月別アーカイブ: 2014年10月

Gallery SHIMADA メールマガジン 1022 号

□■□2014年10月
Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE
  Info―1022号
           (続)芸術の秋は忙しい 
          
1 蝙蝠日記   青春の鬱屈憂愁を胸に抱いていた  
2 展覧会案内  ブログが伝える
高野卯港展―未発表作品による 
         増田寿志展 
3 土曜サロン オープニングトークサロン 堀尾貞治+市英昭
4 今日の言葉 滅びゆくものへの限りないいたわりと郷愁のレクイエム(鎮魂歌)

登録、解除は下記から(新しくなっています)
メルマガ登録・解除フォーム(バックナンバーリンク)
http://gallery-shimada.com/mailmagazine/

面白いと思われたらお勧めください
#################################
蝙蝠日記  
芸術といえば美術だけではありません。
昨日はアート・サポート・センター神戸が後援している
「神戸国際音楽祭2014」(神戸文化ホール)へ
R.シュトラウスとJ.ブラームスをアンサンブル・ラロが熱演しました。
まだ青春の鬱屈憂愁を胸に抱いていた10代にブラームスのこの弦楽六重奏曲 第2番 
を愛聴していました。

同じ号が二度届くというご指摘をいただいています。
操作ミスなのかシステムの問題なのか。今回も二度届くようでしたら、お知らせ下さい。
■■
高野卯港展―未発表作品による
高野卯港さんが亡くなって6年になるのですね。
昨日5年と書きましたが。2008年10月2日でした。
未発表の作品を中心に並べてみた改めて「卯港さん、いいねいいね」と伝えたいと思い
ました。
「久しぶりに都島へ行った。バスのうしろで離れていくネオンやまちの明かりを見なが
ら、なつかしさにひたっていた。ここには、ぼくの青春がある。憧れ、純粋、悲しみ、
恋、なつかしい人々。あの壁も、この流れも、あの建物にも。成長の過程にのこしてき
たのもすべてがある。
洗関の淀の流れに、いくすじもの燈りが、揺れていた。橙色が深いブルーにひたって燃
えていた。いつか、きっとここが、ぼくの舞台、小説の舞台になるであろうと思った。
なつかしい地、ぼくの心の里。」(1971年12月23日、23才)
この美しい詠唱。この心を失わなかった卯港さんの未発表の作品たちと是非、お出会いくださ
い。
島田容子(やすこ)が伝えます
http://gallery-shimada.com/blog/?m=201410
増田寿志展
札幌からご夫妻でお見えです。
みなさん、間じかに見て、さらに目を見張り、触れんばかりに・・・・
その繊細玄妙な質感には驚嘆します。
それは生き物としての極限の美しさと崇高さを伝えています。
http://gallery-shimada.com/blog/?p=5021
■土曜サロン(予告)
10/18(土) 17:00~ [無料、予約不要]
オープニングトークサロン 「不協和音」 堀尾貞治+市英昭
聞き逃せない面白いことになりそうです。
http://gallery-shimada.com/?p=2276
■■今日の言葉
愛と郷愁のレクイエム
彼の絵の前に立つと、そこはかとなく漂う哀愁が感じられる。大都会の中にそこだけが忘れられた
一画、しかしそこには貧しくともまだ人間のぬくもりが感じられる甘い郷愁が描かれている。
木村荘八の挿絵や、斎藤眞一の吉原やゴゼの世界にも通じる人間の哀愁であり、愛の沈思であ
り、滅びゆくものへの限りないいたわりと郷愁のレクイエム(鎮魂歌)なのだろう。そこには言葉にな
らない言葉が物語られている。
彼の画風は、彼のその生い立ちにも起因するところがあろうと思う。それは彼自身の得難い身上
である。映画「泥の河」の世界を深く愛するという彼の成果に期待したい。
1988年6月の海文堂ギャラリーでの初個展によせた山本芳樹氏の文から
####################################
公益財団法人「神戸文化支援基金」(こぶし基金)は兵庫・神戸の文化の土壌を
豊にする芸術活動に助成しています。
http://www.kobushi-kikin.com/
本基金へのご寄付は、公益財団法人への寄付として寄付控除の対象となります。
・みなと銀行 北野坂支店 普 1656831 公益財団法人神戸文化支援基金
・郵便振替口座:公益財団法人 神戸文化支援基金 00950-0-322393
他行から振込みの場合は店番 099 当座 0322393
■発行元 ギャラリー島田・アートサポートセンター神戸
〒650-0003 神戸市中央区山本通2-4-24リランズゲートB1F・1F
 TEL&FAX 078-262-8058
発行責任者 島田誠
ホームページ: http://www.gallery-shimada.com
メールアドレス:gallery.shimada@dream.com

Gallery SHIMADA メールマガジン 1021号

□■□2014年10月
Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE
  Info―1021号
           芸術の秋は忙しい 
          
1 蝙蝠日記   芸術の秋  
2 展覧会案内  高野卯港展―未発表作品による 今日から
         増田寿志展 今日から
3 秋の古典サロンシリーズ 「男」
4 土曜サロン オープニングトークサロン 堀尾貞治+市英昭
5 今日の言葉 新しいものは、変なもの。不安も生む。だから抵抗がおきるんやね。
        元永定正

登録、解除は下記から(新しくなっています)
メルマガ登録・解除フォーム(バックナンバーリンク)
http://gallery-shimada.com/mailmagazine/

