月別アーカイブ: 2016年7月

□■□2016年7月 Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE   Info―1235号  7月29日

□■□2016年7月
Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE
  Info―1235号  7月29日

             風のゆくえ 
1 蝙蝠日記  北の動物を描く

2 展覧会案内  まだまだ続くぞどこまでも
         ミニアチュール神戸  いよいよ終盤へ

3 今日の言葉  精緻を超えた生命への畏敬

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■■蝙蝠日記  素晴らしい画文集です
7月25日。わざわざ北海道から増田寿志さん夫妻がギャラリー を訪ねて
画文集を届けて下さった。

その内容の素晴らしさ。
魔法のペン先が閉じ込めた一瞬のドラマ
深い意味を込めた文
造本
紙質
どれをとっても感嘆しました。

8月3日(水)までギャラリー でもご覧いただけるようにします。

増田さんは2014年に個展をされたのですが、この「風のゆくえ」へ私に文を書くように
強い要請があり、ドサッとゲラ刷が届きました。

困ったな と思案したのですが

その素晴らしさに誘われました。

■■
 ミニアチュール神戸  いよいよ終盤へ
 熱い中をお運びいただきありがとうございます。

 まだの方はぜひ。
 「Now’s the time to go!」 

 石井一男さん、堀尾貞治さん、須浜智子さん、Omult Venzerさん、静香さんなど早々と
売約になった作家さんは2点目、3点目をご用意させていただきました。

上村亮太「続・続・SF」展とともに、ギャラリー 島田夏休み前の最後の展覧会をお楽し
みください。
■■ 今日の言葉
「余白」
ゆったりと増田寿志の世界を旅しながら、ほとんど思い出すこともなかった「風」という歌が

誰が風をみたでしょう 
ぼくもあなたも見やしない 
けれど木の葉を震わせて 
風は通り抜けていく

小さく聞こえ続けた。ラファエル前派の画家ダンテ・ガブリエル・ロセッティの妹、クリ
スティーナ・ジョージーナ・ロセッティの詩を西条八十が訳した。

 豊かでかつ厳しい自然、そこで生きるものたちの生死は時に非情であっても、すべては次の
命を育み無駄なものはなにもなく宇宙という壮大なシステムのなかで命は循環している。それ
を見つめる増田の内にたくわえられた無限の宇宙への思いが手に命を与え、精神が文体となって
北の大地から滾々(こんこん)と溢れる地下水のように私たちの魂を洗う。精緻であることを
超えた生命への畏敬が通奏低音として流れ、祈りが立ち上る。

 全長20cm、数十グラムの小さなシギが生後1、2か月で北極圏から南半球へ2万キロの旅
をする姿に、アジアから発しベーリング海峡をわたりネイティブ・アメリカンとなるイロコイ
族の一万年の旅路を思い、蝦夷羆(えぞひぐま)は蠣崎波響の「夷酋列像」やアイヌの「イヨ
マンテ(熊祭り)」へと思いが飛ぶ。

 「風のゆくへ」には多くの「余白」があるが、そこには絵にも活字にもされていない「人」
のことが豊かに書かれてる。しかし、それは私たち自身の日常の営みと重なり合って初めて読
み取ることが出来、その問への答えは私たち自身が書く。

「風のゆくえ」 刊行に寄せて 島田 誠

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公益財団法人「神戸文化支援基金」(こぶし基金)は兵庫・神戸の文化の土壌を
豊かにする芸術活動に助成しています。
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本基金へのご寄付は、公益財団法人への寄付として寄付控除の対象となります。
・みなと銀行 北野坂支店 普 1656831 公益財団法人神戸文化支援基金
銀行からのご寄付の場合は必ず、お名前、ご住所などをメール・FAXなどでお知らせ
下さい。
・郵便振替口座:公益財団法人 神戸文化支援基金 00950-0-322393
 他行から振込みの場合は店番 099 当座 0322393
■発行元 ギャラリー島田・アートサポートセンター神戸
〒650−0003 神戸市中央区山本通2-4-24リランズゲートB1F・1F
TEL&FAX  078−262−8058
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□■□2016年7月 Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE   Info―1234号  7月26日

□■□2016年7月
Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE
  Info―1234号  7月26日

           銀河鉄道の夜
         みんなのさいわい探しに行く

1 蝙蝠日記  いまこそわたれわたり鳥

2 展覧会案内  上村亮太展  「続・続・SF 」

3 サロンコンサート 上村亮太 リコーダー部コンサート 本日19:00から

4今日の言葉  生きていく上でもっとも大切なことは「よき人」との出会い

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■■蝙蝠日記  静かに輝く天の川
「Now’s the time to go!」  いまこそわたれわたり鳥

宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」のシーンが、今年のテーマです。
夏の夜、静かに輝く天の川。140名を超える作家たちが「みんなのさいわいを探す」旅を
しました。

