月別アーカイブ: 2017年7月

■□■□ 2017年7月 Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1342号 7月31日

■□■□ 2017年7月
Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1342号 7月31日 
 
         お見逃しなく 不思議の「かふか」 

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1 蝙蝠日記  7月31日のこと

2 好評のミニアチュール神戸2017 わたしのかふか

3 第328回 木曜サロン ケストナー「飛ぶ教室」を語る★踊る

4 今日の言葉
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1 蝙蝠日記
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エーリッヒ・ケストナーの「飛ぶ教室」にいろいろと関わりが生まれた。
でも、恥ずかしいけれど読んでいない。
そこでまず入門として書棚から紀田順一郎さんの「飛ぶ読書室」をパラパラ
とめくっていた。7月26日の夜でした。
小中学生への読書ガイドで、著者から贈られたもの。
そこで「星の王子さま」のサン=テグジュペリが 1944年7月31日、ドイツ
軍に撃墜されたことを知った。
尊敬する小田実さんが亡くなられたのが2007年7月30日。
こんな時代だからこそ、向かい合う心を大切にしたい。

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2 好評のミニアチュール神戸2017 わたしのかふか 
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作家の皆さんも「テーマ」を楽しみ、新しい世界を楽しみ、価格も度外視し
私たちも楽しんできました。

この機会を見逃されませんよう、是非、お運びください。

最終日は 16:00までです。


会期中に下記の展覧会への招待券を入り口に置いています。(先着順)

怖い絵展 兵庫県立美術館   9月18日まで 15名様

今右衛門の色鍋島   兵庫県陶芸美術館   5名様

日本の家 ―1945年以降の建築と暮らし 東京国立近代美術館 10月29日まで
          (島田 陽が紹介されています) 

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3 アート・サポート・センター神戸から
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このところ充実したサロンが続きます。
これまた楽しそうですね。


第328回 木曜サロン《ケストナー「飛ぶ教室」を語る★踊る》

なだっこプロジェクト2017
音楽とダンスの共同制作「飛ぶ教室は 今」プレイベント

日時:2017年8月24日(木)19:30開始(19:15開場、20:30終了予定)
出演:岡 登志子、田中 智美
参加費:1,000円
[ギャラリー島田までご予約ください]
078-262-8058 info@gallery-shimada.com

ドイツの文学者エーリッヒ・ケストナーによって書かれた「飛ぶ教室」を原
案にしたライヴパフォーマンス『飛ぶ教室は 今』の上演に先立ち、創り手で
出演者でもある舞踊家の岡登志子さんと海文堂書店(2013年閉店)で長年児
童書を担当された田中智美さんがケストナーの魅力を語り即興パフォーマン
スを披露します。
夏の夜のケストナーを巡る豊かなひと時をお楽しみください。

★出演者プロフィール
岡 登志子/振付家・ダンサー。ダンスグループ アンサンブル・ゾネ主宰。
田中 智美/神戸を代表する書店「海文堂」で長年 児童書を担当。

★『飛ぶ教室は 今』公演情報
日時:2017年9月2日(土)18時/3日(日)14時
会場:神戸市立灘区民ホール
料金:一般前売2,800円(当日3,000円)、中高生前売1,800円(当日2,000円)
小学生以下一律500円、シェア割あり
公演詳細:灘区民ホール https://goo.gl/7wWFna

★特典!!
サロンにお越しいただいた方は『飛ぶ教室は 今』公演の前売チケットを800
円引きでお買い求めいただけます!

