月別アーカイブ: 2016年4月

Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE   Info―1205号  4月30日  

□■□2016年4月
Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE
  Info―1205号  4月30日  

暴走の行く末
        
1 蝙蝠日記  ギャラリー島田 quatre(キャトル)
2 展覧会案内 岡田久美子展  今日から
         杉本裕子展   今日から
3 サロン   宗達の『風神雷神図屏風』の雷神はなぜ白いのか
3 今日の言葉  作品を取除けてなおあとに価値のある人間

######################################
■蝙蝠日記■■ 
カルチェラタン(自由解放区)から解放され、壁も整え、端正に。
でも私自身が自由解放区でとめどもなく繋がっていく破壊された制御装置に振りまわされ
ている。

怒涛のような書き物に追われて、このメルマガの間隔も開き勝ちで、みなさん、ほっとさ
れているのではないか。・
スタッフがギャラリー島田は「渦を巻くところ」と言ったが磁場、ブラックホールなのか。

昨日はインフィーラータ北野坂が始まった。明日の夕刻まで。
スズキコージさんが北端でライブペインティングをされていて激励に。
スズキコージさんと奥さんの大畑いくのさんの展覧会を6月11日―22日までギャラリー島
田の二つの会場でやります。これもカルチェラタンになるだろう。

この二つの展覧会のときに、私が待ち望んだ素敵なゲストをお招きする。
まだ秘密。

暴走の行く末にもう一つの新しいギャラリーを始めることを決めた。
ギャラリー島田quatre(キャトル)という名だけが決まっている。

■■展覧会案内■■                             
■岡田久美子展 B1F 2016年 4/30(土) 〜 5/11(木)  12:00〜19:00 *火曜日は 〜18:00、最終日は 〜17:00
夏ノ欅。楽シゲニ葉紋ヲ踊ラセ、笑ウヨウニ光リ輝ク。私は季節の、欅の話をしてしまう。
けれども季節を描きたいのではない。
欅を写生したいわけでもない。ただ、夏の欅の中にいるような感覚にじかに触れたいため
に絵の具を使う。
終わらない夏休みの宿題のように。 岡田久美子

展覧会については
http://gallery-shimada.com/?p=3688

会場風景には下記で
http://gallery-shimada.com/blog/?p=6395
■杉本裕子展
春先、青春18切符で旅へ、
タイムテーブルであっちへ行ったりこっちへ行ったり、
たてとよこの線が交差する。
おもしろい絵ができてきた。   杉本裕子
展覧会については下記で
http://gallery-shimada.com/?p=3691

会場風景については下記で
http://gallery-shimada.com/blog/?p=6407
■■
第311回火曜サロン
林 進「日本文化 私の最新講義 『風神雷神図屏風』の雷神はなぜ白いのか」
5月10日(火) 19:00から  無料ですが予約が必要です。

昨年は琳派400年記念で アート・サポート・センター神戸のサロンでも連続講座を
持ちました。今回、島田が大学時代から親交のある林進さんのミステリーのごとく面白い
宗達絵画の解釈学をお楽しみ下さい。

林 進(略歴)
2000年文学博士 (神戸大学)。1971年大和文華館学芸員、2002年神戸大学大学院客員教授
を経て、現在、関西大学・大手前大学非常勤講師。(専攻)
会場で 林さんの著作(サロンのタイトルになっています)の販売を行ないます。
■■
今日の言葉
理を説き名を論ずることは、美学の一つだとおもうが、それが生命化するためには、経験
の生理でうら打ちされていなければ真実を失うだろう。
 人を取除けてなおあとに価値のあるものは、作品を取除けてなおあとに価値のある人間によってつくられるような気がする。辻 まこと  

蝙蝠から
この文は市 英昭さんが1980年11月に堀尾貞治さんの個展パンフレットに寄せた文章
の最後の言葉から引用させていただきました。  

公益財団法人「神戸文化支援基金」(こぶし基金)は兵庫・神戸の文化の土壌を
豊かにする芸術活動に助成しています。
http://www.kobushi-kikin.com/
本基金へのご寄付は、公益財団法人への寄付として寄付控除の対象となります。
・みなと銀行 北野坂支店 普 1656831 公益財団法人神戸文化支援基金
銀行からのご寄付の場合は必ず、お名前、ご住所などをメール・FAXなどでお知らせ
下さい。
・郵便振替口座:公益財団法人 神戸文化支援基金 00950-0-322393
 他行から振込みの場合は店番 099 当座 0322393
■発行元 ギャラリー島田・アートサポートセンター神戸
〒650−0003 神戸市中央区山本通2-4-24リランズゲートB1F・1F
TEL&FAX  078−262−8058
HP  http://gallery-shimada.com
MAIL info@gallery-shimada.com

Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE   Info―1204号  4月23日  

□■□2016年4月
Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE
  Info―1204号  4月23日  

        アンニャさんの大興奮

1 蝙蝠日記  ギャラリー島田 カルチェラタン(解放区) 
2 展覧会案内 椿崎和生展  「無用商店」  本日から28日まで
        堀尾貞治+現場芸術集団「空気」あたりまえのこと[四角連動] 
4/27(木)まで 
3 今日の言葉  どこを切っても金は金。木は木、砂は砂、石は石

######################################
■蝙蝠日記  ギャラリー島田のFunny Artists
21日、市英昭さんの最終日。あと一時間という頃にブレーメンから来られているアーティ
スト、アンニャ・フスバッハさんと男の方(にこやかだけど一言も語らず、ずっと写真を
撮っておられました)が山村幸則(美術家)と一緒に来られました。

今日からC.A.P.(芸術と計画会議)でアンニャ・フスバッハの刺繍作品展「only alcohol
understands me」が始まるのですが、このプロジェクトに私たちの財団が助成しています。

アンニャさんがギャラリー島田での二つの展覧会に大興奮。Funny Artistsということで
市さんと意気投合。英語が駄目だけど興奮して喋りまくる市さんとの間で通訳する山村さ
んは大変。
市さんの作品とアンニャさんの作品集を交換することとなりアンニャさんも少女のように
はしゃぎ、選んだのが「あんぱんまん」の顔のついたBox Artでした。
じつはアンニャさんの作風やコンセプトが、堀尾貞治さん市英昭さんととても似ているの
です。
アンニャさんが大喜びするはずです。
よくぞ、訪ねてくれました。

C.A.Pとアンニャさんについては
詳しくは下記で
http://www.cap-kobe.com/kobe_studio_y3/?p=182
財団とは辛夷基金(公益財団法人「神戸文化支援基金」)で詳しくは下記で
http://kobushi-kikin.com/
■■展覧会案内■■                             
椿崎和生展 「無用商店」が始まります。
http://gallery-shimada.com/?p=3657

無用というのは人間が有用や無用やと人間の都合で別けていますけども、ものの存在とい
うのにおいては有用も無用も上下も無いと思います。
そういう風な感じで作品が成立出来たらいいなと思っています。
展示としては一応主なコンセプトでしますけど、私自身がこんなんです、というよりも、
色んな人がおられるから、色んな人が面白がれるようになればいいと思っています。
私のためにやるんじゃなくて、来てもらえるお客さんのために店を広げられたらと思って
ます。
最初から意味があるとかいうんじゃなくて、意味が無いけれども、もう一回見直さなアカ
ンな、いうものが出来たらいいかなと思っています。
椿崎和生(ギャラリー島田にてインタビューより)

椿崎さんは堀尾さんの[四角連動]にも作家されています。
会場風景を猪子ブログでご覧下さい。
http://gallery-shimada.com/blog/?p=6385

堀尾貞治+現場芸術集団「空気」あたりまえのこと[四角連動] 
は下記でご覧下さい。
http://gallery-shimada.com/blog/?p=6371
■■
今日の言葉
やれんということはない、やる気が無いからやらんので自分がこうしたいと思っ
たことをやってあたりまえ

作品というものが嘘なら自分も嘘で作品はその人の精神に等しくあるものだと思う

どこを切っても金は金。木は木、砂は砂、石は石である生き方

一つの考えが出来たらそれに向かってやっていくと、考えを超えたことが起こってくる。 

                  堀尾貞治  2007年2月9日 

公益財団法人「神戸文化支援基金」(こぶし基金)は兵庫・神戸の文化の土壌を
豊かにする芸術活動に助成しています。
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本基金へのご寄付は、公益財団法人への寄付として寄付控除の対象となります。
・みなと銀行 北野坂支店 普 1656831 公益財団法人神戸文化支援基金
銀行からのご寄付の場合は必ず、お名前、ご住所などをメール・FAXなどでお知らせ
下さい。
・郵便振替口座:公益財団法人 神戸文化支援基金 00950-0-322393
 他行から振込みの場合は店番 099 当座 0322393
■発行元 ギャラリー島田・アートサポートセンター神戸
〒650−0003 神戸市中央区山本通2-4-24リランズゲートB1F・1F
TEL&FAX  078−262−8058
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Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE   Info―1204号  4月17日  

