「足し算」「引き算」と「ゼロを目指す」話しを書いてきた。
昨年来、初歩的なブロークンな英会話しか出来ない私がにわかに国際的になってきた。
途切れなく外国人のインターンを受け入れ(みんな日本語が上手)、海外からのコンタクトが増えてギャラリー島田の作家を海外で紹介したいという流れが出来つつある。こちらが仕掛けているわけではなく、ギャラリー島田という磁場が引き寄せているようだ。そうした海外プロジェクトの打ち合わせの中で言われてなるほどと思ったことがある。

ギャラリーには「種を蒔く」ところと「刈り取る」ところがある。ギャラリー島田は「種を蒔く」ところですね。

それはそうだと思う。勿論のこと収穫もするが他人が育てたものは縁がないかぎりこちらから手を出すことはあまりなく、うちで育った作家を囲い込むこともない。

種を蒔くのは自分の地ということになるが、どうもそれだけには止まっていないようで、眼にはいる地すべてに手をいれ、土壌を改良し、耕作に適するように計らっているような「余計なお世話」をしている気もする。神戸ビエンナーレの「STOP & CHANGE」などは荒地をひたすら整地しているだけで種を蒔くのも刈り取るのも次世代の人たちであることを願ってのことです。

書き物に追われています。
・ 阪神大震災は市民社会をどのようにして拓いてきたのか
・ ギャラリー島田とはそもそも何なのか
・ 加川広重巨大絵画プロジェクトが果したこと、そして今後
それぞれが5月、6月に刊行されます。

神戸ビエンナーレ「STOP & CHANGE」活動から見えてきたこと
これは所薫子さんの「高塚門扉」の会報のために書いていますが、その後にさらに手を加えてまとめたら発表します。

ギャラリー経営の氷河期で、多くの画廊が閉廊へ追い込まれているのですが、無謀にも新しいギャラリースペースをオープンすることにしました。ギャラリー島田Quatre(仮称)。ギャラリー島田Deuxの南隣です。Quatreとはイタリア語で4番目。では3番目Toroisは?
ギャラリー島田Toroisとはギャラリー島田のスタッフblogです。

わたしたちの航海の行く末は見えません。希望の島なのか絶壁に向かっているのか。私の関わっていることの全てが創造的な挑戦です。ここからまた生まれるものや、事(こと)を見てみたいです。三人目の孫の誕生とともに三番目のギャラリーを育てるのも悪くないです。