月別アーカイブ: 2016年11月

□■□2016年11月 Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE   Info―1273号 

□■□2016年11月
Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE
  Info―1273号       11月30日
   
       永六輔さんから届いた葉書 

1  蝙蝠日記  天との通信

メルマガの配信停止を希望される方は下記からお手続きください。
バックナンバーも下記でお読みいただけます。
メルマガ登録・解除フォーム
http://gallery-shimada.com/mailmagazine/
========================================
■■ 蝙蝠日記  永さん 天国から見て下さっているのですね

今日、新しい画廊通信を入稿しました。
2016年12月と2017年1月号の合併号となりました。
なにを書くか、なにをするか。
スタッフ全員が関わりながら結構、苦労の多い編集となりました。
11月号を訂正するような感じで再び多田智満子さんのことに触れ、そこで「木を植える人の会」
のことを、作家往来にも「永さんを偲ぶ会」のことを書いたのでした。
通信でお読みください。

そしてメルマガの前号の「今日の言葉」は永六輔さんが加藤登紀子さんへ贈った最後の歌詞で
した。

今日、夕刻、帰宅して靴を脱いだら、サイドテーブルの上に一枚の大判の葉書が・・・
手にすると、まぎれもない永六輔さん筆跡で、目が釘づけに、頭が混乱して・・・
宛名はなんと「木を植える人たちの会」 島田誠さん

貴兄のような
本屋さんに
売っていただけるとは・・・
こりゃチョッと本に力をいれなければと・・・
ラジオタレント 永六輔

その葉書をご覧ください。
http://gallery-shimada.com/blog/

慌てて島田容子に「いったいどこにどうして」と聞くと
玄関横のクローゼットを整理しようとしたら低い古箪笥の上にポイと乗っていたという。
全くの謎です。
日付は1998年とかろうじて読めるだけです。
でも確かに繋がっているのですね。


これは正真正銘
ほんとのお話しです。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
公益財団法人「神戸文化支援基金」(こぶし基金)は兵庫・神戸の文化の土壌を
豊かにする芸術活動に助成しています。
http://www.kobushi-kikin.com/
本基金へのご寄付は、公益財団法人への寄付として寄付控除の対象となります。
・みなと銀行 北野坂支店 普 1656831 公益財団法人神戸文化支援基金
銀行からのご寄付の場合は必ず、お名前、ご住所などをメール・FAXなどでお知らせ
下さい。
・郵便振替口座:公益財団法人 神戸文化支援基金 00950-0-322393
 他行から振込みの場合は店番 099 当座 0322393
■発行元 ギャラリー島田・アートサポートセンター神戸
〒650−0003 神戸市中央区山本通2-4-24リランズゲートB1F・1F
TEL&FAX  078−262−8058
HP  http://gallery-shimada.com
MAIL info@gallery-shimada.commailto:info@gallery-shimada.com

□■□2016年11月 Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE   Info―1272号       11月27日

□■□2016年11月
Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE
  Info―1272号       11月27日
   
         豊かな時がゆったりと流れて 

1  蝙蝠日記   等しく暗黙のこととして

   石井一男展  はじまりました
          須飼秀和展  はじまりました

3 今日の言葉  ともだち あなた 戦う心

メルマガの配信停止を希望される方は下記からお手続きください。
バックナンバーも下記でお読みいただけます。
メルマガ登録・解除フォーム
http://gallery-shimada.com/mailmagazine/
=========================================
■■蝙蝠日記  豊かな時を
今日の石井一男展 10;00から整理券をお渡し。11:00オープン
須飼秀和展 12:00 オープン です。

1992年の海文堂ギャラリーでもデビューから神戸に限っても25回目の石井一男展。
須飼秀和展は2004年から12回目の個展となりました。
ともに細心の準備をしてきました。
豊かな時を過ごしていただくための心遣りと言ったらいいのでしょうか。

そして、ほぼそのことはできたように思います。
朝、並び、ゆっくりと過ごし、石井さんと、私と話し、トロアで本を読み、また二つの
展覧会へと戻り、一日を過ごされて名古屋へと帰られた女性。
求められランチへ、また戻ってくる方。
Troisで中年の男女の方と話しました。
「どこからお見えですか?」
「宮城県の多賀城から来ました」
「ええ!22日に津波がありましたね」
「5年前の津波で両親を亡くしました」
私は23日のこのメルマガ(1270)で多賀城の砂押川の逆流のことを書いたばかりでした。
昨年3月に多賀城にいったことをお話ししました。
空路、神戸入りして念願の石井さんの作品を見られて、私と話されたことは忘れられない
こととなったと思います。

神戸よりも遠くからの方が多かったと思います。
メディアはどこも書いていないのにこれはどういう情報の浸透力なのでしょうか。

石井さんも苦しい時を過ごされてきました。デビューまえと現在では取り巻くものが全く違い
ます。もはや孤独ではありません。しかし、その「美しい魂の匂い」を失わないことだけは
石井さんも私も、そして石井さんを大切に思うみなさんが等しく暗黙のこととして守って
下さっているように感じます。