□■□2016年4月
Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE
  Info―1204号  4月17日  

       アート・解放区(カルチェラタン北野)
      
1 蝙蝠日記   ギャラリー島田がテロにあった
2 展覧会案内  堀尾貞治+現場芸術集団「空気」あたりまえのこと[四角連動] 
 4/27(木)まで 
         市英昭展 21日(木)まで 
3 今日の言葉  誰一人拒否されたと感じる必要なく居られる空間をつくる

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■蝙蝠日記  ギャラリー島田がテロにあった
二つの展覧会が公開搬入・公開展示ではじまりました。
堀尾貞治+現場芸術集団「空気」は参加アーティストが50名。
その現場は戦争状態で金槌の音の饗宴となり天井から床まで作品が・・・
コレクターのTさんが
「いつも端正なギャラリーがまるでテロにあったみたい」とうれしそう。

私は1968年5月10日のパリで学生が立ち上がったカルチェラタン(解放区)を思い
うれしくなった。

まずは足を運んでください。
「デモ隊の闘いの跡」に見えるかもしれない。

商業的なギャラリーでは「ありえない」ことでしょう。

17:00からはハンター坂での路上パフォーマンス。
引き続き地下で様々なパフォーマンス。

驚きながら笑顔で写真を撮りまくっていたのがギャラリー島田のインターンのマティーナ
(ドイツ)さんと、進めている海外プロジェクトの打ち合わせに来られたスペシャリスト
アナスタシア(イギリス)さん。みんな笑顔笑顔笑顔笑顔笑顔笑顔笑顔笑顔。

そのあと
堀尾貞治と市英昭のトークに私がかんで。

その現場の「惨状」も作品だと、そのままに
今朝、皆さんをお迎えします。
■■展覧会案内■■
堀尾貞治+現場芸術集団「空気」あたりまえのこと[四角連動] 
展示作業風景です。
http://gallery-shimada.com/blog/?p=6371
市英昭展
展示作業風景です。
http://gallery-shimada.com/blog/?p=6381

このブログではまだカルチェラタン(解放区)の空気は伝わってきませんが
どうぞ皆さんの眼で現場検証してください。

■■
今日の言葉
美術館は生命を燃焼させるところだ。
そこは生き生きとした空間であり、墓場のモニュマンとしてはならない。
美術館は近代都市において、最後にたどりつく人間的な場所であり、
そこは同時に視覚的に大きく凝縮したところである。

私たちは68年5月革命の本質的な状況、すなわち(街路の状況)のような、そこに
全ての人々が、階級や文化や教養の差を越えて、誰一人拒否されたと感じる必要なく
居られる空間をつくることが出来ないかと思っていた。
ポンピドゥー芸術・文化国立センター(パリ)の初代館長フルステンの言葉から。

蝙蝠から
私の「忙中旅ありー蝙蝠流文化随想」p96-97から
カルチェラタン(解放区)への連想はここから来ています。


公益財団法人「神戸文化支援基金」(こぶし基金)は兵庫・神戸の文化の土壌を
豊かにする芸術活動に助成しています。
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本基金へのご寄付は、公益財団法人への寄付として寄付控除の対象となります。
・みなと銀行 北野坂支店 普 1656831 公益財団法人神戸文化支援基金
銀行からのご寄付の場合は必ず、お名前、ご住所などをメール・FAXなどでお知らせ
下さい。
・郵便振替口座:公益財団法人 神戸文化支援基金 00950-0-322393
 他行から振込みの場合は店番 099 当座 0322393
■発行元 ギャラリー島田・アートサポートセンター神戸
〒650−0003 神戸市中央区山本通2-4-24リランズゲートB1F・1F
TEL&FAX  078−262−8058
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Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE   Info―1203号  4月15日  

□■□2016年4月
Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE
  Info―1203号  4月15日  