作家のみなさんは下記に
http://gallery-shimada.com/?p=3828
加えて
内海聖子 杉本たけ子 坪田昌之 静香 烏頭尾寧朗さんが。

とても見応えのある展覧会になりました。そして、お求めやすい価格にも驚かれ、
喜ばれること請け合いです。

お運びください。

■■銀河鉄道サロンコンサート 本日
リコーダー部コンサート 7/26 (火)19:00~入場無料です。 地下にて。
予約も不要です。
上村さんのメッセージです。
19:20頃より のんびり演奏出来れば、と思っていますので、是非、気軽に
お越し下さいませ。
新曲も演奏するかも!?。

■■ 
上村亮太展「続・続・SF 」  
今年から来年にかけて、上村さんの世界を系統的に紹介することに取り組みます。
上村さんの深い世界を世に出していくのは私に課せられたことだと思っています。
今、この人を見よ!!
http://gallery-shimada.com/?p=3825
■■ 今日の言葉
マーサと私の関係は、いつも私が支える側のように私自身も思いがちですが、
実はマーサのおかげで、私はとても広い世界を知ることが出来、そこから学ぶ
ことや、そこから広がる人間関係が人生を豊かにしてくれました。
 
 長く複雑な人生を生きていく上でもっとも大切なことは「よき人」との出会いではないかと
思います。
 自分ひとりの力だけでは限界があって、そこでよき他者と出会っていくことで、人生の新し
い扉が開かれていくと思います。
 この「扉」は自分の力ではなかなか開けることが出来なかったり、またそこに扉があること
に気が付かなかったりします。

 他者と出会いながらその扉を開けていくことが人生の喜びにつながると感じています。

    美木朋子 マーサとの その後の物語  マーサを支える会刊行 300円(税込み)

蝙蝠から
ここにも「みんなのさいわいさがしに行く」ひとがいます。

マーサさんのことは下記でお読みください。
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201510/0008500307.shtml

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Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE   Info―1233号 

□■□2016年7月
Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE
  Info―1233号  7月22日

         毎日が 謝肉祭 ? 学園祭? 
            
1 蝙蝠日記   「Now’s the time to go!」

2 展覧会案内 ミニアチュール神戸2016  明日開幕 
        上村亮太展
3 加川プロジェクト記録集について

4今日の言葉  暗い時代の足下を照らす暖かな光を分かち合いたいと願うのです

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■■蝙蝠日記 みんなでやれば楽しい
恒例となったミニアチュール展の作家さんを交えての飾りつけ。
なんと作家さん、インターンさん、スタッフが総勢20余名で。
140名+αの作品を。
まずはミーティングから。

班に分かれて喧々諤々しながら、みんなでお弁当を食べて・・
http://gallery-shimada.com/blog/?p=6544

「Now’s the time to go!」  いまこそわたれわたり鳥
宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」のシーンが、今年のテーマです。

作家の皆さんが作品で答えを。
http://gallery-shimada.com/?p=3828
and moreの作家さんも次回に、お知らせします。ごめんなさい。・
 
楽しいですね。それに、みんな、驚くほど安いです。
楽しむことが最大の喜びなのですね。

お運びください。
■■
明日は
恒例の大ドリンクナイト  7月23日(土) 
  ミニアチュール神戸2016 のオープニングを飾る交流会 17:00から
  ポトラック・パーティーです。
■■ 
上村亮太展「続・続・SF 」  明日 23日からです。楽しみです。
http://gallery-shimada.com/?p=3825
リコーダー部コンサート 7/26 (火)19:00~入場無料です。 1Fdeuxにて
19:20頃より のんびり演奏出来れば、と思っていますので、是非、気軽に
お越し下さいませ。新曲も演奏するかも!?。
■■
加川プロジェクト記録集について
大展示作業の傍ら ギャラリー島田Troisでは
橋本みなみ編集委員のもとボランティアさん3名を交えて記録集の発送作業が。

お礼状や手紙を添えながら80冊を。この作業、まだまだ続きます。
■■ 今日の言葉
―「加川広重 巨大絵画が繋ぐ東北と神戸2015 フクシマ」記録集発行に寄せて

 はじめに衝撃がありました。
加川広重の巨大絵画との出会い。それはわたしたちの感性を根本からゆさぶり、
心をふるわせる崇高な体験でした。
多くのひとびとの魂を射抜いた美的一撃が、さまざまな表現と言説を生みだし、
ある認識へと深まってゆく共同のプロセスが、この報告書には克明に刻まれています。
 加川プロジェクトは即興的に自己増殖してゆきました。想定を遥かにこえるボランティアと
アーティストのかたがたが、KIITOを舞台に「文化的コモンズ」を形成し、共有しました。

はからいをこえた心持ちで、そこに無数の心と心が寄り添いました。
無償のプロジェクトから、無垢の表現や無心の思想が数多く生まれました。
利害にとらわれることのない清々しい気分にみたされて、わたしたちは現代の闇と病の遥か
かなたに差しこむ光を見いだしました。

