嫌なこと聞いたら、その耳を洗え

 新聞も、TVも、見たくないこと、聞きたくないことばかりですね。人の幸せよりも不幸が好きなのも世の常で、ゴシップや大衆迎合の記事を書くメディアを、むかしはイェロー・ジャーナリズムと呼んで、ちゃんとしたメディアと区別していたのですが、イェロー・ジャーナリズムが死語になってしまいました。みんなその範疇になってしまったから。  嫌なことといえば、東京の画家NSさんから相談を受けました。ある企画公募展に応募したけど、展覧会も開かれず、作品も返却されない、なんとかして欲しいとのこと。よく聞くと、怪しい企画だ。「なんでこんな怪しい企画にのったの?」と聞くと「推薦者に灰谷健二郎、審査員に窪島誠一郎の名前があったから」とのこと。たしかに公募の用紙に故・山本芳樹さんの名前もある。でも灰谷先生の名前が間違っている。お二人に確認すると、勝手に名前を使われて不愉快だと、早速、アクションを起して下さった。主催者の西宮に家がある画家の名前も判明した。あとは作品を取り戻す手はずだ。  私のところにも鶯さんのところにも怪しげな詐欺商法の葉書がまいこんだり、おれおれ詐欺が横行している。眼に余る卑劣な振る舞いである。皆さんご用心。私に関しても色々言われているらしい。忠告して下さる方もあります。でも、関わりあっている暇がありません。信じる道を行くほかありません。
    いやなこと きいたら
      その“みみ”をあらえ
    いやなものをみたら
      その“ひとみ”をあらえ
    いやしいおもいわいたら
      その“こころ”をあらえ
    そして  あしは どろあしのままで
    どろあしのままで  いきてゆけ
      Go With Muddy FeeT!