□■□2016年10月 Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE
Info―1265号 10月31日
30年ごとに
1 蝙蝠日記 まだ見ぬ新しい風景を
2 神戸文化祭へどうぞ 11月1,2,3日
3 展覧会案内 内藤絹子展 祈りの言葉 2016
池内悦子展 飛ぶ種 走る潮
4 今日の言葉 唯も行ったことのない遠くへ行ってみたい
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蝙蝠日記 それも人生
30年毎に生きる
芦屋の名門「山村サロン」が8月末で閉じた。
私は惜しんで山村雅治さんを招いてお話しを聞いた。
「自分の人生を30年くくりで考えてきた」
学び、書き、道を探す30年
サロンを通じ、社会に貢献する30年。
これからは自由に自分の表現を追求する・・・と。
私は自らを考えた
30歳にしてサラリーマンから海文堂へ
60を前にしてギャラリー島田を創設した。
多くの勤め人の転換期でもある。
■
昨日、伊藤ルミさんのピアノリサイタル(灘区民ホール)を聴いた。
演奏が始まる前に伊藤さんが自らを語った。
「私がピアノを始めて今年で60年になりました」
会場が少しどよめいた。「いったいいくつ??」
プログラムノートによれば若き日のソリストとしての活動に限界を感じて活動を中止を決断。
そのあと室内楽の魅力を知り30年がたった。
60年たった今、「ソロ」に挑みたくなったと。
ショパンとシューベルトによる考え抜かれたプログラムで、アンコールのショパンの「ノクタ
ーン(遺作)」とシューベルト「幻想即興曲」に至るまで私たちを魅了した。
プロフィールを読めばすべてが自立独歩であることに気がつく。
どれ一つとして簡単ではないことを自ら切り拓いてきたことが分かる。
コンサートを通じての東北大震災への志縁も125万円に上る。
最後に
「ソロリサイタルは本当に大変ですけれど、皆さんの心の籠った拍手をいただいて、また挑戦
する気持ちになれました」と挨拶された。
みんな三回目の30年(そんなに生きれないにしても)に最も大きな夢を抱いての旅立ちにある。
それは素敵で素晴らしい。
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11月1,2,3日、ギャラリー島田は神戸文化祭2016 ーナンデモナイヒオメデトウー
に参加します!
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展覧会案内
内藤絹子展 祈りの言葉 2016
静かに語りかける 声のない声が語る
深く耕された色 風も雨も孕み込んだ大地のごとき面
http://gallery-shimada.com/blog/?p=6731
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池内悦子展 飛ぶ種 走る潮
http://gallery-shimada.com/blog/?p=6722
■■今日の言葉
夜の底に潜む自由
遠くへ 遠くへ。
唯も行ったことのない遠くへ行ってみたい。
夜の底に届くように。
そこに何があるのか見届けたい。
桐野夏生「だから荒野」より
ギャラリー 島田での杉本裕子展で「自由」という作品を求められた方から届いた手紙から。
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公益財団法人「神戸文化支援基金」(こぶし基金)は兵庫・神戸の文化の土壌を
豊かにする芸術活動に助成しています。
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