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4 今日の言葉
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いま起きていることを、まっすぐに見つめよう

(ナチスの脅威と直珠勝負で戦いながら、戦後に復活をとげたケストナーの
主張 「飛ぶ読書室」から)

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■□■□ 2017年7月 Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1341号 7月29日

■□■□ 2017年7月
Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1341号 7月29日 
 
            アマチュアから始まり

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1 蝙蝠日記   情報の発信

2 展覧会案内  光延由香利展

3 今日の言葉  島田で個展をやること
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1 蝙蝠日記   情報の発信
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毎月のGallery Shimada Informationにも、もう少し纏まった感じの日記を
書いています。
http://gallery-shimada.com/koumori/

スタッフblogは猪子大地を中心に松浦友与など適宜
https://www.facebook.com/galleryshimada

ギャラリー 島田のFaceBookは林淳子が
https://www.facebook.com/galleryshimada

Gallery Shimada Informationの最後の「日記」は上記のメンバーに島田容
子を加えて順ぐりに書いています。

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2 展覧会案内 
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――――――――――――――――――――――――――――――――――
光延由香利展   1F deux にて  7/29(土)-8/3(木)
――――――――――――――――――――――――――――――――――
光延由香利さんは個展を約束した時からガラリと作風を変えて登場した。
さてその結果は。
暑さの極まるこのごろ。
清廉さと厳格さと揺るがない強さを内に孕み込んだ白。ひたすら白の世界に
自らのdiaryを刻印している。
極北を目指す旅の始まり。

光延由香利展 1F deux にて 7/29(土) から
http://gallery-shimada.com/?p=4581

スタッフblogから
初々しいですね。
http://gallery-shimada.com/blog/?p=7270

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3 今日の言葉  島田で個展をやること
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39年の時を刻みつつあります。
アマチュアからはじめ、今も精神は変わりません。
販売力があるわけでもない。
でも続いてきたのはなぜなのでしょうか。

光延由香利さんは岡山の人ですが、会期中、ずっとおられます。
今年の今までを振り返ってみました。
兵庫県内はもちろんですが、東京、奈良、京都、大阪、名古屋など「個展」
については全て、作家の皆さんが会期中、在廊されています。
驚くべきことです。
それだけに責任も感じます。

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■□■□ 2017年7月 Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1340号 7月27日

■□■□ 2017年7月
Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1340号 7月27日
 
           再生と仕舞の狭間に生きる
            Informed Consentから

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1 蝙蝠日記  

2 展覧会案内  わたしのかふか   
        
3 Robert Frank 展 から

4 今日の言葉  本当に大切なことと、そうでもないこと
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1 蝙蝠日記   1989年7月27日
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神戸中央市民病院で脳脊髄鞘腫という難病の手術を受けた。
当時、ようやく義務づけられたInformed Consentの告知を受けた。
死、後遺症を覚悟するものでした。
事実、私の手術は学会で報告されたと聞きました。

今日は再生から28年となった日です。

「全神経を尽くし、手術が終わりました。わたしはもう一度顕微鏡を覗き、
取り残した腫瘍がないか確認しました。いままで島田さんの脊髄のなかで
腫瘍に圧迫されて細くなって折れたようになっていた細い細い神経がけな
げに、そして頼りなげに、命あるものとして震えているのを見たとき、私
は背筋がゾクッとするような、えもいわれぬ感動をおぼえました」
(執刀医 松本茂男先生の言葉) 「不愛想な蝙蝠」(風来舎)P178

忘れることの出来ない日、そして言葉です。

脊髄(第一頸椎と延髄)の手術ですが、
「骨の髄まで」という言葉通り、この経験がその後を律してきたのですね。

そして「暴走老人」と揶揄されながら、さらに挑戦し続けているのは、私に
とっては「仕舞」を強く意識しているからなのです。

決して さらに もっともっと ではないのです。

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2 展覧会案内 
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――――――――――――――――――――――――――――――――――
ミニアチュール神戸Vol.17 ・・ わたしのかふか・・  B1Fにて開催中
――――――――――――――――――――――――――――――――――
それぞれに取り組んだ「わたしのかふか」
多彩な見どころ。課題への答えが作品。
  
そして、それが「間違っとんとちがう?」というほどの価格なので
主催者が「ほんと?」と確認する始末。

新しい作品も順次、展示されていきます。

――――――――――――――――――――――――――――――――――
光延由香利展   1F deux にて  7/29(土) から
――――――――――――――――――――――――――――――――――
初登場の光延由香利さん。
初々しいですね。
http://gallery-shimada.com/?p=4581

