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■□■□2019年7月 Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1490号 7月14日

■□■□2019年7月
Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1490号 7月14日

              新聞記者

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1 蝙蝠日記  映画「新聞記者」が伝えること

2 今日の言葉  自由度ランキング 67位
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1 蝙蝠日記  私は聞き取れないのでは?
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と危惧しながら、でもこれは見逃せないと早くから席をとった。

東都新聞の記者・吉岡(シム・ウンギョン)は大学新設計画にまつわる極秘
情報の匿名FAXを受け取り、調査を始める。
日本人の父と韓国人の母を持ち、アメリカで育った吉岡はある思いから日本
の新聞社に在職していた。
かたや内閣情報調査室官僚の杉原(松坂桃李)は、国民に尽くすという信念
と、現実の任務の間で葛藤する。
私たちの眼前で起こったリアルとフィクションが重なりただならぬ緊迫感を
与える。

吉岡は杉原にまっすぐ「これでいいんですか。私たちは?」と問う。
立ちすくむ杉原。
この言葉は 私を今もとらえ続けている問いに重なる。

ゴッホ兄弟に纏わるもので、何度も書いてきた。
自殺したフィンセントがテオに書いた最後の手紙(投函されなかった)の末

……きみは現実に人間に対する愛をもって行動し、方針をきめうるとぼくは
思うが、しかしきみはどうしようというのか?
(ファン・ゴッホ書簡全集5 の最後 P1767)

テオはその半年後に亡くなった。

私の「絵に生きる 絵を生きる 5人の作家の力」(風来舎)のエピローグ。

フィンセントの「きみはどうしようというのか?」という問いかけは、絵画
や芸術にとどまらず、混迷する現代を生きる私たちへの根源的な問いかけで
ある。
「今を生きる」ということは、この問いに対する「答えを生きる」というこ
とにほかならない。

この映画で想起したもう一つの言葉は「一点の恥じることなきを」です。

序詩

いのち尽きる日まで天を仰ぎ

一点の恥じることなきを、、

木の葉をふるわす風にも

わたしはこころいためた

星をうたう心で

すべての死にゆくものを愛おしまねば

そしてわたしに与えられた道を

歩み行かねば。

今夜も星が風に身をさらす。 1941年11月20日

空と風と星の詩人 尹東柱(ユンドンジュ)評伝(藤原書店) P330

1946年2月16日 27才2ヶ月 獄中死。

「新聞記者」の設定と問いかけの背景の深さに粛然とする。

この映画に関わったすべての人に深い敬意を表します。

私は聴覚に問題を抱え、半分以上意味として聞き取れないままに何度か涙し
ました。
こうした事態のなかで苦しみ、そして自ら命を絶つのは誠実すぎる人たちで
す。

私は、もう一つ中学時代に大きな影響をうけた本を思った。

吉野源三郎「君たちはどう生きるか?」
マガジンハウスから羽賀翔一の漫画版と新装版が出版。
漫画版(マガジンハウス)が 2017年8月。
今回の原文復刻(マガジンハウス)も同じ時期に刊行。
吉野源三郎の日本少国民文庫(新潮社)への書下ろしは1937年。

国政選挙のこともあるが、今、私たちを取り巻くことへの違和感は、日々の
佇まいのなかで自ら表明し行動していくことでしか変えることは出来ない。

ともかく「新聞記者」を見て欲しい。そして行動へ。

この原稿を三日間、抱いている。

さて書き上げようと考えていて、自分自身の体験に及んだ。

その経緯を岩波新書397「神戸発 阪神大震災以後」(1995年6月20日刊)に
書いた。
すこし重なるものを感じる。

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2 今日の言葉
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国際NGO「国境なき記者団」(本部・パリ)は18日、2019年の「報道の自由
度ランキング」を発表した。
調査対象の180カ国・地域のうち、日本は前年と同じ67位だった。

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■□■□2019年7月 Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1489号 7月10日