        おめでたいことが続いてうれしい
      
1 蝙蝠日記   急ぎ足で東京へ
2 展覧会案内  堀尾貞治+現場芸術集団「空気」あたりまえのこと[四角連動] 
 4/16(土) 〜 4/27(木)  明日(16日) 公開展示作業
         市英昭展   明日(16日) 公開展示作業
3 今日の言葉  命よりも高価なものは存在しません。

######################################
■蝙蝠日記  東影智裕さんおめでとう
東急グループの五島昇会長の事績を記念するために公益財団法人五島記念文化財団の27回目となる
「五島記念文化賞」の美術新人賞を東影智裕さんが受賞されてお祝いの会に出席してきました。
http://www.gotoh-mf.or.jp/prize/
この賞については存じ上げなかったのですが素晴らしい内容ですね。
選考方法も9名がノミネートされて作家がプレゼンテーション。酒井忠康(世田谷美術館
館長)を委員長とする錚々たる選考委員が選考にあたる、その経緯も丁寧に報告されまし
た。
酒井さんは何度も近くでお見かけしているのですが、ご挨拶をしたのは始めてです。
ぼくはどうも自分で自分を紹介するのがどうも・・・
 この賞の優れたところは賞金50万円のほか1年間の海外留学費用と帰国後の成果発表の
展覧会経費まで見てくれるという点にあります。
素晴らしい!!

2011年にルネッサンス・スクエア(姫路)での「大庭和昭・須飼秀和・東影智裕 三人展」で
須飼秀和さんの紹介で出会い、ギャラリー島田の「ミニアテュール神戸」展に誘い、2012
年2014年と東影さんの主な個展は当ギャラリーで行ないそれが様々に拡がっていきました。 
その仕事は下記でご覧いただけます。
http://higashikage.info/ 
今年も8月20日から東影智裕展がありますが、「受賞記念展」となりますね。同時開催で
ギャラリー島田Deuxでは夫人の東影美紀子さんの個展です。来春に、お二人揃って、ポー
ランドへ研修滞在されるとのこと。
贈呈式でのエピソード。
表彰状を受け取ると、そのまま引き下がろうとして笑いを誘いました。大切な賞金を
受け取らずに。これも人柄です。
■■
この贈呈式にあわせて仕事をしてきました。
ギャラリー島田の作家たちを海外で紹介するプロジェクトが始まりました。と、いえば、
海外のアートフェアーやギャラリーの出店や提携などを連想しますが、そのようなことは
出来ません。
昨年からクリスティーズをはじめとする海外のディラーやギャラリーが来られたり、コン
タクトを受けるようになってきました。今回も私の方が売り込み、仕掛けたわけではなく、
相手が「発見」してくれ、うち独自の優れた作家や作品を系統的紹介しながら海外のマー
ケットを作っていこうという計画が動き出したのです。
その大事なミーティングを二つ持ちました。
そしてカラバッジョ展(国立西洋美術館)、六本木クロッシング2016展(森美術館)そし
て銀座のギャラリーを駆け足で。
■■展覧会案内■■
堀尾貞治+現場芸術集団「空気」あたりまえのこと[四角連動] 
明日(16日) 公開展示作業  そこから展覧会の始まりです
http://gallery-shimada.com/?p=3650
「四角連動」はギャラリー島田の会場内だけに留まらず、遠方にお住いの方、会期中に会
場に足を運べない方も、それぞれの居場所で「四角連動」を展開し、「空気でつながる」と
いう堀尾貞治のコンセプトに対応します。展示作品に関しては個々の作家名・タイトルの
表示は行いません。
堀尾貞治と「空気」メンバーの作品が渾然一体として「四角連動」を生み出します。
初日16日(土)12時より「公開搬入」を行います。
17:00から「トーク&パフォーマンス」を行ないます。どなたでもどうぞ。

