■□■□ 2017年4月
Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1316号 4月28日
皐月(さつき)へ
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1 蝙蝠日記
2 展覧会案内 杉本裕子展 西久保専司展
3 現代アートと<いのち>
4 今日の言葉
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1 蝙蝠日記 皐月(さつき)へ
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5月はゴールデンウィーク、すなわち黄金週間として7日まで9日間も休みが
続く人もあるそうな。
私には無関係なことです。
ともかく「託されること」が「解決する」ことより限りなく多く、山となす。
積み上がるのがお金であればいいのだけど。
それがますます顕著になったのが昨年7月のギャラリー島田Troisのオープン
でした。
そこを私の居場所とし「財団」のオフィスとしました。
今までは訪ねてこられても展覧会場でしたから・・・
私の尊敬する白洲次郎、正子さんの鶴川村の居宅は「武相荘」と名付けられ
ていました。
私はそれに倣って妙法寺の居宅を「武愛荘」と呼んでいました。不愛想にち
なんでのことです。
Troisのオフィスに今度も看板を掲げようか。
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2 展覧会案内
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「杉本裕子展 ―‘17」 4/29(土) – 5/10(水) B1F
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なんという自由な発想、壊しながら創る。面白いを楽しむ。
それが私たちの頭をほぐし、大切ななにかを取り戻してくれる。
展示作業も実に大胆。下記をどうぞ。
http://gallery-shimada.com/blog/?p=7092
キャンバスの白をそのまま絵具として使う。
木枠にはって、のこぎりで切る。木枠は画布をささえるものだけど、違う意
味として表にあらわれる。描いた画を消す。床におちた絵具、パレット、椅
子、ハコ、イーゼル、白いキャンバス、木枠。いつも、私の居るところ。そ
こですごす時間。(杉本裕子)
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「COLOR×COLOR 西久保専司展」 4/29(土) – 5/4(木) 1F deux
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僕らの世代は、あくまで物質感にこだわる。IT化のデジタル思想により総て
の事象が記号化される今日、むしろアートの生命は全くその外側にある。
現場に立ち、事物を自分の五感で受けとめ、確かめるというアナログ精神が
必要だ。総ては、そこから始まる。(西久保専司)
http://gallery-shimada.com/?p=4374
西久保さんは初登場。でもギャラリー島田での展覧会は、ほとんど見ておら
れます。
カラフルでパワフル・・・
でもその素材感は?
お運び、確認してください。
http://gallery-shimada.com/blog/
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3 想像文化研究組織(ICI)で話します
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現代アートと<いのち>
三回シリーズの2回目に、昨年9月に引き続き呼んでいただきました。
まだ話し足りない思いがあったので、うれしいことです。
5月14日(日)には 井上廣子さん 「時の足音を聴く」
6月10日(土)は 私が「生きる実感の共有」
6月18日(日)は 藤本由紀夫さん
井上廣子さんも、藤本由紀夫さん(2018年に)も個展をさせていただく、尊
敬してやまない作家さんです。
ICIの紹介文は次の通りです。