■□■□2019年7月
Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1489号 7月10日

             新聞記者を見る

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1 蝙蝠日記  新聞記者を見る しかし・・・

2 展覧会へのお誘い  スタッフがそれぞれの展覧会をご案内いたします

3 今日の言葉  知能は愛情に奉仕する場合にだけ役立つ
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1 蝙蝠日記
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話題の映画「新聞記者」を見てきた。
しかし、危惧したとおり半分以上聞き取れなかった。
でも感じた・・・
いい映画でした。
それは次号で。
皆さんも是非、ご覧ください。

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2 展覧会へのお誘い  三つの展覧会
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スタッフがそれぞれご案内いたします。
大作展ですが、これは島田からのコメントです。
どの作品も大きすぎるし個人のコレクターが買いそうなものではありません。
では将来の投資価値があるのか?
そういう対象でもなさそうです。
ギャラリー島田のコレクションはそういう意味で蒐集しているものではあり
ません。
しかし物語を紡ぎだすものです。
ひと月まえの「奥田善巳・木下佳通代の相克」では200号の大作を公立美術館
のコレクションに選んでいただきました。
今回の大作展もその候補が出ています。さてどれでしょう。

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大作コレクションによる――内省と対話
――――――――――――――――――――――――――――――――――
スタッフ(H)がご案内いたします。
http://gallery-shimada.com/blog/?p=8862

――――――――――――――――――――――――――――――――――
泉昭人展  広っぱに出る Empty Lot in the Woods
――――――――――――――――――――――――――――――――――
スタッフ(T)がご案内いたします。
http://gallery-shimada.com/blog/?p=8825

――――――――――――――――――――――――――――――――――
井階麻未展  色を奏でる
――――――――――――――――――――――――――――――――――
新しいスタッフ(K)がご案内いたします。
http://gallery-shimada.com/blog/?p=8839

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3 今日の言葉
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建築成った伽藍内の堂守や貸椅子係の職に就こうと考えるような人間は、
すでにその瞬間から敗北者であると。
それに反して、何人にあれ、その胸中に建造すべき伽藍を抱いている者は、
すでに勝利者なのである。勝利は愛情の結実だ。
・・・知能は愛情に奉仕する場合にだけ役立つのである。

サン・テグジュペリ
「戦う操縦士」(堀口大学訳)から
「遠い朝の本たち」P125

同文を私の「忙中旅あり―蝙蝠流文化随想」のP92に「心に伽藍を立てる人
―マドレーヌ寺院にて」で引用している。

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■□■□2019年7月 Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1488号 7月8日

■□■□2019年7月
Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1488号 7月8日

             100年不安 ?

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1 展覧会へのお誘い

2 今日の言葉  
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1 展覧会へのお誘い
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昨日から始まった三つの展覧会

会場風景をご覧ください。
どれも充実しています。(画像をクリックしてください)
是非ともお運びください。

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大作コレクションによる――内省と対話
――――――――――――――――――――――――――――――――――
1点1点が強く伝えるものがあります。
どうぞゆったりとご覧ください。
http://gallery-shimada.com/?p=6257
http://gallery-shimada.com/?p=6257#jp-carousel-6288

――――――――――――――――――――――――――――――――――
泉昭人展  広っぱに出る Empty Lot in the Woods
――――――――――――――――――――――――――――――――――
迂回者がたどり着いた広場とは?
http://gallery-shimada.com/?p=6260

スタッフブログはこちら
http://gallery-shimada.com/blog/?p=8825

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井階麻未展 色を奏でる
――――――――――――――――――――――――――――――――――
色鉛筆を駆使した不思議な世界。
華麗であるjことを超えて、物語が語り出します。
井階の豊かなグラディエーションに今を生きるノロ(祝女)の姿を感じる。
http://gallery-shimada.com/?p=6263

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2 今日の言葉
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「生きる力」で戦後の半世紀
「共生」が続き
 そして
「無縁社会」
 2011・3・11から
「絆」
 さてこれからは
「100年不安」だろうか?