ギャラリー島田DEUXでは堀尾さんと長い長い縁がある市さんが二度目の登場となり
ます。
市英昭展 オブジェハウス  明日(16日) 公開展示作業  12:00から
http://gallery-shimada.com/?p=3654
僕は独学の表現者で文章を書いたり工作などをしている。20代から私家版本を発行してき
た関係上、持ち家の屋号を「おぶじぇはうす」と名付けて発行所としている。永年の表現
活動で何かと使い、とても愛着がある。
そんな必然的な経緯もあって、今回の個展形式の発表は「オブジェハウス展」と迷うこと
なく即決まる。
会場に来てくれた人を触発するような内容になればいいが・・?  市英昭
■■
今日の言葉
世界でもっとも貧しい国の大統領  ホセ・ムヒカのスピーチ
https://www.youtube.com/watch?v=jwbaoi6a4B
人類がこの消費社会にコントロールされているのです。私たちは発展するために生まれてきているわけではありません。幸せになるためにこの地球にやってきたのです。人生は短 いし、すぐ目の前を過ぎてしまいます。命よりも高価なものは存在しません。
■■
公益財団法人「神戸文化支援基金」(こぶし基金)は兵庫・神戸の文化の土壌を
豊かにする芸術活動に助成しています。
http://www.kobushi-kikin.com/
本基金へのご寄付は、公益財団法人への寄付として寄付控除の対象となります。
・みなと銀行 北野坂支店 普 1656831 公益財団法人神戸文化支援基金
銀行からのご寄付の場合は必ず、お名前、ご住所などをメール・FAXなどでお知らせ
下さい。
・郵便振替口座:公益財団法人 神戸文化支援基金 00950-0-322393
 他行から振込みの場合は店番 099 当座 0322393
■発行元 ギャラリー島田・アートサポートセンター神戸
〒650−0003 神戸市中央区山本通2-4-24リランズゲートB1F・1F
TEL&FAX  078−262−8058
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□■□2016年4月 Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE   Info―1202号 

□■□2016年4月
Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE
  Info―1202号  4月10日  

ぼくの日常の
      
1 蝙蝠日記 人と会うのが苦痛に 
2 展覧会案内  グラニートの耀き  13日17;00まで
         笹田敬子展     13日17:00まで
2 サロンのお知らせ 島田陽 スライドレクチャー「日常の設計の日常」 受賞記念
3 今日の言葉  この猫(こ)の 夢の中に
わたしはいるかしら

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■■蝙蝠日記   
どうもだんだんと人と会うのが苦痛になってきた気がする。かといって仕事柄、多くの
人が訪ねて来られるし、とても孤独を好むというわけにもいかない。
外食をあまり好まない。(しまりや)
群れること、愉快に騒ぐこと、飲み会なども苦手である。
TVも見なくなった。新聞からも遠ざかる気配。
毎食をなんとか楽しみながら作っている。(自前弁当派)
ギャラリーで過ごす時間
家で過ごす時間(書いたり読んだり)が一番うれしい。

今日の朝食は創作料理で美味しかった。(有り合わせでアレンジ)
一人なので置いてあるフリーペパーらしきものを読みながら食べた。
「漂流するアクアしんぶん」とある。なんじゃ?これ?
まん中の見開きが「未来の洛中洛外図」という鳥瞰図イラストがある。なんじゃ?これ?
タトアーキテクツ・島田陽建築設計事務所とある。
ページをめくると「行き当たりばったりの効能」と題された対談があり、なんと私の自宅
で島田陽の顔写真もあるではないか。
どうも京都市立芸術大学の移転にまつわることらしい。
そこに登場するもう一人、中司憲治さんは陽の設計した「六甲の住居」に住む人で、今、私のプロジェクトで世話になっている方だ。 ▲
島田陽・容子夫妻に女の子が誕生し、容子さんは実家に。陽はやたらと忙しそうだ。
二人が可愛がっている猫がいる。「ぐりとぐら」から「ぐら」という。
私が北野にギャラリーを構えた年に生まれたそうだ。
孫が戻ってくるときに「ぐら」と同居はできないだろうと
私が養子ならぬ「養猫」を申し入れた。
容子さん曰く
「後添いですか?」

「家事全般、やってくれるの?」
容子さん
「添い寝は得意ですけど」
かくして「ぐら」がMy Roomにやってくる。
今は、私が通い主人で、朝晩、遊びにいき「ぐら」はニャーニャーと甘える。