 大きな自然の塵にすぎない人間は、「自然そのもの」を知ることはできません。

しかし、わたしたちには自然の悠久の歩みを想像し、その一瞬に生を受けた人類の、偉大かつ
悲惨な歴史を省察する自由が与えられています。
その自由を実現するには、すこしだけ勇気が必要かもしれません。
ですから、暗い時代の足下を照らす暖かな光を分かち合いたいと願うのです。

                       実行委員会を代表して 藤野一夫

記録集についてはギャラリー島田で販売しています。
1500円(全額 一般財団法人「アーツエイド東北」へ志縁いたします)

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Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE   Info―1233号  7月20日

□■□2016年7月
Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE
  Info―1233号  7月20日

          嵐のごとき日々の合間に
            
1 蝙蝠日記   疾風怒涛
2 展覧会案内  WAKKUN 王様の舟出  本日、最終日です。 17:00
        宗像裕作展   静謐で無垢な世界をどうぞ     。
3 今日の言葉  夢みつつ深く植えよ

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■■蝙蝠日記
今朝は、久しぶりに、ほんとうに久しぶりに、少しの解放感のある目覚めでした。

疾風怒涛の日々に、ギャラリー島田Trois(トロワ)は静かに出航しました。

全てが手作り、スタッフ、関係者、インターンを含めて、心を込めたい一心でした。

それにしても、私のやることはあまりにも無謀というべきでしょう。

同じ時に一挙に押し寄せてくる。

呆れるほかありませんが自業自得です。

それによくこたえてくれました。

どのことも私の思いを超えて、形にしたのはスタッフたちです。

予算もない、時間もない、人手もない。気持ちとアイデアだけで。

■■
エピソード
「加川プロジェクト2016 フクシマ」の記録集は、類例のないと言えるほど充実した
 価値のあるものだと感じています。
 これも出版を企画した私の思いを遥かに超えたものでした。

主体的に編集に関わったのは5名の女性です。
 労いの席についた彼女たちは、新婚さん、赤ちゃんを抱いた二人、出産をまじかにした二人。
 なんという幸せな編集チームでしょう。

■■ 
明日は、140名+αの作品をこれも多くのお手伝いを借りての展示作業です。
「Now’s the time to go!」
このテーマに作家の皆さんが、どう答えとしての作品を用意して下さったのか。
ワクワク、楽しみです。

恒例の大ドリンクナイト  7月23日(土) 
  ミニアチュール神戸2016 のオープニングを飾る交流会 17:00から
  ポトラック・パーティーです。
■■ 今日の言葉
夢みつつ深く植えよ

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□■□2016年7月 Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE   Info―1233号  

□■□2016年7月
Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE
  Info―1233号  7月18日

        START ON A VOYAGE

1 蝙蝠日記  海の記念日に

2 今日の言葉 何もないところに、木を一本、わたしは植えた
それが世界のはじまりだった

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■■蝙蝠日記  ギャラリー島田Troisの出航
今日
Trois(トロワ)はギャラリー 島田の三つ目のギャラリー としてスタートします。

海文堂で進水したギャラリー にちなんでの出航です。

Troisはコレクションを主体にご覧いただく「わがままな画廊」として
スタートさせていただきます。どんなギャラリー になるのかはお楽しみに。

単にギャラリー であることを越え、
アート・サポート・センター神戸、
公益財団法人「神戸文化支援基金」を含む三つの柱として
文化拠点としての役割を担っていきます。
財団は来年、25周年
ギヤラリー島田は再来年には創設40周年を迎えます。

けじめとしてのご披露をいたしますが、小さなギャラリー ですし簡素なreceptionです。
(13:00から16:00はご案内させていただいたかたのみです)

16:00からはどなたでもご覧いただけます。

行く手は波高し。

スタッフ一同、CREWとして気を引き締めて航海いたします。

どうか、よろしくお願いいたします。
■■
WAKUNN展、宗像祐作展 と合わせてご覧ください。
■■
インターンを募集していましたが、意欲的で、いい人材が応募してくださいました。
今日、国際色豊かな5名がこのreceptionを手伝います。
「白と黒」のいでたちが目印です。
■■ 今日の言葉