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■□■□2019年7月 Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1487号 7月6日

■□■□2019年7月
Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1487号 7月6日

           三つの展覧会 今日から
       ―― 大きく ― 力強く ― 多彩に ――   

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1 蝙蝠日記  KOBE ART AWARD 楽しくお贈りしました

2 展覧会へのお誘い
    大作コレクションによる――内省と対話
    泉昭人展 広っぱに出る Empty Lot in the Woods
    井階麻未展 色を奏でる

3 今日の言葉
    自省の中から  芽生える詩こそ あるべき詩
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1 蝙蝠日記  贈呈式が楽しく和やかに
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KOBE ART AWARD(KAA)の贈呈式が楽しく和やかに開催されました。
7月4日(木)11 時より ギャラリー島田にて
財団らしく、手作り感あふれるなかでマイムあり演奏あり、歌声あり。

贈呈式風景、交流会風景なども追ってご覧いただけるよう準備しています。

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2 展覧会へのお誘い   今日から三つの展覧会が
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大作コレクションによる――内省と対話
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ギャラリー がコレクションするものですから大作といっても100号、200号
ですが未発表のもの、招待作品を加えて、見ごたえのある展示となりました。
http://gallery-shimada.com/?p=6257

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泉昭人展  広っぱに出る Empty Lot in the Woods
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三度目となる泉昭人展。探求の道から「広っぱにでた」
作家の言葉が心を撃ちます。 ご一緒に 広場でお会いしましょう。
http://gallery-shimada.com/?p=6260

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井階麻未展 色を奏でる
――――――――――――――――――――――――――――――――――
空間全体が色を奏で、喜びを伝えます。
体全体 心全体が 色彩のシャワーを浴びてください。
http://gallery-shimada.com/?p=6263

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3 今日の言葉
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おもねらず
なびかず
なだれていかず。
そうであってはならないことには
絶対にくみしないという意志と
自省の中から
芽生える詩こそ
あるべき詩だと信じている

         金時鐘(キムシジョン)
         神戸新聞2019年7月2日

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■□■□2019年6月 Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1486号 6月30日

■□■□2019年6月
Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1486号 6月30日

         第8回 KOBE ART AWARD の発表

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1 蝙蝠日記  第8回 KOBE ART AWARDが決まりました。

2 展覧会へのお誘い  大畑いくの展 トキの文使い 7月3日までです

3 今日の言葉  自分自身の孤独を確立しないかぎり人生は始まらない  
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1 蝙蝠日記  7月4日(木)に贈呈式を行います。
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第 8 回 KOBE ART AWARD(KAA)

[ 大  賞 ] いいむろなおき (マイム俳優)

[ 優 秀 賞 ] マウロ・イウラート (ヴァイオリニスト)

[地域貢献賞] イカロスの森 (小劇場)

[地域貢献賞] 但馬ミュージカル研究会

プロフィールなど詳細は
http://kobushi-kikin.com/kaa.html

神戸新聞から
https://www.kobe-np.co.jp/news/kobe/201906/0012465439.shtml

第 8 回 KOBEARTAWARD 贈呈式
2019年7月4日(木)11 時より贈呈式(1時間程度)
会場:ギャラリー島田
(神戸市中央区山本通 2-4-24 リランズゲートB1F)
(三宮より徒歩約 15 分)
http://gallery-shimada.com/

贈呈式に続き、交流会を予定しております。
どなたでも参加いただけますが、予約が必要です。

担当:中井明子
kobushi-nakai@gallery-shimada.com (中井直通)
078-262-8058(ギャラリー島田共通)

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2 展覧会へのお誘い 大畑いくの展 トキの文使い 7月3日までです
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上村亮太展 大畑いくの展 ともに会期末が迫ってきました。
7月3日 16:00までです。

今日は、懐かしい民話や昔話の世界へ誘う、大畑いくのさんの会場をご案内
いたします。
http://gallery-shimada.com/blog/?p=8805

ひょっとしたら人形劇もご覧いただけるかも。

会場風景は下記をご覧ください。
http://gallery-shimada.com/?p=6187

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3 今日の言葉
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人間のだれもが、究極においては生きなければならない。孤独と隣り合わせ
で、人それぞれ自分自身の孤独を確立しないかぎり人生は始まらない。
(須賀敦子)

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■□■□2019年6月 Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1485号 6月28日

■□■□2019年6月
Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1485号 6月28日

         緊急事態発生 アネモネ戦争 勃発

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1 蝙蝠日記  最強の布陣で戦います

2 今日の言葉  
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1 蝙蝠日記  最強の布陣で戦います
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司令部の戦闘会見