「漂流するアクアしんぶん」の対談の締めくくりの言葉
島田 つまりは「基本、好きなことをする、死なない程度に」という感じですね。(笑)
■■第309回 火曜サロン
はからずも第1回日本建築設計学会賞大賞の受賞記念となりました。
島田陽 スライドレクチャー「日常の設計の日常」
4月12日(火) 19:00−(開場18:40) 
予約お急ぎ下さい。
■■
今日の言葉
午後の逆光に 抱かれて
籐椅子に まるまった猫が眠る
時折 「ミュッ」と
愛らしい声で
寝言を 言う
この猫(こ)の 夢の中に
わたしはいるかしら
山本萠 2016年3月
蝙蝠から
書斎にカレンダーがあり山本萠さんの絵を詩が添えられている。
朝日新聞では漱石の「我が輩は猫である」が始まった。

■■
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Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE   Info―1201号  4月6日

□■□2016年4月
Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE
  Info―1201号  4月6日  

         深夜の知らせに目を疑った
   
1 蝙蝠日記  何も知らんうちに
2 サロンのお知らせ 島田陽 スライドレクチャー「日常の設計の日常」 受賞記念
3 今日の言葉  人生がよい一日でありますように

######################################
■■蝙蝠日記   
昨夜、私は自分の著作の校正に追われ、私にとっての深夜、すなわち23時過ぎまで
目を凝らしていた。岩波書店が5月に刊行する「ひとびとの精神史」第8巻「バブル崩壊
―1990年代」で草地賢一さんを中心に「神戸からボランティア元年を拓く」を書いている。

ここへきて難題はあと2ページ分を縮小してくれということだった。
疲れて目の前のPCをふと見ると、井上よう子さんから「陽さん、おめでとうございます」今頃、祝杯をあげておられますか?」とあった。 設立されたばかりの日本建築設計学会
http://www.adan.or.jp
の、第1回日本建築設計学会賞大賞を陽が受賞したという。
知らんわ。
陽に電話して「受賞したん?」と聞いたら眠そうな声で「したで」「おめでとう」。
電話をとおして愛猫 グラがニャーオ(よかった)、ニャーオ(よかった)と鳴いた。
審査員は 五十嵐太郎 竹山聖 倉方俊輔  古谷誠章
対象作品は 石切の家

もっと大きな賞らしい第29回吉岡賞の受賞も「それ何?」という感じでしたね。

同じ日、長男の剛からもメールがはいり4月3日のエチオピア経済新聞capitalethiopiaに
写真入りの剛の大きな記事が届いた。アフリカでの様々な問題解決に取り組んでいるが、その手法が日本の「KAIZEN」という哲学によっていることらしい。 最近、日本政府が招いたコロンビア大学のスティーグリッツ教授と剛は共同研究をしてい
て教授による編著に剛も論文を寄せているが、わたしにはさっぱりわからない。

二人ともいろいろ言わない。まわりから知ることのがほとんどだ。
なにかお祝いをしたことはほとんどないなあ。
それぞれがそれぞれにやりたいことをしてそれがめでたいことになるのはいいことだ。
「日常のめでたさの日常」に感謝しています。
■■第309回 火曜サロン
はからずも第1回日本建築設計学会賞大賞の受賞記念となりました。
島田陽 スライドレクチャー「日常の設計の日常」
4月12日(火) 19:00−(開場18:40) 要予約:無料
島田陽の「日常の設計の日常 Everyday Design Everyday」が LIXIL出版から現代建
築家コンセプトシリーズ22として発売されました。
在学中からこれまでの22年間に手掛けてきた建築・住宅・インスタレーション等について
その設計手法、理念などを赤裸々に画像を交えて語ります。
詳細は下記で
http://gallery-shimada.com/salon/?p=275

終わったあと、皆さんと軽く乾杯をいたしましょう。
■■
今日の言葉
One day
昔ずっと昔ずっとずっと昔
朝早く一人静かに起きて
本をひらく人がいた頃
その一人のために
太陽はのぼってきて
世界を明るくしたのだ
茜さす昼までじっと
紙の上の文字を辿って
変わらぬ千年の悲しみを知る
昔とは今のことである
窓を開け、空の色を知るにも
必要なのは、詩だ。
一日のおまけ付きの永遠
永遠のおまけである
一日のための本
人生がよい一日でありますように
         長田弘
■■
公益財団法人「神戸文化支援基金」(こぶし基金)は兵庫・神戸の文化の土壌を
豊かにする芸術活動に助成しています。
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□■□2016年4月 Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE   Info―1200号  4月4日  

□■□2016年4月
Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE
  Info―1200号  4月4日  