須飼秀和さんについても同様です。
その純粋さ、不器用なまでの真摯さ。それをみんさん大切に思い、育てて下さっているのです
ね。
ありがたいことです。
■■
淋しさには耐えられる
悲しみにも耐えられる
苦しさにも耐えてみて
耐えて耐えて
耐えられないのは虚しさ
虚しさ空しさ
虚しさが 耐えられるのは
ともだち あなた 戦う心
        永六輔

淋しさには優しさを
悲しみには愛を注ぎ
苦しさの一つ一つ心に刻む
        加藤登紀子
永六輔さんの最後の歌詞に加藤登紀子さんが曲をつけました。
朝日新聞 11月25日夕刊から
■■今日の言葉
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
公益財団法人「神戸文化支援基金」(こぶし基金)は兵庫・神戸の文化の土壌を
豊かにする芸術活動に助成しています。
http://www.kobushi-kikin.com/
本基金へのご寄付は、公益財団法人への寄付として寄付控除の対象となります。
・みなと銀行 北野坂支店 普 1656831 公益財団法人神戸文化支援基金
銀行からのご寄付の場合は必ず、お名前、ご住所などをメール・FAXなどでお知らせ
下さい。
・郵便振替口座:公益財団法人 神戸文化支援基金 00950-0-322393
 他行から振込みの場合は店番 099 当座 0322393
■発行元 ギャラリー島田・アートサポートセンター神戸
〒650−0003 神戸市中央区山本通2-4-24リランズゲートB1F・1F
TEL&FAX  078−262−8058
HP  http://gallery-shimada.com
MAIL info@gallery-shimada.commailto:info@gallery-shimada.com

□■□2016年11月 Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE   Info―1272号 

□■□2016年11月
Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE
  Info―1272号       11月27日
   
             豊かな時がゆったりと流れて 

1  蝙蝠日記   等しく暗黙のこととして

   石井一男展  はじまりました
          須飼秀和展  はじまりました

3 今日の言葉  ともだち あなた 戦う心

メルマガの配信停止を希望される方は下記からお手続きください。
バックナンバーも下記でお読みいただけます。
メルマガ登録・解除フォーム
http://gallery-shimada.com/mailmagazine/
=========================================
■■蝙蝠日記  豊かな時を
今日の石井一男展 10;00から整理券をお渡し。11:00オープン
須飼秀和展 12:00 オープン です。

1992年の海文堂ギャラリーでもデビューから神戸に限っても25回目の石井一男展。
須飼秀和展は2004年から12回目の個展となりました。
ともに細心の準備をしてきました。
豊かな時を過ごしていただくための心遣りと言ったらいいのでしょうか。

そして、ほぼそのことはできたように思います。
朝、並び、ゆっくりと過ごし、石井さんと、私と話し、トロアで本を読み、また二つの
展覧会へと戻り、一日を過ごされて名古屋へと帰られた女性。
求められランチへ、また戻ってくる方。
Troisで中年の男女の方と話しました。
「どこからお見えですか?」
「宮城県の多賀城から来ました」
「ええ!22日に津波がありましたね」
「5年前の津波で両親を亡くしました」
私は23日のこのメルマガ(1270)で多賀城の砂押川の逆流のことを書いたばかりでした。
昨年3月に多賀城にいったことをお話ししました。
空路、神戸入りして念願の石井さんの作品を見られて、私と話されたことは忘れられない
こととなったと思います。

神戸よりも遠くからの方が多かったと思います。
メディアはどこも書いていないのにこれはどういう情報の浸透力なのでしょうか。

石井さんも苦しい時を過ごされてきました。デビューまえと現在では取り巻くものが全く違い
ます。もはや孤独ではありません。しかし、その「美しい魂の匂い」を失わないことだけは
石井さんも私も、そして石井さんを大切に思うみなさんが等しく暗黙のこととして守って
下さっているように感じます。

須飼秀和さんについても同様です。
その純粋さ、不器用なまでの真摯さ。それをみんさん大切に思い、育てて下さっているのです
ね。
ありがたいことです。
■■
淋しさには耐えられる
悲しみにも耐えられる
苦しさにも耐えてみて
耐えて耐えて
耐えられないのは虚しさ
虚しさ空しさ
虚しさが 耐えられるのは
ともだち あなた 戦う心
        永六輔

淋しさには優しさを
悲しみには愛を注ぎ
苦しさの一つ一つ心に刻む
        加藤登紀子
永六輔さんの最後の歌詞に加藤登紀子さんが曲をつけました。
朝日新聞 11月25日夕刊から
■■今日の言葉
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
公益財団法人「神戸文化支援基金」(こぶし基金)は兵庫・神戸の文化の土壌を
豊かにする芸術活動に助成しています。
http://www.kobushi-kikin.com/
本基金へのご寄付は、公益財団法人への寄付として寄付控除の対象となります。
・みなと銀行 北野坂支店 普 1656831 公益財団法人神戸文化支援基金
銀行からのご寄付の場合は必ず、お名前、ご住所などをメール・FAXなどでお知らせ
下さい。
・郵便振替口座:公益財団法人 神戸文化支援基金 00950-0-322393
 他行から振込みの場合は店番 099 当座 0322393
■発行元 ギャラリー島田・アートサポートセンター神戸
〒650−0003 神戸市中央区山本通2-4-24リランズゲートB1F・1F
TEL&FAX  078−262−8058
HP  http://gallery-shimada.com
MAIL info@gallery-shimada.commailto:info@gallery-shimada.com

Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE   Info―1271号

 □■□2016年11月
Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE
  Info―1271号       11月25日
   
             美しい魂の匂い

1  蝙蝠日記   希望に向かって       
2  展覧会案内  石井一男展 26日(土)から
           須飼秀和展  26日(土)から

3 今日の言葉  人間の美しい魂の匂い、それが人類の持つ最高の宝である。

メルマガの配信停止を希望される方は下記からお手続きください。
バックナンバーも下記でお読みいただけます。
メルマガ登録・解除フォーム
http://gallery-shimada.com/mailmagazine/
=========================================
■■蝙蝠日記  希望に向かって 

私と作家たちは、「汝、健やかなるときも、病めるときも」という関係でしょうか。
誉めることも、謗(そし)ることもたやすいけど「ともに在る」という思いを持ち続けること
はたやすいことではありません。
それゆえに時に厳しい言葉を浴びせることもある、傷つけることもある。傷つくこともある。
そうした恵まれないけど純な生き方を貫いている作家たちと歩んできました。
作家の多くは経済的にも恵まれない中で、描くことしか自分の居場所がないと思っています。
希望に向かって希望もなく。でもそこにともに・・・


1992年6月24日。ギャラリーの電話がなった。
石井一男さんの人生を変えた一本の電話!
6月24日は家人の命日(2009年)でもあります。出会いと別れの運命の日。
後藤正治さんの「奇蹟の画家」(講談社)が詳しく書いてくださいました。
49年間の孤独な魂が生んだ結晶。
しかし、思いがけぬことが起こり静かな熱狂の時が続きました。

絶えず初心を問う私。石井さん本人が一番、苦しかったのではないでしょうか。
今回は、石井さんの新しい世界が芽生えてきました。
それもさまざまに。
――――― じっくりとご覧ください―――――
私たちもそれを望んで、さまざまに工夫をしてお待ちしています。
ちょっとご覧になりますか?
http://gallery-shimada.com/blog/?p=6810

初日、二日目の対応については下記を。
http://gallery-shimada.com/?p=4075
11月30日までは毎日、新たな作品を5点程度、展示替えしてご覧いただきます。
初個展(1992年)の作品も参考出品いたします。(ギャラリー Trois)

■■
展覧会案内
須飼秀和展
http://gallery-shimada.com/?p=4078
デビューがギャラリー島田で2004年。
着実に歩んできました。

須飼秀和さんのBlogをご覧ください。
http://sugaihidekazu.blog.fc2.com/
須飼さんは、更なる世界へと挑戦される覚悟を話してくれました。

来年は、一年、個展はお休みして、ギャラリー島田40周年(2018年)に
ギャラリー島田Un(BF1)でお出会いさせていただきます。

■■今日の言葉
よい絵はその周囲をよい匂いで染める。
よい画は絶えずよい匂いを発散する。
よい匂い、それは人間の魂の匂いだ。
人間の美しい魂の匂い、それが人類の持つ最高の宝である。
  長谷川燐二郎「絵画について」 「画家の詩、詩人の絵」(青幻舎) 扉から

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
公益財団法人「神戸文化支援基金」(こぶし基金)は兵庫・神戸の文化の土壌を
豊かにする芸術活動に助成しています。
http://www.kobushi-kikin.com/
本基金へのご寄付は、公益財団法人への寄付として寄付控除の対象となります。
・みなと銀行 北野坂支店 普 1656831 公益財団法人神戸文化支援基金
銀行からのご寄付の場合は必ず、お名前、ご住所などをメール・FAXなどでお知らせ
下さい。
・郵便振替口座:公益財団法人 神戸文化支援基金 00950-0-322393
 他行から振込みの場合は店番 099 当座 0322393
■発行元 ギャラリー島田・アートサポートセンター神戸
〒650−0003 神戸市中央区山本通2-4-24リランズゲートB1F・1F
TEL&FAX  078−262−8058
HP  http://gallery-shimada.com
MAIL info@gallery-shimada.commailto:info@gallery-shimada.com

Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE   Info―1270号       11月23日

 □■□2016年11月
Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE
  Info―1270号       11月23日
   
        石井一男さん須飼秀和さん    
             いよいよ 

1  蝙蝠日記   大地はまだまだ揺れている                                                 2  展覧会案内  石井一男展 26日(土)から
          須飼秀和展  26日(土)から
3 今日の言葉  ビバークで聴いたモーツァルト
         
