「 Now’s the time to go 」

恒例の「ミニアチュール神戸展」の季節が巡ってきました。毎年、テーマを設定して新作で挑んでいただいています。
「Wish2011」「Slowly ‘12」「Cadeau’13」「Change’14」「ホワイボン‘15」とテーマは変遷してきました。今年は「Now’s the time to go? いまこそわたれわたり鳥」がテーマです。宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」の中の言葉です。ジョバンニとカンパネルラが、ほんとうのしあわせを求めて銀河鉄道に乗っています。高い櫓の上にいる男が青い旗を振り「今こそ渡れ、渡り鳥!」「今こそ渡れ、渡り鳥!」と叫ぶと幾万という鳥が空を駆けます。私たちも希望無き時代にそれぞれが「希望」に向かって歩まねばなりません。私は必要であれば「赤信号を渡る」ことを躊躇しません。
しかし尊敬する詩人の杉山平一さんは、それぞれの時代に「信号」をテーマに書いておられますが、1990年の「青」ではとおく 小さなイチゴのように灯る 赤信号も 私が近づけば 青になる 青にしてみせるジョバンニが見た渡り鳥の大群 Now’s the time to go! 銀河鉄道のターミナルがみんなの希望でありますように。

Time and a half greater than my image 1.5倍の力

このところ不思議で仕方がないことが続く。
やりたいことをイメージし、その事を起こそうとすると、それが1.5倍くらいの規模となり、無理やりではなく、怖いくらいに、自然に私の枠をこえて拡がり、深まり、しかもそれが実現していく。それは私がしているのではなく、関わった人たちが私のイメージをどんどん拡げてくれる。また、そのQualityが素晴らしい。だからやる以外の選択肢はないのです。場、人、お金の責任を持つ。そして発信する。その人たちははっきりした目標とゴールが見えているから心に火がついているのです。「なぜそこまでできるの?」と問えば、「私にとってこのことは社会への窓なのです」と答えました。それはただ窓の外を見ていることではなく「こうありたい」という未来への道を見ているのでしょう。
ではなぜTime and halfでDoubleではないのか、暴走ではなく自爆になるから。
七十にして心の欲する所に従って矩(のり)を踰(こ)えず。(孔子「論語」)
みんなが「1.5倍の力」で拡げてくれたものを現実のものにしてくださるのは支えてくださる皆さんの力なのです。