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ギャラリー島田&アートサポートセンター神戸メールマガジン			
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■第34号 CONTENTS 
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@蝙蝠日記  「多田智満子さん三途の川を虹の架け橋で渡る」
A展覧会info 「田中美和展」 2/14(金)〜20(木)
BASK     第59回火曜サロン「映画月光の夏観賞会」  2/18(火)
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■■■ 蝙 蝠  日 記 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■  

「多田智満子さん三途の川を虹の架け橋で渡る」
 
 詩人で、現代を代表する明晰な知性をもつ文学者であった多田智満子さんが1月23
日午前8時58分にお亡くなりになった。72才でした。
この日、神戸から東の空をながめると六甲山系から大阪湾にかけて見事な七色の虹
が壮大に掛かったという。
 生前最後の出版となった秀逸なエッセイ集「犬隠しの庭」(平凡社)に「虹が水
を飲みにくる」という項がある。
虹ほど美しく、静かな夢想をさそうものがあるだろうか、と虹を讃えたあと「雨上
がりの夕刻、川向こうの東の稜線に片脚をおき、片脚を広大な桑畑の果てにおいて、
ぐっと上半身をのりだしたような、すばらしくスケールの大きな、美しい虹。
それは天に高々とかかる七色の巨大な円弧のなかに人の世をそっくり包みこんで、
どこか遠い山の彼方、この世の彼方へ、すっと運び去るかのようであった」と書く。
六甲の稜線に片脚をおき、片脚を広大な大阪湾においてと亡くなられた23日の情景
にそのまま読みかえられる。
心を通い合わせた澁澤龍彦さんがハレー彗星の壮大な箒尾にのって天空の星に「帰
一」したと多田さんが語ったように、多田さんも壮大な虹の架け橋で、三途の川を
7日かけてわたり天空の星に帰一したに違いない。

 中国では虹は龍に喩えられる。私は龍となって、彗星の箒尾にのって昇天した澁
澤龍彦を追う多田智満子さんの姿を瞼に浮かべる。
 
多田さんの大事な思い出については画廊通信3月号に書きました。ご覧下さい。


□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□■ 展覧会のご案内 ■□□□□
               
■田中美和展				 2/14(金)〜20(木)
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田中美和さんのギャラリー島田、初個展です。

 田中さんの作品を一言で表現するとすれば、五体五感で感じる、伸びやかで、し
なやかな抽象と言えるかもしれません。その感性は、明るい光に満ちた六甲山、瀬
戸内海の風光と無縁ではないでしょう。
そうした自然から触発されるイメージを、豊かな色彩で、線として、面として、流
れとして構成したもので、それを田中美和というアンプ(増幅器)で発信したもの
です。昨年12月27日の神戸新聞「現代美術の中の絵画」で三上美喜男記者が大きく
紹介していたので、ご記憶の方もあるかもしれません。こんな時代だからこそ、田
中さんの発散する豊かな情感に、ゆったりと浸っていたいものです。

田中美和 Profile 
1960年 神戸市に生まれる。 
1984年 京都市立芸術大学美術学部油画科卒業 
1987年 アート・ナウ'87 兵庫県立近代美術館(神戸) 
1988年 臨海芸術・88年の位相展 村松画廊(東京) 
1989年 つかアニュアル-つかしんホール(伊丹) 
1992年 兵庫の美術家 兵庫県立近代美術館(神戸) 
1994年 画廊の視点 大阪府立現代美術センター(大阪) 
1995年 ペインタリネス ギャラリー白(大阪)
	VOCA展 上野の森美術館(東京)
	その他 個展多数 
     

*火曜日は〜18:00 *最終日2/20は〜17:00
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□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□■アートサポートセンター神戸□■■

■第59回火曜サロン 映画「月光の夏」鑑賞会    2/18(火)
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−−−−−−戦争に加担するのではなく、平和を実現する努力を−−−−−−−−

昨年11月、神戸松方ホールで、中西和久さんのひとり芝居「ピアノの話」を見まし
た。知覧の特攻基地から飛び立つピアニスト志望の若き特攻隊員がせめて今生の別
れにと、ピアノを探し歩いて佐賀県の鳥栖小学校を訪ねあて、そのピアノでヴェー
トーヴェンの幻想ソナタ「月光」を弾いた話です。
 その後、ギャラリー島田で発表している画家、福島清さんが、同じテーマの映画
「月光の夏」のビデオを届けてくれました。原作、毛利恒之、監督 神山征二郎。
ここに戦争の無意味さ、悲惨さが凝縮されています。
 ただ単なる「戦争反対」では「平和ボケ」と言われても仕方がありません。
戦争をするより、平和を守るほうがよほど困難な道であり、粘り強い努力が必要な
ことは論を待ちません。
この、ただならぬ状況の中で、たとえ局地的なものであれ、起こしてはならないこ
とを、この映画を見て確認しましょう。
               

18:15〜20:15  *無料 			★予約受付中です。
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*豊富なチャンネルを通じてお手持ちの作品の販売仲介、買い取りなどさせて頂き
 ます。お気軽にご相談ください。
 
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