登録、解除は下記から
メルマガ登録・解除フォーム(バックナンバーリンク)
http://gallery-shimada.com/mailmagazine/
=========================================
■■蝙蝠日記   
昨日、宮城、福島に再び津波が沿岸を襲いました。
神戸でも体感する地震にぎょっとする日が立て続けにありました。
多賀城では砂押川を津波が逆流する恐怖が映像でも写真でも報じられましたが、私は昨年
2015年3月5日に竹下景子さんの「かたりつぎ」の朗読(舞台は加川広重「雪につつまれる被
災地」)に立ち会うために訪れ、多賀城の街をタクシーで回りながら砂押川の逆流による大きな
被災状況を知りました。
このことはメルマガ1073号に書いています。
今年も4月 熊本 6月 北海道 10月 鳥取 11月 福島  
そして世界中で大地は揺れ続けているのですね。

■■
展覧会案内
石井一男展が26日(土)から始まります。
過熱した石井さんの人気に戸惑い、心配し、静かな日常を取り戻すべく腐心してきました。
展覧会も減らし、福岡や新潟などで小さな展覧会を開くなどしてきました。
静かな日々にしか宿らない「一滴一瞬のいのち」ですから。
2009年の画集「絵の家」の編集に関わった林淳子さんと石井一男さんと共に数多くの作品から
石井さんが歩み出そうとしている新しい境地を見ていただけるよう出品作品を選びました。
初個展(1992年)の作品も参考出品いたします。

ともかく静かにご覧いただけるよう配慮しています。下記をご覧ください。
http://gallery-shimada.com/?p=4075
11月30日までは毎日、新たな作品を5点程度、展示替えしてご覧いただきます。

■■
これも恒例となりました石井一男展と同時開催の
須飼秀和展が26日(土)から始まります。

須飼秀和の日常
須飼秀和さんと出会ったのは2004年。そしてすぐ初個展でした。
親子ほど年齢が違うのに石井さんと仲良しなので、同じ時期に個展を開催しています。
お二人に共通しているのは「純」ということでしょうか。
しかし創作へのアプローチは全く違い、須飼さんは綿密な取材と精緻なタッチを無限に繰り返
し、微細と俯瞰を納得いくまで追求する。短い日々にここまで到達したことに敬意を表します。
http://gallery-shimada.com/?p=4078
この作品は、ほのぼのとした豊岡の「楽々鶴」の酒蔵ですが、無限の接触を繰り返
した力作もご覧いただきます。お運びください。

須飼秀和さんのBlogをご覧ください。
http://sugaihidekazu.blog.fc2.com/

■■今日の言葉
ビバークで聴いたモーツァルト
神戸モーツァルトクラブ(KOBE MOZART CLUB 略称=KMC)が生まれたのは、1982年。

音楽と山を愛した吉田義武さん(神戸市民文化振興財団)が、若い友人と甲斐駒ヶ岳の山頂付
近でテントの中で仮眠。ラジカセでモーツァルトの40番(ト単調)を聴きました。そのときの
感激が森本泰好(サンチカ常務)さんなど同好の士を呼び寄せて、KMCが誕生しました。
設立総会は1982年9月7日。新築なった神戸風月堂 5階特別室。100m西隣の海文堂書店も3
月に新築したところでした。例会場はさらに西へ500mの喫茶「アマデウス」。
初代会長は神戸市の助役から関連企業の社長を勤めていた狩野護さん。
狩野さんのあとを私が、次いで井上和雄さんが、そして森本眞由美さんが現会長です。

モーツァルトをこよなく愛する人たちが様々に趣向をこらし繋いできた35年。奇しくも
ブォルフガングの生涯と同じ齢を重ねて来たことになります。

「音楽の街・神戸」と言いながら、なかなか実態を伴わないなか「バッハを神戸で」「神戸で
モーツアルトを」といった市と市民が協力したプロジェクトが実り、当会と「神戸モーツアル
ト研究会」が協力して「モーツアルト面白セミナー」や「モーツアルト・ミュージアムコンサ
ート」(神戸市立博物館)などがシリーズで開催されました。
こうした神戸らしいサロン文化を神戸風月堂、ギャラリー島田などが脈々と続けています。

音楽の街 神戸は「ジャズストリート」や「国際フルートコンクール」が一つの象徴となり、
合唱、吹奏楽なども高いレベルです。神戸室内合奏団、神戸市混声合唱団を含めて県の芸文
センターと違う持ち味で総合的に発信していきたいものです。
    島田 誠 (ギャラリー島田) (風月堂は風ではないのですが表記できないので失礼いたします)

神戸モーツァルトクラブ35周年記念コンサートが今日、神戸新聞松方ホールであります。
。35周 年記念コンサートとしてモーツァルト弾きとして高い評価を得ている久元祐子さんを
お迎えしてアンサンブル神戸がK16からK595に至るユニー クなプログラムです。
15:00開演 (14:30開場) 松方ホール ¥3500  残席ございます。
今日のことですが、音楽ファンには聞き逃せないコンサートです。
第2回のKOBE ART AWARD 優秀賞をお贈りさせていただき、応援しています。
詳細は下記です。
http://www.kobemozartclub.com/

