新しい年を迎えました。スタッフ共々によろしくお願いします。

あまりにも過重な仕事でご心配をおかけしています。お年賀にもそのことを多くの方に書いていただきました。ありがたいことです。

体調としても経営としても、いろいろ問題を抱え、解決しなければならないことも多いのですが、
でも、感謝の気持ちを遥かに強く感じています。最近、親しい方が私の行動を評して「天が見ている」と言われました。

何を成すにも多くの皆さんの助けをいただき、関わる作家さんたちとも特別に豊かな絆を感じています。
日々連なってギャラリーの「今」があり、基金の「今」があり、それぞれの日々。見えざる手に導かれていることを感じます。

年明けの2日から4日まで東京にいる長男・剛の家族4人と次男・陽の家族3人と私。8人で初めての旅行をしました。
孫の響子(高1)英里夏(小5)と迪(1歳9か月)は初対面でした。
迪は手を繋いでもらって姉たちの一歩に四歩、走るように嬉しそうでした。

全てアートを巡るスケジュールでプランは詳細に陽が立案。鉄道、バス、船、タクシー、徒歩と流れるように、無事に自宅に戻ってきました。
1日目
高松市栗林公園 — 川島猛アートファクトリー(亀水町) — 小豆島 — ヤマロク醤油(醤油蔵見学) — 「大きな曲面のある小屋」 — 「石の島の石」 — バス停のオブジェ(佛歯寺) 小豆島は島田陽の作品巡りでした。

2日目
豊島 — 豊島美術館 — 豊島横尾館 — 犬島(犬島精錬所美術館) — 直島へ 宮浦港周辺散策 つつじ莊(泊)

3日目
浜辺を散歩しながらベネッセハウスミュージアム — 地中美術館 — 本村エリア(家プロジェクト)などをそれぞれ別行動しながら楽しみました。

何よりのことでした。

そして翌日、5日には厳寒の盛岡から沢村澄子さんをお迎えして現場制作に立ち合い。記念すべき年の幕が上がりました。
家族のこと、ギャラリーの日々を積み重ねてくれた歴代のスタッフたち。出会った作家の皆さん。お客さま。会員や寄付者やサポーターの皆さん。それぞれが、ありえないことが、ここにある。と思えてなりません。

世代を問わず、時代を問わず、長い一生だろうが、短い一生だろうが、
一日一日を自分なりに生きる。それを積み重ねる。(略)
それだけが唯一の希望の源泉、と私は思うのです。(柳原和子)
後藤正治「節義のために」P335より
書けば、それを誇っているように感じられるかもしれません。
しかし柳原和子さんの言葉のように「積み重ねる。それだけが唯一の希望」であることを、私たちの行いで伝えたいと思うのです。

40周年に開催予定の展覧会についての概ねのスケジュールは次のようです。

2月 築山有城 福島千佳* 加藤竜*
3月 榊原メグミ 寺田眞理子* 河本和子 川島猛 大塚温子 サイモン・エヴェリントン
4月 藤本由紀夫*
5月 上村亮太 笹田敬子 中辻悦子・元永紅子・川嶋守彦三人展 奥田善巳 森本秀樹
6月 榎忠
7月 井上よう子 南野佳英* 堀尾貞治 ミニアチュール神戸2018
8月 WAKKUN
9月 日下部直起 倉富泰子* 荒木きよこ 重松あゆみ 松浦孝之 須浜智子
10月 河合美和 住谷重光* 小曽根環 山村幸則 落直子
11月 伊津野雄二 松村光秀 植松永次 坪谷令子
12月 石井一男 須飼秀和 山内雅夫 林哲夫

開催月については概略です。*は初めて登場して下さる作家。

私たちの歩みを振り返りながら理念や姿勢を感じていただくことを大切にしています。この年そのものは節目であるにすぎなく、こうもり列車の通過点であるともいえます。

いつ来ていただいても何か感じてただける見応えある場であるように、それぞれに心を込めて準備させていただきます。