなじみになりました、Pen2さん。
http://gallery-shimada.com/?p=4765
次回、詳しくご紹介いたします。

2つの展覧会、只今展示作業中です!お楽しみに!

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3 神戸塾 火曜サロン
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■第329回 神戸塾 火曜サロン「小幡正雄さんのこと」
日時:2017年10月17日(火)18:30
参加無料 
ゲスト:服部正(甲南大学)、山崎美和(ひふみ園)
進行:島田誠
本展覧会のコーディネーターである服部正さん、そして小幡さんのそばで生
活を支援してこられた、ひふみ園の山崎美和さんをゲストにお招きし、みな
さまに小幡正雄の世界を、より深く味わっていただくトークを開催します。

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4 25th Anniversary Night
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25th Anniversary Night
〜公益財団法人神戸文化支援基金設立25周年記念交流会〜
こぶし基金は今年で25周年を迎えました。亀井純子さんという一人の女性の
志からはじまり、一般財団法人を経て公益財団法人にまで成長しました。
明日13日 18:00から 北野ガーデンにて。
ご出席のかたはお忘れなきよう。
皆さまにお会い出来ますこと、嬉しく思います。

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5 今日の言葉
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チャップリンがファシズムに立ち向かった映画「独裁者」をつくったとき、
製作中から脅しの手紙が舞い込んだ。それにもかかわらず完成にこぎつけ、
その映画がニューヨークで上映されると連日大入りになった。

そして私は、この天声人語で知った。
その映画の、つぎの結びの言葉こそ、多くの観衆の心を打った名高い演説で
あったことを。
「わたしたちは、みんなおたがい助け合いたいと望んでいます・・・わたし
たちは、他人の不幸によってではなく、他人の幸福によって、生きたいので
す」(中野好夫訳)

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■□■□ 2017年10月 Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1363号 10月12日

■□■□ 2017年10月
Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1363号 10月12日

             Rouge brut
            赤のアウトサイダー 
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1 蝙蝠日記  いよいよ始まります 小幡正雄展

2 展覧会へのお誘い  小幡正雄展
            Pen2展

3 第329回 神戸塾 火曜サロン「小幡正雄さんのこと」

4 25th Anniversary Night  公益財団法人神戸文化支援基金
    明日18:00 開宴です。(ご予約の方 お忘れなく)
5 今日の言葉  
    わたしたちは、他人の不幸によってではなく、
    他人の幸福によって、生きたいのです
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1 蝙蝠日記
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長く暖めてきた二つの渾身の展覧会が続きます。
10月14日から始まる「Rouge brut 小幡正雄展」と
10月28日から始まる「中島由夫展」です。
小幡のRouge brutとはRougeの赤とart brutの brut(生の)を意味します。
「中島由夫Thunderbird2017」は、1985年に中島さんと出会い、展覧会を重ね
画集やDocumentを刊行し、様々にこの巨人を紹介してきました。2010年ころ
から中島由夫の評価がうねりのように高まってきました。
これから続々と発信いたします。

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2 展覧会案内
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Rouge brut 小幡正雄展    10月14日(土)〜10月25日(水)
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小幡正雄(1943〜2010)は、50歳の頃に絵を描き始めた。生活していた神
戸の福祉事業所で、ダンボールを集めては好みの大きさに切って、夜な夜な
絵を描いていた。描かれるのは、家族の情景や結婚式、バスや列車、戦車や
軍艦、そして手に入れたいと願っている楽器や嗜好品だ。
小幡の作品には、孤独で厳しい前半生を歩んできた彼の憧れや願い、恐れや
怒りが凝縮されている。平穏な終の棲家で、吐き出すように描き続けた小幡
の思いの丈を受け止めたい。
服部正(甲南大学)

まずは下記をご覧ください。
http://gallery-shimada.com/?p=4761
上記ページの末尾で本展のフライヤーをご覧いただけます。

――――――――――――――――――――――――――――――――――
Pen2展     10月14日(土)〜10月19日(木)
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ギャラリー島田ではおなじみになりました、Pen2さん。
http://gallery-shimada.com/?p=4765
次回、詳しくご紹介いたします。

2つの展覧会、只今展示作業中です!お楽しみに!