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3 神戸塾 火曜サロン 写真家Robert Frankの魅力
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「Robert Frank: Books and Films, 1947-2017 in Kobe」いよいよピッチに
神戸塾 サロン  大盛況でした。
9月2日からKIITOで開催されるプロジェクトはその思想や取り組みにおいて
極めて独創的なものです。
多くの皆様に呼びかけて、みんなで楽しみながら関わり、作り上げ、どこに
もない神戸ならではのRobert Frank:展を成功させましょう。
公益財団法人「神戸文化支援基金」とアート・サポート・センター神戸も資
金を含めた協力を行います。
目標額は200万円です。
サロンでの取材をもとに神戸新聞が伝えてくれました。
https://www.kobe-np.co.jp/news/bunka/201707/0010404270.shtml

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4 今日の言葉
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本当に大切なことと、そうでもないこと。
それを見極めて、何か人生の残りの時間をいとおしみながら使いたいと本気
で考えている。
「術後一年」 gallery information 1990年8月号から


「不愛想な蝙蝠」(風来舎)は絶版ですが、貸出しいたします。

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■□■□ 2017年7月 Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1339号 7月21日

■□■□ 2017年7月
Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1339号 7月21日 
 
           「かふか」は「解不可」

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1 蝙蝠日記   何故なんだろう

2 展覧会案内  わたしのかふか   明日7月22日から
         窪田健一展     明日7月22日から

3 今日の言葉  いくつになっても創(はじ)めることを忘れない
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1 蝙蝠日記  ・・ わたしのかふか・・ は何故?
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まあ、この風景をご覧ください。
パーティーをしているのではないですよ。
http://gallery-shimada.com/blog/?p=7255

150数点の作品の展示を、参加作家さん、スタッフ、インターンさん総勢30
名(?)の皆さんが楽しそうにチームを組んで展示作業。
お弁当タイム。
名古屋など遠方からも。
展覧会も、そして展示作業までもが、イベントのごとく交流の場になってき
ました。
そして展示作業のスタッフの周到な計画と慣れた作家さんをリーダーに、大
幅に時間短縮の記録達成。
きれいに展示が完成しました。
それぞれの「かふか」をお愉しみ下さい。
http://gallery-shimada.com/?p=4575#jp-carousel-4591

わたしのかふか・・展のご案内をもう一度
http://gallery-shimada.com/?p=4575

でも不思議ですね。
手伝って下さっている作家は、「ミニアチュール展」だけのつながりの方も
多いのです。作品もそうですが、こうした準備も、なぜみんな、こんなに燃
えるのでしょうか。
「かふか」は「解不可」。

明日 22日 17:00から
恒例のドリンクナイト! ポットラック形式です。
スタッフから私に「今回はどんな料理ですか?」と聞かれました。
そうや、私も作らんといかんのや。

でも、心配になって、どなたでもどうぞ、といっても溢れかえりそう。
お手柔らかに。
お手伝いの方もよろしく。

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2 展覧会案内 
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「窪田健一展」
初登場の現代陶芸作家 窪田健一さん。
会場風景をご覧ください。
http://gallery-shimada.com/blog/?p=7262

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3 今日の言葉
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「いくつになっても創(はじ)めることを忘れない」
マルティン・ブーバー(哲学者)  日野原重明さんの信条
「日野原重明さんを悼む」柳田邦男 今朝の神戸新聞 18面から

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■□■□ 2017年7月 Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1338号 7月20日