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
公益財団法人「神戸文化支援基金」(こぶし基金)は兵庫・神戸の文化の土壌を
豊かにする芸術活動に助成しています。
http://www.kobushi-kikin.com/
本基金へのご寄付は、公益財団法人への寄付として寄付控除の対象となります。
・みなと銀行 北野坂支店 普 1656831 公益財団法人神戸文化支援基金
銀行からのご寄付の場合は必ず、お名前、ご住所などをメール・FAXなどでお知らせ
下さい。
・郵便振替口座:公益財団法人 神戸文化支援基金 00950-0-322393
 他行から振込みの場合は店番 099 当座 0322393
■発行元 ギャラリー島田・アートサポートセンター神戸
〒650−0003 神戸市中央区山本通2-4-24リランズゲートB1F・1F
TEL&FAX  078−262−8058
HP  http://gallery-shimada.com
MAIL info@gallery-shimada.commailto:info@gallery-shimada.com

 □■□2016年11月 Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE   Info―1269号 

  □■□2016年11月
Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE
  Info―1269号       11月18日
   
            眼差し

1  蝙蝠日記    眼差しを重ねながら                                                2  展覧会案内   高濱浩子  ma solitude 私は私の孤独と出会う  今日から
3 今日の言葉   私は一所不住の旅を続けてきた

登録、解除は下記から
メルマガ登録・解除フォーム(バックナンバーリンク)
http://gallery-shimada.com/mailmagazine/
=========================================
■■
蝙蝠日記   東京にて
延期を重ねてきた東京へ、ようやく行ってきました。
それも日帰りで。
どうしても行きたかった
ロバート・フランク:ブックス アンド フィルムス 1947−2016 東京
――――東京藝術大学美術館 陳列館
革新の工芸―“伝統と前衛”
東京国立近代美術館 工芸館
クリスチャン・ボルタンスキー展
―――――東京都庭園美術館

ロバート・フランクは、神戸展があるとすれば関わるかもしれないので。
このプロジェクトの考え方、やり方、そしてフランクの作品、どれもがとても魅せられました。
ワクワクしますね。
http://casabrutus.com/art/31601
印象的なのは{FILMS}の眼。荒野を写すファインダーを覗くフランクのの眼。その瞳に写り
込んだもの、

「伝統と前衛」には植松永次さんが海文堂ギャラリーで1998年に発表し、DMにした「挨拶」
が出品され、柳原睦夫さんはギャラリー島田のパティオでお客様をお迎えしていた時期があり、
 三輪和彦さんは、お兄さんの栄造さんの展覧会を海文堂でさせていただいた縁で萩を訪ねて
不在の永造さんではなくまだ30代だった和彦さんをお会いしました。朝比奈千足(指揮者)夫
妻とご一緒だったので音楽談義で盛り上がり和彦さんは「第九」を歌いに福岡まで行くと嬉し
そうに語ってくれました。
(国立近代美術館も工芸館もHPへのアクセスが停止されています。なぜなんだろう)

ボルタンスキーはスタッフの猪子大地が画廊通信11月の「うりぼう日記」に書いていたので
行ってきました。もう少し大きな規模かと思いましたが旧浅香宮邸という歴史を深く抱き、
その記憶を「さざめく亡霊たち」というコンセプトに構成していたのはさすがですが、実は
新作は音声のインスタレーションのみで、あとは再構成だそうです。しかし、私にとっては
初見ですから微かな音に導かれながら、この場の亡霊というより、私をとりまいている生死
への想念にひと時、浸っていました。
http://www.teien-art-museum.ne.jp/exhibition/160922-1225_boltanski.html ここでも揺れる白い布に大きな目があり、その眼差しを浴びながら私たちも漂っていきます。
 ■
展覧会案内
私は私の孤独と出会う
高濱浩子展 ma solitudeに寄せて

タイトルがma solitudeと聞いていささか驚いた。
ジョルジュ・ムスタキの歌、「Ma Solitude」に依る。

僕はひとりではないよ いつも孤独が一緒だからと唄う。

高濱さんを長く知っているが、「一所不在」に旅する人であることは変わらない。
以下は高濱さんのモノローグである。

みな私と同じように孤独だ 辺りはどんな時でも だれかの孤独となにかの孤独といつかの
孤独が、響きあっている。
どこかで 
いし ひとつ 
やま ひとつ 
そら ひとつ 
あまつぶ ひとつ 
ほし ひとつ と。
(島田誠の聞き書きから)
http://gallery-shimada.com/?p=4081
会場の準備風景です。
http://gallery-shimada.com/blog/

視るということ。その眼差しに写り込んでいるのは自分にほかならず。
私は私の孤独と出会う

そのことを明かすためにこの空間はある。

この孤独とあなたの孤独が抱擁するそんな時と場。

■■今日の言葉
「淋しさや孤独は絵かきの目を美しいものに向けてくれるのです」
「奢らず、誇らず、羨まず、欲を捨て、時流をよそに脱俗を夢見て、
私は一所不住の旅を続けてきた」
堀文子