不思議な軍団 ビクニーズ

スタッフが伝えます。

http://gallery-shimada.com/blog/?p=8814

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2 今日の言葉
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きみは人生に意義をもとめているが、人生の意義とは自分自身になることだ。

大切なのは、どこかを指して行くことなので、到達することではないのだ、
というのも、死以外に到達というものはあり得ないのだから。

サンテグジュペリ

この引用は須賀敦子「遠い朝の本」から P130

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■□■□2019年6月 Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1484号 6月22日

■□■□2019年6月
Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1484号 6月22日

         ART BIG  CIRCUS open!!!!
子供も大人もいらっしゃい

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1 蝙蝠日記  まるで遊園地

2 展覧会へのお誘い

3 サロンへのお誘い
  フランティシェク・ノボトニー 無伴奏ヴァイオリンソナタの夕べNo.5

4 今日の言葉  小さな、しかしやさしい物語を紡ぐ
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1 蝙蝠日記  遊園地を造るように
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三つのギャラリーに槌音たかく
大勢の人が行き交い
真剣に、時に笑い声が

大畑いくのさんが一階のDeuxとTroisで。
上村亮太さんが地下のUnで。

全館が遊園地でありART CIRCUS

是非、お運びください。入園、鑑賞、参加 無料!!!

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2 展覧会へのお誘い
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上村亮太― ビクニーズの時代  6月22日(土)〜7月3日(水)
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それにしても不思議 謎 謎
ビクニーズという不思議な人たちは何者なのか
あなたもあたしも生きものたちもtrans- してまざりあって???
http://gallery-shimada.com/?p=6184

本日
第362回 土曜サロン オープニングパーティー <パフォーマンスあり>
日時:6月22日(土)17:00〜 予約不要 どなたでもどうぞ
前号で紹介した 上村司令官による大本営緊急発表もあります。

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大畑いくの展 トキの文つかい  6月22日(土)〜7月3日(水)
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絵本作家の大畑いくのさんの二度目の展覧会です。
なにやら不思議な動物がお迎えし 舞台のごときものも
やさしさと不思議さとユーモアがお迎えします。
http://gallery-shimada.com/?p=6187

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3 アート・サポート・センター神戸 第363回 火曜サロン
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フランティシェク・ノボトニー 無伴奏ヴァイオリンシナタの夕べ No.5
6月25日(火) 19:00開演   18:30開場
J.S Bach 無伴奏ヴァイオリンソナタ 第2番 他
ご予約 お急ぎ下さい 会費 \3000  ASK会員 \2500

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4 今日の言葉
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昔話を読んでいると遠い物語が近く、近い物語がはるか遠くに感じたり、時
間も国も飛び越えることを面白く思う。昔の物語にはたくさんの本当のこと
が含まれているのだと思う。  大畑いくの

人も大地も宇宙もひとしく、
小さな、しかしやさしい物語が紡ぎだされている。  島田誠

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■□■□2019年6月 Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1483号 6月19日

■□■□2019年6月
Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1483号 6月19日

         緊急速報 「アネモネ戦争」勃発!

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1 蝙蝠日記 戦争勃発

2 開催中の展覧会から

3 スタッフ募集のお知らせ

4 今日の言葉  記憶の庭にそだっていくものが、人生
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1 蝙蝠日記
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  戦争勃発
  ハラハラなの ドキドキなの?
  いえいえ ハラハラドキドキなのです。

  大本営からの緊急発表です。
  司令官 上村亮太さま。どうぞ・・・

このたび、上村亮太作「アネモネ戦争」の制作発表会を行うことになりまし
た。
この本は、Art bookというのでしょうか絵本というのでしょうか。絵と物語
が一緒になった本です。
「アネモネ戦争」は編集者、デザイナーなど、いろいろな人達がひとつのチ
ームになって制作していくことになります。
22日の展覧会オープニングパーティーで、その「チーム・アネモネ」を皆さ
んに紹介するとともに、皆さんと一緒に制作のスタートを切る事が出来れば
と思い、開催することにいたしました。「アネモネ戦争」の制作にあたって
は、ひとりひとりの「人との出会い」そして、その人たちに、具体的な資金
面でも応援していただく、という方法で作っていくことになりました。
私たちは、一冊の本を出版する、という枠を超えた物作りを目指しています。
そして何よりも、制作過程において、いろいろな人達の気持ちを集めて、魅
力的な渦を作って、皆がわくわくするような物作りをしていきたい、と思っ
ております。
発表会の前には、僕のパフォーマンスなども披露する予定です。