■□■□ 2017年7月
Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1338号 7月20日 
 
         第6回 KOBE ART AWARD の発表

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1 蝙蝠日記   KOBE ART AWARDとは

2 展覧会案内  わたしのかふか   7月22日から
         窪田健一展     7月22日から

4 今日の言葉  一国の政治というものは、国民を映しだす鏡

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1 蝙蝠日記 KOBE ART AWARD(KAA)とは
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KAAの成り立ちと、その意味
公益財団法人神戸文化支援基金は、その前身となる亀井純子文化基金の設立
(1992年)から20周年を迎えた2012年から「KOBE ART AWARD」と題し、地域
で継続的に行われている文化・芸術活動を応援する新しい仕組みを始めまし
た。これは顕彰であるとともに継続的な活動を支援する試みでもあります。

大賞:国内外に発信できるレベルであること        
優秀賞:意欲的、先駆的な活動であること
地域貢献賞:地域に密着し、相互交流のある活動であること


第6回 KOBE ART AWARD 受賞者が決定いたしました。
大賞     藤本由紀夫(サウンドアーティスト)
優秀賞    季村敏夫(詩人)
地域貢献賞  NPO法人「神戸旧居留地研究会」(学術)
地域貢献賞  神戸風月堂(メセナ活動)
受賞理由、プロフィール、賞金など、歴代受賞者については
下記をご覧ください。
http://kobushi-kikin.com/kaa.html
*「風月堂」の「風」は正しくは風冠に百です。

設立20周年に始めたKOBE ART AWARDですが
今年は25周年記念事業も計画しています。
順次、発表してまいります。

ブログ、facebookでは助成事業の紹介もさせていただいております。
是非ごらんください。
ブログ >> http://kobushi-kikin.com/blog/
facebook >> https://www.facebook.com/kobushikikin/

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2 展覧会案内 
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――――――――――――――――――――――――――――――――――
ミニアチュール神戸Vol.17 ・・ わたしのかふか・・  B1Fにて
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かふか? カフカ? 変身? 可・不可? 過負荷? 「海辺の・・・」
それぞれの「かふか」に挑む作家 150名+ ? 
「Slowly」
「ホワイボン」
「Now’s the time to go いまこそわたれわたり鳥」
と謎めいたテーマが続いていましたが、
今年も「わたしのかふか」と一層、謎めいています。
謎めいているのは毎回、スタッフが渾身のアイデアでデザインするDMもどう
です。
参加作家と共に下記をご覧ください。
http://gallery-shimada.com/?p=4575
7月22日(土)−8月2日(水)

〇本日は展示作業
 いままでで最多の助っ人が展示作業を楽しみながら・・・

〇7月22日(土)は恒例のドリンクナイト! ポトラック方式です。
 展示もドリンクナイトも、皆さんと一緒につくります。

――――――――――――――――――――――――――――――――――
窪田健一展  1F deuxにて
――――――――――――――――――――――――――――――――――
初登場の現代陶芸作家 窪田健一さん。
作家の言葉です。   
http://gallery-shimada.com/?p=4578」

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3 今日の言葉
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一国の政治というものは、国民を映しだす鏡にすぎません。……
どんな法律や政治をもっているか、そこに国民の質が如実に反映し
ているか。……
無知で腐敗した国民には腐りはてた政治しかありえないのです」
サミュエル・スマイルズ(Samuel Smiles 1812年-1904年)

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■□■□ 2017年7月 Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1337号 7月18日

■□■□ 2017年7月
Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1337号 7月18日

              わたしのかふか

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1 蝙蝠日記   なぜ、こんなに?

2 神戸塾    火曜サロン 写真家 Robert Frankの魅力
         7月25日に開催いたします。 是非!!

3 展覧会から  ミニアチュール神戸2017 

4 今日の言葉  おみこしの熱狂と無責任

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1 蝙蝠日記   なぜ、こんなに? 
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私が忙しいのは、みなさん聞き飽きたのは分かります。
でも、このところ、どの展覧会も盛況なので、驚きます。
この酷暑なのに。

しかも150名の作家が参加する「ミニアチュール神戸2017」の搬入が始まり
ました。
続々と。
今年のテーマが「わたしのかふか」と意味深長。
このテーマに新作で挑むのですから。
皆さんの意気込みが伝わってきます。