高濱浩子もこの旅を歩む。

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
公益財団法人「神戸文化支援基金」(こぶし基金)は兵庫・神戸の文化の土壌を
豊かにする芸術活動に助成しています。
http://www.kobushi-kikin.com/
本基金へのご寄付は、公益財団法人への寄付として寄付控除の対象となります。
・みなと銀行 北野坂支店 普 1656831 公益財団法人神戸文化支援基金
銀行からのご寄付の場合は必ず、お名前、ご住所などをメール・FAXなどでお知らせ
下さい。
・郵便振替口座:公益財団法人 神戸文化支援基金 00950-0-322393
 他行から振込みの場合は店番 099 当座 0322393
■発行元 ギャラリー島田・アートサポートセンター神戸
〒650−0003 神戸市中央区山本通2-4-24リランズゲートB1F・1F
TEL&FAX  078−262−8058
HP  http://gallery-shimada.com
MAIL info@gallery-shimada.commailto:info@gallery-shimada.com

Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE   Info―1268号       11月13日

Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE
  Info―1268号       11月13日
   
    妖しくも静謐
                                                 
1 展覧会案内  松原政祐の世界 ―― 生きるものたちへ  
         友定聖雄  Glass Works 2016  妖しくも静謐     
2 神戸塾 木曜サロン  「バッハ 無伴奏チェロソナタの夕へ no.3」

3 今日の言葉  残りの人生をもっと面白くしたい

登録、解除は下記から
メルマガ登録・解除フォーム(バックナンバーリンク)
http://gallery-shimada.com/mailmagazine/
=========================================
■■
蝙蝠日記    お休みです。

展覧会案内
友定聖雄  Glass Works 2016  

「光を反射するとともに内に抱き、剛性にして脆弱、色を含めば華麗、含まねば透明。
刻々に変転する光を孕み込みながら屹立するオブジェは時に壮大な宇宙として輝き、時に深い
沈黙の内に祈る。」

夜にまた美しい姿を見せる。妖しくも静謐。松浦友与のレポートです。
  http://gallery-shimada.com/blog/?p=6781 
■■
神戸塾 木曜サロン  「バッハ 無伴奏チェロソナタの夕へ no.3」
弦の王国チェコを代表するチェリスト、ミハル・カニュカ さんをお迎えしてのシリーズ
「無伴奏チェロソナタの夕べ」no.3をお楽しみいただきます。

今までは神戸でのコンサートに関連しての開催でしたが、今回は、わざわざ駆けつけてください
ます。

今回はバッハの第2、第4の二つの組曲に加えて大変珍しいフロコフィエフ(1952 年に作曲し、
未完のものをロストロポーヴィッチ が補筆)の無伴奏チェロ組曲をお聴きいただきます。
2 0 1 6年 1 2月 8日 ( 木 )18:30 開演 [18:00 開場 ]
会場 : キャラリー島田 B1F
会費 : \2,500 (ASK 会員:\2,000) *予約お急ぎ下さい
詳細は下記でご覧ください。
http://gallery-shimada.com/salon/?p=335

■■今日の言葉
これから痛くなったり苦しくなって「もう無駄口もたたけなくなるやろうけど、無駄口をた
たける間はたたくし、絵を描ける間は描くし、生きれる間は生きる。
高杉普作の辞世の句「おもしろきこともなきよをおもしろく すみなすものはこころなりけり」
をもじって「おもしろきこのよをもっとおもしろく すみなすものはこころなりけり」。これで
行きたい。
ぼくが生きてきた時代は物がなかった時代もあったし、高度成長で者が溢れたこともあったし、
情報過多になることもあった。そうした時代を生きられたのは面白かったとぼくは思っているし、
決して悪い時代ではなかったと思う。でも、残りの人生をもっと面白くしたい」
東野健一(ポト=インド絵巻物 作者・語り部)
健康保険組合連合会 月間「健康保険」2016年6月号 から

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
公益財団法人「神戸文化支援基金」(こぶし基金)は兵庫・神戸の文化の土壌を
豊かにする芸術活動に助成しています。
http://www.kobushi-kikin.com/
本基金へのご寄付は、公益財団法人への寄付として寄付控除の対象となります。
・みなと銀行 北野坂支店 普 1656831 公益財団法人神戸文化支援基金
銀行からのご寄付の場合は必ず、お名前、ご住所などをメール・FAXなどでお知らせ
下さい。
・郵便振替口座:公益財団法人 神戸文化支援基金 00950-0-322393
 他行から振込みの場合は店番 099 当座 0322393
■発行元 ギャラリー島田・アートサポートセンター神戸
〒650−0003 神戸市中央区山本通2-4-24リランズゲートB1F・1F
TEL&FAX  078−262−8058
HP  http://gallery-shimada.com
MAIL info@gallery-shimada.commailto:info@gallery-shimada.com

Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE   Info―1267号       11月12日

Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE
  Info―1267号       11月12日
   
もうひとつの蝙蝠日記
                                                 
1 蝙蝠日記  瞑想の時 妄想の時 迷走の時 
       
2 展覧会案内  松原政祐の世界 ―― 生きるものたちへ  12日から
         友定聖雄  Glass Works 2016      12日から
3 注目の展覧会が目白押しです
         高濱浩子展 ma solitude   19日から
石井一男展         26日から
        須飼秀和展         26日から
4 今日の言葉  この光の向こうに あらそいのない 世界はないか

登録、解除は下記から
メルマガ登録・解除フォーム(バックナンバーリンク)
http://gallery-shimada.com/mailmagazine/
=========================================
■■
蝙蝠日記  もう一つの蝙蝠日記
――――瞑想の時 妄想の時 迷走の時―――
メルマガを読んで下さっている方に、もう一つの蝙蝠日記、ギャラリー の月報としての画廊
通信に書いている日記を紹介いたします。
上の表題の他、
批判すること 改革すること  と題して多田智満子(詩人・エッセイスト)の思い出を書いて
います。お読みいただければうれしいです。
http://gallery-shimada.com/koumori/?p=543

ギャラリー島田のFacebookを林淳子が発信しています。
https://www.facebook.com/galleryshimada/

松原政祐の世界 ―― 生きるものたちへ
果てしなき旅
生きとし生けるものへの思いを抱き描き続ける松原政祐さんと20年。
時は流転し、果てしない問いへの旅の行方は見えない。
今回は新作とともに、その問いの軌跡をご覧いただく自選展です。
その真摯な眼差しにゆったりと響きあう時をどうぞ。
とても貴重な作品が出展されています。
http://gallery-shimada.com/?p=4068
猪子大地によるブログです。
http://gallery-shimada.com/blog/
手前、左の作品は1978年の「自画像」で、自身の生き方を苦悩していた時代。
その右隣は「月の顔」(1991年)で線刻に移っていく名品で、その発展が
奧の正面、第38回安井賞候補になった「生きるものたち」150号です。
そして現在は、さらに深められ抽象へと深められていきます。

友定聖雄  Glass Works 2016  
生まれながらの硝子の申し子。日展特選2回を始め、様々な授賞にbrilliantなGlassの
如くに輝いています。
それは、また友定さんが絶えず、新しい技法へと挑戦しているからにほかなりません。
今回はその技法を全公開しています。
まだ、その会場風景をご紹介できないのですが(次回に)
私の文章を含め、作品写真を下記でどうぞ。
http://gallery-shimada.com/?p=4071
   
■■
高濱浩子展 ma solitude   19日から
http://gallery-shimada.com/?p=4081
石井一男展         26日から
http://gallery-shimada.com/?p=4075
須飼秀和展         26日から
http://gallery-shimada.com/?p=4078
■■今日の言葉
霧深い山の森から
樹木を切り出し
男たちは舟を作った
果てしない水を軽やかに渡り
高い波にも消えぬ
船を男たちは
作った

この光の向こうに
あらそいのない
世界はないか
諍いのない
国は無い
のか

小さくてもいい
貧しくても
遠くてもいい
草が
草となり
花は花となり
人がふたたび人となる
国はないのか

国はどこかに
無いのか

男たちは舟を浮かべる
満月の夜に潮は満ちて

堀江漕ぐ
伊豆手の船の舵つきめ
音しば立ちぬ水脈速みかも

水脈速み(みをはやみ) 山崎佳代子 「みをはやみ」(書肆山田)P152-154から
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
公益財団法人「神戸文化支援基金」(こぶし基金)は兵庫・神戸の文化の土壌を
豊かにする芸術活動に助成しています。
http://www.kobushi-kikin.com/
本基金へのご寄付は、公益財団法人への寄付として寄付控除の対象となります。
・みなと銀行 北野坂支店 普 1656831 公益財団法人神戸文化支援基金
銀行からのご寄付の場合は必ず、お名前、ご住所などをメール・FAXなどでお知らせ
下さい。
・郵便振替口座:公益財団法人 神戸文化支援基金 00950-0-322393
 他行から振込みの場合は店番 099 当座 0322393
■発行元 ギャラリー島田・アートサポートセンター神戸
〒650−0003 神戸市中央区山本通2-4-24リランズゲートB1F・1F
TEL&FAX  078−262−8058
HP  http://gallery-shimada.com
MAIL info@gallery-shimada.commailto:info@gallery-shimada.com

  □■□2016年9月 Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE   Info―1267号 

2016年11月                                                                                                      □■□2016年9月 Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE
  Info―1267号       11月9日

   ごめんなさい(訂正号)
                                              
1 蝙蝠日記  市民が選ぶ「神戸をおどろかせた人」に贈る賞
このところで編集中に誤って消えたとことがあり意味不明になったまま送ってしまいました。
       下記のところを訂正いたしました。ごめんなさい。