何もないところに、
木を一本、わたしは植えた
それが世界のはじまりだった。

次の日、きみがやってきて、
そばに、もう一本の木を植えた。
木が二本。木は林になった。

三日目、わたしたちは、
さらに、もう一本の木を植えた。
木が三本。林は森になった。

森の木がおおきくなると、
おおきくなったのは、
沈黙だった。

沈黙は、
森を充たす
空気のことばだ。

森のなかでは、
すべてがことばだ。
ことばでないものはなかった。

冷気も、湿気も、
きのこも、泥も、落葉も、
蟻も、ぜんぶ、森のことばだ。

ゴジュウカラも、アトリも。
ツッツツー、トゥイー、
チュッチュビ、チリチリチー、

羽の音、鳥の影も。
森の木は石ゴケをあつめ、
降りしきる雨をあつめ、

夜の濃い闇をあつめて、
森全体を、蜜のような
きれいな沈黙でいっぱいにする。

東の空がわずかに明けると、
大気が静かに透きとおってくる。
朝の光が遠くまでひろがってゆく。

木々の影がしっかりとしてくる。
草のかげの虫。花々のにおい。
蜂のブンブン。石の上のトカゲ。

森には、何一つ、
余分なものがない。
何一つ、むだなものがない。

人生も、おなじだ。
何一つ、余分なものがない。
むだなものがない。

やがて、とある日、
黙って森をでてゆくもののように、
わたしたちは逝くだろう。

わたしたちが死んで、
私たちの森の木が
天を突くほど、大きくなったら、

大きくなった木の下で会おう。
わたしは新鮮な苺をもってゆく。
きみは悲しみをもたずにきてくれ。

そのとき、ふりかえって
人生は森の中の一日のようだったと
言えたら、わたしはうれしい
長田弘「人生は森の中の一日」

蝙蝠から
今日、私たちは三つ目のギャラリー を開く。
林が森になった。
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Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE   Info―1232号  7月16日

□■□2016年7月
Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE
  Info―1232号  7月16日

            いよいよ完成
            いよいよ舟出だよ
1 蝙蝠日記   思いが一杯に詰まって
2 展覧会案内  WAKKUN 王様の舟出  今日、18:00 集まれ!!
        宗像裕作展  初登場。今日から。
4 今日の言葉 記憶の庭にそだっていく、人生とよばれるもの 
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■■蝙蝠日記  いろいろなこと いろいろなものが
ぎっしりと積み込まれて舟出を待っています。

これほどの人々の思いが一杯に詰まって
関わった人たちが一心に。

「加川広重巨大絵画プロジェクト2015−フクシマ」の記録集が完成しました。
思わず、こみ上げるものがありました。
膨大な作業を一心不乱に成し遂げた編集者、それに答えた関係された皆さま。
この記録集の刊行そのものが、また記録に値する感動的なものでした。

神戸塾日曜サロン(No317)刊行記念  加川広重さんをお迎えして
  −加川プロジェクトが時代に刻印したこと、そこから生まれるものー
  7月17日(日) 16:00から  無料ですが、ご予約ください。

7月18日(月・祝)「ギャラリー島田Trois」が舟出します。海の日です。
  (13:00から16:00までは関係者によるReceptionです)
16:00からどなたでもご覧いただけます。

神戸塾火曜サロン(No318)7月19日(火) 19:00から  

さようなら山村サロン「山村サロンが成し遂げたこと」
こちらは惜しまれつつ終着駅へと向かう山村サロン(芦屋)のお話しをお聞きします。
30年の旅路で、さまざまな伝説を生み、これぞサロン文化という華を活かしてきました。
単に芸術文化にとどまらず、社会運動の拠点でもあり、身を挺しての輝きを発し続けた
山村雅治さんに大いに語っていただきます。是非、お運びください。(予約不要)

ドリンクナイト  7月23日(土) 恒例の大ドリンクナイト 
  ミニアチュール神戸2016 のオープニングを飾る交流会 17:00から
  ポトラック・パーティーです。
  140名の作家が「Now’s the time to go」のテーマで新作を。見逃せません。

■■
宗像裕作展  初登場。今日から。
いろんな思いが積もり積もりながら歳月が晒した痕跡となってとどまっている。
そんな佇まいに作家もある。
遠来の宗像さんが終日おられます。
ゆっくりと見て、そしてお話しされませんか?
あなたの歳月と触れ合うものを。
http://gallery-shimada.com/blog/
■■ 今日の言葉
振り返れば、実に多く人々が繋いできた航跡が見え、耳を澄ませば、未来へと向かうエンジンの
力強い音が聞こえないか。
そうした可能性を豊かに孕んだプロジェクトが「阪神」と「東北」を確かに繋ぎ、熊本をはじめ、
これから起こりうる災害のみならず、困難のうちに在る人々への心の縁(よすが)となればうれしい。
 
 3回のプロジェクトに関ってくださったみなさんの思いの強さ、深さはいつも私の想いを遥にこえて
いった。
プロデューサーは私ではなくチームであった。
このDocumentについてもしかり。
記憶の庭にそだっていく、人生とよばれるものを確かに目のあたりにしていることがうれしい。
  
「加川広重巨大絵画プロジェクト2015−フクシマ」の記録集のあとがきから。島田
 

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□■□2016年7月 Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE   Info―1232号  7月⒕日

□■□2016年7月
Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE
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センチメンタル・ジャーニー!

