□■□2015年7月
Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE
Info―1111号
ぞろめの日に
蓮池ももの才能
1 蝙蝠日記 1111号
2 展覧会案内 蓮池もも展 11日(土)から
中西勝先生を偲んで 11日(土)から
3 今日の言葉 すべての道行くものよ、立ち止まって見て見なさい
(エレミアの哀歌から)
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蝙蝠日記 1111の意味
私たちはみなひとつであり、
誰もが皆思考を通じて結びついています。
考えることに注意し、恐れではなく、
望みのほうに意識を集中させてください。
エネルギーの通り道が開きました。
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上の言葉は「ぞろめ1111」を調べていて出てきました。
展示の魔術師、大倉宏さんが一日がかりで「蓮池もも」さんを。
展示中の大倉さんの姿です。
http://gallery-shimada.com/blog/
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大倉宏さんのガイダンスです。
1蓮池ももは新潟に生まれ、独学で描き、20代 前半の2006年から、新潟の画廊で発表し
てきました。今回が初の違う町での個展になります。
この10年の軌跡を紹介します。
2 発表初期の絵には、はての見えない平原とそこを行く少女の姿が、多く描かれました。
あてなくさまようのでも、 何かにまっすぐ向かうのでもない。不可知の声に呼ばれ、導か
れるような、孤独で、決然とした旅の光景。
分身のような少女がときにあらわれ、道連れになります。
3 20代半ばから、絵に「揺れ・さわぐ」気配があらわれます。
2011年の個展では「聖域」と題された人影のない、磁気を帯びた情景があらわれ、ついで
「ほろびのち」と題された触 覚的画面と、不動が動く「歩く木」の強烈なイメージが湧出
し、見続けてきた人々をおどろかせました。
4 以後、毎年その制作は様相を変えてきました。光る人。子供の登場。紋様。大地は湿
地へ変貌して人を迎え、沈め、2015年 の発表では「河」「島」と題された不思議な水と土
のシリーズへと展開してきました。
会場風景は下記で
http://gallery-shimada.com/blog/?p=5707
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11日(土)17:00から 是非、お運び下さい。
蓮池ももさんのトークです。
大倉さんが久ぶりに新しい才能との出会いという蓮池さん。そして同じ仲間としての若い
作家のみなさんに是非、一緒に語り合っていただきたいと願います。
島田誠が聞きます。
そして簡単な交流の場を持ちたいと思います。
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中西勝先生を偲んで ギャラリー島田コレクションによる中西勝展
http://gallery-shimada.com/?p=3060
久坂葉子の肖像や中西先生の安井賞受賞のころの作品をコレクションから。
こちらも大きな反響をいただいています。
会場風景は下記で
http://gallery-shimada.com/blog/?p=5691
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今日の言葉
O vos omnes, qui transitis per viam. Attendite et videte: si est dolor similis sicut dolor meus. recordare Domine, intuere et respice.
おお、すべての道行くものよ、立ち止まって見て見なさい
私の苦しみに似た苦しみがあるかどうかを
神よ、憐れみ給え、そして心に憶えたまえ
「エレミアの哀歌」は、旧約聖書の時代に、予言者エレミアが、エルサレムが焼き尽くされ、バビロ
ニアへ囚われたことを嘆いて綴った歌とされます。
蝙蝠から
故郷を追われた福島のみなさんに重なります。
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