楽しく和気あいあいとした雰囲気の会になれば、と思いますので、是非、気
軽にお越しいただけましたら幸いです。 

上村亮太

上村亮太展 ビクニーズの時代 6月22日(土)から。
http://gallery-shimada.com/?p=6184

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2 開催中の展覧会から
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話題の
コレクション+シリーズNo.5「奥田善巳・木下佳通代の相克」
http://gallery-shimada.com/?p=6175
話題の・・・
その通りに、いろいろと起こってきましたね。
今日、16:00までです。

YOSHIO KAWABATA −夢の痕跡ー
こちらは明日までです。
http://gallery-shimada.com/?p=6181

スタッフブログです。
http://gallery-shimada.com/blog/?p=8769

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3 スタッフ募集のお知らせ
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準スタッフ募集
http://gallery-shimada.com/blog/?p=8725

インターンスタッフ募集
http://gallery-shimada.com/blog/?p=8727

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4 今日の言葉
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記憶は、過去のものではない。それは、すでに過ぎ去ったもののことでなく、
むしろ過ぎ去らなかったもののことだ。
とどまるのが記憶である。自分のうちに確かにとどまって、自分の土壌とな
ってきたものは記憶だ。(略)
自分の記憶をよく耕すこと。その記憶の庭にそだっていくものが、人生とよ
ばれるものだと思う。

長田弘「記憶のつくり方」あとがきから。

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■□■□2019年6月 Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1482号 6月13日

■□■□2019年6月
Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1482号 6月13日

              開催中の展覧会から

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1 展覧会から
   山口よしこ展    今日まで
   奥田善巳・木下佳通代の相克   19日まで

2 準スタッフ・インターンスタッフ募集のお知らせ
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1 展覧会から
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山口よしこ展
あっという間に本日が最終日 16:00までです
お見逃しなく
http://gallery-shimada.com/?p=6178

スタッフYによるブログです
http://gallery-shimada.com/blog/?p=8743

話題の
コレクション+シリーズNo.5「奥田善巳・木下佳通代の相克」
6月19日まで
お見逃しなく
http://gallery-shimada.com/?p=6175

スタッフYによるブログです
http://gallery-shimada.com/blog/?p=8755

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2 スタッフ募集のお知らせ
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準スタッフ募集
http://gallery-shimada.com/blog/?p=8725

インターンスタッフ募集
http://gallery-shimada.com/blog/?p=8727

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■□■□2019年6月 Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1481号 6月11日

■□■□2019年6月
Gallery SHIMADA & Art Support Center KOBE Info―1481号 6月11日

              WHAT I AM DOING
   — 私の現代 山沢栄子–
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1 蝙蝠日記
   What I am doing 私の現代 山沢栄子 西宮市大谷記念美術館

2 今日の言葉 
   混沌としていて形にはなっていない「時代」と切り結んでいく
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1 蝙蝠日記  山沢栄子を見て
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あまり期待せずに出会って、思いがけずに心を惹かれることが起こることが
ある。
今回、ここに書くことが、まさにそれであり、心、昂った。

What I am doing 私の現代 山沢栄子 (西宮市大谷記念美術館)へ足を運び
ました。

私が見に行ったのは併催されている「津高和一コレクション展」を見ておき
たいと思ってのことでした。
津高さんの没後10年の時にブラジル・サンパウロから日本に作品が戻される
ことになりギャラリー島田が窓口となった。
津高さんの地元である大谷にも二作品を寄贈仲介させていただいた。
さすがに絶筆を含め見ごたえのある作品が並んでいた。