1 蝙蝠日記  永六輔さんとのお別れ
2 展覧会案内  WAKKUN 王様の舟出  16日18:00 集まれ!!
3 神戸塾  「芦屋・山村サロン 対 北野  山村サロンが成し遂げたこと」
4 今日の言葉  「エッ?亡くなっていたの?」 
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■■蝙蝠日記 
センチメンタル・ジャーニー!
七夕の日にKOBE ART AWARDを発表しました。
天の川を挟んで織姫と牽牛が合う。
そんなロマン(浪漫)がある日。

永六輔さんが83才で逝かれました。
知らされたのは11日でした。

12日、13日と上京し、永さんの「夫と妻」(岩波新書)を読み返していました。
永さんとは何度もご一緒し、多くのことを学び、僕の倣いというか規範となり
ました。

この中の「呪文に左右されちゃダメ」のところで辛淑玉(しんすご)さんとの痛快な
対談がありますが、私たちが神戸空港反対運動を行っていたときに「木を植える人たちの会」
を私がお世話していて、お二人の対談「女大学」のなかにこのことがちゃんと書かれています。

私がわりとこまめに葉書を書くようになったのは永さんに教えられたこと

11日、神戸新聞に私のコメント、坪谷令子さんのコメントが載りましたが、私のは坪谷令子さんに
振るために話したことが書かれてしまった。

瀬戸内寂聴さん「誠実な人。仕事にしても、何にしても、心のこもったことをする人。
心の手を抜かない人」(朝日)
ゆめ、風基金の牧口一二(代表理事)さん(神戸)
「弱い人に思いを寄せるということ、一本気であり続けるということの大切さを学んだ」

永さんとの思い出が次々と・・

センチメンタル・ジャーニー!

今回の上京は一杯の宿題があったのですが
東京国立近代美術館 「声ノマ 全身詩人、吉増剛造展」へ

海文堂を辞してギャラリー島田を立ち上げてのが2000年10月 移ったばかりの時
2000年12月29日 まさに神戸塾「世紀末ファイナル」として吉増剛造さんと黄鋭(現代美術家)の
詩の朗読とパフォーマンスがあった。
吉増さんが銅版長尺に鑿で刻印し、黄鋭が過激な李白の朗読パフォーマンスを行った。
「声ノマ 全身詩人」にその記録が残っているはずで探しに探した。
銅版長尺のなかにそのころと思われる鑿跡をみた。

これもセンチメンタル・ジャーニー!
■■
WAKKUN 王様の舟出 が今日から始まります。 7月20日(水)B1F
http://gallery-shimada.com/?p=3815
展示作業をスタッフブログが伝えます。
http://gallery-shimada.com/blog/?p=6519
WAKKUNは会期中、様々な仕掛けを考えておられます。・

7月16日(土)18:00からWAKKUNのトークのお時間が 

WAKKUNファン、集まれ!!
本人もしらないびっくりニュースを発表します。
■■ 第318回 神戸塾火曜サロン
お聞き逃しなきように。ぜひともお運びください。
「芦屋・山村サロン 対 北野・神戸塾 山村サロンが成し遂げたこと」

ゲスト :山村雅治さん 聞き手: 島田誠
2016年7月19日(火) 19:00〜 [予約不要・無料]
30年前にオープンし、能舞台をもつ独特の空間で、古典から現代に至るコンサートや講演会など多彩な
文化活動の場であった、芦屋市の「山村サロン」。8月末で閉館と知っておどろいた。 阪神・淡路大震災
後は、被災者生活再建支援法の成立に尽力した作家小田実さんら市民運動の拠点ともなった。山村雅治さん
はプロデューサーであると同時に 文、舞、語り、演、指揮と、留まるところを知らない強烈な表現者であった。
筋書きのないトーク。皆さんとともにその証言を聞きましょう。 私は「ひとびとの精神史」のなかで「草地賢一 
ボランティア元年を拓いく」を書き「被災者生活再建支援法」の成立について書きました。

■■ 今日の言葉
淡谷のり子さんは、亡くなって三日ほどして、マスコミが気づき、ぼくも生放送中に知らされました。
淡谷さんは、死んだことを隠し続けて、いつのまにか「エッ?亡くなっていたの?」としたかたんです。
「夫と妻」P146 
蝙蝠から
永さんの死が3,4日後に伝わったのは、このことに関係していますね。
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公益財団法人「神戸文化支援基金」(こぶし基金)は兵庫・神戸の文化の土壌を
豊かにする芸術活動に助成しています。
http://www.kobushi-kikin.com/
本基金へのご寄付は、公益財団法人への寄付として寄付控除の対象となります。
・みなと銀行 北野坂支店 普 1656831 公益財団法人神戸文化支援基金
銀行からのご寄付の場合は必ず、お名前、ご住所などをメール・FAXなどでお知らせ
下さい。
・郵便振替口座:公益財団法人 神戸文化支援基金 00950-0-322393
 他行から振込みの場合は店番 099 当座 0322393
■発行元 ギャラリー島田・アートサポートセンター神戸
〒650−0003 神戸市中央区山本通2-4-24リランズゲートB1F・1F
TEL&FAX  078−262−8058
HP  http://gallery-shimada.com
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Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE   Info―1231号  7月9日