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2 火曜サロン 写真家Robert Frankの魅力
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ご予約お急ぎください。
「写真家 Robert Frankの魅力とプロジェクトの現代的意味」
写真家 Robert Frankのどこがそんなに魅力的なのだろう
豊富な画像資料とともに・・
下記をご覧ください。
http://gallery-shimada.com/blog/

25日(火)18:30(開場18:00)
「Robert Frank: Books and Films, 1947-2017 in Kobeを語る」
お話:林寿美(総合プロデューサー、インディペンデント・キュレーター) 
闘う写真家 92才の小さな革命
とても興味深いレポートです。
http://www.yoko-scene.com/index.html

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3 展覧会案内
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「ミニアチュール神戸Vol.17 わたしのかふか」 
――――――――――――――――――――――――――――――――――
かふか? カフカ? 変身? 可・不可? 過負荷? 「海辺の・・・」
それぞれの「かふか」に挑む作家 
凄い数になりました。
このテーマに新作で挑むのですから!!!!
7月22日(土)−8月2日(水)

7月22日(土)は恒例のドリンクナイト! ポトラック方式です。
展示もドリンクナイトも、皆さんと一緒につくります。

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4 今日の言葉
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……国民集団としての日本人の弱点を思わずにいられない。
それは、おみこしの熱狂と無責任とに例えられようか。輿を担ぐ者も、輿に
載るものも、誰も輿の方向を定めることができない。ぶらさがっている者が
いても、力は平均化して、輿は道路上を直線的に進む限りまず傾かない。こ
の欠陥が露呈するのは曲がり角であり、輿が思わぬ方向に行き、あるいは傾
いて破壊を自他に及ぼす。しかも、誰もが自分は全力をつくしていたのだと
思っている。醒めている者も、ふつう亡命の可能性に乏しいから、担いでい
るふりをしないわけにはゆかない
(中井久夫「戦争と平和についての観察」『樹をみつめて』)

中井久夫「戦争と平和 ある観察」(人文書院)が出版されたのが2015年
8月20日。わずか2年前のことです。ここに中井先生と私の対談が収録されて
います。
「戦争を2度と起こさないために」という思いを抱いて読み返しています。
(ギャラリー島田で販売しています)

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■□■□ 2017年7月 Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1336号 7月7日 

■□■□ 2017年7月
Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1336号 7月7日 
 
      対照的な二つの世界 鬼彩なる天才と静謐なる天界
  

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1 蝙蝠日記  

2 神戸塾    火曜サロン 写真家 Robert Frankの魅力
         7月25日に開催いたします

3 展覧会案内  武田秀雄展とギャラリートーク
         井上よう子展

4 今日の言葉  武田の描く地獄はあなたのイメージを遥かに超えている
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1 蝙蝠日記   なんでみんなにこにこするの? 
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どこか体調に異変を感じ、次々と専門医を訪ねている。
ぼくがステッキを持っているので、まず、それを聞かれる。
症状を説明する。
脳検査のことは前に書いた。
満面の笑みで「きれいですよ!」

主治医のN先生を訪ねた。
経過を話し、睡眠障害を話した。そして今の忙しさを。
N先生は、満面の笑みで「すばらしいですね」くりかえした。
ついでに近くにある歯医者にも行った。
行きがかりで2度。歯石の除去だけで、笑顔で「すばらしい」と。
「笑み」がないのは、私だけなのか。

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2 神戸塾 火曜サロン 写真家Robert Frankの魅力
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台風でやむなく中止したサロンですが、下記の通り開催いたします。
「写真家 Robert Frankの魅力とプロジェクトの現代的意味」
 
25日(火)18:30(開場18:00)
「Robert Frank: Books and Films, 1947-2017 in Kobe」を語る
お話し:林寿美(総合プロデューサー、インディペンデント・キュレーター) 

お手数ですが、改めてご予約を、お願いいたします。
ご予約にあたっては、お名前とお電話番号を必ずお知らせください。
闘う写真家 92才の小さな革命
とても興味深いレポートです。
http://wired.jp/special/2016/robert-frank/?p=2