面白いと思われたらお勧めください
#################################
蝙蝠日記  芸術の秋
篠山まちなみアートフェスティバル(終了)、神戸アートマルシェ(終了)
六甲ミーツアート(11月24日まで)に行ってきました。
http://www.rokkosan.com/art2014/
これから行く予定は
横浜トリエンナーレ(11月3日まで)
http://www.yokohamatriennale.jp/
西宮船坂ビエンナーレ(10月19日―11月20日)
http://funasaka-art.com/
龍野アートプロジェクト2014「日波現代芸術祭 流れ Flow」
(11月2日−16日)
http://tatsuno-art-project.com/

これ以外にもギャラリーへ、美術館へと行きますから、驚くべき点数の作品を見て
いることになります。
勿論、本業がギャラリーですから勘定してみましょうか。
年間約50回の展覧会でミニアテュール展は一度に150点近くもありますので
平均30点として1500点、これらは繰り返し繰り返し見ていることになります。
それ以外に見て欲しいと持ち込まれる作品が500点。
送られてくる作品資料も多数。

ほんとうはこんなに見てはいけないんだと思います。
基本的には作品との対話ですから一点一点を大切にしないとね。
■■
高野卯港展―未発表作品による
高野卯港さんが亡くなって5年になります。2009年10月2日でした。今回は「遺作」と
未発表を中心にご覧いただく稀な機会になります。書きながら最後の日々を思い出してい
ます。9月30日、看護婦さんの呼びかけや処置にも反応はなくベッドの横に座って手を握
って話しかける。透明な肌がよけい生命力の減退を表していて呼吸も浅い。それでも話し
続けていると微かに頷くことが分かった。そして瞼を閉じたまま「ありがとうございまし
た」と擦れた小声で言った。最後の日16:20、携帯が鳴り「卯港さんが4時に亡くなりま
した」と京子さんが声を落とした。「鞆の浦風景」は卯港さんと私の約束の風景です。暗
い緑に黄色い暈を被った卯港さんのギョロ目のような太陽が絢爛たる滅びの音楽を奏で
ながら沈んでゆく。何一つ足すものも引くものもなく、そぎ落とした佇まいとしてのまぎ
れもない姿が立ち現れている。是非、ご覧下さい。
http://gallery-shimada.com/?p=2255
増田寿志展
そのスズメは電柱上部の巣穴で待つ雛たちへと、繰返し餌を運んでいた。田園風景が広が
る山村ではありふれたいつもの光景のひとつ。ただ、いつもと違って見えたのはスズメが
その右足を失っていたからだ。何をするにも上手くバランスが取れない様子で、羽根や羽
毛が随分と痛んでいた。その後、再び姿を見かけることがないまま十年ほどの月日が過ぎ
た。今も何かの折にその様子を思い出す。” いのち”とはなんだろう。与えられた状況の
中である時は淡々と、そしてまたある時は身を削るかのようにその役割を終えていく。小
さく、弱く、脆い、しかししなやかで打たれ強い。力強くも繊細な眩い輝き。ぼくも、そ
の仕事も、そこへ近づいて行けたらと思う。増田寿志

こうした鳥や動物を精緻に描くと「図鑑」のようになってしまったり「愛玩」的になった
りします。そうした展覧会はうちではやらないのですが、増田さんは北海道の作家さんな
のですが熱心にコンタクトをとられ足を運ばれて実現しました。
人を描けばアートで鳥や動物を描けばイラストであったり図鑑的だという観念を覆すだけの命を描いているという域に達していると感じます。 http://gallery-shimada.com/?p=2269
■■ 秋の古典サロンシリーズ2014
「能あそび」第2回 「男」
http://gallery-shimada.com/salon/?p=178
能で男がどう演じられているのか、前回はみんなで能「高砂」の大合唱、こん
どはどうなるのか。
日時:2014年10月9日(木) 19:00~20:30(開場 18:30)
会費:2,000円(ASK会員:1,500円)*4回通し 6,000円
*ご予約下さい。(定員30名)
■土曜サロン(予告)
10/18(土) 17:00~ [無料、予約不要]
オープニングトークサロン 「不協和音」 堀尾貞治+市英昭
聞き逃せない面白いことになりそうです。
http://gallery-shimada.com/?p=2276
■■今日の言葉
 最初の頃、僕の抽象画の絵本は、親からの抗議の手紙も多かったらしい。
『変な本出すな』って。ある図書館の館長が新聞に『図書館で購入しようかどうか迷った』
って書いたこともあった。それ読んだときは“やった”と思ったね。新しいものは、変な
もの。不安も生む。だから抵抗がおきるんやね。非難があったということは、動きがあっ
たということ。新しい時間の動きが生まれると、またそこから、いろんなことが起きてく
る。それが、面白い
元永定正さんの絵本の言葉から
蝙蝠から
昨日は元永さんが亡くなられて3年目の「くれない忌」があり谷川俊太郎さんと中辻
悦子さんが元永さんの絵本について面白い対談をされました。
####################################
公益財団法人「神戸文化支援基金」(こぶし基金)は兵庫・神戸の文化の土壌を
豊にする芸術活動に助成しています。
http://www.kobushi-kikin.com/
本基金へのご寄付は、公益財団法人への寄付として寄付控除の対象となります。
・みなと銀行 北野坂支店 普 1656831 公益財団法人神戸文化支援基金
・郵便振替口座:公益財団法人 神戸文化支援基金 00950-0-322393
他行から振込みの場合は店番 099 当座 0322393
■発行元 ギャラリー島田・アートサポートセンター神戸
〒650-0003 神戸市中央区山本通2-4-24リランズゲートB1F・1F
 TEL&FAX 078-262-8058
発行責任者 島田誠
ホームページ: http://www.gallery-shimada.com
メールアドレス:gallery.shimada@dream.com