□■□2016年7月
Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE
  Info―1231号  7月9日

         希望としての「こぶし基金」

1 蝙蝠日記  七夕のロマン
2 展覧会案内  WAKKUN 王様の舟出 今日から
風景(経過) 中島愼一 今日から始まります。  
3 投票、忘れずに
4 今日の言葉   ボクモ 舟出ダヨ。
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■■蝙蝠日記 
七夕の日にKOBE ART AWARDを発表しました。
天の川を挟んで織姫と牽牛が合う。
そんなロマン(浪漫)が、この基金にあります。

「こぶし基金」は「神戸文化支援基金」のニックネームで辛夷の花に依っています。
(詳しくはHPをお読みください)

公益信託「亀井純子基金」は40才で亡くなられた亀井純子さんから寄せられた
1千万円からスタートしました。
それが1992年でした。
そこに市民の小さな志が降り積もり、新しい時代の制度改革のTOPを走る、実験装置の
モデルのように成長してきて
2011年に公益財団法人「神戸文化支援基金」となり基金を育ててきました。

兵庫県下で行われる意欲的な芸術文化活動にたいして184件、31百万円、東北の文化的な
復興活動に12百万円。KOBE ART AWARDに4百万円。
あわせて47百万円を助成してきました。
今、基金の残高が32百万円。(決算期のずれを修正しています)。
合計79百万円のお金が、この地域を潤す泉のように寄せられてきました。

常勤のスタッフもなく、簡素に徹し、ボランタリーな人たちが基金を支えてきたことにおい
ても稀有の基金なのです。

しかし、この基金は少額の寄付だけではなく、設立時における亀井純子さんをはじめとして
冠名基金(Your Name Fund)と名付けている1千万円に到達したご寄付もまた大きな役割を
果たしています。
亀井さんに続いて
西川千鶴子基金(2010年9月)
島田誠・悦子基金(2011年6月)
そして、このたび川本昭男・やよい基金(2016年6月)が誕生しました。

その本部・事務局を今度、オープンするギャラリー 島田Troisに置くこととなりました。

この基金が来年で創設25周年を迎えます。

目立たないコツコツとした日常の如きささやかな活動ですが、こうしは風景こそが手入れの行き届いた
小さな村の美しい田園風景を眺めるような、心潤す情景なのですね。

ここには助成を受ける側と助成する側がフラットな関係、いわばレスペクトで繋がっています。

KOBE ART AWARDも同じです。
■■
WAKKUN 王様の舟出 が今日から始まります。   7月9日(土)〜7月20日(水)B1F
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展示作業をスタッフブログが伝えます。
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WAKKUNは会期中、様々な仕掛けを考えておられます。・
どんな時間帯も遊び心に溢れ WAKKUNのトークショーなのですが
7月16日(土)18:00からWAKKUNのトークのお時間が 

風景(経過) 中島愼一 今日から始まります。  
7/9(土)〜7/14(木) 1Fdeux
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展示作業をスタッフブログが伝えます。
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■■
明日、10日が参議院選挙の投票日です。
日本の将来を決定的に決める重要な選挙になります。
私のスタンスは、このメルマガで書き続けてきたのでおわかりでしょう。
たとえ無力でも投票は「発言」です。
棄権せぬようにしましょう。

一つだけシュールな画像を奨められて興味深く見ました。
なんと産経新聞がネットで伝えています。
【共産党・不破哲三前議長演説詳報】
86歳の“レジェンド”が吠えた! 「野党共闘は対ヒトラーのレジスタンスだ」
http://www.sankei.com/politics/news/160705/plt1607050051-n1.html 公明党と自民党の広告に挟まれての演説全文の組み合わせが何とも、なんとも。
■■
今日の言葉 
サテ、舟出ダヨ。
オスキナ処ヘ
ススンデ オユキ。
色ンナコトト
出アイナサイ。
ソシテ、タクサン
話シテ オクレ
約束ダヨ。
ソシテ ボクモ
舟出ダヨ。
マ・タ・ネ。
WAKKUN

蝙蝠から
WAKKUNの「王様の舟出」に励まされるように、時を同じくして
ギャラリー島田Troisも出航いたします。
Start on a voyage 7月18日(月・祝) 海の日です。
      16:00から 公開し、航海が始まります。

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公益財団法人「神戸文化支援基金」(こぶし基金)は兵庫・神戸の文化の土壌を
豊かにする芸術活動に助成しています。
http://www.kobushi-kikin.com/
本基金へのご寄付は、公益財団法人への寄付として寄付控除の対象となります。
・みなと銀行 北野坂支店 普 1656831 公益財団法人神戸文化支援基金
銀行からのご寄付の場合は必ず、お名前、ご住所などをメール・FAXなどでお知らせ
下さい。
・郵便振替口座:公益財団法人 神戸文化支援基金 00950-0-322393
 他行から振込みの場合は店番 099 当座 0322393
■発行元 ギャラリー島田・アートサポートセンター神戸
〒650−0003 神戸市中央区山本通2-4-24リランズゲートB1F・1F
TEL&FAX  078−262−8058
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Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE   Info―1230号  7月7日