東北への持続する志

1 蝙蝠日記  東北への想像力
2 間違いの多い私たち
3 サロン  島田陽 スライドレクチャー「日常の設計の日常」
4今日の言葉

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1蝙蝠日記  もう5年まだ5年
多くの被災された方にとってはなにもまだ解決していないままに政治経済優位のまま
さまざまに分断されて一層複雑な様相になり気持ちが届かないもどかしさはどうしようも
ありません。
2011年4月17日、はじめて仙台入りして「東北のことは東北のみなさんの手で」と
「アーツエイド東北」の設立に関わりました。
http://aat.or.jp/?cat=1
そこへ辛夷基金(公益財団法人「神戸文化支援基金」)とアート・サポート・センター神戸
を通じて多くの皆さんの志を届けてきました。

その合計は¥11,972,309(4月4日現在)となりました。

ギャラリー島田の小さな募金箱からも50万円を超える。
東北への想像力をもった小さな持続する志によるものです。

「文化芸術による復興コンソーシアムー5年間の記録と今後に向けて」が届いた。
文化庁による東北の文化復興支援の仕組みです。
2012年3月13日に東京国立博物館の平成館で設立のシンポジウムがあり私もシンポジスト
として登壇しました。
赤坂憲雄さんとはこの時の縁です。
その後も「福島会議」などに呼ばれて話してきました。
5年間の記録のなかで「アーツエイド東北」のこと、なにより加川広重巨大絵画のこと、そ
して神戸でのプロジェクトのことが何度も紹介されています。そしてフランスへと続いた
ことを思えば一定の役割を果せたことにすこし慰められます。また竹下景子さんによる「語
りつぎ」にも関ってきました。

皆さんとともに私たちそれぞれのやり方で、社会と向き合いながら東北への眼差しと志縁
を続けていきましょう。
■■
1197号が三回発信されているそうです。
メルマガは自宅から発信していて事前チェックを誰にも受けていません。
杜撰なことです。
従って今回が1200号の発信となります。
お詫びして訂正いたします。
■■第309回 火曜サロン
島田陽 スライドレクチャー「日常の設計の日常」
4月12日(火) 19:00−(開場18:40) 要予約:無料
島田陽の「日常の設計の日常 Everyday Design Everyday」が LIXIL出版から現代建
築家コンセプトシリーズ22として発売されました。
在学中からこれまでの22年間に手掛けてきた建築・住宅・インスタレーション等について
その設計手法、理念などを赤裸々に画像を交えて語ります。
3 今日の言葉 
想像力・・
眼の前にあるものを足掛かりとして、眼の前に現れていない出来事や過程をのびやかに想像する
こと、あるいは論理的に問いつめてゆくこと。これは科学や宗教や芸術、あるいは政治や倫理や
(他人への)思いやり、それらのいずれにおいても根のところで働いているはずのわたしたちの力
だ。それが今ひどく萎縮している。  鷲田清一

■■
公益財団法人「神戸文化支援基金」(こぶし基金)は兵庫・神戸の文化の土壌を
豊かにする芸術活動に助成しています。
http://www.kobushi-kikin.com/
本基金へのご寄付は、公益財団法人への寄付として寄付控除の対象となります。
・みなと銀行 北野坂支店 普 1656831 公益財団法人神戸文化支援基金
銀行からのご寄付の場合は必ず、お名前、ご住所などをメール・FAXなどでお知らせ
下さい。
・郵便振替口座:公益財団法人 神戸文化支援基金 00950-0-322393
 他行から振込みの場合は店番 099 当座 0322393
■発行元 ギャラリー島田・アートサポートセンター神戸
〒650−0003 神戸市中央区山本通2-4-24リランズゲートB1F・1F
TEL&FAX  078−262−8058
HP  http://gallery-shimada.com
MAIL info@gallery-shimada.com

Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE   Info―緊急訂正号  4月2日

□■□2016年4月
Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE
  Info―緊急訂正号  4月2日  

緊急訂正号
4月1日発行の1197号のメルマガで目次の日程に間違いがありました。
お詫びして訂正いたします。

1 蝙蝠日記  グラニートの耀き  今日(2日)から
        笹田敬子展    今日(2日)から

■■
公益財団法人「神戸文化支援基金」(こぶし基金)は兵庫・神戸の文化の土壌を
豊かにする芸術活動に助成しています。
http://www.kobushi-kikin.com/
本基金へのご寄付は、公益財団法人への寄付として寄付控除の対象となります。
・みなと銀行 北野坂支店 普 1656831 公益財団法人神戸文化支援基金銀行
からのご寄付の場合は必ず、お名前、ご住所などをメール・FAXなどでお知らせ下さい。
・郵便振替口座:公益財団法人 神戸文化支援基金 00950-0-322393
 他行から振込みの場合は店番 099 当座 0322393

Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE   Info―1197号

□■□2016年4月
Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE
  Info―1197号  4月1日  

死ぬまで青く
           
1蝙蝠日記   グラニートの耀き  明日(10日)から
        笹田敬子展     明日(10日)から

2サロン  島田陽 スライドレクチャー「日常の設計の日常」

3 今日の言葉 私たちは死ぬまで青くいきたい。

■■蝙蝠日記 グラニートの耀き  

鳥井雅子が主宰する銅版画スタジオGRANITOは普段はタブローに挑む個性溢れる作家たち
が銅版という技法を学び相互に刺激を受けながら新しい表現の可能性を求めて創作に挑ん
でいます。
今回は2012年に続く5回目の作品展です。 鳥井雅子は家族の住む横浜に居を構えるが12
歳から出入りする神戸、御影にスタジオを設けた。 言わずもがなだがGRANITOとは御影石
(花崗岩)のこと。
granite の語源は、ラテン語で種子。 石英や雲母などさまざまな構成鉱物からなる。
まれに耀石を含むとある。皆さんにとっての耀石とは誰のことでしょう。
8名の作家さんが楽しく賑やかに展示作業を行ってくださいました。
作家の皆さん、そして会場風景は下記でご覧下さい。
http://gallery-shimada.com/?p=3614
4月2日(土)−13日(水)
オープニングコンサートと作家との交流の集い
2日(土)17:00−
井上あきのり氏によるブギウギピアノ・ミニライブ
そのあと交流会です。(予約不要)

笹田敬子展
爽やかな透明感のある詩的シリーズmemoraphilia (記憶の温もり)から色彩は抑制
されimageは断章となり、耳を澄ませば意識下のカタストロフィーが浄化された哀し
みを通奏低音として微かな調べをうたっている。
島田 誠
http://gallery-shimada.com/?p=3608
会場風景は下記で
http://gallery-shimada.com/blog/?p=6344

■■第309回 火曜サロン
島田陽 スライドレクチャー「日常の設計の日常」
4月12日(火) 19:00−(開場18:40) 要予約:無料
島田陽の「日常の設計の日常 Everyday Design Everyday」が LIXIL出版から現代建
築家コンセプトシリーズ22として発売されました。
在学中からこれまでの22年間に手掛けてきた建築・住宅・インスタレーション等について
その設計手法、理念などを赤裸々に画像を交えて語ります。

■■
今日の言葉
私たちは死ぬまで青くいきたい。
感性を大切にし、人生に感動する生き方、不公正や不正義を見逃さずそれを勇気をもって
ただしていきたい。
自分のためにだけ充実する人生を考えるより、人類のために、地球のためになるような生
き方を大切にしたい。
「アジアの草の根交流」草地賢一 「草の根のひとびととともに生きる」(明石書店)の最後
の言葉から P274 

蝙蝠から
「死ぬまで青く」
三人で熱く議論あていて、私が激してしまったのを割って入った三木谷良一先生が「君は
グリーンやな」と言った言葉を懐かしく思いだします。
そして「草の根」
いまは根のない「人工芝」が多くなっていますね。

■■
公益財団法人「神戸文化支援基金」(こぶし基金)は兵庫・神戸の文化の土壌を
豊かにする芸術活動に助成しています。
http://www.kobushi-kikin.com/
本基金へのご寄付は、公益財団法人への寄付として寄付控除の対象となります。
・みなと銀行 北野坂支店 普 1656831 公益財団法人神戸文化支援基金
銀行からのご寄付の場合は必ず、お名前、ご住所などをメール・FAXなどでお知らせ
下さい。
・郵便振替口座:公益財団法人 神戸文化支援基金 00950-0-322393
 他行から振込みの場合は店番 099 当座 0322393
■発行元 ギャラリー島田・アートサポートセンター神戸
〒650−0003 神戸市中央区山本通2-4-24リランズゲートB1F・1F
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