これは本題ではない。

写真家・山沢栄子については同じ大谷の津高和一生誕100年「架空通信展」の
記録に屡々名があることは記憶している。そして津高和一のポートレートは
ほとんどBy EIKO YAMAZAWAとある。
しかし切れのある色彩と大胆なフォルムによる抽象作品と経歴については初
めて知りとても印象深かった。

下記をご覧いただきたい。
http://otanimuseum.jp/exhibition_190525.html

そこで手にしたカタログは写真、評論、造本に至るまで鮮烈で圧倒された。
これ自身が素晴らしい作品である。
奥付をみてその理由を納得した。発行が「赤々舎」、発行人が姫野希美とあ
る。
池上司(当館学芸員)さんがアメリカに長期滞在されていたことは知ってい
たが、この調査に関わってのことだったことも納得した。

女性写真家のパイオニア山沢栄子の言葉を本書から引用しておく。

単身私は貨物船にのって生まれてはじめて海をわたった。
二十七歳の夏であった。
一個の人間としての意識がつよく、太平洋の波にむかっていろいろ気持ちを
話しかけた。

自然と語ることを覚えたのはこの時にはじまった。その時に私の中を満たし
ていたものは今も私の中に生きていることを感じる。(略)

しかし日本の国に私のような考えをもって生きてゆくのは、女性として無理
なことがたくさんありすぎるように思う。
しっかりとした精神と、私をたすけて下さった人たちなしには、決して私に
なることはできないことを今になってよく分かってきた。
私は小さいことでもいいから人の役にたちたい。芸術的意欲もそのためにほ
かならないのではなかろうか。(略)
人生の道はジグザグだが、ひとつの美しい目標に向かって行くのだと思う。
(略)
「婦人公論」41巻9号・1956年8月  本書P182 から

美しい毅然とした詩を上げておこう。
本書の最初と最後に引用されている詩です。

未知の世界につづく道

今日をたしかに歩む道

遠く

近く

一つの道

EIKO YAMAZAWA

「私の現代」(1986)

A Path

The path into the unknown

The path I walk today

Far

Near

A single path

Eiko Yamazawa

Abstrackt Photographs

この言葉が二度、引用されていることに強いメッセージを感じる。
そして私が感銘を受け、何度も反芻してきた姫野希美さんの言葉と重なる。

アートはお墨付きをもらった価値観ではありません。
しかし、人間の真実や、時代がはらんでいる問題を鋭敏に表現しようとする
行為です。
商売にならないどころか、排除される危機にも瀕(ひん)してしまう。
アートの垣根をなくして、多くの現代人に新たな感覚を体験して欲しいと願
っています。
ビジネスという枠組みからではなく、惹(ひ)かれるもの、必要なものとい
う視点から出発する仕事。
そこに挑み続けて生きたい。

本著で池上司さんが問うているのは
What I am doing であり What are you doing なのではないか。

この言葉は、私を律し続けてきたフィンセント・ファン・ゴッホの投函され
なかったテオにあてた最後の手紙「そしてきみはどうしようというのか」に
つながる。(注)

最後に
この展覧会の後援はNHK神戸支局です。
さて、営業政策上、指定管理先や後援事業などに忙しい新聞各社や美術雑誌
などがどう取り上げるのか。
この素晴らしい、刺激的な展覧会がどのように受け止められるか楽しみです。

(注)
きみは現実に人間に対する愛をもって行動し、方針を決めうるとぼくは思う
が、しかしきみはどうしようというのか?
(「ファン・ゴッホ書簡全集 5」みすず書房 P1767 の最後)

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2 今日の言葉
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アートとは何か。表現とは何か。それは、まだ混沌(こんとん)としていて
形にはなっていない「時代」と切り結んでいく作業だと思います。
私の仕事は声高にメッセージを掲げることではないのですが、ただ、アート
が背負う宿命、つまり時代がはらんでいる問題や新しい真実を提示する表現
を形にしなくてはならないと思っています。
私が今続けている写真出版は、私の中では仕事というより活動であると言え
るかもしれません。
もちろん自分の出版社を存続させていく努力は怠りませんが、若い写真家の
素晴らしい一冊の写真集が閉塞(へいそく)感に風穴を開ける
という実感は、責任を果たす喜びに近いものです。

姫野希美「赤々舎」発行人

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