□■□2016年7月
Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE
  Info―1230号  7月7日

      第5回 KOBE ART AWARDのご報告
          こぶし基金から
1 蝙蝠日記  持続する活動に対する助成としての顕彰
2 今日の言葉  彼女の夢や想いを少しでも“かたち”に

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■■蝙蝠日記 第5回KOBE ART AWARD
 七夕に日にご報告をさせていただきます。

 公益財団法人「神戸文化支援基金」20周年を記念して2012年にはじめたKOBE ART AWARD
の第5回の選考結果を発表いたします。
 このAWARDは単に選考して顕彰をするためのものではありません。
財団の本来の目的は芸術文化の事業に対する助成制度です。それに対してAWARDは総合的
に「持続する活動に対する助成」としての基準で、外部のノミネータ及び選考委員を交え
て厳正に選考されました。
■大賞 
智内威雄(ピアニスト)        50万円
複数の国際コンクールに入賞するなどの活躍中、右手に局所性ジストニアを発症。心身
ともにリハビリを経て、非常に質の高い左手のピアニストとなる。15年の活動をとおし
片手のための音楽の発掘と復興のためのアーカイブに取り組み、録音、映像化、技法の
開発、ワークショップや交流を通じてハンディキャップのあるピアニストの未来を切り
拓いている。
■優秀賞
 The Conference on Art and art Projects 芸術と計画会議(C.A.P) 30万円
 1994年12人のアーティストで「これからの美術館」を考える会としてスタート。
1999年に拠点を旧居留地から北野の旧ブラジル移民収容所へ移し、現代社会に活きる芸術
の研究、芸術を社会に浸透させる新たな仕組み作り、芸術を通した社会教育の推進、芸術
を軸とした国際交流活動を行う。それらはアーティストたちによる理想郷(共同体)を現
代において先駆的に実験する試みとして高い評価をえている。
■地域貢献賞
岸本敏朗(演出家)                          10万円              
 劇団四紀会の創立メンバー。「この地域で劇団活動を続ける意義はどこにあるか」を追求。
「神戸の人たちが生活の中で芝居を楽しむ場造り」にこだわり、元町駅前の稽古場を『賑
わい座』としての演芸活動を展開している。
谷省吾(演出家・俳優・指導者)                  10万円
 1990年遊気舎に入団し、俳優、演出家として活動する。1997年「いるかHotel」を旗揚
げ、劇団を主宰し、演出家、俳優として活躍する。神戸アートビレッジ・ワークショップ、
ラジオ関西演劇入門講座、ピッコロ演劇学校等の講師として長年に亘り人材育成に努める。

公益財団法人「神戸文化支援基金」については下記をご参照ください
http://kobushi-kikin.com/
KOBE ART AWARDについては下記をご参照ください
http://kobushi-kikin.com/kaa.html
        公益財団法人「神戸文化支援基金」 本部・事務局
        〒650-0003 神戸市中央区山本通2−4−24
              ギャラリー島田内 078−262-8058
■■
KOBE ART AWARD 贈呈式について
8月7日(日) 13:00からギャラリー島田で行います。
詳細は後日に。
■■
■■
今日の言葉 
財団の前身は公益信託『亀井純子文化基金』です。
その誕生から来年で25周年となります。

亀井純子さん、といっても御存知ない方がほとんどでしょう。
平成2年5月、40才という若さで世を去ったごくふつうのひとりの女性です。
発表のチャンスがない人たちや、おもしろくて有意義な内容なのに資金が集まらない
催しには、いつも温かい好意を寄せるひとでした。
彼女が生きていたなら、きっと実現したかったに違いない夢や想いを少しでも“かたち”
にできれば・・・・・・・。
この公益信託『亀井純子文化基金』は、あくまでも彼女の遺志を受け継ぎ日本ではじめての
草の根メセナとして誕生しました。
 その夢が多くの人々の夢を引き受けながら次第に成長し、これも日本ではじめての公益財団法人
「神戸文化支援基金」の誕生とつながっていったのです。
 

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公益財団法人「神戸文化支援基金」(こぶし基金)は兵庫・神戸の文化の土壌を
豊かにする芸術活動に助成しています。
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本基金へのご寄付は、公益財団法人への寄付として寄付控除の対象となります。
・みなと銀行 北野坂支店 普 1656831 公益財団法人神戸文化支援基金
銀行からのご寄付の場合は必ず、お名前、ご住所などをメール・FAXなどでお知らせ
下さい。
・郵便振替口座:公益財団法人 神戸文化支援基金 00950-0-322393
 他行から振込みの場合は店番 099 当座 0322393
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Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE   Info―1229号  7月5日

Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE
  Info―1229号  7月5日

          どこまでも深く、豊かで
1 蝙蝠日記  残すべきものがここに
2 加川広重巨大絵画が繋ぐ東北と神戸2015−フクシマ 記録集について
3 インターン募集について  至急
4 展覧会案内 蓮池もも展  7月7日まで
        伊津野雄二展 7月6日まで
5 今日の言葉  唯一の慰め、唯一の希望は愛である

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■■蝙蝠日記  
新潟から、名古屋からお迎えしたお二人の展覧会が残り少なくなってきました。
猛烈な暑さですが、是非、お運びください。

新潟の秘蔵っ子ともいえる、蓮池ももさん。
http://gallery-shimada.com/?p=3786
不思議な世界です。だからこそ、見てください。聴いてください。

伊津野雄二さんの静謐な佇まいが凛とした空間を成しています。
ゆったりとご覧になってください。
http://gallery-shimada.com/?p=3775
最終日の6日(17:00まで)は伊津野ご夫妻が在廊されます。

■■■■
加川広重巨大絵画が繋ぐ東北と神戸2015−フクシマ 記録集について
連日連夜にわたる猛烈なメールが飛び交い、打ち合わせを重ねた記録集を昨日、完全入稿
いたしました。
230ページにわたる記録は美しく編集され、内容はどこまでも深く、豊かで、残すべきもの
でした。
7月20日に刊行できそうです。

誰にも全貌が理解できていなかった大きなプロジェクトが初めて明らかになります。
私の誇大宣伝、身びいきと思われる方は、是非、お読みください。

私の神戸ビエンナーレ批判に対し、批判された方にこそ、お読みいただきたいと思います。
私たちが行った創造的「総合芸術」のありかたが、その解答を示しています。

■■
インターンスタッフを複数名、募集いたします。
【勤務内容】
ギャラリー運営業務のサポート
【応募条件】
まずは学ぶという意欲があることが第一で
・体力に自信のある方 ・丁寧な作業が得意な方・週2日以上出勤可能な方
PCの基本操作が可能な方

【このような方をお待ちしております】
・7月から勤務可能な方
・美術や音楽、芸術文化全般に興味のある方
・Word/Excel/illustrator/Photoshopなどのソフトに明るい方

【応募について】
履歴書を下記住所、またはメールアドレスにお送りください。
書類選考通過者にのみ、こちらから連絡させていただきます。
応募〆切 7月10日
随時面談予定ですので、打ち切らせていただく場合もございます。

〒650-0003
神戸市中央区山本通2-4-24リランズゲートB1F
ギャラリー島田 インターン受付係 宛
TEL&FAX 078-262-8058
MAIL info@gallery-shimada.com

【注意事項】
・必ず連絡の付く電話番号、メールアドレスをご記入ください。
・PCメールの受信拒否設定をされている方は解除し、ご応募ください。
連絡がつかない場合、応募無効とさせていただくことがございます。
■■
今日の言葉  
「世界の全体に多くの闘争がある。山積した矛盾や問題がある。相互の闘争がある。
そのなかで、唯一の慰め、唯一の希望は愛である。
私たちにとって愛こそ慰めであり、希望だ。
平和のために活動することを決してやめてはならない。私は市民として、こんにちの世界
よりもう少しましな世界をつくらなければならないと活動しているだけだ。私は73歳だ。
しかし私はまだまだ非常に若いと考えている。変革すべき世界はまだまだ若いのだから。 
小田実「玉砕」(岩波書店)のティナ・ペプラーによる「終りのインタビュー」(p276)
の結びから
蝙蝠から
小田さんは、この2年後、75歳で亡くなられた。
私は今、73才。
小田さんと共に様々な活動をされてきた山村雅治(芦屋・山村サロン主宰)さんをお招き
いたします。
神戸塾火曜サロン 第318回 「芦屋・山村サロン 対 北野・神戸塾」
山村サロンが成し遂げたこと
7月19日(火)19:00から  予約不要・無料

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公益財団法人「神戸文化支援基金」(こぶし基金)は兵庫・神戸の文化の土壌を
豊かにする芸術活動に助成しています。
http://www.kobushi-kikin.com/
本基金へのご寄付は、公益財団法人への寄付として寄付控除の対象となります。
・みなと銀行 北野坂支店 普 1656831 公益財団法人神戸文化支援基金
銀行からのご寄付の場合は必ず、お名前、ご住所などをメール・FAXなどでお知らせ
下さい。
・郵便振替口座:公益財団法人 神戸文化支援基金 00950-0-322393
 他行から振込みの場合は店番 099 当座 0322393
■発行元 ギャラリー島田・アートサポートセンター神戸
〒650−0003 神戸市中央区山本通2-4-24リランズゲートB1F・1F
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