       「見えへんとこにもおりまっせ。友達がいてよかった」
阪神大震災の直後、私たちが「アート・エイド・神戸」という復興活動を始め、3月14日に
「壁画キャンペーン」の第1弾を元町でWAKKUNに描いてもらいました。
WAKKUNは、弱い人、困難な位置にある人、子供たち、そこに寄り添う人たちに寄り添う。
そんな彼をみんな大好きなのです。     

WAKKUNは、弱い人、困難なところにある人、子供たち、そこに寄り添う人たちに寄り添う。
そんな彼をみんな大好きなのです。
このフレーズこそ、私が伝えようとしたことなのです。

2016年11月 Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE   Info―1267号       11月9日

                                                                                                      □■□2016年11月 Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE
  Info―1267号       11月9日

    WAKKUN ロドニー賞受賞 おめでとう
                                              
1 蝙蝠日記  市民が選ぶ「神戸をおどろかせた人」に贈る賞
       
2 展覧会案内  内藤絹子展 祈りの言葉  今日 17:00まで
         藤飯千尋展        明日まで
3 神戸文化祭から  楽しいレポートを林淳子から  

4 今日の言葉  ナンデモナイヒオメデトウ 「扉が開かれる」

登録、解除は下記から
メルマガ登録・解除フォーム(バックナンバーリンク)
http://gallery-shimada.com/mailmagazine/
=========================================
■■
蝙蝠日記  友達がいてよかった
神戸風月堂(虫ではなく百なのですが、ごめんなさい)が主宰するユニークな市民賞。
ロドニー賞の第26回目にWAKKUNこと湧島克己さんが選ばれました。
過去の受賞者が選考委員となり候補者を選ぶというユニークな賞です。
WAKKUNの推薦者は私でした。
ロドニー賞は、受賞者の多くは指名されるまでその存在すら知らず、知ってからじわじわと
うれしくなり、そのあとは終生、誇りに思う。そういう賞だと私は思います。

贈呈式のパーフォーマンスを私が映したものです。                      
http://gallery-shimada.com/blog/?p=6755
「一人の家来もいない王様」
いい言葉ですね。
「見えへんとこにもおりまっせ。友達がいてよかった」
阪神大震災の直後、私たちが「アートエイド神戸」という復興活動を始め、3月⒕日に
「壁画キャンペーン」の第1弾を元町でWAKKUNに描いてそこに寄り添う人に寄り添う。
そんな彼をみんな大好きなのです。
歩く人
神戸という街を毎日、くまなくといってもいいほど歩き続ける。
喋る人
出会った人とともかく喋る。
呼ばれた新潟や、京都や、大阪や、どこでも。
でも
決して「ぼくがぼくが」ではなく「相手に必要なことを」豊かな引き出しから話す。
脇役として
優れたバイプレーヤです、だから日常の風景になじんでいて、ことさらにありがたいと思わない。
右手を上げて挨拶する。
でもこうゆう脇役がいてこその神戸の舞台が映えるのです。
その存在は「在り難い」のです。

20歳からいままで47年間。雨の日も風の日も歩き続け、一日に2万歩として3億万歩。
地図、測量の伊能忠敬が「4千万歩の男」(井上ひさし)といいます。
宮本常一(民俗学者)はどれくらいだったのでしょうか。
そして
繋ぐ人であるのです。
それが受賞理由です。

朝日新聞から
http://www.asahi.com/articles/ASJC73Q1CJC7PIHB00H.html
神戸新聞から
https://www.kobe-np.co.jp/news/kobe/201611/0009647053.shtml
産経新聞から
http://www.sankei.com/region/news/161108/rgn1611080009-n1.html

■■
神戸文化祭2016ナンデモナイヒオメデトウreport!
http://gallery-shimada.com/blog/?p=6759
その魅力、楽しみ方、その今後を林淳子がレポートしています。

■■今日の言葉
神戸文化祭、の感想を一言で言うと「扉が開かれる」です。フラッガーさんもハンターさんも、
扉を開けて、神戸文化祭をきっかけに出会い、つながる楽しみ。頭や心の中の新たな扉も開か
れて新鮮な空気が入ってくることでしょう。
それがナンデモナイヒオメデトウ、神戸文化祭が終わったあとの日常にもつながっていくこと
を思いました。
林淳子
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
公益財団法人「神戸文化支援基金」(こぶし基金)は兵庫・神戸の文化の土壌を
豊かにする芸術活動に助成しています。
http://www.kobushi-kikin.com/
本基金へのご寄付は、公益財団法人への寄付として寄付控除の対象となります。
・みなと銀行 北野坂支店 普 1656831 公益財団法人神戸文化支援基金
銀行からのご寄付の場合は必ず、お名前、ご住所などをメール・FAXなどでお知らせ
下さい。
・郵便振替口座:公益財団法人 神戸文化支援基金 00950-0-322393
 他行から振込みの場合は店番 099 当座 0322393
■発行元 ギャラリー島田・アートサポートセンター神戸
〒650−0003 神戸市中央区山本通2-4-24リランズゲートB1F・1F
TEL&FAX  078−262−8058
HP  http://gallery-shimada.com
MAIL info@gallery-shimada.commailto:info@gallery-shimada.com