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3 展覧会案内 
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天才漫画家 「武田秀雄展 COLUMN」 7/8(土)〜7/19(水)  B1F
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天才漫画家が、全てを賭けて挑んだ「天と地の争い」
エロスと闘諍!!
http://gallery-shimada.com/?p=4534

・会期に合わせて作品集が出版されます。
・7月8日(土)17:00から ギャラリートーク「武田秀雄 自作を語る」 
 そのあと 武田さんを囲んでの交流の場を持ちます。
・作家は会期中、在廊の予定です。

小賢しいアートをぶっ飛ばす天才漫画家の世界を丸ごとお楽しみください。
http://gallery-shimada.com/blog/?p=7222

武田秀雄の世界は下記でどうぞ
http://www.art-life.ne.jp/creator/artist_top.php?artist_id=A0018

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「井上よう子展 思いはずっとそこに… 」 7/8(土)〜7/19(水) 1F deux
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http://gallery-shimada.com/?p=4537
展示風景をスタッフブログでご覧ください。
http://gallery-shimada.com/blog/

井上よう子さんとの出会いは1989年に遡ります。
思えば遠くまできたものです。
HPです。
http://www.yoko-scene.com/index.html

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4 今日の言葉
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時代が天才を生む。しかし時として生まれた天才は嫌われる。
武田の描く地獄はあなたのイメージを遥かに超えている。
(「地獄篇」(2012年)解説から)

武田秀雄は天才である。
彼はトンボのような目で現象をとらえ、同じ目で人間の内部をえぐりだすよ
うに表現する魔術師である。
ブラック・ユーモア、滑稽さとサディズム。
しかし、彼の本姓はいたって繊細であり純粋無垢な男なのである。
(寺門蘭蝶による「地獄篇」のあとがき から)

井上よう子展と武田秀雄展の組み合わせは、とても興味深い。
正反対の表現に潜む「純粋無垢」
ご覧ください。 

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■□■□ 2017年7月 Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1335号 7月4日 

■□■□ 2017年7月
Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1335号 7月4日 
 
       緊急のお知らせ:本日のサロンは中止いたします  

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本日4日(火)18:30より予定しておりました、
神戸塾 火曜サロン
「写真家 Robert Frankの魅力とプロジェクトの現代的意味」
は台風接近にともない、中止とさせていただきます。

後日改めて機会を設けたいと思います。
日程が決まりましたらこのメールマガジン等でお知らせいたします。
どうぞよろしくお願いいたします。

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バックナンバーも下記でお読みいただけます。
メルマガ登録・解除フォーム http://gallery-shimada.com/mailmagazine/
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配信元・お問合せ: ギャラリー島田、アート・サポート・センター神戸
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
〒650−0003 神戸市中央区山本通2-4-24リランズゲートB1F・1F
TEL&FAX 078−262−8058
HP http://gallery-shimada.com
BLOG http://gallery-shimada.com/blog/
MAIL info@gallery-shimada.com

■□■□ 2017年7月 Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1334号 7月3日

■□■□ 2017年7月
Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1334号 7月3日 
 
                嵐を呼ぶ  

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1 蝙蝠日記   持続する志

2 神戸塾    火曜サロン 写真家 Robert Frankの魅力
         4日15:00に中止か実施の判断をします

3 展覧会案内  このところ賑わいが続いています

4 今日の言葉  他人に対し未知の「窓」となる
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1 蝙蝠日記   持続する志
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貫きたい思い、人や、本や、アートとの出会い
神戸学院大学での私の講義でのレポート160通を読み終えました。

若い人たちの率直な思いに打たれました。
それぞれの夢、感謝、挑戦にドラマを感じました。

感想では
「生きるということは、借りを返していくこと」(永六輔)
「人に好かれようと思って仕事をするな、むしろ半分の人間に積極的に嫌わ
れるように努力しないとちゃんとした仕事はできねえぞ」(白洲次郎)
に強い関心が・・