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3 神戸塾 火曜サロン
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■第329回 神戸塾 火曜サロン「小幡正雄さんのこと」
日時:2017年10月17日(火)18:30
参加無料 
ゲスト:服部正(甲南大学)、山崎美和(ひふみ園)
進行:島田誠
本展覧会のコーディネーターである服部正さん、そして小幡さんのそばで生
活を支援してこられた、ひふみ園の山崎美和さんをゲストにお招きし、みな
さまに小幡正雄の世界を、より深く味わっていただくトークを開催します。

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4 25th Anniversary Night
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25th Anniversary Night
〜公益財団法人神戸文化支援基金設立25周年記念交流会〜
こぶし基金は今年で25周年を迎えました。亀井純子さんという一人の女性の
志からはじまり、一般財団法人を経て公益財団法人にまで成長しました。
明日13日 18:00から 北野ガーデンにて。
ご出席のかたはお忘れなきよう。
皆さまにお会い出来ますこと、嬉しく思います。

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5 今日の言葉
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チャップリンがファシズムに立ち向かった映画「独裁者」をつくったとき、
製作中から脅しの手紙が舞い込んだ。それにもかかわらず完成にこぎつけ、
その映画がニューヨークで上映されると連日大入りになった。

そして私は、この天声人語で知った。
その映画の、つぎの結びの言葉こそ、多くの観衆の心を打った名高い演説で
あったことを。
「わたしたちは、みんなおたがい助け合いたいと望んでいます・・・わたし
たちは、他人の不幸によってではなく、他人の幸福によって、生きたいので
す」(中野好夫訳)

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■□■□ 2017年10月 Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1362号 10月7日

■□■□ 2017年10月
Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1362号 10月7日
 
             ガラス絵の小宇宙       
   
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1 蝙蝠日記   新しい展覧会がはじまります。
 
2 展覧会案内 「ガラス絵の小宇宙」がはじまりました

3 今日の言葉
  次の世代が将来に抱え込むかもしてない負荷をいつも視野にいれておく  
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1 蝙蝠日記
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小雨続きで肌寒いですね。
孫との散歩は雨も関係無し。汗だくです。
皆さまもハンター坂散歩はいかがですか。温まりますよ。
今日から新しい展覧会がはじまります。

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2 展覧会案内
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ガラス絵の小宇宙   10月7日(土)〜10月12日(木)
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ギャラリー島田で始まった「ガラス絵の小宇宙」も4回目を迎えます。
ガラス絵という技法に見せられた作家たちがそれぞれ独自の世界を描いてみ
せます。俳句、短歌などが語数韻律の制約において表現を競うのと似ている
かもしれません。それが故の小宇宙をお楽しみください。
http://gallery-shimada.com/?p=4758
12日まで。

会場風景です。
http://gallery-shimada.com/blog/?p=7401

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飯田真人展   9月30日(土)〜10月11日(水)
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好評開催中です。
お見逃しなく、お運びください。
http://gallery-shimada.com/?p=4724

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3 今日の言葉
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現在の世代は、自然や社会のシステムを修復不能なまでに壊したまま、それ
らを次世代に手渡そうとしている。(略)
未来世代への責任(リスポンシビリティ)に応答(リスポンド)してくれる
世代はいまだ不在である。
次の世代が将来に抱え込むかもしてない負荷をいつも視野にいれておく、そ
のような「通事的」な歴史感覚がいまほど求められる時代はない。
「忘れまじ」といえば過去の悲惨な体験のことをまずは思うが、わたしたち
は未来に起るやもしれない悲惨な経験にも同じように思いを馳せねばならな
い。
(鷲田清一「汀にて」神戸新聞8月5日からの引用)

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