mapu展

「すでにそこにあるもの」
がむしゃらに何かを求めていた。
欠けたピースを埋めることばかりに躍起になっていた。
ふと、今になって気づく。
家族で食卓を囲むとき、穏やかな緑の木々やあたたかいベッドの中で。
大切なものは、すべて自分の中にあった。

Mapu

明るく大らかな感性が屈託のない世界を表出してきた。それは内面を問わないということではなく、屈折を抱えても揺らがないということだ。しかし、今、私達は揺らがねばならない今を生きている.昨年の個展での私の言葉である。それに応えて、自分の内面へとmapuは向った。大切なものはすべてはそこにあった。そこで足りているということではない。揺らぐ網膜の向こうの不確かな形象を抱えた自分を見つめ返す自分がそこにいる。

島田 誠

◆1F deuxにて 12:00~19:00
※火曜日は~18:00、最終日は~17:00まで。