課題では
私の「前例がないことに挑戦する。それが新しい前例になる」という言葉に
触れる人が多かったようです。

皆さんの思いを貫いて下さい。

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2 神戸塾 火曜サロン 写真家Robert Frankの魅力
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台風の接近が予想されています。
実施の可否については15:00時点で判断します。
お問合せ下さい。  078−262−8058

神戸塾 火曜サロン
「写真家 Robert Frankの魅力とプロジェクトの現代的意味」
闘う写真家 92才の小さな革命 
4日(火)18:30(開場18:00) 

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3 展覧会案内 
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このところ展覧会もサロンも賑わっていてうれしいです。
7月8日(土)からは、また話題の展覧会がはじまります。

予告篇
天才漫画家 「武田秀雄展 COLUMN」 7/8(土)〜7/19(水)
http://gallery-shimada.com/?p=4534
会期に合わせて作品集が出版されます。

「井上よう子展 〜思いはずっとそこに… 」 7/8(土)〜7/19(水)
http://gallery-shimada.com/?p=4537

ご期待下さい。

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4 今日の言葉
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哲学者のミッシェル・フーコーは、私たちが生きることをそのまま美的作品
とすることができると語っていた。
それはつまり自分をここにいながら別の場所にいるひとつのアート、つまり
他人 に対し未知の「窓」となるように鍛えていくことを意味している。

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■□■□ 2017年7月 Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1333号 7月1日 

■□■□ 2017年7月
Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1333号 7月1日 
 
             160人の「持続する志」  

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1 蝙蝠日記   うれしいことです
      
2 神戸塾 火曜サロン 写真家Robert Frankの魅力
            画像でご覧ください
3 展覧会案内  マキコムズ展  いよいよ

4 トークサロン 平田達哉 自作を語る 

5 今日の言葉  何をなすべきでないかを言い得る、言葉の力です
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1 蝙蝠日記    160人の「持続する志」
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神戸学院大学での私の講義(6月16日)で、 終了して30分後には全員から
200字メッセージが届きました。そして29日には私が出した課題についての
160名からのレポートが届きました。
課題は「持続する志(こころざし)」
変転する人生において、これだけは貫きたいと思うこと。そして自分を導い
てくれる人や、本や、アートとの出会いについて語ってください。

A4の用紙にぎっしりと手書きで書かれたレポート。
皆さんにとって自分をしっかりと見つめる機会になったことをうれしく思い
ます。
今日で3日目になりますが、まだ読み切れていません。

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2 神戸塾 火曜サロン 写真家Robert Frankの魅力
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「写真家 Robert Frankの魅力とプロジェクトの現代的意味」
闘う写真家 92才の小さな革命 参考画像
是非、ご覧ください。
http://wired.jp/special/2016/robert-frank/?p=2

神戸塾 火曜サロン
7月4日(火)18:30(開場18:00)
会費¥1000(プロジェクトへ寄付)
電話 メール FAX でご予約下さい。

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3 展覧会案内   お待ちかねの楽しくユニークな
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「マキコムズ展 Face ☆ かお・顔・カオ」 7/1(土)〜7/6(木) 1F deux
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7月1日(土)12:00〜ライブペイント、17:00〜オープニングパーティー
あれあれ、見たことある顔も・・・
http://gallery-shimada.com/blog/?p=7211

ユニークな展覧会で、みんなとワークショップも 
http://gallery-shimada.com/?p=4529

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4 トークサロン
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「平田達哉 自作を語る」 聞き手 島田誠
7月2日(日) 15:00 展覧会場にて  無料 予約不要
http://gallery-shimada.com/?p=4483
平田達哉のHPです。
http://home.f02.itscom.net/tazp-61/

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5 今日の言葉
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「……いま試されているのは、何をなすべきかではなく、
何をなすべきでないかを言い得る、言葉の力です。」
長田 弘

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